◆8月30日(水)の子どもたち
2023年08月30日 水曜日
◆歯科健診(つぼみ)
今日は歯科健診がありました。0歳児健診の時とは違う、でも何か異様な雰囲気が漂っていて、口を触られるという何とも嫌な時間。でも、初めての経験は一瞬であっという間に終わりました。
園庭にも出て、タライに水を溜めて水遊びです。プール遊びを経験したからか、水遊びには抵抗がなくなり、勢いよくタライに集まって来て手を伸ばしています。そんな姿をみて逞しくなってきたなと感じます。
隣では木の枝を見つけ地面にお絵描きをしている〇くん。枝の先で地面が削れることに気づいたようで、とても驚いたような表情をしていました。その表情から、驚きの大きさが共感できるほどでした。
自分で色んなことを感じながら遊びを楽しめるようになり、子どもたちはすくすくと育っているのだなと感じました。
(K.E)
◆どきどき、そわそわ(ふじ)
「かばさんのお口だよ」「あーんするんだよ」
今から歯科健診があることを簡単に伝えながら歯医者さんが来るのを待ちました。
子ども達は大人の言葉を真似して「かばさん」「あーん」と言ったり、いつもは無いセッティング(歯科健診をするためのライトやイス)をちらっと見たりしていました。
いよいよ、歯科健診スタート。
1人目が保育者に促されるのを見て、「なにか、はじまった!」と直ぐにアンテナを張る子ども達。一斉にパーテーションの前に集まってきて、歯科健診の様子を見守ります。
なんだろう?なにをしているんだろう?という心配、緊張、もしくは期待?の気持ちが背中から伝わってきます。そんな後ろ姿に保育者間では「かわいいね」の言葉が飛び交っていました。
順番待ちの椅子を設定しておくと、ちゃんとそこに座って待っていてくれました。順番待ちの椅子に座っているとより近くで今から何をするのか見学できるので、眉毛に力を入れて覗き込んだり、不安そうに待っていたりと心の準備をしているかのようでした。
次は自分だ!と意気込んでいたのに、いざ自分の番がくると「やっぱり怖い!」と涙が出てしまったり、泣きながらも「あーん」と言って口を開けようとする姿があったり…高月齢になればなるほど心と葛藤する姿が見られました。
無事に歯科検診が終わると、頑張った自分に拍手をする◯ちゃん。そんな姿を見て、順番待ちの椅子に座りながらつられて拍手をする◇ちゃん。保育者からの「頑張ったね〜」「上手だったね〜」の褒め言葉にホッとしている表情を見ていると、これまでの保育者との信頼関係が築かれている事を感じます。
どきどきの歯科健診を乗り越え、一つ大きくなった子ども達。
ご家庭でも頑張ったね、と声をかけてあげてください。
M.S
◆出来たよ(きく、たんぽぽ)
朝の体操を終え「椅子に座りましょう」と呼びかけると「ハーイ」と元気に返ってきました。
改めて、自発的に流れに乗ることができる皆の姿に感心しました。
さて今日は歯科健診です。歯科健診に向けて紙芝居を読みました。
読み終え、「今日は歯科健診です」と話し始めると、前列の2人が泣きそうな顔になっていました。
そんな中、お医者様がいらして診察スタート。
初めから泣く児、こらえてたけど急に泣き始める児、泣かないで大きな口を開けて受ける児、様々です。
終えた子からおやつを食べ始めました。皆、1つの事をやり遂げた達成感からか、良い表情で食べていました。
「平気だった」と前列の◯君は教えてくれました。
どこかまた、1つ大きく成長した姿を皆から感じました。
きく組はその後、園庭遊び、たんぽぽ組は廊下、部屋で遊び過ごしました。
今週から阿波おどりの音楽に合わせ踊るようになりました。「ヤットサー」と掛け声もバッチリです。
陽気に踊った後は、廊下にアスレチックを用意し、風船、ボールを追いかけたり、ロフトに挑戦したりと、各々で楽しみました。
輪投げ遊びにも、興味津々で並んでいて、ボトルに輪っかを落とそうと、助走をつけて輪っかを投げたりと、投げ方にも個性が感じられました。
汗をかいてシャワーしたい子だけシャワーをして、給食を美味しく頂きました。S/A
◆大丈夫だよ (うみグループ)
今日は、歯科健診がありました。
朝の集まりで歯科健診の話を始めると、年中、年長児から「先生にしっかり名前言うんだ」「ありがとうってお礼を言う」「歯医者さん行ったことあるけど、痛くないし怖くないんだよ」などという頼もしい声が次々とあがります。
このような子どもたちがつくり出した明るい雰囲気が安心感となったのか、年少児も落ち着いた表情を浮かべていました。
しかし、いざホールに移動となると、やはり戸惑い少し不安な表情を見せる児もいましたが、そのようなときには、年長児が「大丈夫だよ」「すぐ終わるんだよ」などと励ましてくれます。
始まる前、不安な表情を浮かべる年少の◯◯くん。そんな◯◯くんに声をかけてくれたのは、同じ年少の子どもたちでした。
「こわくないよ」「すぐ終わるから大丈夫だよ」
お兄さん、お姉さんからもらった優しさを今度は自分たちが…と言うかのように気持ちに寄り添ってくれていました。
他を思いやる気持ちなど、子ども同士の関わりの中で育まれていくのだなと心温まる気持ちにさせられました。
歯科健診後は、室内遊び園庭遊びです。
部屋では、LaQや制作、ソルトアート、コマ回し。園庭では、虫探しや砂場遊び、年長児はリレーの練習と様々な遊び、活動が主体的に行われていました。
(T.N)
◆今日は痛い事しない、歯医者さん(にじ)
今日は歯科健診がありました。歯医者さんがくるんだよと話してみると
「えー!!歯医者はいやだー」とのこと。なにが嫌だか尋ねてみました。
「ががーってやるのは嫌だ」
削る治療のようです。痛そうだし怖いですよね。
「水が出てくるのが嫌だ」
治療する時に口の中に水が出てくる機械を使うのが、苦手だそうです。
経験があるんですね。きっと。
「治療の後、しばらく食べたり飲んだりしないでくださいって言われるのが嫌だ」
帰りにスーパーによったら、試食のキウイがあったそうです。たくさん我慢したのは辛かったね…
自分の経験や知識から気持ちを説明してくれました。
歯科衛生士さんから歯についてのお話を聞く機会もあり、今日は歯磨きや歯について色んな事を学びました。歯科健診に向かう前に今日の歯医者さんは治すためにきた歯医者さんではないことを知らせると安心して健診にむかいました。
大きな声で自分の名前を先生に伝えることもできました。
ちょっと怖いな…嫌だな…と言っていた○ちゃんも。
「いたいのはしないね」と健診を受けている子の姿を見て安心していました。
「あーんってお口開けてねー」と言われると…自分じゃなくてもついつい口が空いてしまう子どもたち。
様子をよくみていますね。
日頃も、周りの様子もよくみていることでしょうね。
今日は、風も心地よく気持ちよく園庭でも楽しめました。U.A
◆歯の日 (そら)
いつもより早い集まりに
「なんか早くない?」
「プールかな?」
(プール時も同様に早めの集まりをする為)
の声がします。
それだけ日々の生活の中に"時間"が染み付いている証拠だなとも感じます。
挨拶を済ませ、1冊の紙芝居を読みました。
『はみがきシュシュシュ』
歯や歯磨きの大切さを教えてくれる内容です。
歯磨きについてこんな質問をしてみました。
「歯磨き好きな人?嫌いな人?」
「朝、歯磨きしてきましたか?」
「歯磨きは1人でやる?お家の人に手伝ってもらう?」
それぞれに手を挙げてもらい話をしました。
今日は「歯磨き指導」と「歯科健診」の日
(※歯磨き指導は年中・年長のみ)
歯磨き指導では歯科衛生士に
・歯磨きをしないとどうなってしまうのか
・虫歯菌の好きな物はなんなのか
・虫歯になった時はどうすればいいのか
・うがいの仕方
・正しい歯磨きの仕方
・ロクちゃん(6歳臼歯)が生えてくること
etc
およそ20分間に渡り、歯のことについてお勉強しました。
日々、やっていること・通っている歯医者さんで聞いた話などもあり、歯科衛生士の問いに積極的に答える姿もあり、「よく知ってるね、凄いね」の褒めワードも貰い自信満々の表情です。
いざ、歯科健診。
予め、大事な3つの事をつたえていました。
1 . 名前と「よろしくお願いします」のご挨拶
2.大きな口をあける
3.「ありがとうございました」のご挨拶
自分の名前がついた記入用紙をしっかりと手に持って並び、上手に受けることが出来ました。
給食の時間。
歯科衛生士の先生に、食べ物をよく噛むことも虫歯にならない為に大事なことだよ教わった子どもたち。
小学校に行くと30回噛みましょうと教わるそうです。
けれどそれはまだ難しいからと、みんなは頑張って10回噛みましょうと話がありました。
そのことを、給食が始まる前に改めて伝えると、回数までしっかりと覚えていました。
始まってからも
「みてて、ちゃんと噛んでるよ」
「30回も噛んじゃった〜!」
「……(ひたすら10回指折り数え)ゴックン」
etc
聞いた話をちゃんと実践する子どもたちは、素直で素晴らしいなと感じると共に、我々も意識していきたいと思いました。
(I・K)
Posted in 園のこだわり