◆7月12日(水)の子どもたち
2023年07月12日 水曜日
◆やる気スイッチ(つぼみ)
連日の暑さで子どもたちも疲れ気味なようです。引き続き体調の変化に気を付けたいと思います。
今日も室内での遊びになりました。
最近子ども達の顔が地面より少し高い所にあります。なぜなら、つかまり立ちを頑張っているからです。特にピンクの扉がちょうどいい高さの様で時々通れないくらい子ども達が並んで立っている姿が見られ可愛らしいつぼみさんです。目線が高くなりいろんな大人の動きが見えるようになり、見たいがためにつかまり立ちをして大人の動きをよく見ています。
景色が違うことで見えなかった風景が色々見えるようになって、見ることも楽しんでいる子ども達です。
(K.E)
◆あれもこれも(ふじ)
今日も外は耐えられないような暑さなので室内で過ごすことにしました。
ミッキー体操が終わり、保育士がおひさま広場の準備をしていると、ドアの前には子どもたちの列ができていて開くのを待っていました。ドアが開くと勢いよくボールハウスやソフトマット、肋木に向かい遊びはじめます。すぐにボールハウスの中は満員で、寝転んだり、外に向かってボールを投げて出そうとしたりと大盛り上がりです。肋木も滑り台で滑るだけでなくよじ登る事も出来るようになってきて、上まで行く事が出来ると「おーい」と手を振って◎くんが出来たことを教えてくれました。
机のところでは玉さしや粘土が始まると「やってみたい」と順番を待っている姿が見られました。園では今年初めて粘土を出してみましたが、粘土をちぎったり、まだうまく出来ませんがのばそうとしたりまるめようとしたりと、保育士がやっている様子を見ながら楽しんでいました。うまく出来ない時には粘土を保育士に手渡して「作ってー」とリクエストをしていました。これから手先がどんどん器用になっていくので、どんな作品が出来上がるか楽しみです。
廊下では定番のコンビカーがあり、乗って進んだり押してすすんだりと端から端まで駆け抜けて楽しんでいました。何度も往復していくうちに疲れてくると、ソファやコンビカーの上に座ってまったりタイムがスタートします。自分たちで体力の調整をしている姿がとても可愛く、体力が回復したあとの元気いっぱいな姿につい微笑んでしまいます。
「あれやってみたい」という気持ちをこれからも大切にしていきながら見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆ひんやり(きく、たんぽぽ)
今日も熱中症警戒アラートが発令される程の暑さとなりました。部屋で涼しく過ごせるようにしていきたいです。
朝の集まりの後に、7月の身体測定をしました。
保育士がそのことを伝え、子ども達も身体測定をするとわかると自分達で着脱を頑張り、想定より早く椅子に座って待っていました。「早く用意が出来て、みんなすごいよ」と褒めると、皆の表情はどこか誇らしげでした。
朝の集まりの時に、「今日は廊下ときくの部屋で過ごします」の一言を覚えている児は、測定を終えると「もう行って良い?」と言う程です。
測定を全員終えると、ワクワクした気持ちで部屋から移動です。
きく組で普段過ごせないたんぽぽの子ども達は、廊下よりもきく組へ向かって行きました。
保育室では、たらいに氷を用意しました。たらいをテーブルに置いただけで、すでに子ども達が何かを感じとり集まっていました。
楽しい事が始まるぞ、と皆の表情は輝いていました。
氷が出されると、そおっと氷に触れ持ってみたりして、ニコ〜と自然に笑みがこぼれていました。
ずっと手に持っていると、手が冷たくなり「おてて、冷たいの。」と手のひらを見せてくれ、どこか嬉しそうです。
顔に氷をちょんと付けると、「キャッ」と皆嬉しそうに笑い返してくれました。
思わず、ペロッとなめてしまう児もいました。
感覚を使う遊びは、季節を問わず人気です。
廊下では、ロフトによじ登ったり、小さいボールを天井からツルしている風船に投げて当てようとしたり。室内でしたが、身体と心と感覚を使ってよく遊び過ごす事ができました。S/A
◆お化け屋敷に向けて (うみグループ)
今日は、子どもたちが大好きな迷路遊びを行いました。
前回行ったときは、お化け屋敷開催に向けてのきっかとして、保育士が設営しましたが、今日は、年長児が作成した迷路設計図を元に組み立てました。
自分たちが考えた迷路ということで期待や喜びが高まる年長児。
「お化け屋敷迷路はじまるよ」「みんなー、楽しいからやってごらん」などと、嬉しそうに周りの子に呼びかけます。
前回は、誰よりも先にスタートラインへという姿が多く見られていましたが、ゲームに参加するだけではなく、皆が楽しめるようにと率先して迷路の作成、修正を行ったり、年少、年中児にルールの説明をしたり。
協同的な遊びの展開から責任感や頼もしさなどたくさんの成長に触れさせていただくことができました。
「すごい楽しいね!」「もう一回やろう!」と喜びを共有しながら満足の行くまで楽しむ年少、年中児。
年少の◯◯くんは、活き活きと遊びを広げていく年長児の姿や明るい雰囲気をきっかけに、お化け屋敷を作るという意識が芽生えたようで「◯◯もお化け屋敷作る!」と嬉しそうに今の気持ちを教えてくれました。
友だちと遊ぶことの楽しさや思いやりの気持ちをもって他者と接すること、遊びへの働きかけ方等、年少、年中児にとっても素敵な経験、学びの時間になったことと思います。
年長児は、満足感を得たことはもちろん
「次は、もっとお化けの絵飾ろうよ」「また設計図作パワーアップさせよう」「他の場所も考えないとね」などと次への意欲、期待を高め合っています。
これからも子どもたちの主体性を大切に、お化け屋敷開催までの過程を存分に楽しんでいきたいと思います。
(T.N)
◆鉄棒と跳び箱(にじグループ)
とても暑い日がつづいている今週、熱中症警戒アラートが出ているため園庭あそびもプール遊びもできない日々です。
園庭に出られない分、室内で思いっきり身体を動かしてほしいと思い、部屋に鉄棒と跳び箱を準備しました。
鉄棒は前周りでも逆上がりでも、丸焼きでもぶら下がるでも好きな技をしていいことを伝えました。
どの技をするのも一人一人が挑戦し、できなくても何度もトライする姿が印象的でした。
園庭に鉄棒はあるものの、こうして改めてトライする場があることも良い機会になると感じました。
跳び箱は、手をついて脚を開いて跳ぶのはなかなか難しいようで、跳び箱の上に登ってジャンプする児が多くいました。
ジャンプするときは、もちろんカッコいいポーズを決めていました。
後半は数人が脚を開く跳び方にも挑戦し、挑戦できた自分を誇らしく思っているようでした。
明日のみたままつりに向けて、元気音頭とアンパンマン音頭をみんなで輪になり踊りました。
みんなで一緒に踊ると、自然と笑顔が溢れました。踊るの楽しい!まちがったって、みんなと一緒だとそんなことも楽しい!
そんなことが溢れた踊りの時間になったように思います。
e.y
◆真似してみる (そら)
「こんどの土曜日はお楽しみ会なんだよ」
「めっきらもっきらやるんだよ」
「すごくたのしみなんだ。早く来ないかな〜」
〇ちゃんから唐突に話しかけられました。
常に頭の片隅にはお楽しみ会というイベントが存在していて、楽しみにしている事がわかります。
秘密の話するよ。と年長さんに声をかけ集まり、
しっかかもっかかへのプレゼントを作りました。
年中の女児数名が、「絶対にお楽しみ会の話だよね。」とそこで何が行われているのか、どんな話をしているのか、ちゃんと分かっていました。
次は私たち…そんな思いもあるのでしょうね。
昨日、ダンボールを電車に見立て、「次は〜荻窪〜…」となりきって遊ぶ年長男児がいました。
その電車に代わり代わりお客さんが乗っていくのですが、その電車に虜になった年少の☆くん。
何回も乗って降りてを繰り返していました。
そして今日、造形ゾーンで何やらコツコツ作業をしています。
出来上がったのは昨日のものを真似した電車でした。
年長児はダンボールでしたが、☆くんは透明のケースに長いセロハンテープ(引っ張る部分)を付け同じ形を作り上げていました。
流石に人が乗れる大きさではなかったので、箱の中にはお道具箱に入っていた自分の宝物たちを入れ部屋中を周回して遊んでいます。
お兄さん達の作るものは魅力がいっぱい。
それを、いいな〜で終わるのではなく同じものを作るにはどうしたらいいのか、どの材料を使えば作れるのか…を必死に考え形にする姿が見られています。
この過程が、より完成度を高く作れるようになる練習なのだと感じます。
(I・K)
Posted in 園のこだわり