◆10月12日(木)の子どもたち
2023年10月12日 木曜日
◆大きなキャンパス (つぼみ)
ヨチヨチと歩く姿も見られるようになってきたつぼみ組。
日々の成長を感じます。
園庭に出ると、好きな場所へ移動して楽しんでいる様子が伺えます。
園庭で小枝を見つけた○ちゃん。
「ん!!」と小枝を差し出すので、○やナミナミの線を描いて見せると、手を差し出しながら「ん!」とアピール。
持っていた小枝を手渡すと、腕を大きく動かしながら沢山の線を書いて見せてくれました。
「上手に描けたね」と伝えると、嬉しそな表情をしながら、また線を増やしていきました。
その様子を近くで見ていた◇ちゃんにも小枝を渡してみると、同じようにたくさんの線を描いて見せてくれました。
二人の周りは、たくさんの線が描かれていき、まるで大きなキャンパスのようになっていきました。
上手に描けても残せないことが残念です。
次回は、しっかり写真に収めたいと思います。
そして、絵の具やクレパスを使ってのお絵描きにも挑戦したいと思います。
みんなはどんな色を使って、どんなお絵描きになるのか楽しみです。
他の子も落ち葉を拾ったり、トランポリンを楽しんだり、フェンス越しに乗り物を堪能したりと好きなことを楽しんだ子どもたち。
今日も元気いっぱいでした。(E.Y)
◆(ふじ)
今日もいい天気だったので園庭に出て遊びました。
うみグループではお化け屋敷が開催されていました。ふじ組も遊びに行っても大丈夫とのことでしたが、本格的なお化け屋敷で怖いということだったので、園庭に出てから大丈夫そうな子に声をかけて、少人数でうみグループに行く事にしました。大丈夫そうだと誘った子も、うみグループのドアの前まで来ると中の雰囲気が伝わってくるのか、「おばけおばけ」と楽しそうに来ていたのが突然怖そうな顔になり。入らないとドアの前で全く動かなくなっていました。園庭に戻って行った子もいました。反対に楽しくて何度も入りたくなる子もいました。
お化け屋敷の中はうみグループの子どもたちがとても工夫していて、怖いながらも楽しめるようなものになっていました。ミニミイラにお花をお供えしたり迷路があるなど、入ってみれば暗闇の中でも楽しい雰囲気のお化け屋敷で、楽しませてもらえました。
園庭で遊んでいる子どもたちも謎の赤い実に興味津々です。赤い実は街路樹のハナミズキの実です。どの様にくるのか毎年ポツンポツンと園庭に落ちています。赤い実を見つけては大事に拾っていき、カップなどの容器に入れたりしていました。風の贈り物かもしれない赤い実は沢山落ちているわけでもないので、集め終わると遊びの小物になりました。大事に持っていたり料理の材料になったりしていました。
丸太小屋の中でお店やさんを始める子もいました。赤い実を使ってアイスクリーム屋さんを始める◯ちゃん、隣では☆くんが床屋さんを始めていました。カットを頼むと「ガチガチガチガチ」と髪をもみもみして切る真似をしたり「おにぎり」とおにぎりが出てきたり。隣のアイスクリーム屋さんからはアイスクリームが出てきたりと、楽しい丸太小屋のお店屋さんになっていました。(y.n)
◆秋晴れの下(きく・たんぽぽ)
今日はパシャライフの写真撮影の日。朝からカメラマンさんが部屋へ来てくださると、早速カメラ目線でポーズをしたり、話しかけたり…。なんともカメラに慣れている子ども達の姿が面白くて笑ってしまいました。
今日は雲一つない晴天で、外で遊ぶには心地よさそうです。
ファミリースポーツデイを経て、一段と活発になってきた子どもたちの姿に、今日はまた違う遊びを勧めてみたいと思いました。
3階のにじグループの奥に広いベランダがあり、そこには三輪車や三輪のキックスケーターなどが置いてあります。普段は幼児グループが遊んでいる場所です。
数に限りがあり全員で…とはいかないので、今回は赤チームで行ってみたいと思います。(青・黄色チームは後日行きたいと思います)
3階へ着くと、幼児組の雰囲気におされて、しずしずと歩を進めていましたが、ベランダに出ると三輪車やスケーターを積極的に手にしてみていました。
乗り慣れている子、初めて三輪車に乗る子、様々でしたが子ども達のチャレンジが始まりました。
◯ちゃんは初めから最後までコツコツと乗るコツを掴むまでひたすら乗っています。
お家で経験しているのか△君はスイスイ乗り回し、広いベランダをあっちへこっちへのびのびと楽しんでいました。
□ちゃんはタクシーに見立てて、「せんせー、乗っていいよー」と運転手の気分。
救急車や消防車のダンボールカーも登場し、病人役の保育士を何度も助けに駆けつけてくれました。
シャボン玉も用意し、風に吹かれて飛んでいくシャボン玉が面白くて、追いかけ回したりしました。
初めてのベランダ遊び、満喫することが出来ました。
園庭の青・黄色チームは、築山に大集合。
スライダーに乗って滑り降りたり、下にいる友達をてっぺんからロープを垂らしてお助けごっこをしたりと、皆でにぎやかに楽しみました。
秋晴れの今日は、それぞれの場所で思いきり身体を動かして遊びました。
これからもっともっと楽しんでいきたいと思います。
I.Y
◆待ちに待ったお化け屋敷 (うみグループ)
今日は、子どもたちが楽しみにしていた「うみグループお化け屋敷」開催日です。
今日の日の為にと、数ヶ月にわたって皆で話し合ったり、試したりしながら作り上げてきました。
今回設定したのは
・ロフトを暗幕で囲った「真っ暗ゾーン」
・勇気をだしてお墓にお供物をする「お墓ゾーン」
・オバケと一緒に遊べる「目玉ボウリング」
・元の世界に戻るための「お化け迷路」など
内容盛りだくさん。
幼児グループから低年齢クラスまでたくさんのお客さんが来てくれました。
小道具、大道具は揃っているか、しっかりお化けに扮せているかなど、開店前に最終チェックをする子どもたち。
「あーお客さんじゃないのにドキドキする」などと緊張感を感じさせられるような声も聞こえてきましたが、逆にその緊張感をきっかけに、励まし合ったり、目的を共有し合ったり。皆の心が一つになる…そんな関わり合いが自然と生まれていました。
いよいよお化け屋敷の開店時間です。チケットを持ったお客さんがドキドキ、ワクワク次々と入場します。
先ほどまで緊張していたのが嘘のよう。お化け役なので大きな声は出せませんが、喜び、期待溢れるたくさんの笑顔が広がっていました。
一生懸命、お客さんにお化け屋敷のルールを説明する年長児。
「こわいぞ〜お化けだぞ〜」と本物のお化けになりきる年中児。
お化け役のはずが、お客さんと一緒にお化け屋敷を巡る年少児など、参加の仕方は様々でしたが一人ひとりが満足の行くよう主体的に働きかけていました。
笑いあり、涙ありの賑やかなお化け屋敷も無事終了。
「いっぱいお客さん来てくれた!」
「楽しかったね!」
と喜びの声がたくさん聞こえてきます。
しかし、なかには「怖がってくれない人もいたね」「楽しいって言ってたね」「お化けの絵すぐ壊れちゃった(装飾)」と子ども同士、課題を共有し合う姿も見られました。
子どもたちは嬉々として取り組むなか、皆で一つのことに取り組む楽しさや、協力することの大切さはもちろん、怖がってくれない、すぐに壊れてしまう、思い描いた造作にする難しさなど様々なことを経験したようです。
「二回目もやろう!」「今度は、違うお部屋の子も呼ぼう!」と大張り切りの子どもたち。これからの遊びの発展が楽しみですが、このような子どもたちの主体的な経験、学びの場を大切にしていきたいと感じさせられました。
(T.N)
◆いっしょに行こう(にじグループ)
昨日の朝の会の時に、うみグループの子どもたちがチケットとポスターを手に
「お化け屋敷に来てください」と誘いに来てくれました。今日は、お化け屋敷を楽しみにしているような言葉を子どもたちの会話の中からよく耳にしていました。
「本物がいたらこわいね・・」
ほんとですね。「本物はいないと思うよ」と返事すると少しほっとしているような姿が見られたり、
「おれ、お化け屋敷5回くらいは行ったことあるから大丈夫!」と自信満々の言葉が聞こえてきたりします。
うみグループから預かったチケットは20枚・・・。それぞれに思いは違えど、行ってみたいなと思っています。さあどうしようか。と子どもたちに尋ねてみました。
「怖い人は無理していかなくてもいいんじゃない?」
「じゃんけんにしようよ!」
「二人ずつで行くってどう?」色々考えてくれました。行きたいと思っている子が沢山いるので、2人で1枚のチケットをもらっていくことにしました。
2人組になろうと声をかけると、仲良しにしている子たちで一緒になる子もいれば、そばにいること素早くペアを組む姿も。2人組を作るのにタイミングが合わず、すぐにペアが作れなかった◎ちゃん。さっとそばに行って、「一緒にやろ」と声をかけてくれていました。無事にペアを作ることもできていよいよお化け屋敷へ。入口の扉から、怖さを感じる演出があり扉の前「やっぱり、いやだ~」と帰ってくる子もいましたが、お互いに慰め合ったり保育者に甘えてみたり・・良い経験をさせてもらいました。友達と一緒にいつもと違う体験をさせてもらい、いろいろな面を見ることもできました。U・A
◆君の好きな人と好きな事を (そらグループ)
七転び八起きのカプラタワーが今日も建築されています。
※入り口付近で、大規模な修繕を行なっております。近隣の方々には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません
構成遊びゾーンはロフトの前のスペースを使っておりますが、ベッドを敷く兼ね合いからその場所での保管が効かず、その度に壊す事で遊びや学びを中断ではなく、消滅させる事もある為止むを得ず入り口付近の保育者の目の届く場所で行っております。
130センチの壁につまずき、143センチの新記録に頷き、160センチの壁に途方に暮れる…。
「ここは置かないで」
「ここに置いて」
誰かの言う通りにしてもガシャーン。
「もう1人でやる」
自分の思い通りでガシャーン。
倒れたらまた1から…。
{そうだ、隣に同じ高さのものを作ろう}
四歳児が閃きます。
そんなことをしたら巻き添えを喰らって共倒れでしょう…と思うものの見守っていきます。
しかし、見事に逆側に倒れるカプラタワー。
{このやり方は成功だ}
と、並列してタワーを積み上げます。
並列させたタワーを100センチ辺りから、一つのタワーに合成させた◯君。
「143センチ」
「k先生より高いんじゃない?」
「早く追い抜かさなきゃ」
と、あの信号が青になるまで息止めた方の勝ちねというような何の価値がそこにあるのか分からない勝ちにこそ本当の価値があると痛感しました。
おままごとエリアではレストランが開かれており、さまざまな食材が増えていくと遊びも人も増えていきます。
人が増える事で、世界観やインスピレーションが生まれる故に、時にぶつかり合う事もあります。
現在では、たこ焼き屋さんになる為の制作活動が遂行されています。
乾かし途中で、「美味しそう」「早く使いたいな」と見つめるこども達。
おままごとの具材を自作で楽しむ姿は幼児Gらしいとも思います。
また、どんなものがあったら楽しい?どんなものが無い?と保育者が尋ねると、「魚、肉」が出た為、保育者はそれらを用意し色塗りをこどもに任せてみたりと出来る事と出来ない事の役割を分担しつつ環境を用意しています。
必ずしも1から全部保育者が作らねばならない、必ずしも1から全部こどもが作らねばならない訳ではない為、「先生は、今度焼き鳥を作りたい」と伝えると、「手伝いたい」というこどももおります。
勿論、手伝いも大歓迎ですが、1番は、
「先生はこれをやるけど、あなた達は誰と何をやる?」
を大切にしていきたいと思います。
誰→1人?友達?先生?チーム?
何→ごっこ?制作?企画?
カプラを積み立てるだけの遊びで、広がる友達の輪と、学びの輪。
※積み立てるだけと侮るべからず
おままごとに食材が一つ増えるだけで、広がる友達の輪と学びの輪。
※食材一つ、侮るべからず
店員になりきる◯さん。
美味しく食べている◯さん。
いきいきとした表情は言わずもがなですが、何かの為に、集中、没頭する真剣な眼差しは主体的な活動の他ならないのかもしれません。
今日はうみグループで開催された「お化け屋敷」のイベントもありました。
室内では様々な遊びが展開されている為、朝の集まりを行うタイミングも中々見つからないそんな一日でした。
少人数で合間を縫って、イベントに向かった為、遊びを完全中断する事なく午前中過ごす事が出来ましたが、園庭に行く時間は午後に回す事になりました。
イベントでは、鬼はいずとも、入り口付近で泣いてしまうこどもや、終始ニヤニヤしながら「あーつまらなかった(面白かった)」「あー怖くなかった(怖かった、安心した)」という様な天邪鬼がおりました。
保育者と手を繋いでショートカットをするこどもも…。
「もう行きたくない」
「また行きたい」
双方の声を双方に叫び合える環境に未来を感じます。
イベントづくしの後のカレーライス。
これもまた、喜ぶ子と喜ばない子の存在の明確さに、賛否両論双方対等に存在出来る時代となったと感じます。
k★y
Posted in 園のこだわり