◆7月20日(木)の子どもたち
2023年07月20日 木曜日
◆ふとした瞬間 (つぼみ)
昨日は久しぶりにプールに入り楽しんだので、今日は園庭で水遊びをすることにしました。
タライを準備するとふじ組の子たちは水遊びができるとわかってすぐによってきます。つぼみは周りにいたので何が始まるかジーッと見ています。
タライに水が注がれるとすぐに手を出してさわるつぼみぐみ。隣でパシャパシャするふじぐみ。真似をしてパシャパシャとするつぼみぐみ。これは以前にも書いたことがあるかと思いますが、以前と違うのは思い切りパシャパシャとして顔に思い切りかかっても、とっても楽しそうにいい表情をして遊んでいる子どもたちの姿が少し違っているように感じました。
楽しいことという認識がより強くなったのでしょう。時々は隣の友達と顔を見合わせて様子を伺っていました。
遊んでいる時、幼児のお兄さんたちも出てきました。遠くから何をやっているのかなー?とジーッと見ていました。
(K.E)
◆気持ちいい (ふじ)
今日は雲が空にかかり、日差しをあまり感じず、園庭に出ても元気に過ごすことが出来ました。
保育士が暑さ対策でミストをスタートさせると「うわー」とミストの下に駆け寄り、ミストを浴びに来る子ども達。顔にミストがかかる度に「あはははは」と楽しそうな声をあげて、手で顔をぬぐいながら気持ちよさそうに何度もミストの下を行ったり来たりしていました。
「ミーンミンミン」とセミの声も聞こえてきて、セミの抜け殻も良く見つかるようになり、虫探しにも更に熱が入るようになり、砂場用のバケツや型抜きを持って探しに行くのが定番となってきました。今日もセミの抜け殻を見つけ、保育士一人一人に「先生、ん」とセミの抜け殻を見せる○くん。「セミの抜け殻だね。どこでみつけたの?」と問いかけると「あっち」とコンビネーション近くの木の方を指差して教えてくれました。以前は保育士が見つけて見せてあげることがほとんどでしたが、葉っぱの陰や枝にとまっているのを覚えたようで、見つけるのが上手になってきました。見せてくれる時の姿もどこか誇らしげです。
園庭遊びが終わってプールに入る際に、水着を見せて「プールにはいろうか」と誘うと、嬉しそうに自分が来ていた洋服を脱ごうとする△ちゃん。汗でなかなか脱げずに保育士に手伝ってもらいましたが、水着を着てプールに入る時にはいい笑顔を見せてくれました。ジョウロやバケツ、水鉄砲を使って楽しいプールの時間がスタートします。水鉄砲に水を入れるのも上手になって、水がピュッと出る時間が長くなってきました。
お友達がジョウロを持っているのを見て、持っていた水鉄砲の先を出す☆ちゃん。何かを察してジョウロの水を入れてあげる□くん。(ここまで声は出していません。)
気持ちが通じ合って☆ちゃんは嬉しそうに水が入っていくのをみています。ジョウロの水がなくなり、□くんにぺこりと頭をあげてお礼をする☆ちゃんでしたが、もう一度水鉄砲の先を見てみると水がほとんど入っていないことにいづいて「あれ?」と不思議そうな顔をしていました。(先っぽは穴があいているのでみずが垂れ流しになっていました。)
その後も何度も同じことを繰り返しながらやり取りを楽しみつつ、自分で水を入れる方がうまく遊べることに少しだけ気づいた☆ちゃんでした。
遊びながら様々な経験を通して、「あれ?」と思うことをこれからも大切にしていきながら、子ども達自身が気づいていけるような関わりを大切にしていきたいと思いました。
(I.H)
◆今日はプール (きく・たんぽぽ)
楽しみにしていたプールあそび。『今日プール?』と朝確認してくる子ども達の声に『うん、プールだよ!』と答えられる日がついに来てとても嬉しく思います。
プールに入ることを伝え、プールに行く準備として「今日は帽子被る?靴下は履く?」と普段準備してる物を言ってみると『かぶらなーい!』『はかなーい!』と自信満々に答える子ども達。「じゃあプールは何を準備する?」と聞くと『水着ー!』と元気な声が返ってきました。早く着たい・早く入りたいという期待が大きく、プールの準備はとても早いものがありました。
早速テラスへ出てプールあそびが始まりました。一番に大きなプールを目指す子もいれば、玩具に一目散の子もいます。これに決めていたと言っているかのように、迷わず小さなバケツを持って行く□くん。ピンクのぞうのジョウロでお友だちの背中に掛けてあげる◯くんは、キャーと水を掛けられた△ちゃんの声に気分を良くしたようで、△ちゃんに何度も掛けてあげていました。しかし、勢い余って顔に掛かってしまいました。「顔は嫌だったかもね。優しく掛けてあげようね」と保育士が言うと、あ…っと気づき、再び気をつけて優しく掛けていました。『自分に掛けちゃったー』と大胆にも頭から掛けてみたりと、今日は誰か又は自分に掛けたい気分の◯くんでした。
水を掛けたいのは◯くんだけではありません。あちらこちらから『せんせーい!エイっ!』と勢いよく水が飛んできます。やはり「キャー!」という声は掛けたい衝動を掻き立てるようで、その声に水は更に飛んできます。こちらが水着を着ていないと言う事もあってしっかり挑めませんでしたが、今度は水着着用の元、しっかり決着を付けたいと強く思いました。
大きなプールは広々としていて人気ですが、カメさんプールや噴水プールなど小さなプールも人気でした。友だちとぎゅっと近くにいる事が安心できるのでしょうか?
『気持ちいいね!』
『つめたいね!』
『かかっちゃったー』
『もぉーやー(笑い合っています)』
耳を澄ましてみると色々な声が聞こえてきました。水を怖がる姿がなく、むしろ楽しめている姿に安心しました。みんなそれぞれ、落ち着く場所でプールあそびを楽しんでいる姿が見られて嬉しく思いました。
天気が良ければまた明日も入りたいと思います。まだ夏は始まったばかり。たくさん楽しみたいと思います。
K・E
◆蝉の声(うみグループ)
今日は年中◎ちゃんの誕生会を行いました。7月に入ってから、カレンダーに貼ってある誕生バッヂを見ては「あれ◎ちゃんのなんだよー!」と嬉しそうに保育者や友達に伝えていた◎ちゃん。今日を迎えるのをずっと楽しみにしていました。
朝◎ちゃんに「おめでとう!」と声を掛けると、照れ隠しなのか「おめでとーー!」とニコニコな笑顔で返ってきました。朝からウキウキな◎ちゃんでしたが、いざ誕生会が始まると少し緊張しているようで表情が強張っていました。
それでも、会が進むにつれ、みんなから「おめでとう」とお祝いの言葉も言ってもらえて、いつものニコニコな◎ちゃんに戻っていました。質問タイムでは、◎ちゃんに5個の質問を答えてもらいました。
「好きなケーキは何ですか?」
「好きなプリンセスは誰ですか?」
「好きなお友達は誰ですか?」
「好きなポケモンは何ですか?」
「好きなお花は何ですか?」
恒例の質問タイムですが、その都度答える側の人が好きそうなモノを想像して質問してみたり、しっかり◎ちゃんの答えに耳を傾けたりと、質問する側も答える側も聞く側もとても立派な姿でした。これまで、手は挙げるけれどいざ当たると恥ずかしくて質問ができなかった年少△ちゃんも、少しずつ自信が付いてきたのか今日は自分で質問することが出来ました。
引き続きみんなの前に立ったり発表する経験を大切にしていきたいと感じた場面でした。
改めて、◎ちゃんお誕生日おめでとうございます。
朝の集まり後は、室内と園庭で遊びました。園庭中に鳴り響く、蝉の鳴き声を聞いて、子ども達が「蝉の抜け殻取りに行こう!」と駆け出していきました。この時期にしか見られないという特別感からか、蝉の抜け殻を見つけるだけで大興奮です。袋にたくさん集めて宝物のように持って帰る児もいました。夏が近づいてきたようです。暑さ対策をしながら子ども達とたくさんの「夏」を見つけていきたいと思います。
(M・Y)
◆プール日和(にじグループ)
今日はプールに入りました。
熱中症アラートが出たり思うように水遊びもできずにいましたが、今日は天気も晴れ、気温も良い、熱中症アラートも出ていない。
ということは、、、「プール〜!」「やった〜!」と昨日少しお知らせしていたこともあり大喜びの子どもたちです。
もも、ゆり、ひまわり組の順にプールに入りました。
もも組
準備体操も楽しそうなもも組。
プールに入っていくと、1番手ということもあり少し水がひんやり。「きゃー」「わぁー」と楽しい声が聞こえてきます。
身体を水に慣らした後、水鉄砲やビート板、ジョウロなどを使いながら遊びました。
保育士を狙って水鉄砲をしたり、お友だち同士で水を掛け合ったり、水車の玩具にジョウロで水をかけて遊んだり、水の中が楽しくてバシャバシャ遊んだり。また、大きなプールの横に小さなプールがありますが、そちらを選んでゆったりと遊ぶ姿もありました。まだ遊び足りないという児もいましたが、一人ひとりの楽しそうな笑顔が印象的でした。
ゆり組
もも組の子どもたちと打って変わって保育士を目掛けて攻撃してくるゆり組の子どもたち。
「おりゃーー」「先生こっちだよー」ともも組との差にだんだんと体力を奪われそうになる保育士。それでも子どもたちの笑顔をみると負けてられないと保育士もパワー全開で楽しみました。
ひまわり組
英語教室があったひまわり組ですが、体力は十分残っていました。「今日は〇〇先生なのか!よし!」と何やら気合を入れる声が聞こえてきます。
男の子たちは、保育士目掛けて水鉄砲やバケツで攻撃してきます。「おーい先生こっちだよー!」「えーい」とゆり組の時よりも力強い年長男児です。
一方、女の子たちはビート板を胸に抱えてラッコのように揺れてみたり、ビート板の上に立ってサーファーの様なポーズ(プールサイドに手をつきながら安全にやっていました)をしながら遊んでいました。
今日は年齢別に分けて入りましたが、
子どもたちの遊び方の違いが見られるのも面白い発見でした。
暑さも続く中で、久しぶりのプール。
水遊びだからこそ見られる子どもたちの楽しそうな表情に私たち保育者も楽しく元気を貰える時間だなと感じました。
プールを目一杯楽しんだからか今日は早々に眠りにつく子どもたちです。(O.Y)
◆泡遊びと読み聞かせ (そら)
身体測定に英語教室(年長児)…
遊んで、移動して、戻ってきて…
朝から盛りだくさんのそらGです。
園庭に泡遊びを用意しました。
「ねぇ、はやくやろうよ」と催促の声があがったので
『タライをふじ組さんから持ってきてくれる?』
「うん!わかった、行ってくるね!!」
と駆け出した数分後…
手ぶらで戻ってきて「タライってなに?」とひと言。
『知らなかったのか〜い!』と思わずツッコミが入ります。なんともコントの様なやりとりに笑いがこぼれました。
改めて、タライの説明からはじめ、やっと準備もはじめることができました。
今日は泡だけを楽しみたかったので、あえて他の道具等は用意せずプレーンな状態をつくりした。
「この泡はどうやってあそぶの」
と素朴な疑問を口にする子もいましたが、徐々に遊び方も豪快になり、お友達とつけ合ったり、飛ばしたり、帽子にのせて生クリームのようにトッピングしてみたり…
自らの身体を遊び道具として融合させています。
お部屋に戻ったらシャワーするんだし…そんな声もあがりさらにヒートアップ。
夏ならではの楽しみ方だなと感じます。
「次は色つけてみたい」
「じゃあ、お皿も用意しようよ」
「混ぜるやつもほしい」
「色んな色の泡でレインボーにしたい」
「かき氷みたいになるね」
…etc
また泡で遊びたい。
今日は普通のだったから、次は〇〇するともっと楽しいんじゃないか。
そんな思いも膨らんだ時間になりました。
まさにそれは、保育者が求めていたものでもあり、あえてプレーンな状態をまず楽しもうと思った理由でもあります。
少しでも"涼"を感じられる遊びを目一杯楽しもうと思います。
お楽しみ会が終わり、年長児の中に「めっきらもっきら」の世界観を存分に味わったことで、より物語が濃く刻まれ、子どもたちの中に残っているように思います。
そこで、年長児に「めっきらもっきらどぉんどん」の読み聞かせをしてもらうことにしました。
実は昨日の帰りの会でやっていたのですが、また読んであげたいという気持ちが生まれていました。
なので、午睡に入る前の読み聞かせでもう一度やってもらいました。
1人2ページずつ、交代で読みます。
スムーズに読めたり、1文字1文字確認しながらゆっくりなスピードになったり、印象的なシーンだと暗記しているかのように読み上げたり、大きな声だったり小さな声だったり…
読み手が交代するからこそ聞く側もいつも以上に目と耳で集中しながら聞いている姿が印象的でした。
(I・K)
Posted in 園のこだわり