◆10月18日(水)の子どもたち
2023年10月18日 水曜日
◆盛り沢山な一日 (つぼみ)
朝のミッキー体操の後、放送がかかり避難訓練がありました。
避難訓練にも少し慣れてきたのか、保育士の声をかけに泣き出すこともなく集まって来てくれました。
最終的な避難場所は園庭だったので、お散歩カーに乗って避難。
避難解除を待って、せっかくなのでそのまま散歩に出掛けることにしました。
防災頭巾をいつもの帽子に変えて出発すると、初めは緊張していた子どもたちも少しずつ気持ちが上がってきたようで、バスを見かけると手を振ったり指をさしたりして楽しそうです。
今日は前回よりも距離を伸ばして、中野車庫まで行き、バスをたくさん見たり、運転手さんや乗車中のお客さんに手を振ってもらい、さらに嬉しそうでした。
中には乗り物の名前らしき言葉を言っていたりして「今言った??」と保育士たちの方がびっくりする場面もありました。
散歩後は、園庭でもたくさん遊びました。
砂場や滑り台で遊んでいた子どもたちが次々に保育室に帰っていくのを見ていたもも組の女の子たちが、つぼみ組の子どもたちのことに興味津々のようで「なんでもうご飯食べるの?」「靴履いてないよ!」と質問攻め。
保育室に戻ることを伝えると「お手伝いしてあげるね」と靴下や洋服を脱がせ畳むところまでやってくれました。
お姉さんたちは「お洋服も着せたい!」「ミルク飲ませたい!!」とやる気満々で、やってもらっている子も嬉しそうではありましたが、今日のところ丁重にお断りをして入り口のところで手を振って別れました。
機会を見つけて、一緒に遊んだりお手伝いをしてもらったり出来る時間を作れたらいいなと今日の関わりを見て感じました。
避難訓練に散歩、幼児組との交流と、いろいろなことが体験できた1日でした。(E,Y)
◆嬉しい気持ち、楽しい気持ちを伝えたい (ふじ)
昨日のどんぐり拾いが、とても印象に残ったようです。連絡帳には、「お土産のどんぐりを嬉しそうに紹介してくれました」「どんぐりをお皿に入れて遊びました」等々家でも保護者の方と一緒に楽しめたことがたくさん書かれていました。園での楽しかった出来事が家庭でも共有され、保護者の方にも楽しんでもらえていること、こちらも嬉しくなりました。
散歩だけではなく、園庭でも自然にたくさん触れている子ども達。
おしろいばなと水を入れたバケツを一生懸命混ぜている○ちゃん。「きれー」とニコニコです。
保育士が葉っぱを集めるのを見て「☆もー」と葉っぱの花束を作り嬉しそうな☆ちゃん。
どちらも、見せたいという気持ちをしっかりアピールしてくれました。
木の枝、小石、小さな木の実、たくさん持っているスコップ、保育士やお友だちに見せたいものは何でもいいのです。
そして、それを受け止めてもらええるだけで満足し、笑顔になる姿はなんともいえず可愛らしいと感じます。
子ども達の小さな発見、小さな喜びをしっかりと感じ取り、保護者の方にもどんどん共有していきたいと思います。(M.C)
◆避難訓練 (きく・たんぽぽ)
ミッキー体操を元気いっぱいし終わると続けてサイレンがなり避難訓練が始まりました。
子どもたちは朝の集まりをするべく片付けを始めた瞬間だったので「えっ、なにかきこえる」とざわざわ。保育士が地震が来るから机の下に入ることを伝えると、どこが空いているかを見ながら潜り込む姿がありました。「怖いね」「なんだろうね」とそれぞれの反応をみせていましたが、泣いたりする子もおらず以前より不安を感じている子はいないように見受けられました。地震がおさまる放送が流れ、机に頭をぶつけないように気を付けて出てきて欲しい事を話すとそーっと慎重にゆっくり出てくる子どもたち。話をしっかり聞いてやろうとする力が身についてきている成長を感じることができました。その後2度目のサイレンがあり、園内の火事という設定で園庭に無事に避難することが出来ました。避難訓練後はとても上手に避難訓練を行うことが出来た自分たちに拍手を送りました。この経験が子どもたちの中の自己肯定感に繋がればいいなと感じました。
園庭遊びでは砂場のログハウスの中でバケツに砂を入れかき回している○ちゃんの姿が。「お寿司屋さんだよ」と教えてくれたのでご馳走になろうと作り終える頃に再度尋ねてみると「チョコレート屋さんだよ」と。先生なに言ってるの?と言う勢いで伝えていました。
子どもの遊びは一瞬で変化していきます。日々面白いな~と感じています。
(K☆H)
◆意識すること (うみグループ)
今日は地震と火事の避難訓練がありました。ちょうど朝の集まりを始める前に放送が聞こえてきました。放送を聞いて、地震と分かりすぐに机の下に潜る子ども達。その後、火災が起きた想定で園庭まで避難をしました。
火事というワードを聞いて手で口元を覆ったり、おしゃべりをやめて保育者の声に耳を傾けたりと、子ども達自身も意識を持って行動しようとする姿に成長を感じます。毎月行っている避難訓練ですが、回を重ねる毎にスムーズに避難できるようになってきました。
無事に園庭へと避難した後、みんなで改めて避難訓練の振り返りをしました。育子園ではなく、もし家にいるときに地震や火事が起こったら?という内容の紙芝居も見ました。いつもより真剣な眼差しで聞く子ども達の姿がとても印象的でした。
「避難訓練どうだった?」と子ども達に質問してみると、「楽しかった!」「外涼しかった」と予想外の回答が返ってきました。そんな中、「危険だと思った」と答えてくれた年中△くん。△くんの言葉を聞いて「少しドキドキした…」と教えてくれた子ども達も数人いました。
中には「『おかしも』が大切だよね」と言ってくれた年長◎ちゃんの姿もありました。みんなで『おかしも』の意味や大切さについても再確認し、共有することができました。いつ災害が起きても焦らずに落ち着いて避難できるよう、日頃から防災への意識を高めつつ、一回一回の避難訓練を大切にしていきたいと、改めて感じる機会となりました。
(M・Y)
◆避難訓練(にじグループ)
避難訓練がありました。
地震が起きてからの火災でした。
放送がながれて、子どもたちはすぐ静かに聞き耳を立てたのですが、音が小さくてなんの放送かが聞こえませんでした。
するとどうやって避難していいのか判断がつかず、一瞬行動が止まる子どもたち。
保育者が「地震だよ」と声をかけると、一目散でテーブルの下に潜りました。
放送が聞こえたら、ただやみくもに机の下に潜るのではなく、地震なのか火災なのか判断してから子どもたちが行動していることが改めてわかったと同時に、訓練を重ねることの大切さを再認識しました。
訓練のあとは園庭で遊びました。
オシロイバナの花や種を見つけたり
2歳さんに借りた、虫かごと虫あみを持って虫さがしをしたり
登り棒から降りられることが嬉しくて何度も挑戦したり
暖かい陽だまりに水を溜め、ダイナミックに遊んだり
大縄跳びをしたり
縄跳びで前回しに挑戦したり
昨日たのしんだ隠れんぼがまたしたかったり
お団子づくりをしたり
…
今日もたくさんの遊びが各所で広がっていました。
e.y
◆比べてみると (そらグループ)
園庭に出るよ〜と声をかけると
そこには4月と変わらない姿と変わった姿があります。
▷変わらない姿
ひまわりの子達が率先してもも組の手をとり並んでいます。
最初は、まだ慣れないないもも組の子たちに幼児グループの過ごし方を教える為、そして下の子に目を向けるという意味で始めた事でしたが、今では自然な姿となりました。
もも組の中で繋ぐ子がいなくなると、ゆり組の手をとる姿も相変わらずの光景です。
もも組の子たちも自分から年長の隣に行き、「手繋ごう?」と声をかけたりもしています。
こういう行動の中で、育子園の1番上の存在になったことや年長の責任感みたいなものの芽吹きだったのかと思います。
▷変わった姿
4月の頃、手を繋ごうと声を掛ける声と一緒に飛び交っていた言葉がありました。
それは、「もも組さんからだよ!」
「もも組の子が先に並ぶんだよ」の意味です。
園庭に出る際以外にも順番になる際によく聞かれた言葉でもあります。(トイレ・給食を取りに行く際etc…)
何事ももも組を優先するそんな空気が自然と生まれていました。幼児グループに入って間もないもも組の子たちを赤ちゃんと思っていたのかもしれません。
(実際に「赤ちゃんなんだから先に…」という声もありました)
けれど6ヶ月だった今、そういう声は上がりません。
赤ちゃんとして接する子は居なくなったということです。
毎日一緒に遊び、食べて、寝て…一緒に過ごすことで、自分たちより小さいけど赤ちゃんじゃない。そらGの同じ仲間としているんだなと感じます。
一見同じ流れ(ルーティーン)をしているようでもその奥をもっと見てみたり、見方を変えてみたりすると変化があることに気づきます。
その中には子ども達の考えだったり思いがあってこそなのだと思いました。
それを感じとるのも面白い瞬間です。
本日、ママ先生が来てくださいました。
ママ先生が絵本を読んで下さるときは、我々が読む時以上に子ども達の視線が集まり、より真剣に読み聞かせを聞く子どもたちです。
そんな事をポロッと口にすると、
「じゃあ、先生をママ先生だと思って聞いてみるよ」
とお悩み相談なのかと思うほどに真面目なトーンで答えてくれる〇くんです。ありがとう。
(I・K)
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