◆7月3日(月)の子どもたち
2023年07月03日 月曜日
◆急にどうしたの? (つぼみ)
今日もタライの水が気持ちいい。
ざぶざぶジャバーンと手を入れて楽しみました。
ふじ組達も一緒にざぶざぶするものだから、水しぶきもなかなか豪快に跳ね上がっています。
ホースのシャワーから吹き出る水は地面に落ちるころには霧状になっているのですが、目をしばしばさせて見上げる姿が可愛いです。
透き通っていたタライの水もだんだん泥が混ざって濁ってきた頃、ふじ組達は次の目的地へ・・・
プランターに大きくぶら下がっているキュウリの収穫です。
賑わっていたタライは気付くとつぼみ組の2人だけになっていました。
ところが顔にしぶきがかかって「もういやだー」と○君が降参の表情でメソメソしています。一緒にざぶざぶしていた◇君が心配な顔で様子を伺っていました。
(どうしたの?今まで一緒にざぶざぶジャバーンって楽しかったじゃない。急にどうしたの?) そんなところでしょうか。
一緒に楽しんだ証拠です。
園庭の中央付近ではさっき収穫した大きなキュウリを保育者が包丁で切っていました。
味付けは塩です。
細く切ったキュウリを袋に入れて塩をパッパッパ・・・
みんなで順番にもみもみもみ・・じゅわーっと水分が出てきて美味しくなったキュウリに2歳組達も群がっていました。
つぼみ組はまだ食べる事が出来ませんがその様子はよく見ていたようです。
今日の給食にアスパラが出てきました。夏野菜の代表選手。
ところが見た目がさっき園庭でみんなが食べていたキュウリそっくりなのです。
長さも太さもそっくりです。
(やったー)と思ったのかなぁ・・・園庭でみんながやっていたみたいに手で掴んでぱくぱく・・・と食べ出しました。
(同じだー、これだーみんなが食べていたやつ、おいしいー) そんな顔です。
今日から職場体験の中学生がきています。
着替えを手伝ってくれたり抱っこしてくれたり・・・その子は卒園児。
つぼみ組が立ち上がって初の1期生です。
あの頃と同じように保育者たちは〇〇ちゃんと呼んで、どこか面影を残した顔にここで遊んだ日のことを回想しています。
そしてみんなの将来の姿を想像してニンマリしてしまいました。(N・S)
◆暑い日には・・! (ふじ)
金曜日に続き、まだ発熱などの体調不良の子が多く、今日も17人と少ない登園となりました。
病み上がりの子も多かったので、無理なく過ごしました。
園庭は蒸し暑かったのでタライを出して水遊びもしました。
水の中に枝を浮かべてみたり、枝でぐるぐる勢いよくかき混ぜたり、石を入れて水の中でゴシゴシ土を落としたり、葉っぱを浮かべてみたり。
身近にある自然のものも使って水遊びを存分に楽しんでいます。
お友だちにピシャッと水をかけて笑い合ったり。かと思えば違う子に水をかけると「イヤー!」と逃げられてしまったり。
でもまたすぐに戻ってくるので、イヤーっと言いつつも楽しいのが分かります。
わくわくの◯ちゃんは大きなキュウリも見つけました。
保育者に抱っこしてもらい、くるくる回しながら上手に収穫できました。
園庭で切って塩揉みした細切りのキュウリを早速みんなで食べました。
いらないと首を横に振り食べない子もいましたが、一度食べた子は何度も何度も
「ちょうだい!ちょうだい!」
「もっとー!」
「おかわりー!!」
「きゅーりー!たべるー!」
と口を大きくあけて手を伸ばしていました。
暑いこの時期に、水分や塩分の補給にもぴったりのきゅうりの塩揉み。
身体が欲していたかのように、美味しい〜とたくさん食べる子ども達でした。
熱中症にも気をつけながら楽しく過ごしていきたいと思います。
I.S
◆一緒も一人も(きく・たんぽぽ)
今週も暑い日が続きそうです。
でも子ども達は元気に登園してきてくれました。水分補給や休息などを適度に行い、健やかに過ごせていけるよう努めていきたいと思います。
まだ暑くならないうちに早目に園庭へ出ました。
ベランダの栽培チェックでは、先日食べたピーマンがまたまた大きく実ってきました。あともう少しで収穫出来そうです。子ども達も楽しみにしています。
園庭へ出てみると、大きな木が暑さから守ってくれているのを感じます。木陰で小さな菩提樹の実を見つけました。自分で集めてみたり、保育士の手に集めてくれる子もいれば、その手から取っていく子もいます。それぞれの性格がよく現れます。「おみやげー」と嬉しそうに集めている子もいたので、もしかしたらポケットに入っているかもしれません。
元気が有り余っている子ども達は、園庭を駆け回りました。追いかけっこやよーいドンで走ったりして、広い園庭中を走りました。たくさん走ると汗びっしょり。「あー、お水飲みたい!」と皆でひと休みしました。
実を集めるときも、かけっこをするときも、ひと休みするときも「皆で一緒」を楽しむ子が増えてきました。友達や保育士と一緒にいると楽しいと感じてくれているようです。
もちろん一人の時間も大切です。
何かをじっくり観察したり、自分のペースで行動してみたり、自分なりの考えで試してみたりすることが出来る大切な時間です。
「一緒に」も「一人で」も、子供達にとっては大切な時間。これからもどちらの時間も大切に過ごしていきたいなと思います。
I.Y
◆遊びの共有 (うみグループ)
休み明け、子どもたちは何をして遊びたいかをそれぞれ考えてきたようで、嬉しそうに取り掛かっていました。
塗り絵、マインクラフト、トランプ、ブロック、ラキュウ、絵の具、ビー玉転がし、折り紙、ロフトで集中して遊んでいます。
マインクラフト遊びでは今まであまり接点のなかった児同士が一緒に遊ぶ姿が見られ、世界観を共有することで仲間意識が芽生えたようでした。
年長児たちは『めっきらもっきらどおんどん』の塗り絵を絵本を見ながら取り組み、呪文の台詞も覚えており、口ずさんだり繰り返し台詞を言っては笑っています。
こちらもまた、お楽しみ会に向けた年長組の集まりを通して『めっきらもっきらど~んどん』の世界観を共有し、少しずつ気持ちが盛り上がっているようでした。
園庭でも『めっきらもっきらどおんどん』に出てくる妖怪に扮した保育者との鬼ごっこを楽しんでいました。すぐにその世界に入り込めるのは子どもの素敵な才能の1つです。
汗びっしょりになって走り回り、マントを作りたいと話すなど次の活動が楽しみになりました。
同じ世界に入り込み遊ぶという貴重な経験にどっぷり浸かって楽しめるよう、一緒に楽しんだり見守りながら、遊びの保障をしていきたいと思います。(O.Y)
◆きゅうりモミモミ(にじグループ)
先週は体調不良などで休みが目立ったにじグループですが、今日は少し活気が戻ってきました。
暑さが厳しくなっていきますが、水分補給や衣服の調整、身体を休めることなど子どもたち自身でも意識できるように丁寧に関わっていきたいと思います。
今日から7月。
朝の集まりでカレンダーを捲ると
「6月ばいばーい!」と手を振る子どもたちに思わず笑ってしまいました。
まだ梅雨明けはしていませんが、
7月になり夏本番な気分になってきます。
「今日はプール入るかな?」とゆり組の子どもたちがワクワクしながら聞いてきました。今日は月曜日のため、プールはお休みです。
そのことを伝えるもがっかりはしないゆり組の子どもたち。
「じゃあ明日かな!」と期待が募っているようでした。明日に期待したいと思います。
先週、園庭のきゅうりやピーマンを食べました。「朝、大きいきゅうり見つけたよ!もう食べられそうだった」と年長※ちゃんが教えてくれました。園庭の時間に早速きゅうりの大きさを確認。
「食べられそう!」
「獲っていい?」ときゅうりをキープ。
みんなで食べられそうな大きさのきゅうりを1つだけ選びました。
今日は塩揉みをしたきゅうりを食べてみました。
保育士がきゅうりを切っている横で「きゅうりのにおいしてきたぁ」と※ちゃん。
塩揉みしながら、「おいしくなーれ」と言いながらみんなでモミモミ。
みんなで揉んだきゅうりは良い塩加減で出来上がりました。
にじグループ以外にもそらグループやうみグループのお友だちに、きくたんぽぽ組やふじ組のお友だちも集まってきてくれました。みんなで食べれたきゅうり。「もっと食べたかったなぁ」と次の時のお楽しみになりました。
今度はどうやって食べようか。
子どもたちと相談しながら食べるのが楽しいひと時でもあります。園庭遊びをしながら野菜の生長を観察している子どもたち。野菜を食べられた喜び、食べる楽しさ、そんなことも感じられるよう関わっていきたいなと思います。(O.Y)
◆蟻いたよ (そらグループ)
久しぶりだねと声をかけると、
「お熱だったの」
と答えてくれる元気になった子ども達。
週末は楽しく過ごせた事を子ども達が話してくれました。
「セーラームーンを見に行った」事や、キャンプの話、キャンプの練習で寝袋で寝た話など子ども達の話したい内容のポイントが面白い時があります。
室内遊びでは、週明けの再会を喜びながら友達との触れ合いの時間を楽しんでいる様子が伺えました。
カードゲームで盛り上がる子ども達の近くでドミノをやりたがる子どもの心境とは。
それはきっと、友達への好意が起源であると思っています。
同じ場所で同じ事をせずとも近くで一緒に遊んでいたいという気持ちや、何かを作ったから一緒に遊ばない?と誘う気持ちが友達の絆を広げていくのではないかと感じます。
室内のアリも、卵を産んだり、蟻の蛹が出来ていたり、蜘蛛を食べていたり、変化が見られています。
園庭に出れば、「羽のアリが、いた」と今日は3匹も捕まえていました。
捕まえては潰してしまう子ども達が、今ではすばしっこい羽アリを生きたまま捕獲出来る様になりました。
羽がついていれば女王アリだと思っている三歳児と、これは雄アリであると知っている5歳児。そうだよこれは雄アリなんだよと5歳児の知識に便乗する4歳児の掛け合いが面白く感じます。
園庭では、保育者が「めっきらもっきらどぉんどん」に出てくる、しっかかもっかか(おばけ)の様なマントをつけると「ドロケイしよう」とおばけと、かんた(主人公〜子ども達)の追いかけっこのスタートです。
「何やってるの?仲間入れて」と異年齢、異グループが繋がりだし汗びっしょりになった子ども達。
お楽しみ会に向けて様々な準備も進んでいます。
k★y
Posted in 園のこだわり