◆9月13日(水)の子どもたち
2023年09月13日 水曜日
◆イメージ (つぼみ)
今日は時間制限なく園庭遊びが出来そうです。
花壇にはシジミ蝶があちこちでダンスを踊っているように舞っていました。
セミの鳴き声はすっかり聞こえなくなりましたがやっぱりまだまだ暑いから、ミストがとても気持ち良いです。
ふじ組がビニール袋におしろい花を入れた水を揉み込んで綺麗なピンク色の袋を持ち歩いていました。
かわいいピンク色の袋は注目の的でした。
その袋を持って「いらっしゃいませー」が始まったから、自然に皆んな集まって真似事が始まりました。
「いらっしゃいませー」が言えない分、手でパンパンと叩いて 営業開始の合図にしていました。
楽しそうです。
誰かがやり残した砂の山がテーブルに残っていたのを見つけると、精一杯背伸びをして手が届くだけ奥に伸ばしながら砂をかき出しています。
何かイメージでもあるのか一生懸命きれいにしようとしているところを パチリ と写真に収めると、急にふざけ顔を見せてくれるからつられて笑ってしまいます。
何か言いたそう・・・
もうすぐ歩けそうなんだけどなぁ・・でもすべり台を逆から上るとどうやら自分で歩いているような感覚になるのか盛んに逆走しています。
おかげで正規ルートの子たちが上で渋滞しているのですが、やっぱり自分のイメージがあるのかカメラを向けると良い笑顔です。
ちょっとした健康器具のように見えないでもない姿に思わずにやけてしまいました。
ここに何があって、ここでどんなことをして、こうやってこうなって・・・とイメージがある様子がつたわってきます。
目が合った時の笑顔がみんな「最高!」と思いました。(N・S)
◆ピンクのきれいなお水 (ふじ)
「ピンクのお水ないねぇ」と園庭に出るなり呟く○ちゃん。
昨日2歳児がおしろいばなを使った色水遊びを楽しんでいたのを見ていた○ちゃんは、今日は自分もと思ったのかもしれません。
「ピンクのお水、作ってみる?」と誘ってみると、「やる―」と女児達が集まってきました。
まずは、一人一枚ビニール袋を持っておしろいばな探しです。園庭奥におしろいばなを見つけました。
早速ビニール袋にお花を入れていく○ちゃん。続いて向かった先は、水道。自分で水を入れます。ビニールを結んだら、モミモミ。
あっという間にピンクのお水が出来上がりました。
それを見て、「やりたい」と続々とアピールしてくる子ども達。
ピンクのお水を持っている子ども達だらけになりました。
「もものジュース」と教えてくれる児。光に向けてキラキラを発見する児。完成したら満足し、ポトッとビニール袋を落としてどこかへ行ってしまう児。
様々な姿でしたが、どの子ども達もピンクのお水に満足な様子でした。
しばらくすると、幼児グループの子ども達が園庭に出てきて、今月末に行われるファミリースポーツデーの練習が始まりました。
何が始まるのかとじっと観察。
そして、部屋に戻って「か~えるのた~いそう」と踊り始める☆君。
色水遊びをはじめ、年上の子ども達が楽しんでいることをよく見ています。
楽しそうと思ったことは真似したい、やってみたい、どんどん吸収しています。
楽しみな姿です。(M.C)
◆今日の「はじめて」は・・・ (きくたんぽぽ)
毎日、ご家庭や保育園で、たくさんの「はじめて」を経験して、成長している子供たち。今日はまた、「はじめて」の楽しいことがあるので、子どもたちの反応が楽しみです。
きくたんぽぽで初めて、保育士体験のお父さんが来てくださいました。
朝、○くんと一緒に登園したお父さんが、いつもはいないはずの遊びのスペースにいて、子どもたちは、ちょっと不思議そうです。「今日は一緒に遊んでくれるんだよ。」と伝えると、えっ、いいの?!という感じで、お父さんの周りに、さっそく集まってきた子どもたち。自分の作ったものを見せたり、これやってとお願いしたり、抱きついてみたりともう大人気です。
朝の集まりで、一人ずつ名前を聞きました。それぞれ、自分の名前やなりたいものの名前を言っていきます。○くんは、少し考えて、「~(名字)ちょうちんおばけです。」。
最後にパパ先生にも名前を聞いてみます。「~(名字) だいだらぼっちです。」ニヤニヤと子どもたち。なんだかわからないけど、おもしろいことに違いないといった表情です。
パパ先生も一緒に園庭に出ることにしました。帽子をかぶって、靴下を履いて・・・、自分でできるとパパ先生にもご報告。「見てー!自分で履けたよ!」
園庭では、先日に続いて、水鉄砲の的あてコーナーを作りました。トイレットペーパーで吊るされたオバケたちが登場すると、子どもたちは「せーの!」の合図で、水鉄砲でやっつけます。ペーパーが切れて、次々と落ちていくオバケたちを見て、「もう一回!」と声が上がります。一度退散したオバケがもう一度やってくるのを待っている間は(少し離れたところで、保育士が一生懸命次のオバケを仕込んでいます)、練習タイム。「ここの木のオバケに水をかけてみて。」との保育士の声かけに、菩提樹の木に向かって、皆で水をかけます。
4回ほどオバケが登場し、その度に子どもたちが入れ替わり立ち替わりオバケ退治をしてくれました。9月末のファミリースポーツデイで、この的当てにちなんだ内容を盛り込む予定です。お楽しみに。。
その後、シャワーのお手伝いまでしてくださったパパ先生。給食を食べる様子も見守ってくださり、子どもたち、何より○くんが本当に嬉しそうでした。
一年に一度の保育士体験、家とは違う、園での様子が見られる素敵な体験です。毎年続けていくと、自分のお子様だけでなく、周りの子たちの成長も感じられます。まだ予定のない方も、ぜひぜひご検討ください。
(T.M)
◆結果よりも大切なもの(うみグループ)
今日は年長組は英語教室がありました。年中〇くんは「ぼくもひまわり組さんになったら出られる?」と聞いてきます。リレーやキッズソーラン等、ファミリースポーツデーを通して『年長組になるとできる』ことがあると気づいた年中児たちから「自分たちもやりたい」とう発言が聞かれるようになりました。
その言葉を受け、ちょっと得意げに「ひまわり組さんになったらね」と返す年長児たち。その姿に昨年度の子どもたちの姿が重なります。同じ言葉でも言われる側だった年長児たちが、今や言う側に成長しており、受け継がれていく『憧れの年長組』の継承に温かい気持ちになりました。きっと来年は同じ言葉を今の年中組が言っているだろうと思うと何とも微笑ましいです。
年長組が英語教室の間、年中・年少組はボールを使ったゲームをしました。学年対抗戦でボール運びを行いましたが、年中組はルールもすぐに理解し集中力を見せます。年少組はまだゲームには不慣れなようで、スピード感のある年中組に目を奪われ止まってしまう場面がありました。でも何度か繰り返すうちにルールを理解し追い上げる年少組。その姿に焦りを見せながらも作戦を練り、声を掛け合う年中組がいました。
「負けるわけにはいかない」
「今はゆり組さんが1番大きいから」
そんな言葉が聞こえます。
一方年少児たちは自分たちの追い上げに力が沸き、集中力が増していくようでした。「勝てる」と後ろから声をかける☆くん。うんうんと笑顔で頷く年少児たちの姿が可愛らしいです。
異年齢保育だからこそ育まれる子どもたちの意欲的な姿に、この関係性をこれからも大切に見守っていきたいと新たに思いました。
園庭ではそれぞれ学年ごとに遊戯とかけっことリレーを行い、ずっと遊んでいたい気持ちがある中、頑張っていました。
リレーでは人数調整の為に2回走らなければいけないことを忘れてしまい、初めて最下位になりました。これまでずっと1位だったため初めての敗北に呆然としたり悔し涙を流していました。
負けて悔しい気持ちを感じることも大切な経験です。2回目のリレーでは順番を忘れないようみんなで声を掛け合ったり「次は絶対勝つ」と力を合せ全力で挑戦していました。
結果は1位でした。順位よりも、心をひとつに頑張ったことを褒めて認めていきたいです。
O・Y
◆まず、やってみよ!(にじグループ)
年長児は、英語教室がありました。
英語教室に出かけて行く姿をみて、ゆり組の◎くん
「なにしてるんだろー気になるー」と言ってました。そうですよね。
いつも一緒にいる年長児のお友だち、時々、年長さんだけの時間を過ごしています。気になるますよね。
英語教室から戻ってきた年長さんに、◎くん色々質問しています。色々質問に答えながら
「※ちゃんも、ゆり組さんの時いっつも何してるのかなって思ってたよ」と◎くんに伝えてました。
そうなんですね。みんな、長い時間一緒に過ごしながら、去年の自分や去年の年長さんや年中さんの姿を思い出したり、見ながら学び合って過ごしているんだなぁと感じます。
来年年長さんになる◎くん。今の年長さんが、楽しそうに参加してくれているので、きっとワクワクして取り組める事でしょう。
少し前から、△くんが金魚すくいがやりたいなと提案してくれていました。
ゆっくりゆっくり、準備を進めてきました。魚の絵を描いて塗って切り取って…楽しみながら準備していた金魚すくい。時間をかけすぎて、
「早くやろう!」と誘われました。
私自身、まだこれが出来ていないから…ちょっと待ってねー…と実現出来ないと思い込んでいました。
でも、△君は
「こんな風にしたらいいんじゃない?」
「△君、チケット作るよ!」
とやる気満々です。
そこにたくさんの友だちが
「やりたいな」と集まってくれました。
順番や、やり方は荒削りになってしまいましたが、
「まだやりたいなー」
「今度は、魚を増やそうよ」など
子どもたちのもっと楽しもうが聞こえてきます。
まず、やってみる事でたくさんの笑顔やひらめきを見つけました。
大人が思っているようになっていくことよりも、数倍も楽しい会話が聴こえてきて嬉しい時間でした。
U.A
◆色々な気持ち (そらグループ)
今日は、ひまわりぐみの英語教室の日。◯ちゃんが、保育士に「入る時は、ハローって言うんだよ」と。ひまわりぐみにとって1つの楽しみです。
ももぐみとゆりぐみは、ファミリースポーツデイに向け、オセロとかけっこの練習をしました。
オセロは、今日初めてやりました。ももぐみは黒、ゆりぐみは白で対決。3回戦やりましたが、ゆりぐみの勝ちです。ももぐみも負けずにひっくり返し、悔しそうな顔を浮かべています。
次は、かけっこ。
もも対ゆり。今日は、どっちのチームもバトンを使ってやってみました。両チームとも上手です。
かけっこは、4回戦やりました。
ももぐみの勝ちです。
対決をしている最中にこんな会話がありました。
「早く前に進んで」、「早く座って」、「なんで止まるの?走って」と言う声が。心が燃えると、ついつい出てしまう言葉。
「負けたくない。勝ちたい」という気持ちが強いんだなと感じます。
ももぐみ、ゆりぐみ、ひまわりぐみは、園庭でも子どもたちで声を掛け合いながら積極的に練習を重ねています。
そして、毎日リレーを練習して帰ってくるひまわりぐみ。
「聞いて。2位だったよ」ととってもキラキラな笑顔で教えてくれました。1位かなどうかなというギリギリな戦いでした。これも日々、練習を重ねて作戦を考え、みんなで力を一つにしているからだと思います。
集まりで、保育者が負けてどんな気持ちか聞いてみると、悔しいと答える子もいれば悔しくないと答える子もいます。どちらの気持ちも大切です。この気持ちがどう変化していくのか楽しみです。
子どもたちの成果を丁寧にみていきたいと思います。(Y.H)
Posted in 園のこだわり