◆11月20日(月)の子どもたち
2023年11月20日 月曜日
◆友達と自分 (つぼみ)
園庭に行く前のミッキー体操、だいぶ踊れるようになりました。準備体操をし靴下や上着を着て園庭に行く準備です。
「◯◯くーん(ちゃーん)」と名前を呼びながら帽子を渡していると、別の子の帽子を持っていってしまった△ちゃんがいました。「それは◇ちゃんのだよ。わかるかな?どこかなー?」と◇ちゃんを探し始めた△ちゃん。顔と名前が一致しているか不確かでしたが、探そうとしているのはわかりました。しばらく様子を見ているとまだ探していて、「◇ちゃんいたよー!」と一瞬目に入ったときに言うと、タタタターと近寄り渡すことができミッションクリアです。
帽子、靴下の準備が終わると次は靴。靴下も自分の物がだんだんとわかってきて、靴も自分で出そうとして混雑状態の下駄箱前。いろんなものの認識が高まっているつぼみ組です。
園庭では散歩カーに乗ったのを覚えていた☆ちゃん。散歩カーが発車すると「ぼくものせて」と集まってくるつぼみ組の子どもたち。満足すればまた遊びに出掛けていきます。ひと遊びしてまた戻ってきて乗って、時々押してと色んな遊び方で楽しんている子どもたちです。
(K.E)
◆つながってるのかな?(ふじ)
週が明け、園庭にはさらに落ち葉が増えていました。地面に落ちているのは落ち葉だけでなく、枝、木の実も落ちていて、気になるものがあれば拾っている姿があります。
葉が落ちてくるのを見ながら、風を感じている子もいました。「かぜ、あるね」と友達に伝えながら靴を履いている姿が可愛かったです。
落ち葉に二つ穴を開けて顔を作ってみました。
子ども達は「あ!」と言って、その落ち葉を貰ってくれます。
喜んでくれた!と思ったのも束の間、直ぐにその落ち葉は木の穴の中に入れられてしまいました。
そんなやり取りを見ていた○くんが、落ち葉の入った穴の中を覗き込みます。
自分も落ち葉を探してきて、穴の中の入れるのを繰り返しました。
2、3枚入れると、落ち葉を入れた穴とは別の下の方にある穴を覗き込みました。
おそらく、○くんは穴は繋がっていて、上の穴から入れた葉は下の穴から出てくるであろうと思っていたのでしょう。
下の穴を覗いても落ち葉が見えず、「あれ?」の表情をしていました。
不思議に思ったのか、また上の方の穴から落ち葉を入れては下の穴を確認。
それでも落ち葉が見えないので、次は長い枝を持ってきて穴の中に入れ始めました。
玩具の紐通しのように穴の中に枝を入れては、もう一つの穴を確認。
頑張ってもなかなか枝が出てこないので、少しイライラしたもどかしそうな様子もありました。
手伝ってあげようかと思いましたが、○くんの学びの最中だと思い、最後まで見守ってみました。
あれ?もしかして、つながっていないのかも?と気づきを得たとき、ちょうど救急車のサイレンが鳴って音が聞こえる方に走っていった○くん。
今日の◯くんの穴の研究はここまでとなりましたが、こんなにもじっくり探求しようとする力があることに驚きました。
今日の経験が、また今後の遊びに繋がってくるかと思うと、これからどのような姿を見せてくれるのだろう、とわくわくしました。
M.S
◆かくれんぼするもの、よっといで (きく・たんぽぽ)
ゾンビごっこで盛り上がったり、二人で同じバッグを持って、「お出かけ行ってくるね。」と、友だちと遊びを楽しむ姿があちこちで見られる賑やかな週明けです。
朝のおやつのひとコマ。配膳台で、順番におやつをもらうために並ぶのですが、「あっ、ここ空いてる。」と並んでいた二人の間に入ってきた◎ちゃん。並んでいるところに、間に入り込んでしまうことは、よくあることなのですが、周りから見ると、割り込んだように見えますが、入ったその子からしたら、割り込んだ訳ではなくて、「空いてるからそこに入った」だけなんだなと、子どもの目線は大人と全然違うことに改めて気づき、面白いな、そして、大人の視点で決めつけてはいけないなと感じました。
たんぽぽぐみでは、園庭に出る前にひとゲーム。いつもは園庭でしているかくれんぼを今日はお部屋でやってみます。
まずは、保育士が隠れます。子どもたちは廊下に出て、待機。「先生たち、隠れるのとっても上手だから、皆うまく探せるかな?」と言うと、「うん!」とニヤニヤ。「いーち、にーい・・・」と10まで数えて、「もーいーかい?」ニヤニヤしながら、部屋へ入っていき、テーブルの下に隠れた保育士を次々発見。
「今度は、みんなが隠れてみる?先生みたいに上手に隠れられるかなあ?」と言うと、「できるよ!」と自信満々の表情。保育士が廊下に出ていくと、急いで隠れ場所を探します。棚の影や、おままごとの一角、ソファに伏せてみたり。。顔を伏せて隠せば、隠れられてると思っている子が多く、長椅子の上に腹ばいに伏せて、丸見えなのには笑ってしまいました。その後も半分に分かれて、子ども同士で隠れたり、探したり、普段園庭ではやったことがない子達も楽しむことができました。
お友だちに見つけられてしまい、「まだここに隠れたい~。」と泣いた☆ちゃんにも、今度はお外でかくれんぼの続きをしようかと声をかけて、外に出ました。
園庭に出ると、この週末で、一気に色づいた葉がたくさん落ちていました。風が強く、少し寒く感じるほど。でも、そのおかげで、けやきの葉が、ぴゅーっと風に舞い、雪のようです。○ちゃんが「見てー!葉っぱが飛んでるー。」と教えてくれました。
かくれんぼの続きをしたり、鉄棒に縄を結んで、ブランコをしたり、落ち葉拾いにだんごむし探しも。。キレイに色づいた園庭で、それぞれの遊びを楽しんでいます。
(T.M)
◆苦手なこと (うみグループ)
週明け月曜日。
今日は体調不良の子が多く、全員で30名でした。
先週に引き続き、遠足の印象画をクレパスで描きました。少し日が開いてしまったため、「遠足覚えてる?」と子ども達に聞いてみると、「うん!覚えてるよ!」とそれぞれが感じた遠足を頭に思い浮かべているようでした。
お絵描きに苦手意識がある年中◎くん。遠足の思い出はあるけれど、大きい画用紙を前にすると「難しい…」と描くのを躊躇しています。少し遠くから見守っていると、何か描いた後はありますが必死に消しゴムで消そうとしていました。「何描こうと思ったの?」と聞いてみると、「階段。でも失敗しちゃって…」と落ち込んでいる様子の◎くん。描きたい気持ちになれるまで少し待ってみることにしました。
制作やお絵描きが大好きな年少◇ちゃん。初めはスラスラと自分の顔を描き始めた◇ちゃんでしたが、描きたいもの(お弁当)がなかなか描き出せず苦戦していました。お弁当のイラストが載っている絵本を見てみたり友達の助言を聞いたりしますが、「出来ない」と自信がなくなり、途中まで描いて終わりにすることにしました。
二人の姿から、上手に描きたいという気持ち、上手く描けるかなぁ、失敗したらどうしようという心配な気持ち…さまざまな気持ちが伝わってきました。他の場面でも、子ども達それぞれに得意なこと、苦手なことがあると思います。得意なこと・好きなことにはとことん自信を持って取り組めるよう、苦手だなと思うことにもチャレンジしてみようと思えるような声掛け・関わりをしていきたいと感じさせていただきました。
(M・Y)
◆色んな発見です。(にじグループ)
早いもので11月も後半に差し掛かりました。日々、お仕事をしている方々にありがとうを伝える機会を持っています。
色紙にちょっとした制作をしてメッセージを添え、プレゼントしています。
今日は、そんな制作をしてみました。興味を持った子で集まって作成していきますが、形を組み合わせて「リボンになったよー」なんて発見もありました。
活動の中でも、さまざまな発見を見つけられる子どもたち。
日々の中でも、アンテナをはっている子どもたちの姿は尊敬です。
心地よい天気の中で、園庭でも楽しんだ子どもたち。
今日は、保育士体験の親御さんもいらっしゃり、また一層に楽しそうな姿がありました。U.A
◆風邪の話 (そらグループ)
今日のそらGは11人欠席の27人。
秋を越し、急に冬になったせいか体調を崩す子(保護者も然り)が増加しています。
寒くなってきたこともあり、給食時に水を入れない子もチラホラ…普段からあまり水を口にしなくなった子が増えてきています。
水を飲むことも選択制の中に入っているので、無理に勧めることはしませんが、水を飲む大切さは伝えています。
なぜ水を飲まないかを聞いてみると
「寒いから」
「暑くないし熱中症にはならないから飲まない」
などの答えが返ってきました。
※夏は熱中症対策の為、水を飲む事が大切だと伝えていき。子どもたちもその知識が身についています。
では、冬に水を飲むことでいいことは何か…
それは熱中症予防ではなく"風邪予防"。
「なんで風邪なの?」「水は薬じゃないじゃん」
と中々いい返しが来ました。
治療(薬)と予防(水)の違いについて
寒くなると乾燥をすること
乾燥ってなぁに?
乾燥すると風邪菌を外に出す力(咳や痰)が弱くなってしまうこと
乾燥しないためには水が必要なこと
身体の中の話を簡単に説明しました。
大まかに理解出来た子もいればまだまだ難しい子もいます。
けれど、とりあえずは風邪予防には、手洗い・うがい・水分補給。
これだけ覚えて、「熱中症対策=水を飲む」のように定着していければと思います。
(予防する手立ては沢山ありますが、今日のところはこれまで)
まだまだ風邪の大本番はこれから。元気に過ごせる日が1日でも多くあるように一緒に意識していきます。
(I・K)
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