◆10月16日(月)の子どもたち
2023年10月16日 月曜日
◆研究者(つぼみ)
今日から靴デビューの○くん。歩行も安定してきたので靴の用意をしてもらったのですが、連絡帳には「嫌がりました」とのこと。子どもにとっては靴は新しい感覚で嫌がるのは想定内。お家では嫌がったとしても、今日は素敵な仲間がいることをお忘れなく。
園庭に行く時間、「○くん靴履いてみようか」と渡してみると、ポイっとされてしまいましたが、靴の先輩△くんと隣で△くんが履く様子を見れるようにしてみると、チラッと伺う○くん。△くんがどうぞと渡してくれ、また履けるか挑戦すると嫌がらずに履くことができました。ここまでは作戦通り。次は履いたまま動けるかどうかです。泣きました。でも違和感を感じながらも少し歩いては止まっての繰り返しで、遊んでいるうちにいつの間にか履いていることも忘れたかのように慣れて遊んでいました。新しい靴もたくさん遊んで真っ黒に。これから靴さんよろしくね。
(K.E)
◆あおむしさん… (ふじ)
保育室の棚に置いてある虫カゴを見上げながら、あおむしが入っていることに気づいたわくわくグループの◯ちゃん。
少し前にあおむしを捕まえたのを思い出したのかもしれません。
「せんせい、あおむし!」と言うので覗いてみると、、、
悲しいことに死んでしまっていました。
ミッキー体操が終わり、園庭に出る準備が始まりました。
靴下を自分で履こうとする気持ちに繋がるかと思い、周りにいた子ども達に虫カゴを見せながらあおむしのお墓を作る話をしました。
「あおむし、しんじゃった?」と皆んな釘付けです。
保育者が虫カゴを持ってテラスに出て行くをのを見て、ブロックで遊んでいた子も「何かはじまるかも?」と靴下を履き始めました。
園庭に出ると、穴を掘るためのスコップを準備しました。
保育者が持っているものと同じ形のものを探してきて、保育者の後ろをついてきます。
◇くんは、熊手タイプのものを持ってきたので、「穴、掘るんだけど…それでいいの?」と聞くこと、「これでいい!」と自信満々でした。
さぁ、どこにお墓を作ろうか?と歩き出すと、てんとう虫を見つけたグループに出会い、あおむしのお墓作りを忘れててんとう虫に興味津々になる場面もありましたが、無事に園庭の隅に到着。
皆で穴を掘ってお墓を作り、「南無妙法蓮華経~」とお参りしました。
「ゆっくりやすんでね~」「ばいばい~」そんな言葉を掛けながら、あおむしとのお別れを経験した子ども達でした。
虫を見つけると強く握ってしまうこともあり、命の尊さなどまだまだ分からず難しい時期ですが、分からなくても今日のような経験をしながなら、命と向き合っていくことも大切にしていきたいなと思いました。
M.S
◆思いを伝える (きく・たんぽぽ)
お休み明け、先週していた遊びをしっかり覚えていて、続きのように楽しむ子どもたち。先週、ブロックで色んな車を作っていた○ちゃんは、今日も一生懸命作っています。壊れても壊れても根気よく作り直して、そのたびに形が変わって進化していき、最後には素敵な「飛行機」が完成しました。
言葉でのやりとりなど、思いを伝えることも上手になってきました。細長い椅子にまたがって「電車ー。」と楽しんでいる△くん。(この遊びも先週からの続きです)そこへ※ちゃんがやってきて、後ろに座りました。重みが加わり、足で動かしていた長椅子が動かなくなってしまい、困った△くんは、※ちゃんにちゃんと言葉で、「ねえ、重くて動かないからどいて。」と伝えます。すると、周りの友だちも集まってきて、△くんの思いを一緒に※ちゃんに伝えてくれました。
発達に個人差はあるものの、その子なりの伝え方で相手に思いを伝えようとし、子ども同士の関わり合いが、日々深まっています。
園庭に出ると、「おおかみさん、やろう!」と誘われました。以前は、2回ほどやると、なんとなく散らばって終わってしまっていたのが、段々と長く続くようになってきました。「今度はどこをおうちにしようか?」と考え、築山の上やトランポリンなど、場所を変えて何度もやりました。トランポリンがおうちの時は、ピョンピョンジャンプしながら、「おおかみさん、今何時ー?」。そして、「きゃーっ!」と大きな声をあげて、園庭中を走ります。
太鼓橋を登ったり、なわとびを大縄のようにぐるぐる回したり。。体を動かすのが、気持ちいい季節。これからは、暑いときは行けなかった園外への散歩も行ったりして、運動面のさらなる成長にも繋がるといいなと思います。
(T.M)
◆やっと…! (うみグループ)
登園するなり、「昨日お祭り行ったよ!」「キャンプ行く準備したんだ!」などとお休み中の出来事を嬉しそうに保育者や友だちに報告する子ども達。それぞれが楽しい週末を過ごせたようで、こちらも自然と笑みが溢れます。
今日は、昨日4歳の誕生日を迎えた◯ちゃんの誕生会を行いました。先週、保育者が誕生カードを作成していると「これ◯◯ちゃんの?」とずっと誕生日を迎えるのを心待ちにしていた◯ちゃん。朝「おめでとう!」と声を掛けると、照れながらも最高な笑顔を見せてくれました。
誕生会では、みんなの前に立つと少し緊張気味な様子でしたが、みんなから「おめでとう!!」とたくさん言葉をかけてもらいとっても嬉しそうな◯ちゃん。
恒例の質問タイムでは、恥ずかしそうにしながらもしっかりと自分の言葉で答えることができ、とても立派な姿を見せてくれました。◯ちゃんの答えを聞いて、「私も好き!」「かわいいよね!」と共感する声や「そうなんだー!」と受け止める声が聞こえてきて、子ども達が自然と作り出す温かい雰囲気が素敵だなと感じさせていただきました。改めて、◯ちゃん誕生日おめでとうございます!
誕生会の後は、室内と園庭で遊びました。体調を崩している子も多く、全員で28名でしたが、のんびりまったりとそれぞれが好きな遊びを楽しみました。引き続き、体調管理に気を付けて過ごしていきたいと思います。
(M・Y)
◆笑顔がいっぱい(にじグループ)
「昨日お祭り行ったよ」
「チョコバナナ食べた」
「家の近くのお祭りでさぁ、園長先生にあった」
お休みの日の出来事をお話ししてくれる子どもたち。
伝えたいという思いも感じられ月曜日の楽しみの一つでもあります。
今日からまた1週間の始まり。
LaQ、パズル、塗り絵、お絵描き、塗り絵を切り取ったお面作り、電車、おままごと、ハロウィン制作など。
週の始まりですが、一人ひとりが遊びたいものを見つけて、思い思いに遊ぶ姿が印象的でした。そのため、今日はあえて特別な活動は提供せずに朝の集まりの時間も少し遅めにして子どもたちが存分に遊び込めるよう見守ることにしました。
1人で遊んでいても友だちが来て「一緒に遊ぼう」又は「〇〇ちゃん一緒にやろう」など子ども同士で遊びが繋がっていく姿、幼児だからこその姿なのかもしれません。
保育者も状況に応じて寄り添い、安心して見守ることができる環境が大切であるなと、子どもたちの姿から改めて感じました。
朝の集まりの前に、ジャンケン列車を取り入れてみました。音楽が止まったら近くにいるお友だちとジャンケンをしていきます。「✳︎ちゃん勝ってる!」とジャンケンに勝ち続けて先頭をキープしていた年中✳︎くん。惜しくも4回目のジャンケンで負けてしまいましたが、お友だちの後ろに繋がっていくのも楽しそうなのが伝わってきました。
ルールを理解することや、先頭の子は後ろのお友だちが脱線してしまわないようにスピードを調節することなど、子どもたちの笑顔が溢れたゲーム遊びでした。
昨日よりも過ごしやすい気候。
半袖姿と長袖姿が半々。「上着はいらないね」と園庭遊びも元気いっぱい楽しみました。(O.Y)
◆聞いて欲しい事( そらグループ)
「明日はママの◎歳の誕生日」
おはようの次に続く言葉が、ママへの愛に溢れた言葉であった◯さん。
満面の笑みです。
「昨日チョコバナナ食べたの。めっちゃ美味かったよね?」
「うん、コアラのマーチも、のってたしね」
昨日のお祭りを説明する◯君ら。
「アリの袋が動いてる」
アリの卵から産まれようとする羽アリを見た◯君。
月曜日は特に、こども達からの報告を聞く事が出来ます。
「僕はタンバリンをやった」
「寒かったけどヘソ出して踊った」
「明日はおじいちゃんも迎えにきてくれる」
「おばあちゃんちに行ってうどん作った。妹がこぼして怒られた」
「私まだ半袖」
etc
書き切れない言葉の数々に、月曜日が好きにもなります。
先週の遊びが引き継がれているものとそうでないものがありました。
▷カプラ〜一向に取り組む気配がありません。「カプラタワーはやらないの?」と主になっていた◯さんに聞くと、「もう諦めたんだ。すぐ壊れるから」と言いながら、デュプロを使って横に広がる街づくりをしていました。
▷おままごと〜「サンドイッチでーす」と◯君が言います。「良いなぁ、サンドイッチ屋さんか〜」と保育者が言うと、「違う」と言います。そしてまた[サンドイッチでーす」と言うのです。「じゃぁ、何屋さんなの?」と聞くと、
「何屋でもない。蚕の一」
ようやくわかりました。
「たこやきでーす」と先日から作っていたたこ焼きも売られます。
「2個と10個どっちにしますか?」
極端な販売方法に新時代を感じます。
※適したサイズの皿が無い為、作成に至る◯さんら
「先生、この柿の色が茶色になってる。ふわふわした柿だね、気持ちいい」と◯君ら。
そんな中、保育士体験のお母様がいらしてくださり、自己紹介とパンダ動物園の本の読み聞かせがありました。
園庭でも沢山の女の子が手を取りながら、遊んでいたのが印象的です。
※ありがとうございました
「先生、◯君が怪我してる」と◯さん。
「コオロギいないかな?」と◯君。
秋の虫って何だろう?
これからまた秋の虫探しの旅も始まりそうです。
k★y
Posted in 園のこだわり