◆7月11日(火)の子どもたち
2023年07月11日 火曜日
◆喧嘩した(つぼみ)
今日も危険な暑さということで室内で過ごしています。
新しい玩具がきました。と言っても保育者が家にある材料でちょっと涼しそうなキラキラの玩具をつくってきたものです。
早速 手に取り口に入れあらゆる角度から確認が始まりました。
音がでたり動いたりするものではないのだけれど、ちょうど手に収まる良い大きさで、ゆらゆら動くキラキラをつい じっと見入ってしまうのです。
そこで喧嘩が始まりました。
「喧嘩」とは口辺がつく漢字だからきっと言葉をぶつけあうことのような気がするのですが、ここはつぼみ組。無言の取り合いが始まったのです。
〇くんは金色、△くんは青色を持っていました。二人とも満足だったのです。〇くんが青色を見るまでは・・・・
○くん、青色が欲しくなって△くんの手から奪おうと手が伸びてきました。〇くんは色の執着はないものの取られてまたるか・・・と守りを固めます。
2人はにらみ合い互いに自分の気持ちをぶつけあっています(無言で)
攻撃と守り・・・互角の勝負。無言だった2人もさすがに「わー」とか「きゃー」とか本当の「喧嘩」となり、保育者が仲介に入って解決。何事もなかったかのような笑顔で丸く収まりました。
もう自分のこだわりや意志が出てきたのですね・・・好きな色も出てきました。
お友だちと一緒だからこその経験だと思います。
ふじ組達はおひさま広場や廊下、ちょっと難しい机上遊びなんかをしながら楽しんでいました。
ちょっとお邪魔して一緒に遊んだりまたつぼみ組のお部屋に戻って来て まったりしたり・・・
太陽がじりじりしていることは窓越しにも感じる暑さです。
園庭はひっそりと静まり返った日ですが、それぞれの保育室ではきっとつぼみ組のような『熱い戦い』が繰り広げられてそれぞれが心の学びとして成長していることでしょう。(N・S)
◆のんびりと (ふじ)
今日も朝から熱中症警戒アラートが出ていたので、園庭には出ずに室内で過ごしました。
昨日からの二日続きの室内遊びでしたが、子ども達もとても落ち着いていました。おひさま広場の準備が始まると期待に目をキラキラさせて準備を見守っていました。すでに自分の好きな遊びをスタートしている児もいましたが、準備が出来るまで紙芝居を読みました。「おさじさん」というスプーンの話と「おっきなバナナ」というおサルさんが主人公のお話を読みました。お話が大好きなふじ組さん。読んでいるうちにどんどんお客さんが増えて紙芝居をよく見ていました。
おひさま広場には昨日は出さなかったウェイブバランスという、形状を変形することが出来る平均台のような遊具が用意されていたので、子ども達も早速チャレンジして遊びました。バランスを取って歩いたり、ボールに座ってポンポンしたり、肋木に登ってすべり台を滑ったりと、おひさま広場を楽しんでいました。
昨日に引き続き机上遊びも人気で、集中してたま差し盤や糸通しなどを楽しんでいました。
廊下にはコンビカーを出しました。少人数から少しずつ参加する子も増えて。ふわふわ、きらきら、わくわくと一緒に、少しずつ交代で遊んだので落ち着いて楽しく遊んでいました。
園庭の広さが自慢の育子園ですが、室内も広いので室内遊びになってもいろいろな場所で工夫して、たくさん楽しく遊ぶことが出来ました。(y.n)
◆モコモコの泡はアイスクリーム (きく・たんぽぽ)
今日も太陽は元気に光り、『おひさまニッコニコ〜!』と子ども達の口から元気いっぱいに聞こえてきます。昨日話した熱中症など夏の病気について今日も伝えつつ、確認をしてみました。今日もおひさまの光が強くて外に出られない事(熱中症警戒アラートが出ています)を伝え、「暑い時におひさまの強い光を沢山浴びちゃうと体がどうなっちゃうんだっけ?」と聞いてみると『えーっとね…』と考えている様子の子ども達。
「頭が…?」と聞くと『痛くなる!』
「気持ちが…?」と聞くと『悪くなる!』と◯くんと△ちゃん。他の子も“あ!そうだった”と言っているかのような表情や仕草で思い出してくれている様子が伝わってきました。なんで外に出られないのか理由を知って相手に納得できるよう話したり、体の仕組みにも簡単ながら触れられる機会を持つ事も大事だと感じました。
なかなか戸外に出られませんが、昨日のお魚すくいに続いてお水シリーズ第2段の泡あそびをしました。
普段手洗い時に使用している泡ポンプではなく、固形石鹸を使っての泡あそび。固形石鹸を見て石鹸だと分かった⬜︎ちゃん以外の子達はなんだろう?と不思議そうな表情を浮かべ。お近づきに1人ずつ触ったり匂いを嗅いでみたりすると『いい匂い』と言う子もいれば、初めて見る物体を顔に近づけるなんてと顔を引っ込める様子もちらほら。『いい匂いだよー』と友だちを安心させてあげようとする姿も見られました。
早速、タライに入った水で石鹸をゴシゴシすると、普段手を洗っている様子と同じ光景にピン!と来て少し緊張感は解けたようでしたが、白い塊が泡になるのが不思議でまだ表情が固く感じられ。泡ボールを使って出来たモコモコの泡はなんだか楽しそうと感じたようで、みんなの口角が少しずつ上がり始めました。
子ども達は石鹸や泡ボールに触れ始めると驚く程に静かになって夢中で泡を作り、泡作りに慣れてくると今度は賑やかさが戻って、作った泡を手のひらに乗せたりタライの中に落としてみたり、更には腕に伸ばしてみたりと泡の感触を楽しんでいました。『うわ!見て!すごい!』とモコモコの泡に大興奮の☆くんの腕は真っ白でした。
近くで大量の泡を作っていた♡ちゃんに「この中に入れてみる?」とカップを渡してみると、これまで作り溜めた泡をカップの中に詰め込み始め、『美味しそうよ〜』とモコモコアイスが完成。用意したカップやスプーンを使って他の場所でもアイスクリーム屋さんが開店していました。『何味がいいですかー?』と店員さんの声にも張りが出て、チョコレートやぶどう等、種類も豊富。チョコミントやイチゴを保育士から注文されるも子ども達の中でオススメ味があるようで、店員さんオススメ味が何度も出てきていました。
「味が違いますよ〜」と言うと『これが美味しいですよー』と上手に返答が来ます。泡あそびを通してこういったやり取りが生まれる楽しさをしみじみと感じました。
固形石鹸と水でどうしても泡を作りたい⚫️くんは、タライの中で固形石鹸を捕まえるも、つるっと逃げてしまう石鹸に『あー!』と声を上げ。その様子が面白いようで何度もつるつるする感触とその光景を楽しんでいました。その様子を周りで見ていた友だちも楽しそうに笑っていて、主役になった気分を味わう⚫️くんは更につるつると石鹸を滑らせて楽しみ、その楽しさを全身で友だちに伝えていました。
室内でこれだけ楽しむ姿が見られたので、次こそは園庭で思いっきり泡あそびを楽しみたいと思います。
K・E
◆のんびりと(うみグループ)
昨日に引き続き、熱中症警戒アラートが発令していたため今日も室内でのんびり過ごしました。気温の高い日が続いています。水分補給をしっかり取りながら、体調管理に気を付けていきたいと思います。
室内ではLaQやレゴブロック、塗り絵、ビー玉転がし等、好きな遊びを思い思いにじっくりと楽しんでいる姿が印象的でした。今日も欠席の児が多く、いつも遊んでいる仲の良い友だちが休みだと、何をしようかと悩んでいる児をちらほら見かけました。
ひとりでレゴブロックで遊んでいた年中◎ちゃん。そこに、年少◇ちゃんが来て何も言わずに側で見ていました。すると◇ちゃんの気持ちを察してか、「一緒におうちごっこやる?」と◎ちゃんが◇ちゃんを遊びに誘っている姿がありました。◇ちゃんも「うん、やる!◇ちゃんはバブちゃんがいい!」と嬉しそうに答えていました。
これまで一緒に遊んでいる姿をあまり見たことがなかった二人でしたが、とても楽しそうに遊び込んでおり、その後の給食も隣同士に座っていました。自然とそんな関わりが生まれる関係性が素敵だなと感じさせていただきました。
子ども達は日々環境や目的に応じて、遊ぶモノも遊ぶヒトも変わります。◎ちゃん達のように、いつの間にか仲良くなっていたなんて場面もたくさんあります。これからも、子ども達が他者に対して主体的に働きかけられるよう子ども達同士の関わりや関係性を大切にしながら見守っていきたいと思います。
(M・Y)
◆プール出来る日が楽しみだね。 (にじグループ)
暑い日が続いていますね・・・。毎年のことながら、子どもたちの夏の楽しみ方も徐々に変化してきているように思います。暑い夏ですが、様々な楽しみ方を、見つけていきたいと思っているところです。戸外には出られないな・・と考えているときに、しばらく取ってあった牛乳パックを見つけ、何かに使えないかと考えていると
「先生なにしてんの~」と子どもたちがそばにやってきてくれました。
「これ使って何か楽しめないかな・・って考えてた」と伝えると
「いいね~」乗り気です。切ってみてもいい、そのままでもいい。さあどうしようか・・と考えて、コロコロコースターにしてみようとなりました。
牛乳パックは紙より固くて、切りずらいです。
ハサミを進めながら。「切りにくいな~」「かたいよね」挑戦してみてこそ難しさを感じたようです。牛乳パックはガムテープで繋げていきました。
「きりにくいんだよね」◎君。隣で◇君がべりべりとうまく切りこなしているのをみて
「俺のもやって」となり、協力し合いながら上手に組み立てています。形が整ってきたところで、カラーボールを転がしてみると、突っかかりながらも転がっていきます。
「水があったら、もっと流れるんじゃない?」とひらめいた◎君。やってみようとなり少し水を使って流してみました。案の定・・・水が隙間から流れてきてしまいました。
「やっぱりな~」となりつつも、「じゃあここを、もっとテープで止めてみよう!」「ここもっていてあげるよ」などみんなのいろんな知恵を集めて、もう一度。
でもやっぱり、どこからか水が漏れてしまってうまくはいきませんでした。
「今度のプール遊びでプールに持って行こう!」となりました。
プール遊びに持っていける日が楽しみです。
みたままつりが間近なり、おぼんの話になりました。
「迎え火ってなんだろう」「えびかな??」「えーほんと??」子どもたちの想像が色んな方に展開していますが、仏教園ならではの仏教行事。昨今は、迎え火を焚いて迎える様子はなかなか見かけなくなりました。この機会を大切に子どもたちと味わっていきたいと思います。U・A
◆パパの保育士体験 (そらグループ)
今日は保育士体験のお父様がいらして下さいました。
こども達も朝からハイテンションです。
本日も熱中症アラートが発令され、室内遊びとなった為、ランチルームを広場として活用していきました。
準備の段階からこども達が徐々に集まりだし、広場にはパパ先生とこども達の運動遊びが始まり、急遽このまま集まりを行う事にし、歌を歌ったりストレッチや運動遊びを行いました。
ひとしきりパワーを使って落ち着いた後、パパ先生の自己紹介も行いました。
好きなアイスやケーキ、フルーツなど食べ物縛りの質問にも丁寧に答えると、こども達は「一緒だよ」と嬉しそうです。
今日はそんなパパ先生がこども達にドローンの操縦を見せてくれました。
スイッチと共に、蜂の様なブーンという音が鳴り、歓声が挙がります。
上下したり、前後したり、ぐるっと一回転したり…。
その度に、歓声が挙がり大盛り上がりでした。
※抽選で数名が操作しました
広場ではゲーム遊びや盆踊り、障害物競走も行い、汗びっしょりです。
「僕、一回も汗かいてない」という子もいました。
シャワーを浴びたくないという気持ちを、別の言葉にしてみた様です。
こども達の想いに寄り添いつつ、前向きになれる様な声かけを意識しながら、最終的にこどもの決断に委ねていけたらと思います。
保育士体験のお父様、本日はありがとうございました。
ご家庭でゆっくりお休み下さい。
k★y
Posted in 園のこだわり