◆8月7日(月)の子どもたち
2023年08月07日 月曜日
◆それやりたい (つぼみ)
先週の土曜日に和田一丁目の夕涼み会がありました。コロナ前までは旧看護学校の駐車場で盆踊りが行われていたのですが、今年からは場所も変えて夕涼み会をすることになったようです。育子園もわたあめの販売のお手伝いに数名の職員が参加しました。和田一丁目の地域ということで育子園の在園の子たちだけでなく卒園児とも会うことができ、地域でのこういう機会があったからこその喜びがあるのだなと感じました。8月になってから卒園児の小学生が職場体験をしに来てくれています。それもまた「大きくなったね!」「元気?」「久しぶりにきてどうだった?」と久しぶりに会う子たちとの再会も嬉しい瞬間です。先週来ていた子はつぼみからいた子もいて、あんなに小さかった子が、、、と胸が熱くなりました。
今のつぼみの子どもたちもこれからいろんなことができるようになって、たくさん話せるようになって、たくさん友だちとの楽しい時間を過ごせるようになるのがより楽しみになりました。少しずつ友だちの存在が大きくなっているつぼみぐみの子どもたちです。
(K.E)
◆何を描いているのかな? (ふじ)
今日も暑さ指数が厳重警戒になっていたため、室内で過ごしました。
紙芝居を持っているだけで目の前にちょこんと座る子もいれば、お友だちが座っていることに気付いて大急ぎでやってくる子も。みんな絵本や紙芝居を見ることが大好きです。手遊びでは、保育者の真似をしながらお友だちと笑い合いとてもあたたかい時間になりました。
おひさま広場では、肋木・ボール・ソフトマット・ウェーブバランス平均台など身体を動かして楽しみ、机上コーナーではお絵描きをしてみました。
顔を紙に近づけ、字を書くようにぐりぐりと小さめに丸を何個も書いていくきらきらの○ちゃん。
いろんな色に持ち替えながら黙々と集中して描く姿がとても頼もしく感じられました。
わくわくの□くんは最初からダイナミックです。
何個かぐるぐる書いているなぁと思って見ていると、「でった!(できた!)」と目をキラキラ輝かせています。
「おばけ!おばけ!」と描いたものを教えてくれました。
目の前にいるお友だちにも必死に紹介している姿がなんとも可愛らしいです。
いろんな色が気になる△くん。描きながら、手の平についたクレパスを見たり、自分で描いた絵を指でなぞってみたり。真剣すぎてどんどん眉間に皺が寄っていくほどでした。
ふわふわの◇ちゃんはとにかくクレパスを指でコロコロ転がすのが楽しいのか、描いてはクレパスを触ってコロコロ・・またちょんちょんと描いて・・コロコロ・・
ゆったり楽しんでいました。
お絵描きひとつでもいろんな楽しみ方があって、どれもみんならしくて素敵です。
いろんな場面で見られるひとりひとりの個性を大事に寄り添っていきたいなと思います。
I.S
◆みーつけた! (きく・たんぽぽ)
週始まりの今日、『お祭り行ったんだ〜』『プール行ったの』と週末の楽しかった話をしてくれました。いつもお休みの時の話しをしてくれる子ども達ですが夏は更に楽しさ満載のようで子ども達の話す表情もいつにも増して眩しい気がします。行った場所・やった事等、経験したことを言葉で伝えたりと言葉による伝え合いを楽しむ姿もよく見られ、賑やかな様子が伺えています。
今日は園庭に行く前に星のシール探しゲームを開催しました。保育室内に隠された(貼られた)10個の星のシールを全部見つけたら子ども達の勝ち。見つけられなかったら大人の勝ちというルールでスタートです。
以前、一度やったことがあるので子ども達は慣れた様子で探しています。
『あ、あったー!』と声が聞こえ、振り返るとシールを持って嬉しそうにしている◯ちゃん。『もう見つけちゃったもんねー!』と得意気な様子でアピールしています。シールを貼った場所が難しかったかなと少し気になっていた大人チームですがその心配をよそに驚く程の速さで見つけ、あっという間に残り2個となっていました。その2つはちょっとばかし難しい場所にあったのでヒントをもらいながら無事に10個を見つけて子ども達の勝利となりました。
難しい場所にあった内の1つが箱の下に隠されていたのですが、2回戦目をした際にその隠し場所を記憶していた△くんがブロック板やソファを持ち上げて玩具等の下を探す様子がありました。さっき箱の下にあったから今回も…と自分なりに考えたようです。
また、他の場所では『ないねー』『うん、ないよね』と見つからない気持ちを共有しながら一緒に探す□ちゃんと♡ちゃん。そのやり取りがほんわかしており、見つからなくてもなんだか楽しそうな様子でした。
見つけたい!
勝ちたい!
なんだか楽しい〜
様々な気持ちを抱きながらも何事にも一生懸命な子ども達が素敵でした。
K・E
◆気持ちに向き合う (うみグループ)
今日からお休みに入る児も多く、全員で26人と少ない出席人数でした。週明けということで、お休み中にお出かけしてきたことを嬉しそうに友達や保育者に報告する姿がありました。集まりの際にみんなで共有する時間を設けられたらと思います。
今日は室内と園庭で遊びました。室内遊びの際に、新聞紙で作った武器のようなものを手に付け、戦いごっこをしている年長男児三人組がいました。つい楽しくなってしまい、走り回ったり他児にちょっかいを出したりと落ち着かない様子です。そんな年長男児達の遊びの輪の中に混ざろうとする年少◎くん。一緒に遊びたいけれど、なかなか相手にしてもらえずついには泣き出してしまいました。
戦いごっこをしていた年長△くんに落ち着いて話を聞いてみると、「遊ぶものがなくて戦いごっこをした」「◎くんに武器を取られた(取られそうになった)から嫌だった」と正直に気持ちを話してくれました。
部屋での過ごし方含め、戦いごっこは怪我に繋がってしまう恐れがあること、◎くんも一緒に遊びたいことを伝えた上で、何の遊びだったら楽しいかみんなで相談しておいでと提案してみました。
すると、「うん、わかった!」と気持ちが切り替わったのか、心に余裕が出来たのか他の男児達のところへ行って相談する△くん。◎くんにも「何して遊ぶ?」「一緒にやる?」と優しく気にかけてあげる姿も見られました。
部屋での過ごし方について、子ども達にはその都度約束を伝えてはいますが、理解はしていてもブレーキが利かないことも多々あります。大抵、遊べていなかったり夢中になれるものが無かったりするのですが…そんな時こそ、子ども達の気持ちにしっかりと耳を傾け、向き合うことの大切さを感じさせられます。引き続き、みんなが気持ちよく楽しく過ごすためにはどうすれば良いのか、子ども達と一緒に考えていけたらと思います。
園庭では、ボランティアとして来てくれた卒園生のお姉さんと一緒に鬼ごっこをしたり、水路づくりをしたりと短い時間でしたが、汗びっしょりになるまで遊んできました。
(M・Y)
◆今日もお姉さん先生(にじグループ)
「せんせ〜(お祭りで)会ったよね!あとさぁ、夜のまちで◯君と◇君に会ったよ」
「消防博物館に行ってきた」
「ディズニーランドとプールと花火したぁ」と休みの日の出来事をお話ししてくれる子どもたち。話の仕方に思わずクスッと笑ってしまいそうになりましたが、伝えたい気持ちがヒシヒシと伝わってきて朝から心がほっこり温まりました。
朝の集まりでもヨーヨー祭りに行ったり、ホテルにお泊まりしたこと、お祭りでお友だちにあったことなど楽しいエピソードをたくさん紹介してくれました。
和田一丁目の夕涼み会、にじグループの子どもたちも参加した児が多く「わたあめとかき氷食べたよ」と教えてくれました。この夏は様々な場所で夏祭りが行われているようです。コロナ禍でお祭りを体験できなかった児も今年の夏はたくさんお祭りの気分を味わって欲しいなと思います。
子どもたちの休みの日の出来事を聞くのが楽しみでもある週はじめ。そんな今日は、にじグループにかわいい小学生のお姉さん先生(卒園生)が遊びにきてくれました。
にじグループで過ごしていたお姉さん先生。「わ!先輩だぁ!」と子どもたちもワクワク。
「好きな車は何ですか」「どんなペットを飼いたいですか」「どんな色が好きですか」などお姉さんに聞きたいことがたくさんの子どもたち。もも組※君のお姉ちゃんでもあるので、※君も隣で嬉しそうにくっついていました。
園庭では、お姉さん先生とかけっこしたり、トランポリンでワニ鬼をして遊んだりとたくさん遊んでもらい嬉しそうな子どもたちです。
8月になり、ママ先生・パパ先生に加えて、お兄さんお姉さん先生が遊びにきてくれて子どもたちにも刺激になっているように感じます。
「⭐︎ちゃんのお兄ちゃんも明日くるよ」
「え!◯ちゃんのお兄ちゃんも!」とまだまだ楽しみがいっぱいです。(O.Y)
◆来てよかった (そらグループ)
今日はお祭りに行った話を子ども達が話してくれました。
「前の年長さんの○君いたよ」
祭りで何が楽しかったか?というよりも、卒園児との再会を話してくれた姿に、そうだよね、沢山面倒を見てもらったもんね…と心の中で呟き、○君と卒園児のやりとりを頭の中で思い出しました。
シャワーを浴びた後の小休止の時間に、
「前の年長さんの○君に会いたいなぁ」
ぽそっと呟く年中児。
給食当番の年長児も、
「そういえば○君っていう前の年長さんがおかわりたくさんしてた」
と思い出したかのように言っていました。
友達の名前も沢山出ており、楽しい休日を過ごした事が週明けにはよく分かります。
『先生あのね?』
に徹する朝の時間。
部屋に入った瞬間に伝えたい思いを順番に話してくれます。
ここは早いもの順ですが、順番はあります。
自分の思いが強すぎて、思わず割り込み発言をしようものなら、
「順番だよ」
「次僕」
と「え?これ並んでるの?」と驚くこどももいます。
室内では絵の具遊びや、スーパーボールジェットコースターなどセッティングされたゾーンで遊ぶこども達と、それぞれ最初からセッティングされたゾーンで遊ぶこども達がいます。
特別な期間限定のゾーンにいち早く気づく敏感なこども達は、好奇心旺盛でアンテナも人一倍のように感じます。
今日の絵の具遊びは、
▷マーブリング(墨流し)
を用意しました。
水を汲んで、トレイに水を張り、上から彩液という絵具のようなものを垂らして水面に色をつけていきます。
針金で水面の絵の具をそっとなぞると、彩液の模様がグニャぁっと揺れて想像のつかないような模様が生まれます。
「僕海みたいにしたい」
「闇の色だ」
「うわぁ綺麗」
「同じようにしたい」
「想像とちょっと違った」
などと体験を通して様々な学びや気づきが見られました。
「先生、今日保育園来てよかったよ。おうちだとこの遊びはダメって言われてるの。だってね?ママがカンカンに怒るんだよ。びちゃーってやっちゃうから」
という○さん。
園庭では久しぶりに制限の少ない時間を過ごせた為、鬼ごっこなど暑さに負けず沢山走り回りました。
※アブラゼミも捕獲しましたが、怖くてまともに観察が出来ないこども達がいました
「今日、保育園来てよかった」
と思える瞬間がある事に感謝し、大切にしたいと感じます。
k☆y
Posted in 園のこだわり