◆10月17日(火)の子どもたち
2023年10月17日 火曜日
◆いろいろな「・・つもり」があるよね (つぼみ)
秋風が爽やか、気持ちいい園庭です。
ふじ組達は2グループに分かれてどんぐり拾いへ・・・
つぼみ組は園庭遊びです。
身支度をして窓を開けるとどんどん進んでみんな自分の意思で出ていきます。
ふじ組達がいないので園庭に出ると今日はまだ誰もいません。貸し切りです。
わーい・・・と広々遊ぶかと思ったら・・・仲良しつぼみ組は滑り台に集合。
いつもなら自分のお気に入りの場所へそれぞれ散るのに、今日はぎゅーっとこじんまりしています。
でもそんな姿も可愛らしくて、思わずパチリと写真に収めました。
もしかして誰か点呼とってたりして・・・
今日は一人お休みの7人です。
しばらくすると思い思いの場所に散って行きました。
キッチンに陣取っているのは〇ちゃんです。実はふじ組のどんぐり拾い後半の子達が砂場でおままごとを始めたのですが、どうやら仲間に入っているつ・も・り・・・・・
せっせと砂を運んでくるお兄さんの砂を「おまかせください!」とまぜまぜまぜ・・・大事なお仕事を任された気分で楽しんでいます。
時々様子を見てみると、何とか平和に活躍していました。
どんぐり拾い前半組が帰ってきました。袋に一杯どんぐりが入っています。 満足満足・・・
後半組が準備をしている時です。 赤い帽子の子が一人、行く気満々の顔で一緒に集まっているではないか・・・・
期待でいっぱいの顔を見ると現実を打ち明けるのが辛くなります。
お土産をお願いして今日のところは「いってらっしゃーい。」とお見送りしました。
自分の思いとか、つもり、とか、そんな心の内側が伝わってくるような遊び方になってきたことが今日の一番の喜びです。
沢山遊んだ後のカレーうどんは絶品でした。(N・S)
◆どんぐり拾い(ふじ)
今日は昨日に引き続きいい天気だったので、久しぶりに前半、後半に分かれてバスを見たり、どんぐりを拾いにいこうとお散歩に行きました。
さて、どんぐりは沢山拾えるでしょうか?バスには会えるでしょうか?と心を踊らせながら御仏様にご挨拶をして「いってきまーす」と出かけます。
近くで工事があり働く車達が大活躍しているのを間近で見つけ、「あっ、ショベルカーだ」「クレーン車いたね」と働く車の名前がどんどん出てきます。高い所にショベルカーを見つけた保育士が「あんなところにショベルカーがいるね」というと「すごいね」とキラキラした目で見つめ続けていました。
交番前に行くと警察官の方が手を振って挨拶をしてくれたり、バスの車庫の所に行くと運転手の方が手を振って挨拶をしてくれたり、通りすがりの方たちが「可愛いねー」と声をかけてくれたりと沢山の触れ合いもありました。
バスの車庫で沢山のバスを見て「あっ、バスいたよ」「あっちも」とおしゃべりが止まりませんでした。
例年どんぐりが沢山落ちている場所に着くと、園庭よりも沢山のどんぐりが落ちていて、保育士が袋を渡すと「どんぐりいっぱーい」と拾ったどんぐりを見せてくれました。沢山拾うことが出来たので「そろそろ帰ろうか」と保育士が声をかけても、集中しすぎて聞こえていない子もいるほど、どんぐり拾いに夢中になっていました。
帰りは沢山のお土産と共に「お母さんとお父さんにお土産だね」と保育士が言うと「私もー」「僕もー」とホクホクした気持ちで帰路につきました。
秋ならではの自然を感じながらお散歩を楽しむことが出来た子ども達。これからも沢山の経験を通して子ども達が成長していけるように見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆今日もげんきです (きく・たんぽぽ)
午前おやつ後、身体測定をしました。
「順番にお名前呼ぶから呼ばれたら来てね」そう伝えてから測定が始まりました。
「◯ちゃーん」『はーい!』
「△くーん」 『はーい!』
しっかり返事をしてくれる子ども達は洋服を脱いで、並んで座って待っていてくれました。並ぶのも上手になり、順番もだいぶ待てるようになりました。少し前の子ども達は、ぼくがやりたい・わたしが先だと順番というものがあったようでなかったような、、、順番はあったとしてもフラ〜っと悪気はなく順番を抜かしてみたり、座っていることが難しかったりと、そんな姿も見られていましたが、今日は順番もしっかり意識していたようです。
『□(自分の名前)は誰の次?』
『次?まだ?もう(行って)いい?』
と待つだけではなく、自ら順番を確認したりと新たな姿も見られるようになっていました。測定が終わると『ありがとうございました』と、恥ずかしそうにしながらもお礼を伝える子ども達の姿が、なんだか幼児クラスのお兄さん達のようで、でもまだまだ可愛らしさもありほっこりする場面もありました。
測定が苦手な☆ちゃんは毎月行う毎に頑張りを見せてくれています。今日もドキドキの時間となりましたが、保育士が手を握ると表情を歪ませながらも何度も『せんせ〜一緒よ(だから大丈夫!)』と自分に言い聞かせてるかのように口にする☆ちゃん、涙が流れることなく無事終了しました。今回の姿を見てまた一つ大きくなったなと感じました。
園庭に出ると『おおかみさんやろ〜』『かくれんぼやりたーい』と昨日に引き続き、そんな声が聞こえてきました。かくれんぼ派が多かったので先にかくれんぼをする事になったのですが、おおかみさん今何時?がやりたかった♡ちゃんは、怒ったり気持ちが落ち込むこともなく『じゃあかくれんぼの次、おおかみさんね!』と自分の中で状況を理解し、気持ちを整えて笑顔でみんなに声を掛けていました。その言葉にみんなも『いいよー!』と優しい返事。♡ちゃんのおかげでみんなが気持ちよく、そして楽しく過ごせた園庭遊びとなりました。
心がぐんぐん成長している姿がたくさん見られています。昨日もお伝えしましたが、自分の気持ちを伝えられる場面もあったり相手の話に耳を傾ける姿も見られるようになったり、相手の気持ちを少しずつですが推し量ることもしばしば。やり取りも上手になってきています。
今まで気にしなかったことを意識したり、日々過ごす中でたくさんの経験をすることで、また一歩進むきっかけになったら良いなと思いました。
K・E
◆散歩(うみグループ)
今日は、和田中央児童館公園まで行きました。
10月に入り二回目の散歩です。子どもたちは、朝から大喜び。
「公園行ったら鬼ごっこしよう!」「どんぐり探すー」などと期待を高め合っていました。
朝の集まりで紙芝居を見ながら交通ルールの確認をし出発です。
今月に入り二回目の散歩ということで、子どもたちも慣れた様子。
道中「小さい子が壁側だよ!」と進んで年上の子が年下の子を守ってあげたり「横断歩道では手上げるんだよ」などと声をかけあったり。自信を持って行動する姿、頼もしい姿がたくさん見られました。
「わーすごい!葉っぱの色が変わってる」「この公園来たことある!」「どんぐり落ちてるかな」
公園に着くと、子どもたちのたくさんの笑顔が広がります。
長時間遊具で遊ぶ子、木の実や落ち葉など秋の自然を探す子、鬼ごっこをする子、公園内にある段差を使って遊ぶ子など遊び方は様々でしたが、一人ひとりが満足の行くまで楽しみました。
帰りの道中「楽しかったね!」「またさっきの公園行きたいね」など喜び達成感に満ち溢れた声がたくさん聞こえてきます。
交通ルールを考えたり、相手のことを考え行動したり、たくさんの自然に触れたり。
散歩を通し様々な経験、学びを得た子どもたちです。
(T.N)
◆みんなの興味 (にじグループ)
快晴ですね。心地良い天気です。先日、秋の服装について話した機会を持ちました。私は暑がりだと伝えていたんですが、
「今日、先生は半袖でジャンバーは着ない方がいいんじゃない」と教えてもらいました。よく覚えていてくれるものです。参考にしました。
以前、金魚すくいをしたことがあったのですが、昨日、「金魚すくいまたやろうよ!」と◎君に誘ってもらいました。早速今日やってみようと支度しました。今回は、園庭ではなくベランダでやりたい子で集まってやってみました。
「なんかやっぱり水が冷たいね」と子どもたちなりの発見もありました。以前よりも季節が変わってきたことに触れることもできました。友達同士で魚の取り合いっこしてみたり、楽しそうな声が聞こえてきた時間でした。
園庭も楽しんできました。縄跳びに興味を持ち始めた子が何人かいます。何回か飛ぶことができる※ちゃん。日に日に上手に飛べるようになっていきます。そんな姿を見て
「※ちゃんのように飛びたい」と言いにくる子もいます。できるようになりたいなと思える思えないかがあるのは、心の成長の始まりですね。※ちゃんのそばに行って真似てみようとしたり、どうやってやるのかと尋ねてみたり、「そんなのできるもん」と悔しい気持ちをぶつけてみたり・・いろんな姿が繰り広げられています。できるようになりたいなと思ってる気持ち大切にしていきたいと思っています。
昨日の園庭遊びで盛り上がって作っていたお団子。今日は木の実を使ってそのお団子にトッピングをし始めると、木の実を集めている姿がありました。毎日子どもたちの遊びは、つながっているんだなと感じました。少し前の経験もふとまたやりたいねと思いだしたり、昨日できなかったけどまた挑戦してみようと思ったり、今度はこんな風にしてみようとイメージしたり、たくさんの経験が遊びを広げているようです。みんなの興味にアンテナを張っていこうと思いました。U・A
◆秋の自然に触れて (そらグループ)
みんなの「おはよう」と元気な声。
ゆりぐみの⭐︎くんが、「先生、絵の具を使って何かやりたい」とリクエストがあったので、園庭に出て落ち葉アートをやりました。落ち葉を集めて絵の具で葉っぱを塗り紙に付けます。すると葉っぱのアートが出来上がります。
葉っぱの裏に絵の具をつけると綺麗に形が出てくるので、子どもたちに「裏に絵の具をつけるんだよ」と声を掛けると、「こっちからもどうなるかやってみたいんだよね」と。実験のように試している姿に感動です。
筆の数が全員分なく、ひまわりぐみの⭐︎くんが「あーあ、みんな持ってるから僕出来ないよ」と呟きます。保育者が「筆はちょっとしかないから順番に使ってね」と声を掛けますが、夢中になっているので中々交代に時間がかかります。少し時間が経ち、ひまわりぐみの⭐︎くんが再び、「筆がないからまだ一回もやってない」と。
すると、ゆりぐみの⚪︎ちゃんが「これやったら貸してあげるから待ってね」と優しい声が聞こえてきます。
楽しくやっている様子を見ていますが、あれ?、やりたいと言っていたゆりぐみの⭐︎くんの姿がなく、声を掛けると「やりたいんだけどさ、今、これやってるから」と園庭でやりたいことが出来たそうです。部屋に戻る際に、⭐︎くんが「やりたかったけど出来なかったんだよ」と伝えてくれます。
たくさんやりたいこと、やってみたいことがあるのは大切。
絵の具の片付けや洗い物も、もも・ゆり・ひまわりの⚪︎ちゃんがやってくれます。「3人で力を合わせてやってるんだよ」と団結をしている様子も。
子どもたちからの「これやりたい、あれやりたい」のリクエストになるべく耳を傾け、達成感を感じれたらなと思います。(Y.H)
Posted in 園のこだわり