◆6月27日(火)の子どもたち
2023年06月27日 火曜日
◆雨降りの中の園庭遊び(つぼみ)
朝のミッキー体操を終え「園庭にいこう!!」と窓を開けると地面が濡れていて、まさかの雨降り。
そのため、テラスでシャボン玉をして雨が止むのを待ってみることにしました。
電動で沢山出てくるシャボン玉に少しびっくりした様子の子どもたちでしたが、テラスの床についたシャボン玉に興味を示し、指や手で割ったり、手についたシャボン玉液の感触を味わったりして楽しみました。
待ってはみたものの、雨は止む気配がなかったのですが、木の下なら雨を凌げそうだったので、思い切って外に出ました。
ローラー滑り台に集まり、周りにつかまり立ちしている子が多い中で、ハイハイで上まで上ろうと頑張っている子もいて、そういうことからも子どもたちの成長を感じます。
少し雨は感じながらの園庭遊びでしたが、そんなことも気にならないくらい、子どもたちは元気いっぱいに遊んでいました。(E.Y)
◆もっとみたい!!(ふじ)
今日も園庭で遊べそう!
そんな思いで園庭に出ると、「あれ?降ってる??」少しだけ小雨が降っていました。
でも木の下で遊ぶなら大丈夫そうな天気だったので、そのまま園庭で遊ぶことになりました。
固定車に乗ったり、ダンゴシン(子ども達がダンゴムシをダンゴシンと呼んでいたのがきっかけで、最近ではすっかりダンゴシン呼びが定着しています)を探したり、子ども達はいつも通りです。
固定車奥のフェンス前で乗り物を見る男児達。
今日は何故だかコンクリートミキサー車が何台も目の前を通ったのですが、1番盛り上がったのはパトロールカーでした。あのチカチカ光るライトが魅力的なのか、まだ遠くを走っているのに「あ!あ!」と指差しをします。
ちょうど近くまで来た時、信号が赤になり暫くの間停車すると、「おっぉ!」と言いながら手を振ったり、ブロック塀に足をかけてよじ登って見ようとしたり、大興奮の男児達なのでした。
ダンゴシン探索隊は木の枝を持って土をいじいじ。1番張り切っていた◯くんに、「ダンゴシンいたよ〜」と声を掛けました。捕まえたい気持ちがあるのかと思っていましたが、見るだけで満足だったようで、触るのはNGでした。興味はある、でも少し怖い、、そんな気持ちが入り混じっている姿でした。
梅雨ならではのジメジメさがあり、じっとしていても汗がじんわり出てくるようなそんな1日。
子ども達もなんとなく"不快"というものを感じ取ったのか、自ら「もう部屋に入る」「シャワーしたい」といったような感じでテラスに戻ってくる姿がありました。
M.S
◆楽しい気持ち (きく・たんぽぽ)
たんぽぽぐみの出窓で育てている朝顔が芽を出しました。子ども達が毎日愛情込めて霧吹きでたくさん水を掛けてくれたおかげです。子ども達にお知らせすると嬉しそうな声と不思議そうな表情を見せてくれました。
2つの芽の高さを『おっきい!ちっちゃい!』と表現した◯ちゃん。しっかり大小を認識していたり「朝顔の赤ちゃんは何色?」と問い掛けると『みどり〜』と得意げに教えてくれた△くん。色や大小の比較など、様々なことへの理解力が育まれている様子が見られました。
朝顔の芽にそっと人差し指で触れてみようと試みるものの、ちょっと怖かったのかすぐ手を引いている児がいたりと、子ども達の興味関心は日々強くなっています。
「みんなもお水飲んで大きくなるでしょ?朝顔さんもいっぱいお水飲んでもっともっと大きくなるんだよ。これからもたくさんお水飲ませてあげてね」とお願いすると、遊びが始まったら早速数人の児が霧吹き片手に朝顔にまずを飲ませてあげていました。植物との触れ合いが身近な環境の良さを感じました。これでもかと水を掛けてくれた⬜︎くん、『もーっと飲むかな!?』と朝顔が気になってしょうがない様子でした。
戸外には出ず今日は室内での時間を楽しみました。
昨日育子園にやってきた大きな笹達。あちらこちらに見かけていることと思います。クラスでも小さな笹を一本もらって部屋に飾り、みんなの願い事が叶うように…そして織姫様と彦星様が会えるようにと七夕飾りを作ることにしました。
大きな丸型の用紙に星型・丸型・ハート型の小さなパーツを糊で貼り付け。初めて糊を使用しました。
初めて使用するので手が汚れることが苦手な児は少し抵抗感があったようにも感じますが、初めて糊の感触を楽しむ友だちの姿に感化されて“やってみる”と自ら取り組んでいた姿の方が多かったように感じます。
指に少し糊を付ける…
パーツにのりを広げて台紙に貼る…
手のひらで数秒押しをする…
手が汚れたら濡れ布巾で拭く…
糊付けだけでもこんなにも工程がありますが、楽しい気持ちやってみたい気持ちが勝るので大変と感じている様子はなく、むしろ夢中になっている姿の方が印象強く感じました。
全ての工程をしっかりやるのは難しいので出来る所を楽しんでやっていた子ども達ですが、☆ちゃんは“全部やりたい”の気持ちが誰よりも強く、一つ一つを守って取り組んでいました。
その中で特に一生懸命さを感じたのは数を数えて押しをする工程でした。数字はまだ覚えていないながらにも数を数えることは理解している☆ちゃん、大きな声で堂々と『5〜9〜2〜4〜6!』と1〜5を数えているようにリズミカルに数えていました。でもそれも正解です。☆ちゃんなりにちゃんと数を数えていました。「できたね、上手だよ」と伝えると『うん、できた!』と満面の笑みです。自分の思い描いていたことができてとても満足だったようです。
手が汚れることに抵抗感がある⚫️くんは保育士の誘いに今日はすんなり乗ってくれました。
一対一でゆっくり⚫️くんのペースで糊付け…指に糊が付くことも気にせず、カラフルなパーツ選びに夢中でした。「貼れたね」の声に『ほら!できた!』と大満足。自分で貼れた喜びが強かったようでその後はパーツを一つ貼る毎に『ほら!できた!』と見せていました。
何事も初めては緊張するもの。でも子ども達は興味を持って意欲的に取り組んでくれていました。『もっとやる〜』なんて声も聞こえました。
台紙いっぱいに貼る児もいればパーツを2個重ねて貼る児も。色々な表現を見せてくれた子ども達。何より『できた!』と見せてくれた時の笑顔が“楽しかった”という気持ちを物語ってくれていました。楽しくできて何よりです。
K・E
◆ペースはそれぞれ (うみグループ)
おばけ屋敷に向け、子どもたちは必要な素材(牛乳パックや空き箱等)を自分たちで持って来ていますが、今日は段ボールを持ってきた年長女児がいました。ドラキュラの棺を作りたいと意欲満々です。
他児も加わり2人で話し合いながら棺の色を決め、次に画用紙を貼るか絵の具で塗るかの相談に入ります。今日はどこまでやるか、シールやキラキラしたものを貼るか等、それぞれのイメージを言葉で伝え合い、お互い納得して取り組む姿が印象的でした。イメージの共有をしながら取り組むのは年長児ならではです。その姿に頼もしさを感じました。
その影響を受け、年中・年少児もそれぞれ作業を進めたり、好きな遊びをして満足したらおばけ作りをしたり、その反対に少し作ったらゾーン遊びに入ったりと、1人ひとりが自分のペースで取り組んでいました。そして取り組みに温度差も見られます。
このようにゆっくりと進んでいるおばけ屋敷プロジェクトですが、今後子どもたちの中でやる気スイッチに変化が見られるのか、保育者の働きかけが必要な場面が増えていくのか、それとも減っていくのか等、今の子どもたちの状態をありのまま受け止めつつ、これからの取り組みを楽しみにしたいと思います。
O・Y
◆粘土じゃないよ!パン屋さんだよ!(にじグループ)
今日は、年長児はホールで行われるお楽しみに出かけて行きました。
園庭では、泥棒と警察で鬼ごっこを楽しんでいる姿がありました。みんな生き生きした表情で楽しそうにしていました。
保育室では、型抜きを使ってクッキー作りが盛り上がっていたので、年少、年中児は保育室で小麦粉粘土に色をつけて粘土遊びをしました。
粉からコネコネと根気よくこねて、仕上げていきました。
なかなか、力がいる作業でこねているだけでも、汗がでてきました。
「パン屋さんみたいだねー」
「ドーナツ屋さんだよー」
子どもたちそれぞれになりきって楽しんでいたようです。
ふと◻︎くんが
「これ、朝までずーっとやっていたい!」
と言っていたので、
「えっ?粘土?」
と尋ねると
パン屋さんだ、ドーナツ屋さんだとなりきっていた子どもたちに
「ちがいます!パン屋さんです!」
「ドーナツ!!」
と…
子どもたちの中でしっかりなりきって楽しんでいる事がわかりました。
パンやクッキー、ドーナツとお菓子に見立て作っている子もいましたが
小麦粉に食紅を混ぜたので色の変化を楽しんでいる子もいました。
赤い粘土と青い粘土、二つを混ぜて混ぜて…紫に変身です。
「粘土も変身するんだね」と⚪︎ちゃん。遊びの中で発見があったようです。やってみたいからはじまった遊びの中で、色んな姿を見せてくれました。また、楽しんでみたいと思います。U.A
◆なんの制作なんだろう?(そらグループ)
今日は、ももぐみ☆くんの誕生日。みんなで集まりの時間にお祝いをしました。
いざ前に出るとちょっと恥ずかしてくねくねする☆くん。4歳になったので4つみんなからインタビューです。好きなケーキと好きなアイスはなんですか?の質問に、両方とも「チョコレート」と答えています。チョコが大好きなんだなと感じました。
誕生日会を終え、園庭に行こう下まで降りて外に出ようとした瞬間に雨が降ってきたので園庭には行けず、七夕が近いので、紙皿と千代紙を使って彦星と織姫の制作をしました。作っている子どもたちに「何作ってるの?」と保育者が聞くと、分かって作り進めている子どもたちもいます。中には「ん?何を作ってるの?って言われても・・・」と少し間があいた後に「それは、彦星と織姫だよ」と。なんか面白いです。
千代紙を小さくちぎって貼っていくのですが、時間をかけて細かくちぎって貼っている児のいれば、大きく一回破いた状態でばんと貼っている児もいます。大胆で少し笑ってしまいました。貼るという作業によるその姿だけでも、子どもたちの個性を感じます。(Y.H)
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