◆11月13日(月)の子どもたち
2023年11月13日 月曜日
◆寒いけど今日も元気!! (つぼみ)
今日はとっても寒かったので、おひさまが出て来るのを待って、園庭に遊びに行きました。
用意して頂いた上着を来て、いざ園庭に出発。
上着というアイテムが増えただけですが、その姿がお兄さんお姉さんに見えてくるから不思議です。
子どもたちは時々触るおもちゃの冷たさにびっくりすることはありつつも、元気に園庭で遊んでいました。
遊んでいる途中で、「寒いね」と子どもに声をかけると、「ねぇ」と笑って首を傾けたり、ただ笑って答えてくれたりと、『寒い』の意味は分からずとも、保育士との言葉のやり取りが楽しめるようになってきているようです。
これからが冬本番。
冬だからこそできる遊びが沢山待っています。
子どもたちと言葉のやり取りを取り入れながら、冬ならではの遊びを存分に楽しみたいと思います。(E.Y)
◆お気に入りの場所 (ふじ)
あまりの寒さに上着(ジャンパー)を着て園庭に出ることにしました。
上着が入っているカゴを子ども達の前に持ってくると、「自分のはどこかな~」と手を伸ばす子ども達。自分のとは全然違う上着を持ってきて、保育者に渡してくる子もいましたが、ちゃんと自分の上着の色を覚えていて、似たような上着を持ってく来る子もいました。
上着が無かった子は上に一枚長袖を着るなどして園庭遊びをしました。
いつもの園庭準備(帽子と靴下)に上着が加わってバタバタしましたが、上着を着ることもこれから慣れていってほしいです。
なんでも自分のことをやりたい気持ちが育ってきているので、きっと上着も自分たちで「やろう!」となるのではないか、と期待しています。
ここのところ、ふじ組の子ども達にとってお気に入りの場所があります。
それは、コンビネーション遊具のトンネルの上にある空間です。
トランポリンを経由して自分でよじ登ってたどり着く場所です。
足を掛けながらよじ登っている姿を見ると「ここに行きたい!」という強い気持ちが伝わってきて、嬉しくなる瞬間でもあります。
今日もそのお気に入りの場所に子ども達が集まっていました。
数人集まると「おばけだぞ~」となりきり遊びを楽しむ姿がありました。
そんな姿を見て「私も行きたい」と保育者に伝えてくる子、よじ登っている様子をじーっと見つめている子がいます。
友だちの姿を見て「やりたい」気持ちが膨らむのも集団生活ならではだと思います。
そんな場面を大切にしていきたいものです。
M.S
◆ステップアップ (きく・たんぽぽ)
先週から始まったお盆を使用しての給食。『見て〜上手でしょ?』『もうできるんだー!』等、得意げな様子。散歩では散歩カーを使わない時もあったりと子ども達は少しずつステップアップし、色々なことに挑戦する中で様々なことができるようになってきました。
今日の身体測定では、測定をする前に看護師に『おねがいします』と言う子がちらほら…終わった後には『ありがとうございました!』とお礼をする姿も見られました。「ご挨拶してみようか?」「ありがとう言えるかな?」等と声を掛けられていたのもありますが、嬉しそうに、時には恥ずかしそうにしながらもしっかり言葉にして伝えられていました。お礼を言われた看護士も「はい、ありがとうございます」と笑顔。その笑顔に子ども達もつられてまた笑顔。素敵な連鎖が起きていました。
園庭ではウォールクライミングに大勢集まり、順番に挑戦している様子がありました。『がんばれーがんばれー』と心地よいリズムの応援に後押しされ、1人ずつ順番に登ってます。その声が大きな力となり挑戦した◯くん…みんなに見守られながら見事1人で登り切った姿を初めて見ることができました。最後の最後でお腹が引っかかり身動きできず、少しばかり保育士の手を借りる場面がありましたが、99%◯くんの力なのは変わりません。涙を流しながらも登れたことにホッとする◯くんですが、◯くんの挑戦はここで終わりではありませんでした。
ウォールクライミングを登った先にある吊り橋(登り棒もありますが高難易度)を渡らなければ降りることができません。早速吊り橋に足を踏み入れた◯くん…一歩二歩とスタートはよかったものの、揺れや高さから徐々に恐怖心が増し『怖いよー』と再び涙…「降りてもいいんだよ」「大丈夫だよ」「ムリしないでいいよ」等、沢山の優しい声がある中「ここに先生いるからゆっくりおいで。一緒にいるからね」という声の援助を選んだ◯くん。きっと、怖くて早く降りたいけれどやっと登れた嬉しさもあり、最後まで頑張りたいという気持ちがあったのかなと思いました。◯くん、一歩一歩ゆっくり進み始め、しっかり最後までやり遂げました。渡り終わった後は照れ隠しなのか飄々とした様子。「◯くん、凄いね!」と声を掛けても、え?何が?と言っているかのような澄ました表情を浮かべていました。
お盆を使ったり測定時にはお礼を伝えたりウォールクライミングも頑張ったりと様々な面で大きく進んでいる子ども達です。
自分のことのように友だちを応援する姿もまた素敵。
今日もまた良い瞬間を見られたそんな日でした。
そして、身体を思いっきり使ってたくさん楽しませてくださった△ちゃんのお父さん…保育士体験に来てくださり、今日はありがとうございました。
K・E
◆ゲーム遊び (うみグループ)
今日は、各ゾーン毎の遊びの他、子どもたちのリクエストにこたえゲーム遊びを行いました。
今回提供した遊びは、身体をたくさん動かして遊ぶサーキットゲームです。
内容は、バランスボードの上から落ちないように進む、バランスゾーン。
並べられたフラフープを片足跳びで進む、けんけんぱゾーン。
クモの巣のように貼りめぐらせたスズランテープの道を、引っかからないように進む、クモの巣迷路と盛りだくさん。
「やってみたーい!」とたくさんの子が自発的に選択していました。
「あーあそこが難しい!もう一回!」
「もっと早くゴールするんだ!」
と目標を掲げ納得のいくまで取り組む子。
ゆっくり慎重に行い達成感を味わう子。
友達の応援に力を入れる子など参加の仕方は様々でしたが「たのしいね!」と目を輝かせる子どもたちです。
各遊びのゾーンでも子どもたちの笑顔が広がります。
先週末、意欲的にラキューを行っていた年中の〇〇ちゃん。
今日も「すごいやつ作ってママに見せるのー」と目的、意欲を持ち長時間、納得するまで行なっていました。
自分の好きな遊びを選択し、想像、探求しながら満足の行くまで行う子どもたち。
ここで得られた満足感、安心感が心の土台となり、集中力や自制心、主体性につながっていくのだなと見ていて心温まる気もちにさせられました。
これからも子どもたちが満足できる環境を大切にしていきたいです。
(T.N)
◆やっぱり楽しかったなー。遠足!(にじグループ)
グッと寒くなった週末でした。
「手が冷たいんだー」と季節の移り変わりを感じている様子も伺えました。
先週、もも、ゆり、ひまわりと遠足が終わりました。それぞれに楽しかった事を教えてくれた子どもたち。楽しかった気持ちがよく伝わりました。今日は、そんな遠足のお絵描きをしました。
それぞれに、経験した事を話しながら描き進めていたのですが、
「宝探しでさ、宝探しもうおわったのにまた宝みつけちゃったんだー」
「お弁当のみせあっこしたよねー」
「雨が降ると、お弁当はホールでたべるんだよ」
「お弁当箱は⚪︎ちゃんと一緒だったよ」
色んな声が聞こえてきます。
遠足でゲームしたことやお弁当を食べた事など、決まった経験ばかりではなくちょっとしたエピソードひとつひとつが楽しかったようです。
お絵描きを通して子どもたちの楽しかった事を聞く事ができました。
日が差していましたが、外の風はすっかり冷たくて
「あれっ!思ってたより寒ーい」と驚いていた子どもたちでした。
秋がぐっと深まっていきそうです。U.A
◆寒さに負けない (そらグループ)
一気に冬の気候になりました。
今日は朝から冷たい風が吹き、ほとんどの子がジャンバーを着ての登園。中には、マフラーや手袋をつけてきた子もいるそうです。
体調不良のお休みの子が増えてきていますので、体調の変化にお気をつけください。
子どもたちにも、手洗いとうがいの大切さを改めて伝えました。
今日はパパ先生がいらしてくれました。
お部屋に入るなり「おはよう。○○ちゃんのパパ先生だよ、よろしくね。」とそれぞれの遊びのグループに声をかけていました。お父様の丁寧な関わりと優しい雰囲気に心が温まりました。ありがとうございます。
『おしっこちょっぴりもれたろう』の読み聞かせもして頂きました。
園にはない絵本だったためか子どもたちの目が釘付け。
「面白い本だなぁ…」としみじみと感想を口にする子もいて、みんなの心を鷲掴みにしています。
11月の身体測定を終え、園庭に出ました。
冷たい風に「さむ〜」っと肩をすくめる子どもたちでしたが、そんな時は身体を動かそうと保育者が声をかける前にみんなでおいかけっこやアスレチックなどで運動遊びを楽しんでいます。
中でも最近大人気なのが、ウッドデッキ。
高さがバラバラのウッドデッキが集められコースのように並んでいます。
そこで始まったのが、ウッドデッキ鬼ごっこ。
鬼にタッチされないようにウッドデッキからウッドデッキへジャンプして渡っています。前後左右斜め、どこにでも移動できるので駆け引きが重要になってきます。
鬼の動きを見ながら自分も移動する…頭も身体も使った遊びに盛り上がりを見せていました。
最初は年長中心だったその遊びも、年長がいなくなるとそれを近くで見ていたもも組2人がその後で始めていました。年長のように、ポンポンジャンプして移動は難しいものの、1回地面におりて登って…と2人なりに楽しさを見つけ出しています。
その様子を見て、きくたんぱぽの子とふじ組の子がウッドデッキの上を行ったり来たりと走っています。もしかしたら、一緒に参加している気持ちだったのかもしれません。
年長児の遊びが、形を変えながらも下に下にとおりている、それも異年齢の素晴らしさだなと改めて感じることが出来ました。
(I・K)
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