◆11月1日(水)の子どもたち
2023年11月01日 水曜日
◆やり過ぎさん (つぼみ)
急に賑やかになりました。
朝の受け入れ時、いつもより保育者が沢山います。
知らない人もいます。
知らない子もいます。
月が変わり新入園児が今日から4人増えました。
これで12人です。
朝の賑わいはいつもなら4月にあった様子ですが、今年の4月は静かでした。
5人スタートで始まったつぼみ組が11月になり12人に。
沢山のドラマが始まります。
一緒に大きくなりましょう。
ひと段落して園庭遊びです。
「あー!」おもわず駆け寄って証拠写真をパチリ。
やり過ぎさんを見つけました。
まぁ 通り道というか通過点というか、やった事がある子は沢山いるのですが、「始まったなぁ・・」という感想です。
これから寒くなっていく時期に、季節外れのびしょびしょ事件が起きないように気をつけます。
2歳組たちが外階段からワクワク感いっぱいの様子で下りてきました。声が一段高い感じです。
どうしてかというと空中菜園でサツマイモを掘ってきたのです。
プール脇に並べられた採れたてのサツマイモは、小さいのも大きいのも美味しそうに育っていました。
さあ、美味しそうな話題の場所に登場するのはやっぱり○ちゃんです。
園庭で遊んでいたけど、美味しい情報にピンときたのか採れたてのサツモイモに引き寄せられたようです。
このままでは食べられないけど、ちび芋を触らせてもらいました。
今年は園庭で「芋煮会」を予定しています。
つぼみ組は給食の時に出てくるかもしれません。
お楽しみはもうちょっと先ですが、秋の感触を味わいました。
明日の朝もきっと賑やかですね。(N・S)
◆お友だちの存在 (ふじ)
8時を過ぎると、続々と登園してくる子ども達。「○ちゃんきたねぇ」「△先生、☆君だよ」とお友だちや保育士の名前を覚えている子も多くなってきました。自分の遊びをじっくりと楽しんでいる子もいますが、お友だちと一緒に遊ぶことが楽しくなってきた子は、「☆くーん」と嬉しくてたまらない気持ちをからだで思いきり表現しています。それが、室内を走るという楽しみ。
この場所は、走ったらいけないということを理解している子もいるのですが、走りたい衝動が抑えられないのです。それくらい、お友だちの登園が嬉しい。
その気持ちを切り替えるために、それぞれ子ども達の好きな遊びに誘ってみます。きちんと乗っかってきてくれるのです。
ある場所では、一生懸命線路を繋げていました。線路を少し持ち上げて、すべり台に見立てて楽しんでいます。
また、ある場所ではさまざまな形のマグネットを組み合わせて家作り。途中で真ん中を覗き込み、「誰もいないなぁ」
どちらも、1人ではなくお友だちと一緒に楽しんでいます。
お友だちの存在がどんどん大きくなってきています。
園庭では、つぼみ組の子が泣いているとそっと近づいて頭をなでなで。
園庭から戻る際には、お姉さんに着替えの手伝いをしてもらいドキドキ。
同年齢のお友だちだけではなく、さまざまな年齢のお友だちとの触れ合いもたくさんできるいくじえん。
これからも、お友だちとどんな関わりを持っていくのか楽しみです。(M.C)
◆どんな色が好き?(きく・たんぽぽ)
「〇くんが描いてる!」
ままごとコーナーのちゃぶ台でごはんを食べていた△くんの声がしました。
かけつけて、見るとちゃぶ台に色鉛筆(クレヨンに近いソフト芯のもの)で描いた赤い線がくっきりとついています。そしてその先には、赤い色鉛筆を握ってニヤッと笑っている○くんがいました。
「ここにもあるよ。」「ここも描いてる。」
とテーブルやパーテーションにも赤い線がみつかりました。
色鉛筆の線で汚れたちゃぶ台でごはんを食べるのは嫌だよね。汚れたテーブルの上におえかきの紙を置いたら赤くなっちゃうね。汚れたパーテーションに触ったら服も汚れちゃうね。と落書きしたら困ることを子どもたちと一緒に考えてみました。
「拭いてあげるね。」
と△ちゃんがティッシュを持ってきてくれました。▲ちゃん、▽ちゃんも手伝ってくれました。○くんも一緒に拭き、色鉛筆の赤い線はきれいに消すことができました。
お絵かき用の紙よりも大きな紙に書いてみたいなら、、、と、おおきな模造紙をもらってきました。床の上に広げてみると、思っていた長方形の紙とは異なり、長細い巻物のような紙でした。
子どもたちにはいつもと違うタイプの新鮮な紙だったようで、興味津々で集まってきて、紙に沿って横一列に並んで、「新しい」遊びに挑戦しようとワクワクしている様子でした。
今日は園庭遊びや散歩で使えるように、お散歩バッグをつくりました。自分の好きなバッグになるように、マジックをつかって装飾をします。
「どんな色が好き?」
と歌を歌いながら問いかけると、赤、青、黄、ピンク、紫、オレンジ、緑、水色などなど、
色々な色の名前を教えてくれました。色のレパートリーも増え、好みやこだわりもあるようで楽しくなります。
マジックは、興味が大いにあるものの、ふたの扱い方などまだ慣れていないので、丁寧に関わっていきたいと思いました。
マジックを使って慎重に自分のバッグを作る子。色鉛筆で、床の上の長細い紙にダイナミックに表現する子。好きな色をつかって思い思いに楽しむことができたかなと感じました。
満足できた子から、園庭へ出ました。今度は身体を思いきり動かしてのびのびと過ごしていた子どもたちでした。(F.S)
◆盛りだくさん (うみグループ)
今日は年少◎ちゃんの誕生会を行いました。数日前から指折り数えて誕生日を迎えるのを楽しみにしていた◎ちゃん。登園時、すんなりとお父さんと離れることができ、一つ大きくなったことへの嬉しさや期待をひしひしと感じました。
誕生会では初めみんなの前に立つのを躊躇っていた◎ちゃんでしたが、年長児が「大丈夫だよ」と優しく声を掛けながらエスコートをしてくれたおかげで、前に出てくることが出来ました。恒例の質問タイムでは、緊張しながらも自分の言葉で答えようとする姿を見せてくれました。
みんなから「おめでとう!!」とたくさんお祝いの言葉を掛けてもらいとっても嬉しそうな◎ちゃん。改めて、誕生日おめでとうございます。
誕生会の後は室内と園庭で遊びました。年長児は代表で芋掘りも行ってきました。手袋を着けていざスタートです。もの凄い勢いでさつまいもの茎を引っ張ろうとする△くん。事前に茎を引っ張るのではなく土を優しく掻き分けていくのだと伝えてはいたものの、早く収穫したい一心で引っ張りたくなってしまい、ポキッとさつまいもや茎が折れてしまう場面が何度かありました。
その後もなかなかさつまいもが見つからず、他の子が収穫しているのを見てさらに焦りが出てきてしまう△くん。それでも、諦めずに最後まで探し続けた結果、大きそうなさつまいもを一つ見つけることが出来ました。見つけた喜びからすぐに引っこ抜こうとしますが、「もう少し掘ってごらん」と声を掛けると、落ち着いて大事に大事に土を掻き分けていました。さっき折れてしまったことを思い出したようです。
ついに自分でさつまいもを収穫できた△くん。自分の宝物のように大切に持ち、満足そうな表情を浮かべていたのが印象的でした。男子チームは38個、女子チームは45個とたくさんのさつまいもが収穫出来ました。約二週間ほど寝かせてから調理する予定です。みんなで秋の実りを味わいたいと思います。今日は盛りだくさんな一日でした。
(M・Y)
◆モグラのように土を掘る(にじグループ)
日中は半袖の陽気ですが今日から11月です。
今日も園庭では氷鬼をしたり、追いかけっこをしたりと元気いっぱい遊ぶ子どもたちです。
今日は年長児にミッションがありました。
それは、空中菜園のさつま芋掘り。
年長男児、年長女児にグループを分けて行いました。
年長児が掘ったさつま芋を再来週みんなで食べます。
そのために年長児には沢山掘ってもらわなければなりません。
「わかったよー!」
「掘ってくるー!」と先に年長男児が畑に行き、38個収穫してきてくれました。
次に年長女児たち。
男の子たちが38個収穫したのを聞いて、
「男の子たちよりもいっぱい掘るぞー」
「目指せ40個!」
「目指せ100個!」
「負けないんだから!」
と意気揚々で畑に向かいました。
「お芋を抜くのではなく、土を掘る」という事を聞いた女の子たちは「モグラのように掘ればいいのかな?」と楽しそうです。土を掘ってさつま芋が見えてくると「あったー!」「土を掘らなきゃ」と黙々と土を掘り返して大小さまざまなさつま芋をゲット。
お友だちと協力しながら女の子たちは45個収穫できました。
年長児が収穫したさつま芋の根っこやツルを切って保管しましたがそのお手伝いを年中、年少児が率先して行なっていました。
「これ人参の形みたいだね!」と年少◯くん。
さつま芋に触れられてとても楽しそうにお手伝いをしてくれました。再来週、みんなで食べるのが益々楽しみです。
畑には幼虫もいたりと久しぶりに土に触れた年長児。自然に触れる楽しさをさつま芋掘りを通して体験できたように感じます。
11月になり来週は遠足が待っています。
今月も子どもたちの楽しい嬉しいをたくさん共有できるように、自然物に触れる楽しさなど秋ならではの楽しみを見つけていきたいと思います。(O.Y)
◆誰もが目を奪われてく (そらグループ)
今日は保育士体験のお父様がいらして下さいました。
朝一番に集まりをし、自己紹介です。
「お仕事は何をしていますか?」
の質問に、
「ダンスをしています。」
の返答の直後、
「わー。」
と黄色い声援が沸きあがりました。
「ダンスの先生なの?」
と、ダンス教室に通っている○さん。
「そうだね、こども達じゃなくて大人の人に教えています」
の返答に、
「すごーい」
と黄色い声援。
そして、空気がひまわり畑の様に黄色く染まった後、
「今日は皆んなとダンスをしたいと思います」
とダンス教室が開かれました。
※全員参加しました
曲は、
YOASOBIの[アイドル]です。
いちご姫と葡萄娘を筆頭に、
「アイドルね」
と自分の曲を紹介されたかの様に自信満々の表情。
その曲知っているアピールをする3歳児もおりました。
簡単な振り付けを考案して下さり、こども達と0.5倍速で踊ったり通常速度で踊ってみたりと大盛り上がりです。
※Adoの[唱]も踊り、こども達もY先生も大張り切り
途中、年長児は芋掘りに向かいました。
手袋を装着し準備万端です。
「いっぱいとれたよー」と返ってきたこども達の両手は真っ黒でした。
男の子は38個、女の子は45個の収穫です。
「女の子の勝ちー」と○さん。
ファミリースポーツデーの名残がまだある様にも思えました。
「合わせて100じゃない?」
と言うと、
「そんなにある訳ないでしょ」とあしらわれてしまいました。
ダンス大会とダンス鑑賞の後、室内で少し遊び、園庭へ。
つぼみ、ふじ組のこども達のお世話がしたいと、ゆり組の○さんがお着替えのお手伝いをしてくれました。
※初めてのお手伝いです
園庭の隅で悲しそうな表情を浮かべる○さんがいました。
すかさず、
「先生、○ちゃん困ってそう」
と教えてくれました。
話を聞きに行こうか?とこども達と様子を聞くと、
「△ちゃんがね、◻︎ちゃんと手を繋がせてくれないの。☆ちゃんとは繋いで良いって言ってるの。」
「そうなんだね、繋ぎたかったけど繋げなかったんだね?それは悲しかったね。じゃぁ、☆ちゃんと繋ぐのはどう?」
「ううん。☆ちゃんは、ビニール持ってるの」(反対の手はビニールで塞がれていて)
「そうかぁ、そしたらちょっと待ってみる?」
「うん」
待ってる間に気持ちが変わった様で、保育者の手を繋ぎ、散策が始まりました。
△ちゃんと☆ちゃん達とのコンタクトやコミュニケーションが上手くいかず、ブルーな気持ちになる○さんでしたが、これも成長する上で必要な体験でもあります。
△ちゃん、☆ちゃん、⬜︎ちゃん、○ちゃん、含む全員が同じ様に、それぞれの立場になって様々な経験をします。
我が子であればどう対応するのだろう?考えると面白い事もありそうです。
また、ドロケイもパパ先生(2人)と男性保育者の3人で警察、こども達約30人が泥棒という過酷なゲームもしました。
※お父様方、誠にありがとうございました
「明日もやりたい」
どんな遊びでも、また明日やりたいと思える気持ちを大切にしていきたいと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり