◆10月27日(金)の子どもたち
2023年10月27日 金曜日
◆だるまさんが (つぼみ)
朝のおやつがいつもより早く終わったため、ミッキー体操までの時間に大型絵本の「だるまさんが」を読むことにしました。
子どもたちが大好きな絵本なので「おいでー」と呼ばなくても何か持ってきたことで「なんだなんだ?」と子どもたちから集まってきました。興味がわいている証拠です。
「お座りトンして見ようね」という言葉にも子どもたちは理解しているようです。絵本の表紙を見せるとどんどん集まってきて、みんなで「だ・る・ま・さ・ん・が・・・どてっ」と一緒に楽しみました。
最近は体を動かして遊んでいることが多くゆったりみんなでの絵本の時間だったのですが、「どてっ」「ぷしゅー」「ぷっ」「びろーん」「にこっ」と一個一個子どもたちが同じようにしてみたりとこんなこともできるようになったんだと感動と楽しい瞬間でした。
子どもたちも大好きで楽しい絵本だったので「もう一回!」とリクエストがあり6回くらい読んで楽しみました。
子どもたちと一緒に楽しい時間を増やしていきたいなと思います。
(K.E)
◆のんびりと (ふじ)
今日も良い天気でした。元気な子と一緒に一足早く園庭に出ました。ちょうどミッキー体操が流れていたので園庭で元気にミッキー体操をしていました。◯ちゃんはウッドデッキに乗って体操の先生のようでした。
体操が終わるといつものお手伝いで砂場のカバーをどかしてくれます。後から出て来た子どもたちも仲間に入って運んでくれました。
その後は自分の好きな場所で遊んでいました。
しゃべるを持って移動中のきらきらの☆ちゃんは、鉄棒の所まで来るとしゃべるを下にそっと置き、鉄棒に上手にぶら下がっていました。しばらくいろいろな場所で遊んでいましたが、砂場の横の築山の手摺を鉄棒のようにしてまた遊んでいました。まわりの子も楽しそうな☆ちゃんの真似をして手摺に掴まって遊んでいました。高さもちょうどいいようで並んで手摺に掴まって築山からの眺めを楽しんで遊んでいるようでした。
場所を変えて似たようなものを見つけると、自分に合った楽しみ方にして遊びにしてしまうのがとてもステキだなと感じる場面でした。(y.n)
◆すっかりハロウィン気分 (きく・たんぽぽ)
今日もハロウィンごっこが大人気。一人が「オバケの帽子、かぶる。」と言うと、次から次へと「○ちゃんもー!」「△ちゃんも!」。朝からオバケ、化け猫、魔女でいっぱいの保育室です。
昨日、ハートのステッキをグッズに追加しました。作っているのを見た周りの子達も「やりたい!」となり、ほとんどの子がステキなステッキを手に入れました。ステッキをくるくるしながら、「オバケになれー!」と保育士に魔法をかけてきた☆ちゃん。保育士がオバケになってみせると、大喜び。
こうなると、もう止まりません。それを見た子達も目を輝かせ、「オバケになれー!」一斉に魔法をかけてきます。
保育士からも子供たちに魔法をかけてみました。
「ちちんぷいぷい ウサギになれー。」ぴょんぴょんとジャンプするこどもたち。
「ちちんぷいぷい ライオンになれー。」ガオー!と怖い顔で吠えるこどもたち。
最後はもちろん「オバケになれー!」またまた、怖くて可愛いオバケたちでいっぱいになりました。
今度は、色んな先生を脅かします。保育士が怖がってみせるとやっぱり大喜び。
先日、「ふじぐみさんに脅かしに行きたい。」と言っていた子がいたのを思いだし、オバケに変身したまま、部屋を出て、皆を脅かしに行くことにしました。
まずは、お隣きくぐみさん。それぞれが精一杯に怖い顔になり、「オバケだぞ~!」。
きくぐみさん、怖可愛いオバケたちに、笑顔で「キャー!」をくれました。
お次は、うみグループ。「オバケだぞ~。」「こわいか、こわいか~。」とぞろぞろと入っていくと、保育士と一緒に「こわい~!」と驚いたふりをしてくれる優しいお姉さんたちです。
さらに階段を登って、そらグループまで。今度は、逆にそらのオバケたちから脅かし返しをされました。
たくさん怖がらせたぞと満足げにお部屋に帰ってくると、影響を受けたきくぐみさんも、みんなオバケたちに変身していました。
お部屋を少し暗くして、ダンス「オバケのばけちゃま」を踊り、ハロウィンのBGMに合わせてオバケになりきり、仕上げはハロウィンの絵本「トリックオアトリート!」を見ながら、みんなも合言葉を練習してバッチリ。あとは、当日を楽しみに待つばかり。
お休み明けの30日月曜日に園でハロウィンを楽しむ予定です。
(T.M)
◆温かいやりとり (うみグループ)
今日は、昨日お休みだった年少◎くんの誕生会を行いました。朝会うと、「昨日ね、ディズニー行ってきたんだ!!」と嬉しそうに話す◎くん。ずっと心待ちにしていた誕生日をご家族と一緒に楽しく過ごせたようでこちらも嬉しくなりました。
恒例の質問タイムでは、4歳になったため4つの質問を受け付けました。
・好きな車は何ですか?
→赤色のスポーツカーです。
・ディズニーキャラクターのなかで誰が好きですか?
→バズ・ライトイヤーです。
・好きな電車は何ですか?
→中央線と山手線です。
・好きなケーキは何ですか?
→仮面ライダーのケーキです。
それぞれ◎くんが好きなもの、答えやすそうなものを質問してくれたのかと思うほど寄り添った質問でした。日頃から一緒に遊んでいるわけではないですが、同じ空間で過ごすなかで子ども達なりに◎くんのことを理解し、◎くんと言えば…といったイメージが湧いているのだと感じた場面でした。◎くんもニコニコと嬉しそうに答えていたのが印象的でした。改めて◎くん、誕生日おめでとうございます。
誕生会後は、室内と園庭に分かれて遊びました。園庭では、年長児を中心に鬼ごっこをしたり、砂場でお店屋さんごっこをしたり、虫探しをしたりとそれぞれが好きな遊びを楽しんでいました。
「ダンゴムシ探すんだ!」と意気込みながら園庭に出てきた年少児たち。シャベルとバケツ(虫かごの代用)を持って意気揚々と花壇のところに集まっていました。ひたすら枯葉や土を掻き分けて花壇をじーっと見つめていましたが、なかなか自分達ではダンゴムシを見つけられずにいると…近くにいた年長△くんと※ちゃんが「探してあげようか?」とやってきました。
すかさず「うん!」と返事をする年少児たち。素早く何匹も見つけ出し、「いたよ!」と見せてくれる年長△くん。ダンゴムシを見つけられ(見せてもらい)とっても嬉しそうな年少児たちの姿がありました。
素直に助けを求めることができた年少児たちも誰かが困っていたら自然と助けてあげられる年長児たちもどちらの姿も素敵で、優しくて温かい雰囲気に包まれていました。
日頃からこのような場面をよく目にすることがありますが、進級してから半年ほどが経ち、子ども達の関係性も深まってきたように感じます。お互いを思いやり、丁寧に関わろうとする姿を保育者も見習わなければならないと感じさせていただきました。
(M・Y)
◆Friday (にじグループ)
朝から「もう片付けしたよ!先生が言う前にね!」と、金曜日の片付けを済ませたことを得意気に教えてくれる子が何人かいました。
友だちのその言葉で気づいて、飾り棚や道具箱の片付けを急いで始める子もいました。
金曜日は集まりの前に片付けをすることが決まりになっていますが、
集まりの前に
保育者に言われる前に
気づいて終わらせることが、密かなミッションのようになっている子もいます。
保育者から「もう(片付けたの、すごいね)!」の言葉が聞けたら、ミッションクリアでしょうか。
自ら気づいて行動する力をうれしく思います。
明日の土曜日28日が誕生日の子が2人います。
一日早いですが、2人のお祝いをしました。
2人とも少し恥ずかしそうに、でもしっかりと自分で考えて質問に答えていました。
もも組のころを思い起こすと、成長を感じます。
今日は保育士体験のお母さまも来てくださいました。
質問タイムでは、お母さまの仕事について質問もありました。
保護者の方から、世の中には様々な仕事があることを知る機会にふれられることが子どもたちにとって貴重な経験になることを改めて感じます。
子どもたちからの、鋭い質問にも笑顔で答えてくださりありがとうございました。
園庭の砂場では誕生日の◎くんにケーキを作ってあげていました。
すると、あちらでもこちらでもケーキ作りが繰り広げられていました。
誕生日じゃなくてもケーキは特別うれしいものです。おいしくいただきました。
e.y
◆夢のお弁当 (そら)
週明けはハロウィン。
準備できる最後の日ということもあって準備熱もまだまだ暖かいです。
そんなハロウィンを前にした今日ですが、話題は11月にある遠足に。
もも組は7日、ゆり組は8日、ひまわり組は10日に行くこと、お弁当を持って行くことを伝えました。
お弁当に何が入ってると嬉しいかな?と聞くと
お肉・おにぎり・トマト・ミートボール…etc
食べたいものだらけな子どもたちです。
なので今日は『夢のお弁当』を作ることにしました。(学年ごとの活動)
お弁当箱の形を3つ用意し、どの形にしようかなと選ぶ所からSTART。おかずやご飯も10種類以上用意し好きなものを探せるようにしました。
〇もも組
お父さん・お母さんの手作り弁当をあまり見た事のない子もいると思ったので、描いて表現するではなく貼って表現することを選びました。
(年中・年長児は去年の遠足でお弁当を経験済み)
プリントした弁当箱を選び、クレヨンでなぞって色付け。
とうもろこしとブロッコリーが沢山のお弁当。
(大好きなんだ〜と嬉しそうです)
野菜が苦手な子は野菜少なめのお弁当。
隙間なく詰め込んだお弁当。
普段の給食で野菜が苦手なことは知っていたけど、それは食べられるんだという新たな発見が出来ました。
〇ゆり組
3つあるお弁当箱を見本で前に吊るし、自分が使いたいものを画用紙に真似して描く所から始めました。
ゆり組は、貼ってもいいし描いてもいいよ(見本あり)とここでも選択をしてもらいました。
「おにぎりだったらかけるから描く!」と自分の描けるものは描き、そうではないものは貼ることを選ぶ子もいました。
おかずが綺麗に並べられたお弁当。
フルーツ多めのお弁当。
タコさんウインナー6個・ソーセージ1個・ハンバーグ4個、男子高校生が食べるんですか?というほどボリューミーなお弁当。
描く事を選択し、全部がオリジナルのお弁当。
手描きのお弁当箱にプリントされたおかずの組み合わせがなんとも(いい意味で)アンバランスさを感じます。けれど、それが空想したことを形に出来るようになってきているゆり組にピッタリだなと思いました。
〇ひまわり組
年長児は完全オリジナル。弁当箱もおかずも全部描いて見ることにしました。
クレヨンを持ってきて、の声掛けに「鉛筆でもいい?」と返してくるのがさすが年長です。
綺麗に描くなら、擦って色が伸びるクレヨンより色鉛筆の方がいいな、消せるし。そんな考えがあったのでしょう。
描くのが得意な子は描きたいものを自由に描いてもらい、
見て描くのだったら出来る子には、見本の絵(ももゆりが使ったプリントの原本)を勧め、
苦手な子には、ゆり組同様のやり方を進めています。
全員が全員同じように……ではなく、一人ひとりの得意不得意や発達を汲み取りながら提供することの大切さを改めて感じました。
完成した時の達成感だったり、みて〜と出来上がりを共有したい姿が印象的でした。なにより、お弁当という子どもたちにとっては特大イベントを自分たちなりに考えることに喜びを感じていたのが嬉しかったです。
ぜひ、作品を参考にしてみてください。
中にはたくさん過ぎて全部入れたら確実に食べられない…なんてものもあるかもしれませんがあくまでも『夢のお弁当』です。その中でも1番食べたいものを聞いてみるのもいいかもしれません。
(I・K)
Posted in 園のこだわり