◆9月8日(金)の子どもたち
2023年09月08日 金曜日
◆本日大雨(つぼみ)
台風・体調不良により、本日のつぼみ組は3名のみだったので、ふじ組と一緒に過ごしました。
なんだか今日はいつもと違うぞと思っていたのか、スローペースで遊ぶ子どもたちでしたが、ふじ組へ移動すると好きなものに手を伸ばして遊び始めます。
以前も話しましたが、子どもたちは何でもよく見ています。新幹線を手に取った○くんは、走らせるように床を滑らせていました。その姿に遊びの中でふじ組の遊び方をよーく見ているのでしょう。
どんどん遊び方を真似をして、できることが増えてくのが楽しみです。
(K.E)
◆雨、お部屋での楽しみ方・・ (ふじ)
今日は台風の影響で大雨なので、つぼみ組のお友だちと一緒に廊下とおひさま広場を使って遊びました。
廊下では、トンネルや功技台のすべり台。
おひさま広場では、肋木・ソフトマット・風船クッション・大型ブラック。
それぞれ好きな場所で満喫しています。
大型ブラックでは、大きな乗り物を作り、みんなで乗ってバスごっこ。なりきり運転手!盛り上がっていました。
廊下のトンネルは、通りやすいよう一方通行にしているのですが、出口から入って行ったきらきらの△ちゃんと□ちゃん。
わくわくの□ちゃんは入口から入ったので中で鉢合わせしてしまいました。
△ちゃんに、『□ちゃんが通れないからこっちに戻っておいで〜』と出口から声を掛けますが、その声には無反応で中で何やら秘密の会話中・・・
トンネルの横から覗くと顔を近づけて「あわわわわ〜」と声を出し合いながら笑い合っていました。
通れないと困っていたり場所の取り合いをしているわけではなかったので、そのまま見守っていると、3人で仲良く出口から出てきました。
こっちから入ってね・・
ぶつからないようにと伝えますが、子どもたちにとっては、お友だちが来たのが見えたから嬉しくて近くに行ったという純粋な気持ちです。
安全に遊ぶために伝えるお約束もありますが、必要なタイミングで、必要な声掛けをしていきたいなと思いました。
すべり台では、おもいっきり遊びたい気持ちを抑えつつ、つぼみ組の☆くんがゆっくりゆっくり降りていくところを、みんなで「☆くんがんばれ!!☆くんがんばれ!!」と応援しながら待っていてくれました。
優しいお兄さんお姉さんの姿、とっても素敵でした。
I.S
◆少しずつ、おまつりの気分(きく・たんぽぽ)
今日は台風の影響で朝から大雨です。
「(登園するとき)公園がすごいことになっていたよ。」と○ちゃん。「たいふうなんだって、」と●くん。心配しながら情報を教えてくれました。
廊下からドーンドーン、ドドンがドン 、と調子の良い太鼓の音が聞こえてきました。軽快なお祭りのお囃子も流れてきました。いてもたってもいられなくなった様子の子どもたちは 急いで廊下へ出ていきました。太鼓のばちを持ってみたり、鈴やタンバリンを持って鳴らしています。賑やかなお祭りの雰囲気に、体を動かしていたり、踊ってみる子もいました。
縁日のわなげ屋さんも出ていて盛り上がっていました。低い台の上から色水のジュースのピンをめがけて輪を投げます。
5本の輪が全部成功した△くん。あそびの楽しさもよくわかっていて、達成感に満ちた表情でした。成功したお友だちを見るとルールも理解できていて、子どもたちの輪を投げる先の目標も定まってくるようでした。大人のまねをするよりも、友だちがわかりやすい先生となるのだな、と興味深く感じました。
輪がピンに入り、成功、おめでとう!の呼び鈴が鳴ると、ぱーっと花が咲いたように明るい表情になり、子どもなりにも緊張して行っていることが感じられました。
部屋には、収穫したゴーヤとピーマンのスタンピングコーナーがありました。ピンク、みずいろ、きいろ、むらさきの絵の具をつかい、花火に見立てながらポンポンとスタンプしていきました。
一回ごとに絵の具を付け替えて丁寧にスタンプする□ちゃん。力いっぱい勢いよくポンポンポーンと連続押しをする■くん。ピンク専門の◇ちゃん、などなど。いろんな色の小さな丸い花火がたくさん打ちあがり、賑やかなお祭りの空のようです。これが後に何になるかはお楽しみに。
これから秋祭りの季節です、お祭りや縁日に参加する子どもたちもいると思います。その経験も活かしながら、おまつり遊びも楽しく展開していくことができたら、と思います。(F.S)
◆新たな姿 (うみグループ)
今日も室内での自由遊びの他、ファミリースポーツデーに向けての取り組みを行いました。
自由遊びの時間に年長児数人が、振り付けを確認し合うようにソーラン節を踊っていました。
曲を流してあげると、遊んでいた子どもたちも次々と集まってきます。
踊る児、応援する児、見守る児と参加の仕方は様々でしたが、一人ひとりが自分らしさを表現していました。
ソーラン節後、年齢ごとに遊戯で使用する曲を順番に流しましたが、練習を重ねるごとに取り組む姿勢や子ども同士の関わり合いなど、今までとは違った姿を見せてくれます。なかでも印象的だったのは、子ども同士互いを認め合うという関わり合いが自然と見られたことです。
年長の〇〇ちゃん。
「あー△△ちゃんすごい!上手!」
と年少△△ちゃんの恥ずかしがりながらも一生懸命自分を表現する姿を認めてくれていました。
年中の◇◇くんは、踊らず見守っている年少◎◎くんに「踊りたくなかったら無理しなくていいからね」と安心して自らのペースで参加できるよう寄り添ってくれていました。
子どもたちがつくりあげる温かい空間、子ども同士の学びの空間に感動させられるとともに、これからの取り組みの中で、またどのような姿を見せてくれるか楽しみになりました。
このように、ファミリースポーツデーに向けての取り組みも主体的に行われています。
成長の糧となる経験、本番までの過程を大切に温かく見守っていきたいと思います。
(T.N)
◆久しぶりの絵の具遊び(にじグループ)
台風の影響もあり、朝から大雨。
登園を控えるご家庭もあり、今日は22名でした。
久しぶりに絵の具遊びをしました。ピンク、薄青、水色、黄色、黄緑、オレンジ色。
準備を始めようとすると「何するの?〇くんお手伝いしたい!」「⭐︎ちゃんも!」と年中児が手伝いにきてくれました。
キッチンペーパーを広げたり、足りない色の絵の具を他のグループに借りに行ったり、パレットに絵の具を出して色を作ってくれたり。
絵の具の出が悪く、絵の具のボトルを振っていると「うちのママもマヨネーズでないとき、そうしてるよ」と◯君。
白の絵の具を振っていたのでママの姿と重なったのかもしれません。思わず「そっかー。出ないと振っちゃうよね」と◯君、⭐︎ちゃんと笑いながら楽しく準備ができました。
朝の集まりの後、障子紙を広げて、手に絵の具をつけてペタペタとスタンピング。慎重に手形をつけてみる児、ぐるぐるっと塗ってみる児、どんどん色をつけていく児などさまざま。しばらくやっていると両手を絵の具だらけにして楽しむ姿もありました。「先生見て!」と紙にスタンピングするよりも何だか楽しそうな表情が印象的でした。
あっという間に2枚の障子紙がカラフル色でいっぱいになりました。出来上がった障子紙はファミリースポーツデイのグループ旗に使う予定です。どんなグループ旗が出来上がるか子どもたちと引き続き作り上げていきたいと思います。(O.Y)
◆AM11:00 (そらグループ)
「先生あのね、雨強かった」
と◯君が嬉しそうな表情で言いました。
「車で来た」
「私自転車」
「私歩いてきたよ」
「僕はお父さんに肩車してもらった」
「リュックは濡れたけど僕は濡れなかった」
「長靴で来たよ」
etc
雨の中、登園したこども達の言葉と表情はまるで晴れの日の様です。
「先生は電車だったよ」
と伝えると、
「良いなぁ」
と返事が返ってきます。
「満員電車も大変よ?」
と伝えると、
「潰されるんだよね?」
と返事が返ってきます。
「先生は潰されない場所に逃げるけどね」
と伝えると、
「車で来れば良いのに」
と振り出しに戻る会話も面白いです。
室内では夏休み期間中の様な人数での保育です。
保育者とカードゲームをするこども達。
こども同士で遊ぶこども達。
時折、保育者のところに来ては「先生あのね?」と世間話をしては去っていくこども達。
窓を眺めて黄昏る姿は、ママやパパを心配しているのかな?お迎えが待ち遠しいのかな?と子どもの心境を考察する時間にもなりました。
朝なのに夕方の様な暗さを電気を消して感じた後、真っ暗かくれんぼを室内で行いました。
ドキドキワクワクの中、友達と隠れる嬉しさが机の下から「クスクス」と聞こえてきます。
電気をつけて、
「先生の負け。皆んな出てきてくれる?」
と伝えると、
「イェーイ勝ったー」
と歓声があがります。
「先生全然見つけてくれないんだから出て行こうかと思ったよ」
と◯君。
「机の下全然見ないんだから」
と◯さん。
本当は知ってたよ…。
そんな思いがいつか君に届く様に…と心の中で呟きながら、
「あー、そこかー」
ととぼけたAM11:00です。
k★y
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