◆7月31日(月)の子どもたち
2023年07月31日 月曜日
◆子どもの姿(つぼみ)
休み明けの月曜日。
子どもたちはパワーチャージがすっかり出来ていたのですが、暑さには勝てず、室内で過ごしました。
廊下に出る前に絵本『まかせとけ』を読んでみると、最後まで聞いてくれる子、保育士の掛け声に合わせて声を上げる子がいたりと、反応は様々でしたが、子どもたちの成長を感じる瞬間でした。
廊下では絵本コーナーが再開したことで、子どもたちも自由に手にすることが出来、棚の中の本を全部出して喜んでいる中で、気になった絵本をパラパラとめくったり、時々パクっと味見をしてしまったりして、子どもたちなりの読書を楽しみました。
他にも、大きなルービングで木のビーズを動かしたり、コンビカーのクラクションを流したり、巧技台に上ったり下りたりと色々なことに挑戦していた子どもたち。
中でもルービングは保育室にも小さいものがあるのですが、大きさの違いや出す場所でこんなにも反応が違うのかと思うほど、集中して取り組む姿に驚きました。
色々なことに興味が広がってきている子どもたち。
日々の成長は本当に大きいものです。
その興味をしっかりキャッチして、楽しみながら成長できる環境を整えていきたいと思います。(E.Y)
◆水は冷たくて気持ちがいい (ふじ)
最近、ミッキー体操の前に流れる曲があります。その曲の後、今日の外遊びがどのくらいできるかのお知らせが流れます。
今日の戸外は厳重警戒。20分程度ですが、ミストやタライでの水遊びをしながら園庭遊びを楽しみました。
タライの水にカップを入れて楽しむ数名。気が付けば、「みて~」とカップに入れた水を自分にかけてケラケラ笑っています。
冷たくて気持ちがよかったようです。
ミストの下のウッドデッキの上では、びしょ濡れになりながらもケラケラ笑い「どうしよ~」と○ちゃん。
こちらでも、水の冷たさ気持ちよさを感じているようでした。
最近設置された築山前のミストの下では、△君が濡れて笑いながら築山を登っていきます。
園庭でのミスト、タライでの水遊び、色水遊びや泡遊び、シャワー、プールを通し水に触れる気持ちよさ、楽しさを存分に楽しめるようになってきた子ども達。
暑い中でも、心地よい場所を探し満喫しているようです。
園庭には行かずに、室内でゆっくりと過ごした児もいます。
粘土の感触を楽しみながら、少人数でのゆったりとした時間を過ごしました。(M.C)
◆小さな自然に親しむこと (きくたんぽぽ)
朝、道で拾ったサルスベリのピンクの花を保育室に持っていきました。水に浮かべると、子どもたちが集まってきました。ふわふわとした感じの花は子どもたちにとっても、ふわふわと軽い印象に見えるようです。手で触ってみたり、フーッと息を吹きかける姿がありました。
虫かごの中では、アゲハの幼虫が黄緑色に変身していました。子どもたちに伝え、図鑑と一緒に見たり、もう一匹の、まだ黒い幼虫と見比べたりします。くねくねとよく動き回るアオムシに興味津々で覗きこむ子どもたち。葉っぱをムシャムシャと食べているところ見ることができました。
子どもたちが毎日、霧吹きで水をかけてくれている朝顔も、段々と大きくなってきました。保育士がお休み明けのチェックをしていると、今日も「お水あげたい。」と、朝から水やりに精が出ます。
都会の保育園では、なかなか大きな自然に触れ合えることは少ないですが、その中でも、こうして小さな自然に触れ、命に触れ、知っていくことを諦めず、大切にしていきたいなと思います。
先週、梅ジュースを飲んだ時にした手遊びが人気で、今日も手遊びしながら、りんごジュース、メロンジュース、いちごジュース、梅ジュースと様々なジュースを作りました。
今日は園庭に色水遊びコーナーを作る予定。ジュースを作ろう!とはりきって外に出ました。
初めは透明の水。手を入れて、パシャパシャと気持ち良さそう。赤、青、黄、白の絵の具を入れます。今日は子どもたちが混ぜてくれ、タライにたっぷりの4色の色水ができました。
今日は、大きなペットボトルも用意してみました。お好みの色水をどんどんと入れていくことに夢中になります。
保育士の思惑としては、色が混ざったときの変化なども楽しめたら、いいなと思っていたのですが、色んな容器を使って、色水をすくったり、入れたり、別の容器に移し変えたり・・・が、子どもたちには楽しいようです。同じ色を使い続ける子がほとんどで、色の混ざりを楽しむ姿はまだなようです。子どもたちの今の姿を、大切に見守っていきたいです。
そんな中、ペットボトルのふたで地道にカップに色水を入れていた○ちゃんが、「せんせー!紫になったよ!」と、混ぜて色が変わった変化に気付き、驚いて教えてくれました。
水で遊べる季節はまだまだ続きます。何回も楽しむうちに、また子どもたちの遊び方、気付きにも、自然に変化、発展が見られるかなと楽しみです。
(T.M)
◆おたんじょうびおめでとう (うみグループ)
今日は、昨日誕生日を迎えた年長◯◯ちゃんの誕生日会を行いました。
普段から、持ち前の明るさ、ユーモアで周りにいる人を笑顔にさせてくれる◯◯ちゃん。
朝の集まりやお友だちの誕生日会でも、前に立つ児が安心できるよう声をかけてくれたり、拍手を送ってくれたりとたくさんの優しさを見せてくれます。
そんな◯◯ちゃん。今日は、皆んなにお祝いしてもらえるということで朝から大喜び。
会が始まるとすぐに「今日は、ありがとう」と喜びや期待を感謝の言葉に変え伝えていました。
誕生日バッジや色紙のプレゼント、お友だちからの質問タイムなど会中も笑顔笑顔の◯◯ちゃん。
周りの児も◯◯ちゃんの喜びに共感するよう、たくさんの拍手、お祝いの言葉を送っていました。
誕生日会後「皆んなにおめでとうって言われて嬉しかった!」「今度は、◯◯ちゃんが優しくおめでとうって言ってあげる」と嬉しそうにお話ししてくれる◯◯ちゃん。
一つ大きくなったことへの喜びを感じるだけではなく、感謝の気持ちを持つことや相手を思いやることの大切さなどを知る素敵な時間になったのだなと温かい気持ちにさせられました。
◯◯ちゃん。誕生日おめでとうございます。
誕生日会後は、室内遊びと小時間ではありましたが園庭遊びを行いました。
花火制作やお化け屋敷の準備、ブロック、積み木などの構成遊びなど思い思いの遊びに夢中になって取り組む子どもたち。
今日もたくさんの笑顔が広がっていました。
(T.N)
◆スライム作りました(にじグループ)
早いもので7月も今日でおしまい。
月曜日ということもあり、朝の集まりではお休みの日どんな事をして過ごしていたのか子どもたちに発表してもらいました。
「ホテルに行って、プール入った」
「じーじとばーばとホテルに泊まって、帰ってきてから電車で遊んだ」
「杉十のプール行って、浮き輪なしで泳げた。足とどかなくても泳げたよ。」
「公園行って、プールに行って、シャワーが冷たかった」
発表してくれる子どもたちは、その時の光景を思い出しながらお話してくれるので、どの子も目がキラキラと輝いてて嬉しそうに伝えてくれます。聞いている側も嬉しい気持ちが伝染し、わくわくした気持ちになってきます。
夏休みを終えて戻ってきた児、夏休みに入った児、これから夏休みを迎える児などさまざま。茹だるような暑さが続いていますが、子どもたちのお土産話をたくさん聞けることも楽しみに過ごしていきたいなと思います。
今日はスライム作りをしてみました。
水、食紅、洗濯糊、魔法の水(ホウ砂)を使用しました。
子どもたちの前で作り方を見せながら作っていき、最後に魔法の水を入れると「おぉー!」「スライムだー」と興味津々。
スライムを作る前に約束事があることを伝えました。
◯絶対に口に入れない。
◯スライムを触った手で顔を触ったり目を擦らない。
◯スライムをテーブルや椅子につけない。
◯スライムで遊び終わったら手を洗う。
「大丈夫だよ!」「守れるよ!」と頼もしい反応です。
早速、好きな色(赤、青、黄色、緑、黒)の食紅を選んで色をつけていきました。
水に食紅を入れて混ぜ混ぜ。
洗濯糊を入れてさらに混ぜ混ぜ。
「なんか、実験みたいだね」という声が聞こえてきました。
そして、魔法の水をいれると、、、「おぉ〜なった!」「すげぇ〜先生見てみて!」「触っていい?」「気持ちいい〜」「先生も触ってみて」「電車みたいになった」とたくさんの歓声が上がっていました。
粘土とは違う感触に子どもたちも病みつきになった様で、しばらく手にスライムを持って好きな形を作ったりと感触を楽しんでいました。
「先生、これ色水にしちゃう?」という声も上がりました。
色水遊びも提供していけたらと思います。(O.Y)
◆それぞれ (そらグループ)
今日は職場体験のお姉さんが来て下さいました。
夏の時期は様々な大人が入れ替わりで入る事もあり、うみグループのM先生もお手伝いに来て下さいました。
こども達はいつもとは違う大人の存在にドキドキソワソワしている様子が伺えます。
少しずつ近付くこどももいれば、もう何年も一緒にいたかのようなゼロ距離のこども達もいます。
「ねぇ、ねぇ、あのね?有吉の壁って知ってる?」
と一言目に聞く◯君。
思わず笑ってしまったお姉さんの後ろで、私もクスっと笑ってしまいました。
旧友が来たかのようなそらグループのこども達は、園庭に行く時間でも室内でたっぷり遊び、シャワーも選択制で行いました。
※園庭は午後の時間を考えています
室内では、色水遊びや、絵の具遊び(野菜の水切りをグルグル回す)を、用意し興味のあるこども達が順番に行えるよう見守っていきました。
「次はあたしだよ」
「◯ちゃんはこの次の次ね?」
「こっちあいているよ」
「もうすぐ終わるから」
こども達同士で声をかけ合っている姿を見ると、保育者の距離感の大切さを感じます。
色彩に感動したり、想像とは違う模様や、想像通りの模様。
水切り機を使った絵の具遊びは蓋を開けるまでどの様な仕上がりになるか分からない、ガチャガチャの様な楽しみがあります。
「ねぇ、これ並べてるとなんかおたからまんちんのおたからみたい」
と作品を見て年長児が言います。
※この後、おたからまんちんを模造紙に描いてお宝(丸い型の絵の具の作品)を並べようと言っています
向こう側では、紫のビニール袋を被った「ブドウ娘」というアイドルがライブをしようと椅子を並べています。
反対側では、射的を並べてお手製の銃でマトを狙うこども達がいます。
※点数つけ(計算をする年長児)もおりました
机の上で必死にオリジナルの銃をダンボールカッターで切り抜こうとする必死な◯君。
M先生を独り占めの◯さん。
お姉さんに磁石の様にくっついている数名。
今日もそれぞれの心地良い時間を過ごせている事がありがたいです。
k★y
Posted in 園のこだわり