◆7月28日(金)の子どもたち
2023年07月29日 土曜日
◆初めて(つぼみ)
7月28日、5人でスタートしたつぼみ組も7人になり、今日初めて7人全員が揃いました。
最近は自分で色んな所に動いていったり、遊びに集中して遊べていて落ち着いている時間が多くなっていたように感じます。子どもたちが安心して遊べるようになってきたのだなと嬉しく思います。
安心しててもやってくるのが災害。今日は月一回の避難訓練だったのですが、サイレンが鳴っても誰一人泣くことなく、まずは安心できる保育者の元へ行く姿もありました。「なんだろう」とは思っていても、保育者が慌てずにいたから子どもたちも驚くことなくいられたようです。子どもたちにとっての安全基地の一つに慣れていたらいいなと感じました。
訓練後は保育室と廊下で遊びました。ピンクの扉から出ると「これはなんだろう?」と目につくものをたくさん触っていました。
(K.E)
◆今日は何しようか(ふじ)
今日は園庭には出ずに室内で過ごしました。
のんびりと過ごしていると「地震です」と避難訓練の放送が入り、みんなで集まって避難の準備を始めます。防災頭巾も被って、順番に保育士が点呼を行い、今度は火災が発生ということでホールに避難しました。あまりホールに行ったことがないので泣いてしまう児もいましたが、ほどんどの児達が静かに待つことができていて成長を感じる時間でした。
お部屋に戻って保育士が防災頭巾を片付け始めると被っていたのを外して自分で入れに行く⚪︎くん。「お片付け上手だね。ありがとう。」というと少し照れたように笑っていました。そのやりとりを見ていた△ちゃんや◻︎ちゃんも入れに来てくれてちょっとしたお片付けブーム到来でした。
室内ではおひさま広場に肋木を横にして、登って、渡って、降りるという身体を動かすゾーンを作ると大好評で最後まで自分1人でやろうとする児、途中で進むのが怖くなってしまい戻ろうとする児と反応は様々でしたが、何度も何度も挑戦する姿はとても逞しく見えました。
ひまわり制作でタンポを使ってポンポンと絵の具を画用紙に押していくこともしました。黒、茶色を用意すると交互に色をつけて押していったり、「トン、トン、トン」「トントントントン」とリズムをつけながら押している児もいました。気がつくと手や顔、洋服に絵の具が付いて、楽しくできたというのが見てわかりました。
室内でもさまざまな経験ができるような環境をこれからも大切にしていきたいと思います。
(I.H)
◆プールじゃないのにビッショビショ (きく・たんぽぽ)
朝から地震・火災のサイレンが鳴り響きました(避難訓練です)。さっきまで笑顔いっぱいだった子ども達の表情が一気に真剣さを帯びていました。地震ではテーブルの下に隠れ、建物の上の階で火が燃えてるとなれば防災頭巾を被って園庭からホールへ避難、、、慌てると怪我をしちゃうからゆっくり、いつもよりちょっと頑張って避難しようと伝えると、その言葉通り子ども達はいつもよりちょっとだけ力を出して頑張っていました。
『ちょっとだけ早く(靴)頑張ったよ!』『どう?(避難)上手?』と自分たちの行動が気になる男子達。「とても素敵だよ。怪我しないで逃げられてるね』と言うと、誇らしげな表情を浮かべていました。月一回の経験が次へとつながる瞬間でした。
昨日に引き続き、今日も園庭で水遊びをしました。タライに水を溜めてペットボトル等で噴射したりと楽しみましたが、今日の子ども達は違う楽しみを見つけていました。園庭にはミストが優しく吹き流され、そのミストを見上げ手を広げて浴びながら目を細めて気持ちよさそうに楽しむ子ども達は、ミストが地面に溜まってできた川を裸足で渡って泥の感触に夢中です。裸足で遊ぶのは今年初めてなので、地面や水・泥の感触に気持ちいいと感じる子と、ちょっぴり気持ち悪いと不快感で顔を歪ませる子に分かれていましたが、友だちが『なんだこれ〜楽しいな〜』と笑っていると あれ?楽しいかも? と気持ちに変化が起きる様子もちらほら。あちらこちらでミストやホース、ジョウロ等でダイナミックに水を掛けたり掛けられたり、、、
「もっと〜!』とリクエストもあったりと、プールじゃないのにプール以上に濡れる姿がたくさん見られていました。
『ビッショビショだよ〜』と嬉しそうな◯ちゃん。夏の楽しみをまた一つ感じた子どもたちでした。
K・E
◆避難訓練&プール (うみグループ)
今日は地震と火事の避難訓練がありました。放送に耳を傾け、サッと机の下に潜ります。その後、どこで火事が起きたのか、どこに避難をするのか放送の指示をよく聞いていました。火事という言葉を聞いて、煙を吸わないようにすかさず口元を手で覆う姿も見られ、とても立派でした。
今日は熱中症対策として、園庭ではなくホールに避難です。無事に訓練を終えた後は、ホールにて光化学スモッグについてのお話を聞いてきました。
聞き馴染みのない難しい言葉に「?」を浮かべていた子ども達でしたが、「悪い煙」というワードや自分達にどのような影響があるのかという危険性について関心を持ってじっくり話を聞いていた姿がとても印象的でした。分からないことを知ろうとする子ども達の吸収力の高さに驚かされました。少し難しい内容ではありましたが、これからも子ども達と一緒に勉強していけたらと思います。
避難訓練後は、プール遊びを行いました。前半は女児、後半は男児と2グループに分かれて思う存分楽しみました。回を重ねる毎に玩具の使い方や泳ぎ方などを習得していっているようで、遊び方にも変化が見られてきました。引き続き、子ども達の体調に気をつけながら楽しい思い出を作っていきたいと思います。
(M・Y)
◆光化学スモッグ と セミの抜け殻(にじグループ)
避難訓練がありました。地震、火災です。
今日はホールに避難しました。
子どもたち、口を手で抑えて落ち着いて避難することができました。
ホールでは光化学スモッグの話しがありました。
光化学スモッグはどんなものなのか、どうして発生するのか、身体にどんな影響があるのか、スライドを見ながら、ときにはクイズ形式で話しを聞きました。
子どもたちも興味をもって聞いていたように思います。
にじグループにもどってきてから、ホールでの話しの内容を確認してみると、しっかり頭に入っていました。
もも組の児もきちんと覚えてのには驚きました。
今日も暑さ指数が高いため、園庭の時間は制限があり20分です。
限られた時間の中でも子どもたちは楽しみを見つけます。
セミの抜け殻さがしに夢中になりました。木の高いところにあるものでも、いとも簡単に見つけてしまう子どもたち。
手の届かないところは、長い棒を使って取りました。届く場所は手を伸ばして伸ばして取りました。
自分の手で掴み取ったものはやはりとても嬉しいようで、抜け殻を手にした顔は達成感に溢れていました。
取った抜け殻は、服につけてブローチにもしました。
これからもまだまだ、園庭でセミの抜け殻に楽しませてもらいたいと思います。
e.y
◆お餅野郎と警察野郎 (そら)
今日は、2日後の日曜日が誕生日である◯さんの誕生会と◯さんのお母様の保育士体験の絵本の読み聞かせ、避難訓練と、光化学スモッグについての共有など盛り沢山の金曜日となりました。
誕生会では定番の「好きなアイスは何ですか?」の質問が2回もありました。
人気を誇る質問トップスリーの一つです。
※保育士体験の保護者の方への質問でも出ました。(ハーゲンダッツでした。「私も」と年長女児。)
保育士体験では、家から持参して頂いた絵本の読み聞かせ、避難訓練、園庭でもトランポリンや築山などで沢山遊んでもらい汗だくの一日となりました。(暑い中、ありがとうございました。熱中症にご注意下さい)
金曜日の今日は、朝の時間に、飾り棚の整理整頓を行います。
お道具箱の中身をリュックに詰めて、宝物を持ち帰ります。
「これ落ちてたんだけどみんな違うかな…?」
と一枚の紙をこども達に提示しましたが、作者は見当たりません。
「誰か欲しい人いる?」と聞くと、
「はい」と手を挙げる◯君。
その理由は「ママが喜ぶと思うから…」でした。
朝から、
「先生、警察野郎」
「先生、お餅野郎」
と言われます。
「野郎」ではなく「やろう」の意味ですが、別の意味に変換されてしまう程勢いがあります。
昨日、おままごとで遊んでいたゆり組のこども達が、
「かき氷屋さん、私達が代わりにやってあげようかな…?」
と言いながら年長児が作ったかき氷屋一式を使おうとしていました。
保育者が、
「それはいいんだけど、一回、確認してみたら良いんじゃない?勝手に使わないでって前に言われたからさ」
と提案します。
「あぁそうだった」
と思い出した◯さん。
しかし、現実はそう甘くもなく、
「ダメだった」
と清々しい表情で帰って来た◯さん。
落ち込んでいない姿が尚更、気に掛かり、
「ねぇねぇ、◯さんは、何屋さんがやってみたい?」と尋ねました。
「えっとー、お餅屋さん」
とすぐに返事が返って来ました。
そのやりとりをしている中でも、トイレットペーパーの芯を使って双眼鏡を作っていた◯君が、向こうの壁から双眼鏡を構えてジリジリと近付いてきます。
とうとうゼロ距離地点まで来て、
「みいつけた」
と言いました。
それを見たもも組の◯君が、
「僕も双眼鏡が欲しい」と、トイレットペーパーを集めだします。
そして、「先生、警察ごっこやろう」と遊びの提案を保育者にしました。
その時点で時間は17:15です。
今日の「やりたい事」は明日に持ち越しであることを伝え、今朝、「警察野郎」と「おもち野郎」と成りました。
しかし、今日は自由な時間が少なく、午前中のほとんどはスケジュールに沿った活動となった為、それぞれの自由なら遊びの続きが出来ずにランチタイムを迎えてしまいました。
※そのような日もあります。
「おもちやれなかった」
「警察やれなかった」
と嘆きながら眠りにつくこども達。
午睡(休息の時間)が終わったら思う存分、おもち野郎と警察野郎を堪能したいと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり