◆7月26日(水)の子どもたち
2023年07月26日 水曜日
◆仲間が増えました(つぼみ)
最近、紙芝居などを座ってみることに興味が出てきた子どもたち。
今日もふじ組が紙芝居を見る時に、一緒に参加して、「あーん、パクッ!」と大きなケーキを嬉しそうにお裾分けしてもらっていました。
そのあとは、お部屋でゆっくり過ごしました。
今日から新しいお友達も加わり、先輩たちは気になるようで、顔を覗きにきたり、頭や顔をタッチして「初めまして」のご挨拶をしていました。
いつもの玩具に加えて、ソフトマットやボールを出して、室内でも元気に体を動かして遊べる環境を用意すると、子どもたちはいい表情を沢山見せて遊んでいました。
中には、ちょっぴりボールが苦手な子もいたのですが、保育士に抱き着きながらも他の子の様子をニコニコしながら見て頑張って近づこうとしますが、またボールが転がって来て近づけずを繰り返して。その様子が微笑ましかったです。
7人になったつぼみ組。
新しい仲間と一緒に、色々な経験をたくさんしていきたいと思います。(E.Y)
◆のぼるぞー!(ふじ)
日差しが強く暑さが心配だったので、ふわふわグループときらきらグループはゆったり室内で過ごし、わくわくグループは少し室内で遊んでからプールに入りました。
室内ではおひさま広場を開放し、肋木を横に倒して設置しました。
開放する前に、保育者が肋木に登り「こんなこともできるよー」と肋木の上でバランスを取りながらゆっくり渡ってみることをやって見せました。
「やりたーい」とおひさま広場に入ってきて滑り台のところから登っていく子ども達。わくわくの〇くんは力があるので、腕で身体を支えながら進んでいました。そんな姿が良いお手本になっていて、その後ろをきらきらの子たちも追いかけていきます。
子ども達の「やりたい」「私にもできる」という気持ちが強いので、登る場所を確保するため押し合いになる場面もありましたが、保育者の「順番ね~」という優しい声掛けに気持ちを落ち着かせている児もいまいた。
暫くするとふわふわグループの子たちもおひさま広場に入ってきました。思い切り肋木で遊んでいたきらきらの子たちが別の遊びを始めたタイミングだったので、ゆっくり挑戦することが出来ていました。
今度はふわふわの子たちがきらきらの子の真似をします。きらきらの◇ちゃんがにこにこ登る横で、ふわふわの☆ちゃんが真剣に登る姿が印象的でした。
肋木の下の方はトンネルのようになっているので、反対から来た友達の姿を見て「あ!」と笑い合う姿もありました。
M.S
◆水しぶきいっぱい(きく、たんぽぽ)
朝からセミが、泣いていて今日も暑くなる予想が感じられました。
プールに入る意欲が、登園してきた時の皆の姿から、ひしひしと伝わってきます。
テラスにプールが用意されているのを見て「今日はプール?」と嬉しそうです。
プール遊びの前に、赤、黄色、青の色の氷を使って遊ぶ為のお手伝いをお願いしました。
一人ひとり、保育士の話しを良く聞いて、嬉しそうに言われた事を守って、表情も嬉しそうです。
頼まれると嬉しいのですね。
氷は、今後、必ず保育の中で使うのでお楽しみです。
水着に着替え、プールに入る前に、入念に体操です。
「いち、に、さん、しっ!」
いつも以上に張り切って頼もしいです。
プールの水に足を入れた瞬間が、ウキっと表情が明るくなります。
好みの玩具を手に持つと、好みの大きさのプールに入り、遊び開始です。
噴水プールも人気で、頭から水を浴びていました。
保育士が水しぶきを上げると、「キャー」と喜び逃げていました。
水に強く、たくましい児がそろっています。
容器に水を入れて、イタズラな笑みを浮かべ保育士にかける姿も。
逃げるのが大変なくらい、上手に命中していました。
お尻から水にジャンプ、水しぶきを上げてジャンプをして座るという高度な技にも挑戦していました。
玩具以外でも、身体を使って工夫して遊ぶという成長も見られました。
まだまだ、夏は始まったばかり、めいっぱい夏を楽しんでもらえたらと思います。
S/A
◆涼を感じる (うみグループ)
登園すると「おばけやしき作りたい」とポスター作りを始める年長女児たち。
模造紙に赤い絵の具でスプレーしたり手形をつけていました。
それを見て「色水実験や泡あわしたい」と年中〇くん。スプレーを見て色水作りを連想したようです。
元々今日は石鹸を使って泡をしようと思っていたのですが、暑さのため戸外遊びは20分しか出来ず、まずは室内で泡作りや色水作りを始めました。
前回遊んだ為か泡を立てるのが上手で「生クリームみたい」「ケーキに乗ってるの見たことある」とたくさんの泡を作っていました。
そこに食紅を入れてジュース作りが始まります。数色の食紅の粉を掛けるとクリーム状の泡に色が付き、マーブルのように色が付いていきました。
「こんな虹みたいになるのは初めて」と驚いていた子どもたちですが、すぐにかき混ぜてしまい1色になったのを見て「あれ?混ぜると虹じゃなくなっちゃうんだね」「色んな色があったのに消えちゃった」と不思議そうにしていました。
大人からすると混ぜる前に予想がつくのですが、子どもたちには実際に見て体験して実感していく過程がとても大切になってきます。
その後は泡遊びチームはベランダに行き、透明のカップに色水を入れ、そこにたっぷりの泡を乗せてクリームソーダ作りを楽しみました。
短い時間でしたが泡の感触を味わい、とても満足そうな表情を浮かべていました。次は時間をかけてまた楽しみたいと思います。
その後、給食の時間まで集まりを行い、子どもたちからのリクエストで少しこわい話をしました。最後には大笑いするオチがある話なのですが、おばけ屋敷に向け気持ちが高まっている子どもたちにとって『こわいお話』は興味を惹かれるようです。
「真っ暗にして」という声もあったのですが、いつもより少しだけ部屋を薄暗くして効果音が流れる中で話をしたり(ランチルームに6カ所ある電気を2箇所消しました)オオカミおとこの紙芝居を読んでいきましたが、笑ったり怖がったりオチを予想したりと様々な表情が見られました。おばけ屋敷に向け弾みになってくれたらと思います。
おばけ屋敷に少しこわいお話、プールに様々な水遊びにと、少しでも涼を感じて暑さを乗り切れるよう今後も楽しんでいきたいと思います。(O.Y)
◆プールの準備(にじグループ)
集まりで今日はプールに入ることを伝えました。
「イェーイ!」と喜ぶ姿です。でもその姿は初めて入るときのリアクションよりも控えめです。
プールというイベントが、少しずつ日常になりつつあることを感じます
控えめでも、やっぱりうれしい・たのしいプールです。プールの準備をする姿には笑顔があふれています。
着替えもずいぶんスムーズにいくようになりました。
着替える前にトイレに行くことちゃんと覚えています。脱いだ洋服は、裏表を直すのに苦戦しながらも畳むことに一生懸命です。
ラップタオルを巻いてその中で下着と水着の着脱に挑戦しています。
プライベートゾーンを守りながら着替えることも身につけていってほしいと思っています。
年少児には難しいかもしれませんが、ちょっとずつでもトライしてほしいと思っています。
プールでは、保育士や友だちと水をかけあったり玩具であそんだり楽しみました。
おわったあとは、「たのしかったー!おなかすいちゃった!」と、陽の下、水の中でたくさん身体を動かして満足し、給食を楽しみにしていました。
部屋では、子どもたち主体でキャンプだホイやハンカチ落としてのあそびが盛り上がっていました。
年長児を中心に、子どもたちだけでルールのある遊びができるようになったことに大きな成長を感じ嬉しくなりました。
e.y
◆のんびりと (そらグループ)
35℃以上の気温が続き、登園するだけでもちょっぴり疲れた表情を浮かべる子どもたちです。
月曜・火曜は暑さに注意しながら園庭に出て、明日はプール遊びを控えています。
(※気温によっては入れないこともあります)
そんな今日は、敢えて外に出ずに涼しさを感じながらののんびりDAYにしました。
夏になりプール遊びが増え、夏休みに入るこの際に看護師から『プライベートゾーン』についてのお話をしてもらいました。
プライベートゾーンって何なのか
プライベートゾーンのルールについて
子どもたちに伝えています。
お家に帰ってから話をしてみて下さい。
"嫌なこと・恥ずかしいことがあった時、直ぐに大人に話をしてね"という話では、『困った時にみんなの話を1番聞いてくれる人は誰?』と質問をすると、「先生」や「おまわりさん」の答えもありましたが、即答で返ってきたのが「パパとママ」でした。
色んな話をしてくれて、色んな話を聞いてくれる。そして、困った時には手を差し伸べてくれて"1番に"助けてくれる存在だと感じているようです。
ゴーヤの調理保育をしました。
興味のある子は見に来てね、くらいの感じでさら〜っと始めました。
「お手伝いしたい!」という意欲的な発言も多かったので作る過程でお手伝いを募集しながら進めていきます。
今日作ったのは「ゴーヤの唐揚げ」です。
(市販の唐揚げ粉を使い揚げたもの)
☆工程とお手伝い
①唐揚げ粉を水で溶く(水で溶かなくても大丈夫なものでしたが工程を増やすため今回は溶きました)
お手伝い〜水を3杯用意する。水を入れ菜箸で混ぜて溶く。
②ゴーヤを2等分し綿をスプーンでとる
お手伝い〜スプーンで綿をとる。
③ゴーヤを切る
お手伝い〜保育者と一緒に7切れずつ切ってみる
④油であげる(保育士)
調理を始める前に匂いを嗅いでもらうと「うげぇ〜」の表情。
「苦い匂いだ〜」「これがゴーヤだよね」…
でも、〇くんが「まずい匂いではないよ」
というと△ちゃんが「でも美味しい匂いでもないよ」
と答えています。
「じゃあ、まずい匂いじゃないのと美味しい匂いじゃないの間は何って言うの?」と何だか難しい話になってきて子どもも大人も首を傾げてしまいました。
結局答えが出ないまま調理がスタート。
調理保育の方に来てくれた子どもたちは、1人1回どこかのお手伝いをしてくれています。
切る作業のところでは保育者と一緒に行いましたが、中にはおうちで経験したことあるのだろうなぁと感じる程に滑らかな動きをする子もいて驚きでした。
最初から最後までいた子
途中から来た子
お手伝いもしてゴーヤを食べた子
お手伝いはしたけど食べなかった子
お手伝いはしてないけど食べた子
どれにも当てはまらない子
調理保育とはいえど、"全員で"という気持ちはなく、どこかしらのタイミングで興味をもってくれたらと思っていました。どの選択をしてもみんな〇(丸)、どれにも当てはまらない子もきっと匂いや音で感じるものはあったはずです。
普段率先して野菜を食べない子が野菜の中でもハードルの高いゴーヤに我先にと手を伸ばす姿が見られるのも、こういう時間があってこそだと思います。
(I・K)
Posted in 園のこだわり