一晩中飲みあかす仲間
2011年12月05日 月曜日
杉並私立保育園園長会で、多摩市の保育園に視察見学に行きました。訪問した園はキリスト教を基に同法人で3園運営し、子ども達に礼拝の時間を設定しいます。園長先生は牧師さんで、クリスマスが近いこともあって子ども達と一緒に讃美歌の練習をしていました。また、3~5歳児は異年齢で過ごしている園で、グループ活動も盛んに行われていました。
園庭で遊んでいる子ども達を保育者は、近づきすぎずに「見守っている」ところが印象的でした。
給食の特徴として調理室に年間10回、有名ホテルで日本食を作っているプロが来てくれ、だしの取り方や盛り付けなど食材を生かすためのアドバイスをしてくれます。5人で子ども160食、大人40食の合わせて200食を調理しています。食育として、田植え稲刈り、芋ほり、野菜栽培をして子どもがクッキングを行います。
保育者同士の資質向上の方法として、午前中の保育の時間に各クラスの職員がビデオ撮影をして、昼寝の時間に他のクラスやグループの職員が集まって、職員の動きや子どもとの関わり、おもちゃの環境が子どもにあっているかを語り合っています。
3~5歳児の異年齢グループが4つありますので、保育実践について職員が昼休みに情報交換を頻繁に行ってお互いに学びあっています。また、3園の職員が年3回集まって、研修会を開いて園の保育理念を徹底し職員階層別の研修を重ねながら、個々の職員の保育の発達育成にも目を配っています。複数園では理念や方針を全職員で共有化することが課題になっているようです。
圧巻なのは、おやじの会の活動が活発なことで毎年もハム作りを行っています。この活動は25年間続いていて、伊勢原のf養豚農家で、ロースハム、ベーコン、ソーセージを合わせて200個作ります。1泊2日のハム作りになるので、数十人の父親が保育園に泊まって宴会をしながら、桜チップの火の管理を一晩中行って語り合っているそうです。
また、夏は「泡の会」と称しておいしいビールを飲む講習会を行っています。ビール会社に勤めている卒園児の保護者から、ビールの話をしてもらいながら宴会をして親交を深めているのです。園庭の大型遊具も大工さんのアドバイスを受けながら、長野のヒノキを活用しておやじの会で製造・メンテナンスをして、父親から次世代の父親への伝承が上手に行われているのです。
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