◆7月25日(火)の子どもたち
2023年07月25日 火曜日
◆それ僕のなのに(つぼみ)
先日乳児保育の研修に行かせていただき、子どもたちは「子ども対大人」ではなく「子ども同士」の関わりから多くを学んでいっているという事を教えていただきました。改めて自分の保育を振り返ってみると、良かれと思って仲裁に入っていたことや止めてしまっていたことが「もしかしたら子どもたちにとっての学びを止めていたのかもしれない」と研修を受けて、子どもたちの遊びの中でいい塩梅で関わっていきたいなと感じました。
最近のつぼみの子達の中で「これが使いたい」という気持ちが強くなってきて、取り合う姿も多く見られるようになりました。今日もあちこちで取り合いです。つぼみ同士だけでなく、ふじの子ともすることがあるのですが、まだまだ「これはぼくのだ~(わたしのだ~)」という気持ちが強いためお互いに譲りません。「こっちもあるよ」と声を掛けようと思った時には、すでに勝敗が決まっており片方の子の元に。ですが、負けてしまった〇ちゃんは自分で新しいものを見つけてそれで満足だったのです。
一方では、両者どちらも譲ることなく泣き崩れながら取られるものかと戦っていた□くんがいました。□くんは他の物ではなくその物が欲しかったのです。いろんな感情も抱くようになり、取り合いの経験をしていく中で、少しずつ自分と他人の物の区別もつくようになってきたりと、たくさん学んでいって欲しいなと感じます。
(K.E)
◆おしゃべりが楽しくなってきた (ふじ)
一足早い夏休みを終え、久しぶりに登園してきた☆君。
「せんせー」と満面の笑みで抱きついてきてくれました。
「おでかけ行ってたの?」という保育士の問いかけに「(しん)かんせんのった!」と嬉しそうに言う☆君。やり取りがだいぶ上手になってきました。
おままごとを楽しんでいた○ちゃん。突然近づいてきた△君に「こわいー」と怪訝そうな顔をしています。嬉しい、楽しいだけではなく、困ったことを含めて自分の気持ちを伝えられるようになってました。
園庭では、「あれっ、あれっ」と木の上を指差す◎君。セミの脱け殻を取ってほしかったようです。
保育士や友だちと一緒に遊ぶ中で、さまざまな言葉を真似て、覚え、やり取りが楽しくなってきている子ども達。
一緒に絵本を読んだり、手遊びをしたり、歌ったりする機会をこれからもたくさん作っていきたいと思います。(M.C)
◆プール日和(きく・たんぽぽ)
今日はプール日和です。プールに入れることを知って、子ども達は大喜びです。早く水着に着替えたくてソワソワし始めるほど、期待を高めていました。
今日は前半はたんぽぽ組、後半はきく組が入りました。
プールに行く時間になると、待ってましたとばかりに水着に着替えます。脱いだ洋服も少しずつたためるようになってきた子も増えてきました。その時の着替えの素早さと言ったら…。素早くササッと着替える子ども達に驚くばかりです。
着替えをしたら準備運動。ウキウキ気分が止まらず「キャー」と声をあげながらぴょんぴょん飛び跳ねていました。
プールに入るとその心地よさに顔がほころび自然にニコニコ笑顔になります。プールにも少しずつ慣れてきて、大きいプール、カメのプール、噴水の上がるプール…と自分のお気に入りのプールを選んでじっくり楽しんでいます。プールを次々と変えて楽しむ子もいます。
おもちゃも自分のお気に入りができてきたようです。水を流すと回転する水車が好きな◯君は、その流れる様子が面白くて何度も何度も水をかけては「エヘへ」と笑っています。
手作りのスロープにおもちゃのスイカやメロン、桃をコロコロ転がして遊ぶのも楽しいようです。はじめの頃は上手くいかなかった子も、慣れてきて上手に転がせるようになっていました。
それぞれの楽しみ方で時を忘れて水遊びに浸る子ども達の姿が、とても微笑ましく感じました。
これから夏本番。プールももちろん、他にも夏ならではの遊びを取り入れて子ども達と楽しみたいと思います。
I.Y
◆嬉しいこと尽くし(うみグループ)
連日暑い日が続いています。
今日は嬉しいこと尽くしな一日です。
一つ目の嬉しいこと…
うみグループに職場体験の高校生が来てくれました。お姉さんが部屋に入って来るなり、「お姉さんせんせー!!一緒に遊ぼー!」と子ども達が駆け寄っていきました。久しぶりのお姉さん先生に子ども達もとっても嬉しそうです。たくさん遊んでもらいました。
二つ目の嬉しいこと…
順番で行くと、今日はうみグループがプールに入れる日です。気温を確認したところ、プールに入ってもOKという知らせが届きました。
早速、片付けて朝の集まりをすることに。「今日プールに入るよー!」という保育者の声を聞いて「え!!プール!?」と一気にテンションが上がる子ども達。「片付けようね」とこちらが伝える前に片付け始めていました。みんなで協力してササッと片付けが終了しました。
朝の集まりでも再度プールに入れることを伝えると「やったーーー!」「イェーイ!!」と大盛り上がりです。ジャンプをしたり、拍手をしたり、ガッツポーズをしたり…とそれぞれが思い思いに嬉しい気持ちを表していました。前半と後半に分かれて、プール遊びスタートです。
3回目ともなると、着替えやタオルの準備等にも少し慣れてきたようですが、やはり水着に着替えると嬉しさから何だかソワソワしている子ども達。楽しみな気持ちが伝わってきます。
プールでは、ビート板を使って泳いだり潜ってみたり、水を掛け合ったり、お店屋さんを開いたり…とそれぞれが自由に楽しんでいます。果敢に保育者へと水を掛けにいく年長◎くん。顔に水が掛かっても負けじと対抗する姿が普段の◎くんからは想像できない姿で新鮮でした。プール遊びだからこそ見られる子ども達の新たな一面を今後も見つけていけたらと思います。
(M・Y)
◆あわわ第二弾 なににみえる?(にじグループ)
緑が沢山ある育子園の園庭では、随所に涼を感じられるような工夫をしています。暑い夏の時期も心地よく過ごせる時間が持てました。
にじグループに、今日は保育園での仕事を体験しに学生がやってきました。子どもたちはとても嬉しそうです。
「お名前教えて」
「一緒に遊ぼう」とうらやましいほど人気者です。子どもたちにとって、さらに笑顔増すひと時でした。
先日体験した泡遊びを今度は園庭に支度してみました。前回、スイーツに見立てている姿を見かけたのでボールや泡だて器を支度しておきました。
「わーホイップが作れちゃうね」と喜びの声が聞こえてきました。シャカシャカといい音を鳴らしてすまし顔でボールの中の泡を混ぜています。泡に色を付けてみました。
今度は色から味にもイメージが膨らんでいきます。
「これは、メロンとイチゴのシロップ、食べた後にお口の中が黄色と赤になりまーす」
どこかで、そんな体験もしたのでしょう。自分の経験も交えながらどんどん広がっていきます。
「たのしかったな~」
「もっとやりたかったな」
と嬉しい発言も・・・
夏ならではの戸外遊びをたくさん経験していきたいと思っています。U・A
◆◯色と◯色を混ぜたらどんな色になるかな? (そらグループ)
朝から部屋では、それぞれで色々な遊びをしている子どもたち。
ゆりぐみの⭐︎くんが、チビブロックで魚を作り保育者に「お魚だよ。食べて」と言ってくれます。
「醤油もある」、「あと大根ごろしもあるよ」保育者は聞き間違えかなと思いもう一回「今、なんて言ったの?」と聞き返すとやはり「大根ごろし」と。大根おろしが言えない可愛い⭐︎くん。
最近は、紙皿や紙コップ等造形をやっているひまわりぐみの⭐︎くんと◯ちゃん2人。
⭐︎くんは、紙皿やトイレットペーパーの芯を使いロボットや電車の駅の看板を作っています。
◯ちゃんは、何枚か紙皿を使い可愛い顔を描いています。
毎日の部屋遊びで、子どもたち同士で作るものや遊ぶものを見つけ、それを作るということに成長を感じています。
梅雨が明け、猛暑が続く毎日。
園庭遊びはして大丈夫でしたが、日向での長時間あそびは出来ず木陰なら遊ぶのは可能だったので木陰で水遊びをしました。
タライの中に水を入れ一色ずつ絵の具を足していき、みんなで◯色に◯色を混ぜたらどんな色になるか予想しながら遊びました。ももぐみの⭐︎くんが「もうちょっと黒がいいんじゃない」に対し、ひまわりぐみの◯ちゃんが「また黒入れたら真っ黒になっちゃうよ」と。
隣ではにじグループが泡遊びをしているところを見たひまわりぐみの⭐︎くんが、「ちょっと泡も入れてみたいけどな」と呟いていたのでにじグループから石鹸と泡立てを借りてみんなで色を混ぜたら色水と泡で遊びます。ひまわりぐみの◯ちゃんが一生懸命に石鹸を泡立てで擦り泡を作っています。
色水と泡を混ぜて「見て、ココアみたいな色」、「これはコーヒーだよ」ととても楽しそうな姿の子どもたち。
暑さで園庭に出られる時間が限られたり木陰で遊んだりと範囲が狭くても、そこで子どもたちが楽しかったと思ってもらえるような活動を取り入れていきたいと思います。(Y.H)
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