◆10月31日(火)の子どもたち
2023年10月31日 火曜日
◆興味津々(つぼみ)
少しずつ行動範囲が広がり、いろいろなことに興味を示している子どもたち。
今日も園庭中を移動して、様々なことに挑戦していました。
園庭にある黒板に興味を示した子は、チョークのある場所を指差し「取って!!」とアピール。
一つずつ手渡すと、黒板やその周り、地面にとお絵描きを始めていました。
中には、色を変えたいと思ったのか、持っていたチョークを保育士に渡して「違うのを取って!」とアピールする子もいて、やり始めると長い時間お絵描きを楽しんでいました。
他にも、築山に登っている子を見て、「僕も立って登りたい」と保育士に訴えて、手を繋いで上まで登ると、今度は「降りたい!」と傾斜の行き来を経験したり、誰も乗っていないゆりかごスイングを押して、返ってくるブランコを捕まえようとしたり、ウッドデッキやベンチなどの高いところに登って立ち上がってみたりと、いろいろなことに挑戦していました。
どれもお兄さんお姉さんがやっていたことで、きっと子どもたちにとって「すごいな」と思ったことなのかもしれません。
いろいろなことに興味津々で、これからも沢山の経験をして心も体も大きく成長していくのかと思うと、一緒に過ごすことがますます楽しみになります。
子どもたちに興味を持ってもらえるような保育を心がげていきたいと改めて感じました。(E.Y)
◆今日も元気です!(ふじ)
10月最後の日。
進級、入園から7カ月が経ちました。
身体も成長しましたが、遊んでいる姿も成長してきて、子ども達同士の姿を見ていると面白いです。
今日は、ふわふわの○くんと◇ちゃんが砂場後ろの山を登ったり下ったり、時には木の手すりにぶら下がったりして遊んでいました。
◇ちゃんが登りだすとその後ろを○くんがついていったりして、言葉は出ていなかったけれど、笑い声は響いていました。
暫くすると、その山から移動し、園庭の中央へ。
走り出すと○くんが転んでしまい、今にも泣きだしそうな顔に。
その後ろから◇ちゃんが走ってきてわざと〇くんの横で転倒をしました。
同じ体勢で転んでいる姿に、思わず○くんが笑顔になりました。
◇ちゃんは○くんと同じことをしたかっただけだと思いますが、その行動が○くんの気持ちの切り替えになっていて、友達・仲間の存在って大きいなと私の方が気づかされました。
園庭奥の築山の方では、泣き声が。
泣き声の方からわくわくの♡ちゃんが走ってきて保育者に伝えます。
「せんせい、たいへん、☆くん、ころんじゃったー」
「それは大変。どこで泣いている?」と聞くと「こっちだよ!」と案内してくれました。
☆くんは築山を登ろうとして転んでしまったようです。
♡ちゃんは心配そうに☆くんの顔を覗き込みます。
「ケガしちゃってるから、看護師さんのところに行ってくるね」と伝えると、「うん」と頷いて別の場所に遊びに行きました。
なんだか、任務を終えてやり切ったような、誇らしげな顔つきに見えました。
『転ぶ』という場面でも、全然違うストーリーがあって、月齢によって関わり方の違いや、その子らしさの行動が見えてきて、子ども達って本当に面白いな、とその都度感じています。
M.S
◆みんなで楽しく(きく・たんぽぽ)
朝おやつを食べ終えると、ぬり絵、ブロック遊び、おままごと遊びへと目的を探して各々始めていきました。
昨日のハロウィンを思い出し、バッグを片手に「トリック・オア・トリートお菓子をくれないといたずらするぞ~」と保育士の元へ来ました。
保育士から「どうぞ」と受け取り、またまた嬉しそうです。
もう一方でパズルに夢中な☆くん。
ピースが多くて苦戦中で※ちゃんが、「一緒にやっても良い?」と行くと先ほどは、同じように声を掛けたら断られてしまったので、今度は「いいよ」と言われ、一気に嬉しくなり2人仲良く当てはめて行きます。
☆くんが「※ちゃんと一緒なら、早く終われそうだ」と。そんな風に言ってもらえたので嬉しさが、溢れ出しそうで「ありがとう」と※ちゃんは伝えていました。
友だちに手を貸してもらえると、☆くんもやっぱり嬉しそうでした。
少しだけでも、ゆっくり過ごせて満足感でいっぱいの良い表情でした。
玩具を片付けると、かわいいハロウィンのおばけの踊りに夢中で踊ってから、園庭で沢山遊びました。
保育士が「オオカミさん今何時する人おいでー」と言うと保育士の指にやりたい子が集まって、止まっている姿がありました。
とても可愛いなと。
幼児になると、こうやって鬼ごっこや遊びをスタートさせていくのかなと、少し先の姿を想像してしまいました。
保育士がオオカミで、追いかけられると嬉しそうに「キャー」と逃げ回り楽しそうです。
今日も、元気いっぱい遊びました。S/A
◆素敵がいっぱい(うみグループ)
今日は健康診断がありました。
集まりの時間に年長児○ちゃんに前に出てもらい、本物の聴診器(看護学校からいただきました)を手に、どんなことをするかを実演しました。聴診器効果なのか子どもたちはワクワクした表情を見せます。心音が聞こえることに興味津々。心臓が動いているということを自分の耳で実感できたことは驚きだったようです。
「お注射やだ。こわいことしない?」と聞いてきた年少組も笑顔を見せ余裕の表情。
もも・ゆり・ひまわり組の順番でしたが、「こわくないよ」と次の学年に教えてあげたり、「泣かなかった?」と声をかける姿が見られ、お互いを思いやる心が育っていることがとても素敵です。
また、園庭でも思いやる心が見られました。
砂場で山とトンネル作りが行われており、3学年入り混じって遊んでいます。
どのくらいの高さにするか、穴はどこから開けるか、水はどのくらい、川はどこまで続くか等、子どもたち同士で確認しながら進めていました。以前はそれぞれが自分のやりたいようにし、思いがぶつかり合ったり大声で言い合うことが頻繁でしたが、今日は「ならこうしよう」「これはどう?」と違う意見に対してお互いに歩みより作り上げていることが印象的でした。
ぶつかり合うことは自分とは違う感情にふれる大切な経験であり、その経験を経て自分や他者の感情と向き合い多くのことを学んでいます。
山を作る遊びを通して自分の思いを伝え、相手の思いに耳を傾け力を合わせるその姿からは大きな成長が感じられ、この成長に立ち会えることは本当に大きな喜びです。
これからもたくさんのすてきな姿を発見していきたいです。
O・Y
◆健康診断?身体測定?(にじグループ)
秋の健康診断の日です。
どんなことをするのか、集まりで話しをしました。
Tシャツと肌着は脱ぐことを伝えると
「パンツは脱がなくていいんですか?」
と、もも組◎くんから質問です。
◎くんにもみんになもズボンとパンツは脱がなくていいことを伝えました。
健康診断のデモンストレーションをしながら一通りの流れを伝えたあとに、「なにか質問ある人?」と聞いてみました。
2人の子から
こわいことはする?
緊張する
と、今の素直な気持ちを聞くことができました。
こわいことは何もないこと(紙芝居も読んで伝えています)を伝えました。
緊張するのは、みんなで手を広げて「わーはっはっ」と大きな声を出して和らげてみました。
すこしだけでも気持ちが和めばいいなと思いました。
健康診断は名前や年齢を聞かれたり(年長児は朝ごはんも聞かれました)、口を大きく開けたり、聴診器をあてられたりしました。
しっかり受け応えする姿に一年の成長を感じました。
今日は◻︎くんのお母様が保育士体験に来てくださいました。
子どもたちに一つ一つ丁寧に関わる姿に保育者も改めて学ばせてもらいました。
お母様の関わりに子どもたちも、たのしさを共有し、いっぱい遊んでもらっていました。
ありがとうございました。
e.y
◆つぶやき (そらグループ)
今日は健康診断がありました。
こども達に朝の集まりで説明をし、心境を聞いてみると緊張しているこどももちらほら伺えました。
聴診器を使って、診断ごっこをし、緊張をほぐせたらと朝の集まりで数人にお手本や体験をしてもらいました。
「お腹の音を聞きますね」
「次は背中の音を聞きます」
「頭の音も聞きますよ」
「最後はお口を見ます。ライオンさんのお口でガーッと開けてください」
「ありがとうございました」
一連の動作を行うと、次は私、次は僕…と手を挙げます。
※全員をやるとキリがないので代表数名だけでした
また、図鑑を用いて、体の事や病気の事、食事についても話をし、大事な体はチェックだけじゃダメな事。
守る事、大切にする事、よく食べる事。
こどもに伝わる言い換えは何が良いか?様子を見ながら伝えていきます。
始まればあっという間で、こちらがもう少し静かにお願いしますと伝える程、ウキウキのこども達…。
※涙を流す素振りも、緊張のき文字もなく…
室内遊びは、現在カードゲームの広場をランチルームに広げ、プレイルームのスペースを広げてあります。おままごとの発展も見られ、様々な食材が販売されている状況です。入れ替わり立ち替わり別のこども達が遊びを繰り広げ、お客さんとして遊びに入る保育者の周りには、食べきれないほどの食材が並ぶ事もしばしば…。
「いらっしゃいませ」を何度も叫びながら、来ない客を待ち続けるこどもをみると思わず、「たこ焼き一つもらっても良いですか?」と声をかけずにはいられません。
「一つはダメです。3個か6個です」と言われ、そういう意味の一つじゃないんだけども…と苦笑いをしながら、「6個下さい」と伝えています。
この客はよく買ってくれると分かると、次々にこども達が「ハンバーガーどうぞ」「魚あります」とお祭りの屋台を彷彿させるやり取りを見せてくれます。
保育者が遊びに入って指示をするのではなく、遊びの邪魔をせず、友達の輪と遊びを広げていける関わりを大切に出来たらと思います。
園庭遊びでは、先日の低年齢交流を体験した年長児がお着替えの手伝いに向かったり、それに触発されてゆり組のこどもが2歳児クラスのお着替えの手伝いに行ったりと、自然と交流が育めております。
※無理のない範囲で自然と交流出来る環境も保障出来たらと思います
「ねぇ先生、あそこにキノコがあるんだよ」
「僕はこのキノコをとってキノコシチュー作るんだ」
「先生、ジャンプするよ見てて」
「黄色い葉っぱ見つけたよー」
「この虫なんていう虫?」
「先生、◯君が僕のいう事聞いてくれない」
「僕はそんな約束していないのに」
「この子私の妹。」
「今日は◯ちゃん休みだから、△ちゃんと手を繋ぐの」
「だってうんちって言うの恥ずかしいんだもん」
「何もしてないのにズボン濡れちゃった」
今日もこども達の発言に元気をもらったり笑顔にさせてもらったり、考えさせてもらったり…。
この他にも書ききれない、聞き漏れてしまった発言が山の様にあります。
怪我もなく、元気に一日を過ごせた事。
泣いたり笑ったり、その瞬間を一喜一憂しながら日々成長していくこども達を、丁寧に見守っていきたいと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり