◆11月7日(火)の子どもたち
2023年11月07日 火曜日
◆風の中で (つぼみ)
天気が怪しかったのですが太陽がでてきたので、園庭に行くことにしました。昨日からの強風でたくさんの落ち葉が集まっていたので、ぱぁ〜っと投げてみると、○くんが真似をしてやっていたのには、よく大人の動きをみているんだなと感心します。
「いーち、にーい、さーん、、、」という声が聞こえてきました。2歳クラスの子達がしっぽ取りをしていて「何をしているんだろう」と様子を伺っています。つぼみぐみの子どもたちはよく聞いてよく見ています。
気になることが増えて楽しめることもどんどん増えていくのが楽しみです。
(K.E)
◆ただのプラカップだって、大事な宝物 (ふじ)
夜中の大雨、そして朝から真っ黒な雲。今日は、園庭には行けないかな?そんな相談をしていた保育士達。子ども達は、いつも通りのミッキー体操を踊り終えるとなんだかソワソワしていました。
園庭、行かないのかな?
仲良く並んで窓の外を眺め、そんな言葉が出てきそうな姿でした。
強風で勢いよく揺れている葉っぱも、気になります。
「わぁーっ」と思わず声も出ていました。
その間、保育士達は雨雲レーダーとにらめっこ。どうやら、強風で雨雲が吹き飛んだようなのでいつも通り園庭に出ることにしました。
園庭は、強風で落ちた枝や葉っぱでいっぱいです。早速、近づいていく子がいます。
葉っぱを投げたり、集めたり、追いかけたり、風にもてあそばれなから楽しむ子ども達。
自然を肌で感じ、しっかりと遊びに変えています。
ただの透明なプラカップを、ずっと握りしめ遊んでいる☆君。
何をするわけでもないのに、まるで宝物のようにしっかりと持っていました。「貸して」と言われても、大事なので貸せません。けど、中身はからっぽ。
結局、最後まで中身はからっぽでしたが、元の場所へのお片付けはきちんとできました。
ただの透明なプラカップに見えているものも、今日は☆君にとっては大事な大事な宝物でした。
いつもの日常に隠れている子ども達の宝物をたくさん見つけていきたいと思います。(M.C)
◆「あってる?」 (きく・たんぽぽ)
朝から不安定なお天気。そして、季節外れの暖かさに、なんだか調子が狂いますが、子どもたちは今日も元気。「げんきですかー?」と声をかけると、「はーい!」とこたえてくれます。
最近、子どもたちからよく出る言葉は「あってる?」。靴を履くときは左右の確認をしながら、スプーンを持つときはいままでのように上から握って持つのではなく、下から鉛筆を持つように持てているかか確認しながら、「あってるー?」と聞きます。
全員に伝えたわけではないのですが、誰かに保育士が「靴が反対だよ。」「スプーン、こうやって持つとお兄さんみたいだよ。」などと話していたのを聞いていて、少しずつ広がっていったようです。
一方給食は、お盆チャレンジ2日目。「今日もやりたい!」とはりきっています。園庭から帰るときも、「そろそろお盆が来るかもしれないから、給食食べに行こうか。」と声をかけると、いつもよりスムーズに全員戻ってきました。
今日もちょっとドキドキのお盆。そろりそろりと慎重に真剣に運ぶ表情が可愛くも凛々しくもあります。
おかわりの時も、お盆におかわりしたいお皿を乗せて、配膳台まで持っていきます。「コップとタオルは置いていこうか。」と保育士がある子に言っているのを見て、言われなくてもちゃんとコップとお皿を置いておかわりをもらいに来る子達もいて、よく見ているなあと感心します。
「お盆で食べるとおいしいね♪」
(片付けの時に)「お盆にたくさん乗ってるから重いね。」それぞれ感じたことを教えてくれます。
以前よりも視野が広がり、友だちのこともより気になるようになり、友だちの姿や言葉を聞いて、自らやってみようとする姿が、よく見られるようになりました。お互いに影響を与え合いながら、メキメキと成長している姿が頼もしいです。
(T.M)
◆ママの作ってくれたお弁当 (もも)
昨日、
「先生、お弁当忘れちゃったよ」
と言う◯君。
今日、
「先生、お弁当持ってきたよ」
と嬉しそうな◯君。
「でもね…?」
と続きがありました。
「フォークとスプーンが無いかも。」
※早めの申告の為、確認出来ました
朝からワクワクのこども達と、ソワソワする大人達。
今日はギリギリまで遠足に向かうか審議。
出発前に降った雨や強風を考慮し、泣く泣く園内で過ごす事に決断しました。
こども達にその旨を伝え、ホールにてお楽しみの時間を設けます。
ペアリレーや、電車レース、ダンボールレースに、玉入れなど3グループで行えるものをホールで行い、グループ毎に輪になり、おやつを食べました。
一番時間をかけて勝負をしていた◯グループ。
一番バランスよく時間をかけていた◯グループ。
一番時間が掛からなかった◯グループ。
そんな結果発表を伝えていると、
「ねぇねで、誰が一位だったの?」と尋ねるこどももおりました。
おやつの時間では、ビスケットを配っていきました。
「隣の人に渡してね」
と伝えると、途中で止まるビスケット。
「渡すんだよ」
の言葉の嵐に急いで隣の人に渡す◯さん。
全員分行き届き、
「食前感謝の言葉…」
あれ?開けられない。
「袋開けてー」と職員に持ってくる◯さん。
「僕が開けてあげるよ」
「私が開けられる」と思いやりを発揮してくれました。
お楽しみの時間(ゲーム遊びやおやつ)をしていると、お日様が顔を出し、風も穏やかになります。
急遽、時間をずらしお弁当を食べに大聖堂へ向かう事に…。
お楽しみの後ホール前に並び出すと空は青かれど、凄まじい強風がまた出てきました。
帽子も飛んでしまう程の強風に、大人の表情は曇るも、こども達の笑顔は太陽の様です。
安全を考慮し、和田周辺を散歩し、園庭で遊んだ後、ホールでお弁当を食べる事に変更しました。
今日は、雨の日用のプログラムと、イレギュラーなプログラムの双方を味わえたもも組のこども達。
いいとこ取りの一日に、
「楽しかったー」
とすれ違う大人に言っていた◯君がおりました。
本当は大聖堂まで連れて行けたら…と思いましたが、もしかしたらこっちの方が楽しい思い出になったのかもしれない…と思う1日でした。
幼児G職員一同
◆晴れると良いね (うみグループ)
今日は年少組の遠足の日です。朝から天気を心配する子どもたち。
「もも組さん、遠足行けるかな?」
「お天気になると良いね」
「雨止みますように」
そんな声が聞こえてきます。
年少児に「お弁当嬉しいね」と声をかける子もいました。笑顔で返事をする年少児たち。自分以外の人を気に掛けたり声をかける姿に嬉しくなりました。
年少組がホールへ移動し、年中・年長組は室内で過ごしました。カードゲームやロフト、ラキューやブロック等で遊びましたがとても集中していました。カードゲーム中に年長児2人が言い合いをする場面もありましたが、お互いに気持ちを伝え合い、その間「2人のお話が終わるまで待っていようよ」と一緒に遊んでいた子たちが話しているのが聞こえてきました。じっと座って2人を見守っています。
2人の話し合いに参加するのでもなく、どっちが良い・悪いと言うでもなく、ただ待つという選択をした子どもたちに感心しました。こうした場面では大人の出番はありません。本当に子どもたちは日々成長しています。
絵の具ゾーンでは、子どもたちが「秋の色はこれ」と選んだ絵の具を使い、それぞれが思い浮かべる秋を表現しました。
「赤と黄色かな」
「オレンジも秋っぽいよ」
「黄色とオレンジだけじゃ春みたいな色になった。赤と青を混ぜて少し紫色を入れたい」
イメージを浮かべ色と対話しながら滲み絵を楽しみます。
乾いた後は花や果物等のシールを貼っていきました。
最近は折り紙や絵の具で秋の色は何色だろうと話したり表現することが増えてきました。
これからも秋を感じ、様々な秋を表現して楽しみたいと思います。
O・Y
◆リズムに乗って(にじグループ)
「行ってきまーす!」と元気いっぱい笑顔いっぱいでもも組の子どもたちがリュックを背負ってホールに降りていきました。
今日はもも組遠足の日。
そのため午前中はゆり組、ひまわり組で過ごしました。
いつものように構成遊び、電車遊び、絵本を見たり。
机上ではオセロ、カードゲーム、お絵描きに制作など。
いつも通りの子どもたちの姿ですが、おままごとゾーンで遊んでいる子がいませんでした。偶々だったのかもしれませんが、人的環境の変化から見えてくる子どもたちの姿があるんだなと改めて感じました。
園庭までの時間はゲーム遊びをして過ごしました。
「キャンプだほいしたい」
「ジャンケン列車したい」
「ハンカチ落とし」
「椅子取りゲーム」
「大根抜き」
「蜘蛛の巣ゲーム」
子どもたちから沢山挙がりました。
全部は叶えられませんでしたが、リクエストの中からキャプだほい、ジャンケン列車、椅子取りゲームをやりました。
何度やっても盛り上がるキャップだほい。
お友だちと一緒が楽しいようです。
椅子取りゲームは久しぶりにやってみましたが、音楽に合わせて踊ったり、負けてしまい応援に回っても踊って応援したりと盛り上がり、終わる頃には汗をかくほど楽しんでいる子どもたちでした。
お昼寝の頃に「遠足楽しかったー」「お弁当ピッカーンだよ」と元気にもも組の子どもたちが帰ってきました。
明日はゆり組の遠足です。
てるてる坊主を作って晴れることを願っている年中、年長児の子どもたちです。(O.Y)
◆決めるって難しい (そらグループ)
風が強く天気も不安定だったので、しばらく部屋で遊んだ後に30分ほどベランダに出ました。
ひまわりだけで集まりをし『買い物の役割決め』を行いました。
(芋汁会に入れる具材の買い物を計画しています)
お財布持つ人・注文する人・受け取る人・給食室に届ける人
全部で4つの役職をつくり何をやりたいのか考えてもらいドラフト式で決めていきました。圧倒的人気はお財布係ではありましたが、決め方は子ども達に任せることに。
話し合いで決めよう…となったものの話は平行線。みんなやりたいんだから当たり前です。
途中、やっぱり違うのにするとその役職に好きなお友達がいるからという理由で、空いている所に移る子もいました。
最終的にどの話し合いも、ジャンケンをすることになり文句なしの一発勝負。
負けた…わかってる。けど悔しい…やりたかったのに…そんな気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
1番やりたかったやつでは無いかもしれないけど、芋汁を作るためには必要なこと、当日楽しんで買い物に向かえればと思います(14日を予定しています)。
その後は、ゆりも集まってダンボールの端にハサミで切込みを入れて毛糸を巻き付け、秋っぽい&冬っぽい装飾を作りました。
切り込みを入れるのに苦戦しながらもたっぷり時間を使って作り上げています。
とりあえず、巻き付けていこう精神の子や彩り豊かに何種類もの毛糸を使う子やたくさん巻きつけて厚みを出す子など様々で、それぞれ違った魅力的なものが出来上がりました。
それに、葉っぱを刺したらもっと可愛くなりそうだね(ランチテーブルに飾ってあった秋の葉がヒントになったようです)
と話す子もいて、飾りだけでなく遊びの場でも使って見たいと思います。
※ランチルームに飾ってあります
(I・K)
Posted in 園のこだわり