土曜日はイタリアンでランチ
2011年12月19日 月曜日
東京多摩市にある保育園が6年間の編纂期間を経て、『乳児の発達と保育』という本を出版したので見学に行ってきました。0歳児からの発達過程について写真を織り交ぜながら解りやすく構成しています。育子園も購入して活用していますが、写真と短文を見るだけで子どもの発達過程順序が把握できる本に仕上がっています。一冊の本ができるには、この20倍の写真と文章と10人の職員が関わって作られたました。
本の完成後、編集作業にかかわることによって職員の保育の質が格段に高まり、次期園長になっても良い人材ができたことが良かったと園長先生はおっしゃていました。子どもは年齢で発達するのではありません、子どもによって発達の区分が違うのでこの本があれば、親も安心して育児ができると思います。
保育園内は様々な装飾品で環境構成されています。出窓のある廊下には、3~5歳児グループの協同工作「園庭であそぶ」が小枝やドングリで上手に加工して作ってありました。また、各保育室の入口には季節を感じさせるオブジェ等が飾られていて、安らぎの空間になっていました。
保育園の隣接地に、「きっちん カラーカ」という洒落たイタリアレストランと内科小児科クリニックが1階にある、コーポラティブハウス23世帯の建物があります。昼食はそのレストランで頂いたのですが、園長先生の奥様が経営されています。家具はタモ材の特注品、壁天井は珪藻土、設計も元保護者によるものです。毎週土曜日、職員はランチをこのレストランで食べてゆったりとした時間を過ごしているそうです。育子園でも食数が足らない日は、近所のラーメン屋さんへいそいそと出かけますが…。
多摩市には保育園が20園あり、多摩市保育協議会を結成して多摩地域の保育の質を向上させる取り組みを行っています。「多摩の保育が変われば日本の保育が変わる」という意気込みで、障害児保育、主任、看護師、栄養士の部会を行っています。看護師部会では夜間に年間8回の研修を大学教授に来てもらって話し合いを重ねています。このように各地域で保育園同士が胸襟を開いて保育の話し合いを深めていくことで、子どもにとって居心地の良い保育環境が設定できます。
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