◆8月8日(火)の子どもたち
2023年08月08日 火曜日
◆友だちの存在(つぼみ)
廊下に滑り台を設置して遊びました。
見つけた子どもたちが滑り台に大集合して、かなり混雑していましたが、その混み具合も楽しんでいるかのように子どもたちはご機嫌に遊び始めました。
上り下りがスムーズになり、ほとんどの子が保育士の手を借りずに出来ていたり、廊下で遊ぶことが苦手だった子が活発に体を動かし、滑り台にも挑戦していて、子どもたちの成長を感じました。
箱車も出してみると、自分で押して歩くのかもちろん、箱の中に入って「早く押して!」と声を上げてアピールしたり、中には友だちの入った箱車を押そうと頑張る子もいてビックリしました。
最近の子どもたちを見ていると、少しずつですが、友達や保育士の存在を意識しているように感じます。
保育士のしていることを真似てみたり、泣いている子がいると近寄って行ったりと、小さいながらに仲間意識が見栄えているようです。
これから友だち関係の中で、楽しいことばかりでなく、嫌なことも悔しいこともあると思いますが、保育士が一番の応援団になって、子どもたちの仲介役になっていきたいと思います。(E.Y)
◆みっけ!(ふじ)
昨日、絵本棚に置いてある絵本を入れ替えました。
子ども達は新しいものへのアンテナが鋭いので、新しく置いてある絵本に直ぐに気づいてくれました。今日も絵本に手を伸ばし、「読んで」と保育者のもとに持ってきます。
今日、盛り上がっていた本は「ミッケ!」でした。
わくわくの○ちゃんは、左のページにあるものを右のページの中から探すということをしっかり理解しており、「あひる、どこかな~?」と保育者が言うと、右のページをにらめっこして探す姿がありました。
そんな姿を見て、わくわくの◇くんも参戦。
はじめは、左の問題が書いてあるページを見て「みっけ!」と言っていたのですが、「ここ(右のページ)から探すんだよ」と伝えるとちゃんと理解して右のページから探し出す姿がありました。
ちょっと難易度が高いページも、少し待って見守ってあげると探し出すことが出来ていて、こんなことも出来てしまうのかと驚きでした。
今日も暑さが心配だったのと、体調があまり優れない児が複数いたので室内でゆったり過ごしました。
机上ゾーンにシール貼りを設置していると、遊びどころではなくなり「やりたいな~」「何を準備しているのかな~」とパーテーションのところに集まってきます。
集まってきた順番に名前を読んで、シール貼りを行っていったのですが、シール貼りに興味がある児は、パーテーション付近で友達の様子を見ていました。
暫くしても諦めずに待っている児もいますが、まだ順番が来ないことが分かると一旦遊びに戻る児もいました。
これまでの集団生活の中で、待っていれば自分の番がまわってくる経験を味わってきているためか、各々折り合いつけて自分が納得いくかたちで順番待ちをしている姿に成長を感じました。
(今日のシール貼りは後日廊下に掲示予定です。楽しみにしていてください。)
M.S
◆水あそび (きく・たんぽぽ)
暑さ厳重警戒がほぼ毎日出ていますが子ども達は毎日パワフルに過ごしています。
今日はプールに入りました。最初にたんぽぽ組から。その間にきく組では模造紙に絵の具遊びをしました。水色の絵の具を手につけて模造紙に大胆に塗っていきます。1回つけて終わりな子もいれば何度も絵の具を手に付け絵の具遊びに夢中になっていく子、それぞれの性格が顕著にでてきます。その中でも面白い反応を見せてくれたのは〇君。絵の具の少しヒヤッとする感触に魅せられたようで一回ずつ手を洗いに行き、また絵の具に手をダイブさせ10回近く絵の具と水道を往復していました。以前は手に絵の具が着くことが苦手だった○君ですが、今回は手に着くことが嫌だから洗いに行くという様子ではなく、興味を持ち自分から少しずつ体験しようという姿だったことに喜びを感じました。
プール遊びへ誘う声掛けに敏感に反応する子どもたち。片付けもスピードアップで水着に着替えていきます。□ちゃんは普段「出来ない」と言って手伝ってもらうTシャツ脱ぎもあっという間に終わらせて自ら水着を着て「出来た」と喜びの声をあげていました。準備体操をしてプールへ。亀の小さいプールに寝そべるように入る▽君。亀のプールの中でワニのポーズと面白い姿をみせていました。
保育士に水を掛けようとする◎君。濡れないように必死で逃げる保育士の反応が面白いようで追いかけまわしています。水あそび、これからもっと盛り上がっていくことでしょう。
(K☆H)
◆ホールへ行くと・・・ (うみグループ)
今日は28人の登園となりました。
少人数で好きな遊びを選んで楽しんでおり、新しく覚えたカードゲームに夢中で取り組む姿、ラキュウ―やブロック、クラゲや貝殻などの『海』制作、塗り絵、折り紙、保育園ごっこやままごとをしていました。
保育園ごっこでは手遊びや絵本を読むなど保育士の声かけを真似している姿があり、その様子に子どもたちがいかに大人をよく見ているかが分かります。保育士役の児のやさしい声のトーンに安心しながらも、今後も子どもたちへの声かけや立ち振る舞いを気を付けていきたいと改めて思いました。
室内でかくれんぼをする年長児たちがいました。走ったりとパワーが有り余っています。
20分しか園庭で遊べない為、園庭の前にホールで半分に分かれてゲーム遊びをしに行きました。
3学年入り混じって引越しゲームやカニ鬼、だるまさんが転んだをしましたが、年長児たちが年少児たちをやさしく気遣いながらゲームを進める姿が何度か見られました。
逃げる時に手を引いたり、ぶつからないよう年長同士で声を掛け合ったり、ルールを個別に教えており、その為か年少児たちも自然と集団の中に溶け込むことができたようです。
年長児たちは先月、お楽しみ会に向けて何度もホールに集まってはゲームを楽しんできたこともあり、ゲームへの取り組みを理解しているようでした。ここに来ると楽しいことを行うという習慣になっているのかも知れません。
その姿に頼もしさを感じ、そんな年長児にしっかり付いていく年中、年長児たちの成長も同時に感じました。
今後も同じ活動をする時間が増えていく楽しさを感じると共に、ファミリースポーツデイに向けて横の繋がりも大切にしていきたいです。
どんな成長や変化が見られるか楽しみにしたいと思います。
O・Y
◆3階ベランダで、水遊び (にじグループ)
今日も小学生のお兄さんがやってきました。
「どうやってきたの」「一緒にご飯食べようよ」など子どもたちの嬉しそうな声が聞こえてきています。お兄さんも色々考えながら、子どもたちにわかりやすいように答えてくれています。質問する機会を作ってみたのですが子どもたちから
「どんな人がすきですか?」と聞かれていました。
「うーん・・難しいな・・」と色々考えてくれて
「やさしいひとかな・・」それを聞いた子どもたちは
「お兄さんは、優しい人が好きなんだ。やさしくしなくちゃ」とのこと。保育室に毎日のようにお客さんが来てくれているにじグループ。子どもたちは、毎日本当に嬉しそうです。ですが、時に嬉しすぎて遊びの度を越えてしまうこともありますが、「優しい人が好きだ」と教えてくれたお兄さん、お兄さんが好きでいてくれる自分でいようとする子どもたちがいました。素敵なお客さんは、子どもたちの素敵な部分も教えてくれました。
3階のベランダで水遊びをしました。せっかくなので・・水着も着て。
水鉄炮や、ジョウロを支度して存分に水遊び。やっぱり人気の水鉄砲。友達同士で水を掛け合うのも楽しそうです。空に向かって水鉄砲を打っている子もいました。
「上から落ちてくるんだよ」と教えてくれました。自由な発想の中で色々な楽しみ方を見つける子どもたち、暑い夏ですが水と親しみ、存分に夏を楽しんでいきたいと思います。U・A
◆今日はプールだ! (そら)
「本日は厳重警戒です。外遊びは20分間です。」
毎朝9:30に気温についてと外遊びの可否についての放送があります。
これがなんの放送でいつ流れるか一部の年長児は理解しているため、「そろそろなるかな」「20分だけかよ~」と声が聞こえます。
避難訓練と内容は違いますが、放送が聞こえたらとりあえず静かにして耳を傾ける、そんな行動が自然と出来ていて日頃の成果が発揮できています。
そんな今日は、プールに入りました。(入水時間15分)
まずは、かめチームから。
(ゆっくりじっくりと水遊びを楽しむチーム)
ビート板を使って浮かんだり、小さいプールに腰掛けてジョウロと水風車を使って遊んだり、その一角で保育者と水の掛け合いをしたり……
ゆった~りとした空気の中で友達と一緒に、時には1人で水と触れ合っています。
「せんせいみて。顔つけれるんだ~」
とビート板でゆらゆらしていた女児3人組が声をかけてきました。
1秒にも満たずの顔つけでしたが、その子たちにとっては体感10秒くらいなのでしょう。
ぷはぁ~っと顔を上げた時の必死さと誇らしい気持ちが混じった表情にそれを感じます。
『すごいね~』っとやっていると、「僕もできるし」「私もできるよ」と次々とエントリーが増え、水泳のレッスンのようになっていました。
もも組の○くんも挑戦しますが、顔をつけるというのをいまいち理解してないよかったようで口をつけてぶくぶくぶく……「それ違うじゃ~ん」と笑いの的になりました。○くんも、「えへへ」とにこやか。
さて次は、サメチームの番。
(激しく、豪快に水遊びを楽しむチーム)
『さあ、どうぞ』
と声を掛けた瞬間から始まる、水の掛け合い。
狙う的はもちろん保育者。前後左右あらゆる方向から攻められます。バケツを手にし倍返しにして反撃すると一気に引いてまた攻撃するタイミングを見計らっています。
年長の☆ちゃんを狙おうとすると「私、まだ何もやってないよ」と一言。
隣にいた△ちゃんと一緒に掛けていたことを知っていましたが、1回目は見逃すことに。
その後、視界の隅で☆ちゃんがバケツに水を貯めて静かに近づいてくるのが見えたので、くるっとそっちを向くと「私、まだ何もやってないよ」と貯めた水を自分の身体に掛けて誤魔化しました。
頑なにやってないを言い張りながらも、苦し紛れの誤魔化しに掛けたいけど掛けられたくないという☆ちゃんの必死さが垣間見えています。
(※結局、その後攻撃を受けたので倍返ししています)
かめチームとサメチーム。
水遊びは好きだけど顔にいっぱいかかったりするのが苦手な子、思いっきり豪快に遊びたい子、それぞれです。
そのどちらの気持ちを保障するためにこの2つに分けています。
今日はこの分け方で入りましたが、今後は学年別や男女など色んなやり方で入っていければと思います。
前半と後半、同じ15分ですが前半の方がやはりゆっくりに感じます。それぞれの良さがあるなと思いました。
(I・K)
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