◆8月10日(木)の子どもたち
2023年08月10日 木曜日
◆思い切って (つぼみ)
久しぶりに園庭で制限なしで遊べる日が来ました。来週からも天気が崩れるとのことで、気持ちはプールと思っていましたが、鼻水が出てる子が多いため園庭遊びにしました。
久しぶりに園庭に出るとなり、靴下入れを出すと「ぼくのはどれだー?」というように取ろうとする姿があり、子どもたちがいろんなことを理解していることに成長を感じました。
園庭に出るとツリーハウスに入ってみたり、ミストの出るところまで行ってみたり子どもによって興味は様々です。園庭が苦手だった○ちゃんは初めは涙を見せていましたが、徐々に葉っぱに興味を示し少しずつ移動をし始め、保育士の姿が見える方を確認しながら全身しました。菩提樹の木の下から砂場までゆっくりゆっくり来れたのは、今までなかったのでかなりの前進です。そんな○ちゃんは苦手なことを克服して楽しい時間が長くなってきたことに喜びを感じます。
久しぶりの充実した園庭遊びは、みんな真っ黒になりながらたっぷり楽しみました。
(K.E)
◆久しぶりの園庭で (ふじ)
今日は久々に時間制限がない指数だったので、園庭に出て遊べました。あまり長い時間園庭で過ごすのは避けるのと昨日プール遊びが出来なかった子はプール遊びをしたかったので、時間差をつけて園庭にでました。
園庭に出ても今日は木の下はミストと木陰のおかげで暑さも和らぎます。時たま太陽が雲から顔を出すと強い日差しが差し込んで来ますが、木の下に避難、子どもたちも水分補給のジャグをみるとお水を飲みに来てウッドデッキに座ってお水が来るのを上手に待ちます。プリンカップに手を入れてそのまま涼を取る子もいましたが、上手に飲んで水分補給をしていました。
みんなで仲良く鉄棒にぶら下がったり築山の上に登ったり草の中を歩いて行ったりセミやトンボなど見たりして夏を思いっきり感じられる午前中となりました。
昨日プール遊びをしなかった子は、順番にプール遊びを楽しみました。わくわくの◯くんは大満足で、最後にプールの水をタライで体にかけてあげると「ケラケラ」満面の笑みでプール遊びを終了しました。プールに入らなかった子もシャワーを浴びてスッキリお部屋に入りました。(y.n)
◆プール、満喫です。(きく・たんぽぽ)
連休前の今日、きく組もたんぽぽ組も欠席の子がおり、いつもよりは静かな雰囲気で始まりました。
昨日の不安定な天気は一転して、気持ちの良い青空が広がっています。
今日はプールに入りたいと思います。
前半はきく組、後半はたんぽぽ組です。
今シーズン、何度かプールを経験してきているきくたんぽぽ組の子ども達。日に日に積極的に遊んだり、お目当ての玩具を手に楽しむ姿が見られるようになりました。子ども達の笑顔は今日も輝いています。
ダイナミックに水を掛け合う子もいれば、チョロチョロ〜と優しく水を掛けてくる子もいて、それぞれの性格がよく表れています。
友達同士でのやり取りも増えてきて、一緒に容器に水をためてみたり、プールの中で一人が泳ぐ真似をすると、一緒になって真似てみたり…。プールの中でも刺激し合っている姿を見て、微笑ましく思います。
部屋では、ゆったりと過ごしていました。おままごとゾーンでは、お出かけしたり、お弁当を作って持たせてくれたりとそれぞれ役割を決めて楽しんでいたり、同じ人形、同じグッズを持って「一緒」を楽しむ姿もありました。
ソファに座って顔を見合わせながらくつろぐ姿は、まるでお家のようです。家にいるようなくつろぎの雰囲気で子ども達が過ごしていけるよう、これからも関わっていきたいと思います。
I.Y
◆遊びの変化 (うみグループ)
今日は、プールに入りました。
子どもたちは、プールサイド、大、小のプールを選択し楽しみますが、回数を重ねるごとに他児との関わりや遊びの幅が広がっていくので見ているこちらまで楽しい気持ちにさせられます。
年中の◯◯ちゃん。
いつもは、友だちや保育士と水をかけ合ったり、ビート板を使って泳いだりとダイナミックに水遊びを楽しむ◯◯ちゃんですが、今日は小さいプールを選択。
プールの壁にゴム製の玩具を並べ「お店屋さんだよーどうぞー」と友だちとの関わりを楽しんでいました。
反対に小さいプールを選択することの多かった△△ちゃん。「みてー!この前プール行って泳げるようになったんだよ!」と笑顔で大きなプールに入り、たくさん泳ぎを見せてくれました。
周りにいた児も△△ちゃんの意欲的な明るい姿に感化されたようで「みて!◇◇ちゃんも泳げるよう!」「◎◎も顔つけられるよ!」などと嬉しそうに働きかけていました。
主体的な遊び、活動のなか友だち同士刺激し合いながら様々なことを学んでいく子どもたち。
これからも温かく見守っていきたいと感じさせられました。
(T.N)
◆よろしくお願いします! (にじグループ)
8月の身体測定をしました。脱いだ服を綺麗に畳む子がたくさんいました。自分の名前も、はっきりと伝えてくれます。経験を重ねて、日に日に身の回りの事が自立していく姿があります。
学年別に測定しているのですが、今日はひまわり組、ゆり組、もも組の順番に呼びました。
それぞれの学年にそれぞれ成長を感じましたが、最後に呼ばれたもも組さん、測定をする職員室の前でみんなで集まって
「よろしくお願いします!」可愛い声がそろって聞こえてきます。
もも組に進級して早いもので5ヶ月。
測定にきたのは5回目です。4月の頃はあっちこっちと手伝って測定したのを思い出しました。
そんなみんなが、自分たちで挨拶して立派に自分の名前を伝えて…たくましいです。
看護師にも、
「上手になったねー」と褒められて照れ笑いのもも組さん。
また、ひとつ成長した姿を見つけて嬉しいです。
今日は、園庭でたくさん楽しむことができました。
思い切り、走り回って楽しんだり虫を探したり…久しぶりに堪能している子どもたちでした。U.A
◆がんばれ警察官 (そらグループ)
今週はマーブリングウィークと言っても過言ではない程、毎日のように彩液を水に垂らすこども達がおりました。
『1人〇回まで』といった制限はしていない為、興味のあるこどもは何度も何度も作品を作っていきます。
全員行える程の材料を用意しているので、全員最低一回は体験出来るのですが、こどもの興味というものはとても不思議で、保育者が「今、マーブリングが二人出来ます(二席空いています)よ」と声をかけても「明日やろうかな」「やるけど今は良いかな」というこども達や「やらなくても良い」というこども達がいます。
そして、「また今度」という日は現れず週末の今日を迎えたりもします。
この様な時、皆やっているからやってみれば?楽しそうだよ?と発破をかけるのも一つの手ですが、「やりたくなった時、待ってるね」と提供している側としてなるべくその様な声をかけたいと思っています。
※こどもの様子や態度を見て、あえて声をかけない事もあります(今やっている遊びの妨げになる為)
食事も然りで、食べたくないと思いながらイヤイヤ食べられるようになったとしても、それは栄養になりにくいと言われています。
遊びも生活も同様に、気持ちが後ろ向きでも前進し続ける(行動を繰り返し続ける)と、いつの間にかやるようになった、出来る様になったと思う事があります。
しかし、それは、その行動が当たり前に見られる様になっただけであり、大人の思う様なこどもの育ちや学びには到達していない事もあります。
どうしてそうしなきゃいけないの?と尋ねられた時、「理由は分からないけど好きだから」という答えに似ている様で似ていない「そうしないといけないから、決まりだから、ルールだから」と、『だめなものはだめ』という理解で止まっていたりもします。
こどもが自発的に、主体的に物事に取り組む事。
こどもに何かをさせる事〜受動的(他発的)な活動ばかりではなく自発的、主体的に取り組みたくなる様な環境を、我々保育者は大切にしていきたいとこどもの姿を通して感じます。
「私マーブリングやるよー」と◯さん。
「私やらなーい」と△さん。
しばらくして、
「マーブリングやりたーい」と△さん。
それで良いし、それが良いのだと改めてこどもの面白さと保育の面白さを感じました。
また、今日は園庭でたっぷり遊べる環境が整っていた為、「〇〇して遊ぼう」と意気込んでいる姿が見られました。
さぁ、泥棒(役)にされたから逃げるぞ(ドロケイ)と走り込んだ5歩目。
「うぇーーん」
と泣き声が聞こえてきました。
その場所には、女の子が3人おりました。
そのうちの2人がトラブルになったので話を聞いてみると…
Aさん
「Bさんがね、お花をね、取ったからね、Bさんがね、手をね、繋ぎたかったのにね、Bさんがね、お花をね、だめだよってね、Bさんがね、手をね、離すからね、Bさんがね、やめてって言ってね、お花をね、押されたの、わーーーー」
〜そうなんだね。そうかそうか。じゃぁ今度はBさんに聞くね。
Bさん
「だってね、Cさんとね、手を繋ぎたかったの。Cさんと手を繋いでたからBさんとは繋げなかったの。」
〜そうなんだね。2人っきりが良かったんだね。
Cさん
「あたしはね、2人が繋ごって言うからね、お花もあるし、お花もお友達ももう選べないから、どっちかが選んで欲しいって思ってるの、あははは」
〜そうなんだね。じゃぁCさんは2人とも好き?好きなんだね、そしたら2人と手を繋いであげると良いんじゃない?
「そうだね。そうし(す)る」
3人は手を繋いで歩き始めました。
AさんとCさんの話は少し、理解する事が難しい会話である為、きっとこうであるだろう…と予測を立てて声をかけていきました。
周りにいた警察官(年長児)が、
「ちょっと何言ってるかわからない。先生って分かるんだね」
と呟いた事が印象的でした。
がんばれ警察官。
k★y
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