◆6月28日の子どもたち
2023年06月28日 水曜日
◆待ちきれない(つぼみ)
昨日みたいに雨が降ってくるかなぁ・・と空を見上げていると どんどん青空が広がってきました。
あまりに暑くて、園庭に向かってホースで散水、タライにも水を張って遊びました。
戸惑うことなくタライの水に向かって ちゃぽん と両手を入れてます。
周りにいるふじ組の子達の激しい動きに水しぶきが上がり、水がかかってしまうのですが気にする様子はありません。
だんだん ちゃぽん から ざぶざぶ に変わってきました。
地面の泥んこも気にしません。
一旦口に入れて、保育者たちにすかさず掻きだされて、その繰り返しを何度か繰り返した挙句 口の周りは真っ黒になりながらも水遊びを楽しんでいます。
いよいよ明日はプール開き、いまのところ梅雨の晴れ間を狙えそうな感じで、早速プールからの歓声が聞こえてきそうです。
今日のタライでの水遊びは、「明日まで待ちきれなーい!」 そんな様子でした。
夏の遊びが始まります。
先日1歳になった〇くんが最近チェーン落としをするようになったのです。 何本も・・というわけではないけれど『1本 確実』で手堅く挑戦中です。
園庭での動きも広がりました。
幼児組の保育者たちも名前を覚えてくれて、「□くーん」「♡ちゃん」と名前で呼ばれるようになりました。
待ちきれないお楽しみがこれからも続きます。(N・S)
◆暑くても(ふじ)
今日は朝からムシムシと暑い日になりました。
園庭に出て保育士がホースで水を撒くと「きゃー」とはしゃぎながらホースから出る水を追いかけて浴びに行く児がいました。水がかかると嬉しそうに笑ったり、大きな口を開けて水を飲もうとしたり、お友達の笑顔を見てさらに追いかける児が増えてきました。洋服に水がかかってもにっこり笑って涼しそうでした。
たらいに水を張っておくと砂場用のシャベルや型抜きを自分で選んで持ってきては水をすくって流したり、手をたらいに入れてバシャバシャと水が顔や体にはねるのを楽しんだりしていました。水遊びの楽しさを味わっている子ども達でした。
1番陽が当たっている場所でもありますが、トランポリンが水遊びの次に人気スポットで、保育士がジャンプを始めると一緒に「ジャ〜ンプ」と言いながら飛び始め、揺れを楽しんでいました。揺れても自分で踏ん張る力もついてきて倒れてしまうのも少なくなってきました。
毎日の中で楽しいと思えることが一つでも見つかり、園生活が楽しい時間になるようにこれからも環境を提供していきたいと思います。
(I.H)
◆一足先にプール?! (きくたんぽぽ)
明日はいよいよプール開きです。今日のうちから少しずつ準備。あえて、子どもたちの目の前で、ビニールプールを広げてみました。
「なに?なに?」とさっそく集まってきます。何人かは「プールだ!」とその存在を知っているようです。
保育士が空気を入れ始めると、もちろん「○ちゃんもやりたい!」の声。ポンプで空気を入れるのを順番に手伝ってくれました。
少しずつ形になってくると、さっそく中に入りたい気持ちがウズウズの子どもたち。「空気を入れるまでは、入らないで待っててね。」の保育士の声かけで、なんとか気持ちをコントロールして待っていてくれるものの、押さえきれない気持ちが、プールにちょんとかけた足からうかがえます。
「空気が入ってきたよ。」と△ちゃん。(よく空気なんて言葉を知っているなと感心します。)そろそろ、ちょうど良さそうです。
「よーし、入ってみようか。」と言うと、ニッコリしながらプールに入る数人。あっという間に満員です。もちろん、水が入っているつもり。
いつも、磁石のブロックで、シャワーを作って遊んでいる※くんに、「皆にシャワーかけてあげたら?」と声をかけると、さっそく他の子もシャワーを作ってきて、プールに入り、水を掛け合って遊ぶふり。一足先にプールを楽しんだ子どもたちです。
朝の集まりでも、明日からプールに入れることを話しました。一人ひとり、水着があるかなーと確認します。明日のお天気はどうでしょうか?明日への期待が膨らむように、あとでてるてる坊主を作ってみようかなと思います。
園庭に出る前には、お野菜チェック。大きくなったピーマンときゅうりを発見。首からかけていた双眼鏡でピーマンを覗き、手で触って感触を確かめる☆ちゃんの姿が可愛らしいです。
ピーマン3個、きゅうり2本を収穫しました。きゅうりのトゲトゲと、ピーマンのツルツルが対照的で面白いです。☆ちゃんはもちろん、きゅうりも触り、双眼鏡で確認していました。
園庭で、きゅうりの実食。包丁を入れると、きゅうりの匂いが広がります。鼻の近くに持っていって、匂いを嗅いでみました。「匂いがするー。」とニッコリ。
見て、触って、匂って、味わって・・・。包丁でトントンと切る音も聞いたので、まさに五感できゅうりを味わいました。
(T.M)
◆天の川 (うみグループ)
今日は、絵の具を使い天の川制作を行いました。
今回、制作に用いた技法は、ブラシに絵の具をつけ目の細かなあみを擦り、飛んだ粒子で色をつける「スパッタリング」です。
絵の具遊びが大好きなうみグループの子どもたち。
「えー歯磨き(歯ブラシ)で絵の具やるの?」「おもしろそう!やってみたい!」とたくさんの児が期待を膨らませ参加していました。
スパッタリング初体験となる年少の○○くん。はじめは、じっと身構えるような表情。ブラシを動かす手もゆっくりと慎重に行っていましたが、画用紙に色が付いていく度に笑顔も増え「みてー!」と時間を忘れてしまうぐらい夢中になって取り組んでいました。
絵具の遊びや色水実験が大好きな年中の△△くんも。
色の混ざり合いを楽しみながら「すごいキレイになった!もっとやる!」と最高の笑顔を見せてくれました。
「すごーい本当の星だ!宇宙みたい!」「本物の天の川みたい!」
楽しみ方や感じ方、表現の仕方は様々でしたが一人ひとりが満足のいくまで楽しめる時間となりました。
今後、七夕が近づくにつれ子どもたちの期待も一層高まってくると思いますが、一人ひとりの思いや気持ちを大切に関わっていきたいと思います。
(T.N)
◆ぴーまん(にじグループ)
「あしたはプールだ!」
朝から明日を楽しみにする声が聞こえてきます。
そうです。明日はプール開きです。
ここで朝の集まりに子どもたちと共有することがありました。
・プール開きの式典には全員参加します
・明日は(晴れていれば)プールはひまわり組が入ることができます
・もも、ゆり組は明後日以降、天候条件などを見ながら順番に入ります
明日はプールに入れる!と期待がふくらんでいたもも、ゆり組の児は残念そうでしたが、
なぜ明日全員がプールに入れないか説明した後で、これから順番にみんなプールに入るチャンスが回ってくることを聞くと、その日を楽しみにしているようでした。
※明日プールに入れることを楽しみにしていたもも、ゆりの保護者の方、何卒よろしくお願いいたします。
明日はプール遊びが安全に楽しくできるよう、式典に参加したいと思います。
園庭に出ると、食べ頃のきゅうりとピーマンがありました。もも組男児4人がピーマンを収穫してくれました。
きゅうりはスティックにして
ピーマンはしょうゆ味で炒めて
夏の日差しを感じる中、園庭のど真ん中で食べる野菜は格別の味のようでした。そのことが子どもたちの野菜に対する興味と、口にしたときの表情からヒシヒシと伝わってきました。
ピーマンを収穫してくれた野菜嫌いの○くんは
ニコニコでピーマンを口に運びました。育子園野菜のパワーです。
他の児ももっと食べたいと育子園野菜の魅力を存分に味わっていました。
e.y
◆嘘ついてくれてありがとう (そらグループ)
「僕のお家の下のリサイクルショップがラーメン屋さんになるんだよね」
「私のお家の下は何にもないよ」
「僕、魚のテレビ見てるんだよ。魚スター知ってるの?」
「私、サカナクション大好き」
「グッバイはパパが大好きな曲だよ」
「私はウォシュレット持ってる」
etc
ランチタイムにこども達の隣に座ってご飯を食べると、改めて聖徳太子への畏敬の念を抱けます。
後ろから「先生〜、あのね…」と始まる時は、反り返って「ちょっと待てる?」と会話を止めたとしても、食べる暇がありません。
そんな時に限って、急な愛の告白が始まったりもし、1人のこどもが「先生大好き」などと始まると、こだまのように広がる時もあります。
そんな中、お盆を持ちながらゆっくり歩いて、
「先生…愛してるよ」
と言う○君には、今しがた飲んでいたかぼちゃの味噌汁を思わず吹き出しそうになりました。
意味を知ってて使っているのかとも考えましたが、愛って何だろう?と大人でも答えが出ないものに四歳の○君が意味を見出すことの方が難しいと感じ、
「先生も愛してるよ」
と伝えると、今度は愛してるがこだまとなり、「皆んな、嘘ついてくれてありがとう」と伝えると「僕は嘘つきじゃない」「嫌い」「好き」等と打って変わって怒り出します。
感情のスイッチをON OFFするこども達は大忙しです。
その様々な報告に対し「うんうん」と相槌を打ちながら野菜と豚肉と白米を咀嚼する事に神経を注いだPM12:10。
「先生、食べるの早いよ」
「ごめんね、皆が今日どんな事してたかとか、なんて言ってたかとか、こんなイタズラしてましたとか、こんな良い事してましたとか書かなきゃいけないんだ」
と伝えると、○ちゃんの事書いて、僕の事書いてと目をキラキラさせて言ってきます。
※「○さんが水止めてなかったって書いた方が良い」と言う子もいました
「全員の事書いたら明日になっちゃうよ」
と言うと、
「ちゃんと寝てね」
と言われました。
この昼食時の会話だけでも、笑顔になれる、そんな仕事は他にないのかもしれません。
天秤にかける事ではないですが、日中に何をやっていたかという事よりも、この会話の方が重要であると思う時があります。
こども達との何気ない会話。
こども達が家に帰って、大人と会話をする時間がどれだけあるか。
自分で出来る事も増え、1人で遊ぶようになり、気が付けば、あれやってこれやっての指示とそれに対する返事でお互いに「おやすみ」の四文字を迎える21時。
保育の中で、一人ひとりに向き合うものの、全員同じ時間で同じ様に向き合えばそれこそ明日になってしまう日常でもあり、誰かに時間を注げば、誰かが待ちぼうけにもなります。
「お待たせ」とそこに向かえば、
「ねぇねぇ」の代わりに、
「もう良い」が待っていたりもします。
これがこどもの今に寄り添う、一瞬を大切にするという事なのだと、今日もまた「一瞬」を大切にしたいせいで、「一瞬」を大切に出来なかったと反省する日もあります。
そんな日々であるからこそ、どんな会話でもユーモアで返す事を心掛けていきたいと感じます。
日中は、アルミホイルを使用した造形活動を行いました。
※先日、新聞紙を丸めて、てるてる坊主作りをしましたが、本日作品の持ち帰りとなります。今回はてるてる坊主の装飾を外した為、以前の活動の発展として、新聞紙とは違った感触と形成具合を楽しんでもらえたらと提供しています
新聞紙にはない、形状の形成や簡単さと難しさが工夫を一層凝らす事が出来ます。
イメージを膨らませるものの、実際に形にするのが難しいもも組のこども達。
形からイメージを膨らませるこどもや、イメージを描いて取り組むゆり組のこども達もいます。
「蛇だよ」
「これはお家」
「スマホ」
「星」
様々な作品が生まれました。
※ひまわり組は午後の集まりでやれたらと思います
園庭では、きゅうりとピーマンの収穫と実食。
味付けなしのきゅうりでも大行列と大リピート。
園庭マジックがかかって、普段食べない○さんも列に並んでもらう姿に思わず心の中でガッツポーズをしてしまいました。
k★y
Posted in 園のこだわり