◆8月23日(水)の子どもたち
2023年08月23日 水曜日
◆じーっと(つぼみ)
病児保育に行ってきた〇ちゃん。色んなことがわかるようになり、いつもとは違う人、違う場所でずっと泣いていたとのこと。朝きていつもの空間に安心したのか、いい表情で遊び始めていたのもつかの間。安心できる空間だからこそ「甘えたい」という気持ちを充分に出し、保育士に思い切りアピールしていました。こういう姿は保育園から帰った子どもたちの姿でもあるのでではないでしょうか。そうやって安心できる場が増えていけるといいなと感じます。
気分転換に音楽をかけてみると、音楽が流れているスマホが気になる○ちゃん。興味があるのだなと手を伸ばしたので貸してみると、くるくると回転させながらジーっと研究。その様子を見ていた△くん。どんどん近づいてきて様子を伺っていると、真剣な表情に変わりました。何を考えているかすぐにわかりました。「いつそれを取ろうか」と考えているに違いない。様子を見ていると、止める間もないスピードで○ちゃんを引き寄せてアイテムをゲット。取れた時の嬉しそうな表情の△くんでしたが、取られた○ちゃんは大泣き。悲しい気持ちと嬉しい気持ち、どちらも感じられているからこその表現ができるようになってきたつぼみぐみの子どもたち。
いろんな感情が出てきて、上手くいかなかったりぶつかることも出てくると思いますが、集団生活の中でいろいろ学んでほしいなと思います。
(K.E)
◆お部屋でなにする? (ふじ)
今日はお部屋で過ごしたり、プールに入ったりしました。おひさま広場にボールハウスやお尻を入れてゆらゆらと遊ぶビリボやウェーブバランス、廊下にはトンネルと鉄棒を用意しました。遊び始めるとあまり出したことがないビリボに手を伸ばして、どうやって遊ぶかの様子を見てみると、お尻を入れて「ゆら~ゆら~」と言いながらゆらゆらしたり、頭にかぶって「帽子」と言ったり、時にはボールを集めるためのバケツ代わりになっていました。身体全体をビリボの中に入れようとして転んでしまう子もいましたが、それが面白くなってきたのか何度転んでも挑戦していました。
ボールハウスの中も大盛況で、ボールを中に入れようとしたり、外に投げたり、お友達が中に入っていると自然と集まってすぐに満員になります。少しずつ遊びにくいというのを感じ始めたようで、満員になると誰かが外に出ようとして空間を作ってくれるようになってきました。以前はぎゅうぎゅうでもさらに入ろうとしている児が多く、成長を感じる姿でした。
トンネルも自然と一方通行を守って遊んでいたり、鉄棒も3人まで一緒にできるよと伝え、3人横並びになっていると、○ちゃんが「満員だね」といって順番を待ってくれる姿や、お友達が待っていて空いたところがあると「空いたよ」と教えてあげる姿などがあり、一瞬一瞬が子どもたちの成長の証だと感じました。
プールでは次々にシャワーを浴びてプールに入ると「気持ちいい」という表情を浮かべながらジョウロや水鉄砲を使って遊びます。水鉄砲の使い方も上手になってきて遠くまで水を飛ばすことが出来るようになって、プール遊びがより楽しくなってきたようです。お友だちと水を掛け合ったりと、一緒に遊ぶ事もより好きになってきた子どもたちです。
これからも外に出れない日があると思いますが、子どもたちが楽しく過ごせる環境を提供し続けていきたいと思います。
(I.H)
◆夏のあそびと夏の野菜 (きく・たんぽぽ)
今朝は雨がザーッと降り9時頃には止んだのでしたが、怪しい黒い雲がまたやってきそうなので、早めに園庭に出ることにしました。
ベランダに出ると、雨のしずくをたっぷりとのせたキュウリとゴーヤの葉っぱがキラキラと光って見えて、思わず近くに集まっていく子どもたちでした。
ピーマンは白い花と実がたくさんついていて、手を伸ばした○くんに
「とらないでね。」
と優しく伝えた▽ちゃん。
「とらないよ。みてるだけ。」
ピーマンの生長を優しく見守る二人が、少しお兄さんお姉さんにみえました。
ゴーヤもグングン育っています。今日は3本の収穫ができました。園庭から帰ったらまた調理をしようね、と約束をしながら園庭への階段をおりました。
園庭では早くも、先に出た子どもたちの水鉄砲が始まっていました。自分で水を吸い上げてシューっと打つことがとても上手になっています。
標的を定め、狙っている子どもハンターもぞくぞくと登場しています。そこから水鉄砲を持ってのおいかけっこも始まり、水がかかってびしょびしょになりながらのワイルドな遊びに展開されています。たくましいです。
今日は、また新しいシャボン玉が登場しました。いつものうちわシャボン玉遊びのうちわよりおおきな、ポイのような枠型です。シャボン液に
そのジャンボポイをつけて、そおっと上に持ち上げると、ニュウっとそこからもうシャボン玉ができて、のびています。それを優しく引き上げて
そおっとポイを振ると、、、大きなシャボン玉ができました。子どもたちの顔より大きなシャボン玉と一緒に、子どもたちの瞳も丸く大きくなっていました。
優しくそおっと、というコツはみんなにわかっているようでした。わかっていても難しくて苦戦しているのでした。
引き上げたポイをラケットのように振ってみる□ちゃん、手で触ってのばそうとする●くん。勢いよくのばしてみる▲くんなど、試行錯誤の姿のなかで、☆ちゃんの、ただ持っているだけで、風にゆだねる、という方法が大成功、おおきなシャボン玉を空にとばせることができました。
部屋からは、香ばしい香りと、油のはねるパチパチという音がしてきました。みんなの眼と鼻と耳が集中しています。今日のゴーヤは唐揚げになりました。
夏の遊びを楽しんだあとの、夏の味覚で、体もお腹も夏を満喫できたように感じました。(F,S)
◆遊びの変化 (うみグループ)
連日不安定な天気です。朝の集まり後、園庭に行こうとした際にちょうど雨が降ってきたため、今日は室内で過ごしました。
数日前から年長児を中心にあやとりが流行り出したうみグループ。説明書を見たり、友達に教えてもらいながら次々と習得していっています。相手の腕にあやとりを何周か引っかけて最後に引っ張るとあやとりが腕から外れるというマジックのような技を習得した年長◎くん。成功すると、よっぽど嬉しかったのか色々な人に「見ててねー!」と声を掛けては得意気にマジックを披露していました。
あやとりの他に、コマ回しがまたブームになりつつあります。一つ出来るようになると、自信が付いたように他の技にも挑戦してみたりと、黙々と何度も練習する姿が見られます。一つのものに対して取り組む集中力が凄いなと感心させられます。
机上遊びでは、LaQやレゴブロック、塗り絵の他にカードゲームやマンカラ、オセロといった頭を使いながら対戦するゲームを楽しんでいる姿も最近多々見られます。
細かいルールがあるため、年中・年長児向けではありますが、側でじーっと見ている年少児の姿もあります。ルールは分からないけれど、「(オセロを)ここに置いたら?」「こっちの方がいいんじゃない?」と年中・年長児に混じって口出ししている姿に思わず笑ってしまいました。
時間を忘れるほどそれぞれが好きな遊びを思う存分楽しんでいました。子ども達のいまの興味関心を含め、遊ぶ相手や関係性の変化から少しずつ遊びやブームも変化してきています。これからもいまの子ども達の姿を大切にして、遊び込める環境を保障していきたいと思います。
(M・Y)
◆早歩きリレー(にじグループ)
今日は室内リレーをやってみようと準備しました。でも「お部屋は走らない」というのがお約束。なので早歩きリレーでやってみました。
年少から年長児混合で赤チーム、緑チームのチーム戦。
スタートは年少児からとし、アンカーは年長児。練習では、バトンをコース途中に置いてきたり、走ったり、飛んでみたりとクスッと笑える姿がちらほら。
そんな中で本番スタートです。
ちょこちょこちょこっとスタートする年少児は見ているだけで微笑ましい。
相手チームを気にしながらコースを行く年中児。
勝負に熱くなる年長児。
1回戦目は赤チームの勝ち。
2回戦目は走る順番を変えて行ってみました。(年少児はそのまま)
赤チームはみんなで話し合って決めてアンカーを交代。
年中児、年長児が交互になるように並びました。
緑チームはジャンケンでアンカーを交代。
並び順は赤チームと同様に年中年長児が交互に並びました。
2回戦目は、ゴールテープも作ってみました。
ファミリースポーツディの本番でもゴールテープがあることを伝えると、さらにエンジンが掛かったような年中、年長児たち。自分の番ではない時はお友だちを応援する大切さも子どもたちに伝えてみました。
2回戦目も年少児のちょこちょこスタートです。
1回戦目よりもバトンの繋ぎがスムーズだったり
前に詰めていく姿が見られたりと子どもたち同士での声の掛け合いも見られました。
2回戦目は、緑チームの勝ち。
悔しい緑チーム。「もう1回!」という声もあり、1勝1敗となったので、最後にもう一度行いました。
3回戦目スタート。
年少児スタートということもあり、前半はゆったりながら段々と勝負に熱くなっていく子どもたちの温度感を感じます。アンカーが近づくにつれて応援も熱くなっていました。
勝負は、、、なんと同着。
今日の勝負は1勝1敗1引き分けという結果でした。
園庭の時間もあったので
外では走るリレーをやろうとバトンを持って園庭へ。
園庭に出て間もなくして大粒の雨が。
「また後でリレーできる?」とリレーへの熱を感じます。
ファミリースポーツディに向けて子どもたちと一緒に気持ちづくりをしていきたいなと感じました。(O.Y)
◆プールならではの姿 (そらグループ)
今日は、久しぶりのプール。
○と⭐︎が書いてあるくじ引きを引いてもらい、順番に入ります。
○チーム、ゆりぐみの○ちゃんは小さいプールに入り仰向けになりゆったりと遊んでいます。
ビート板を使ってバタ足や水に顔をつけて泳いでみたりと楽しんでいます。
⭐︎チーム、ひまわりぐみ⭐︎くんは、プールに入り保育者の合図があるとすぐに水鉄砲を取りに行き、保育者にかけます。女の子もバケツに水を入れ「きゃー」と逃げながらも水をかけます。
パッと小さいプールを見るとたくさんの子どもたちが水鉄砲とビート板を持ち、子どもたち対応保育者の水かけ対決になっています。保育者が水をかけるとビート板で水を切るようにして、全員ビート板を盾に自分を守っている姿を見て思わず笑ってしまいました。
プールならではの遊びの中で新しい姿を見つけていきたいと思います。(Y.H)
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