◆10月5日(木)の子どもたち
2023年10月05日 木曜日
◆探検隊(つぼみ)
昨日の雨で園庭は水分たっぷりの地面でしたが、園庭で遊ぶことにしました。
いつもは1番手前には滑り台だったのですが、ファミリースポーツデイのため移動していたテーブル付きベンチが1番手前にあります。
少し前にふじ組やきくたんぽぽのお兄さんお姉さん達がそこでスコップやカップを使って食卓を囲んでいるように遊んでいて、その様子をじーっと見ていたつぼみ組の子達。きっと「何やっているんだろう」と見ていたのかと思いますが、そのテーブルが身近にあることで遊びやすくなり、今日はつぼみ組の子達で溢れていました。座って足をぶらぶらとなんだか嬉しそうです。いつもより高いところに登れて、もっと高いところへと思ったのかテーブルの上にも登ろうとする姿もあり、遊ぶにも目を離せない瞬間も多々ありますが、子ども達が自信を持ちながら遊べていることだと思うので危険がないように見守っていきたいなと思います。
(K.E)
◆元気に「やーっ!!」 (ふじ)
ミッキー体操後、園庭に行けると分かると、くつ下を履くのもやる気満々です。手に取るとすぐに保育者の元に「やって〜」と持ってきていた子も、まずは座って自分でやってみようとする姿がぐっと増えたように思います。それもお友だちが隣で頑張っている姿があるからこそ。互いに良い刺激を受けています。
園庭に出るとまず、砂場のカバーを外すのを手伝ってくれます。
よいしょよいしょ・・転びそうになりながらも頑張ってくれます。
最初は1人2人・・ですが途中で手伝ってくれる子が増えていき、みんなで運んでくれるので大助かりでした。
次は玩具が乗ったラックをみんなで押します。使う場所と使うものの準備は任せて〜というような後ろ姿は頼もしい限りです。
砂場では山を作りたい!とわくわくの○くん。
大人用のシャベルを持ってきて大きな山を作っていると、子どもたちも保育者の動きを真似て「やーーっ!!!」と言いながら次々やってきて、山作りが始まりました。
できた山にすぐのぼる子、ひたすら砂を盛って山を作って行く子。
ダイナミックにかける子、少量ずつかける子。
いろいろでしたが掛け声は揃って「やーー!!」で盛り上がりました。
すると雨で濡れている砂と、ログハウスの中の濡れていない砂と、砂の色の違いに気が付いた子どもたち。
しっとりとサラサラ、質感も違います。
「この白いの、ここにかけるの」「サラサラ〜って。」
何往復もして取りに行き大忙し。
山にかけて完成したあとは、プリンやアイスやケーキを作り、サラサラの砂を最後のトッピング代わりにしたりと、砂の種類によって使い方を分けている様子にも感心です。
風も涼しく心地よく過ごせたので、かけっこしたり、築山を満喫したり、トランポリンをしたりと身体を動かすのも気持ちが良さそうな子どもたちでした。
I.S
◆ドングリとダンゴムシ (きく・たんぽぽ)
先週末の休みに公園でドングリを拾ったという〇ちゃんの話を聞き、園庭の築山に登って樫の木をみてみると、緑色の小さな実がたくさんできています。赤ちゃんドングリは、いくつかの小さな実をギュッと堅く寄せ合って仲良く大きくなろうとしているようにみえました。
雨が降って、今日の朝。ドングリがおちていないかな、と探しに行くことにしました。
朝の集まりに、ドングリコロちゃんが登場しました。絵本をみたあとに、絵本の中でドングリたちが踊っていたダンスを踊ってみました。両腕を上げてとんがりあたまのドングリになる様子がとてもかわいらしかったです。
ドングリの実をふってみると、中からコロコロという音がしました。思わず自分の耳にあてて、目を閉じて
音をたしかめていた△くんでした。
園庭にでて、築山を目指します。もうそこで遊んでいる子どもたちがいて、先に見つけられていないか、ドキドキしている●ちゃんと□ちゃん。あった!と言うお友だちのそばに走ります。小さくて丸い玉をみつけました。緑色が変色して黒くなっていますが確かにあの木のドングリの赤ちゃんです。
土の地面の色と同じ色のドングリを、姿勢を低くしてジーっと探し、見つけている二人に、ドングリを入れるためのボトルを渡しました。すぐに3,4個ずつのドングリが入っていました。そのボトルを耳元でふりながら、
「コロコロだって。」
と顔を見合わせてにっこりほほえんでいる二人でした。
園庭の方でもしゃがんで地面をみている☆くんがいました。こちらはダンゴムシ、おんなじ黒丸ですがしばらくすると動きだしたので、一緒に見にきていた●ちゃんと□ちゃんはびっくり。久しぶりに出会ったダンゴムシでした。
やっと少しずつ涼しくなってきて、子ども達の活動にも変化がみられてきました。秋の訪れに気付いたり、秋の自然物に触れながらじっくり楽しんでいけたらと思います。(F.S)
◆喜びの共有(うみグループ)
今日も29人と少人数の登園となりました。
体調を崩している子が多く、引き続き体調の変化に留意していきたいです。
今日は○くんの誕生日です。○くんはずっとこの日を心待ちにしていました。朝から何度も「集まりまだ?」と笑顔いっぱいに聞いてきます。
そして周りの子も「今日は○くんの誕生日だよね?○くんずっと『早く5の日にならないかな〜』って言ってたもん」と笑って話していました。
喜びを全面に表す○くんに、その喜びに気づき共に顔をほころばせるグループの仲間たち。
誕生会は温かい雰囲気に包まれていました。
祝い祝われる喜びを感じ合える素敵な誕生会。
グループでお祝いするからこそ、待ち遠しい気持ちや嬉しさを目の当たりにし、その喜びに寄り添えるのだと感じます。
○くんの笑顔と○くんに寄り添うやさしさに触れることが出来た1日でした。
改めて○くん、お誕生日おめでとうございます。
Y・O
◆ゴーヤは…やっぱり苦いんだ (にじグループ)
夏の間何度も体験してきた、ゴーヤのクッキング。今日は、今年豊作だったピーマンも一緒に唐揚げにしました。
採れたてのツヤツヤのピーマンからは、消毒しただけでもピーマンの香りがしました。
ピーマンが苦手…と言っていた子にたずねてみました。
なんで苦手なの?
「うーん…にがいよ」
確かに。
「臭い…」
嫌いだと感じるでしょうね。
でも、結果みんな食べていました。
どうだった?
「なんか、おいしかったー」という意見もありました。
唐揚げにするとなんでもサクッと食べれちゃうんですね。
さてゴーヤです。
「ゴーヤってにがいよね、からあげにしてもやっぱりにがいよね」
確かに!
みんなと一緒だと食べられてしまうけど…やっぱりにがいんです。でも、ゴーヤがにがいって知ってるにじグループのみんなはいい経験をしています。
園庭も楽しんできました。ファミリースポーツデイの様子をみていたもも組さん。バトンを使ってリレーに憧れています。
もも組さんだけでやりたいと教えてくれました。でも、なかなか一緒に走りたいメンバーがそろいません…
いつできるかな…と相手の様子をじっとみて…今ならいいかなあと、自分で声をかけに行くことができました。
相手の様子をちゃんと伺って、自分の気持ちを伝えていた姿にまた成長を感じました。U.A
◆次の行事に向けて (そらグループ)
子どもたちが、ゾンビを描いたり帽子や衣装を作り始めています。
なんの制作か。それは、秋と言えば今月のハロウィン。
ハロウィン色の折り紙を使い、輪っか飾りやお化け、かぼちゃの制作をして部屋に飾っています。
お化けの顔は、泣いていたり、目がハートだったりカラフルだったりと個性が感じられます。
なんで泣いてるのか聞くと、「だってね、お菓子をくれなきゃいたずらするぞってちゃんと言わなくて、お菓子もらえなかったからだよ」と細かく説明をしてくれました。目がハートの理由も。「怖いお化けじゃなくて可愛いお化けもいたら楽しいから」と。ちゃんと理由もあるということでした。
そして、子どもたちの中でこんなやり取りがありました。
ロフトの下にある大人気のハンモック。順番にやりたい子もいればもうちょっとやりたい子もいて、意見のぶつかり合いがありました。
そこで保育者がストップウォッチを渡し、時間を決めてやることを提案しました。すると1.2.3・・・と数えるのではなく、10.9.8・・・逆から数えているのです。この方が難しいと思うのですが、不思議だなと感じます。最初はタイマーがなると止めて交代をしていましたが、しばらく様子を見ているとタイマーの音がずっと鳴っています。あれ?タイマーが鳴っても止めない様子。さっきまでは順番にやっていたのに・・・。そして次は、タイマーをやりたい、持ちたい子のぶつかり合いが始まりました。
子どもたちのやり取りについ笑ってしまいます。
一人ひとり個性があるからこそ、意見のぶつかり合いがあります。その中で、どっちが悪い悪くないというわけではなく、お互いの気持ちを尊重し、どうやったら平等になるのかどうやったらお互いが納得して気持ちよく仲良く遊べるのか。子どもたちと一緒に考えてより良い保育が出来るようにしていこうと思います。(Y.H)
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