◆6月23日(金)の子どもたち
2023年06月23日 金曜日
◆夏に向かって (つぼみ)
思いの外雨は降らなかったようで、園庭はカラリと乾いています。
梅雨時期には珍しくカラッとしていて汗ばむ陽気ではありませんでした。
外階段のプランターのキュウリのつるがどんどん伸びていて、葉っぱをかき分けて根本辺りを覗いてみると 収穫第1号・2号が育っていました。
つぼみ組はまだ食べる事ができませんが、ふじ組たちが早速収穫したキュウリを園庭で切って軽く塩もみ、とれたてキュウリを食べていました。
離乳食中だからお楽しみはまだ先ですが、この様子はきっと見ているはずです。
とれたてキュウリはトゲトゲしていること、じゅわーってみずみずしいこと、来年は体験できます。
6月も半ばを過ぎて、子ども達は生活のリズムがついてきたように感じています。
まだまだ午前寝をする日もありますが、園庭で遊び、入室してすぐ給食、ちょっと遊んで眠くなったら寝る(給食中に寝てしまうこともあるのが可愛い)、充電100%で目覚めたらにっこにこ、足りない時はやや不機嫌、それでもおやつを食べ終わるときには笑顔になっていて、そんな繰り返しの中で園生活が安心できる時間になってきたのではないかと感じています。
そしてもう一つ感じていることは、声です。
声を出すようになってきました。
入園早々のころは泣き声でした。それ以外は 無・無・無・・時々雄叫びっぽい発声・・・
最近は心地良い時は甘えた声、眠い時は不快な声、うなり声やキーと高い声、意味不明な言葉、「ナンナンナンナーウギャーウモンウモンウモンモン・・・・」などなど・・・
気持ちを表す発声になっていることを感じます。
何か伝えている感じ、何か見つけたような感じ、その声の変化も成長です。
夏野菜のキュウリの収穫、今年は枝豆やメロンも育て始めたようです。
季節は夏に向かっています。子ども達も開放的に成長する時期です。(N・S)
◆「きゅうり」「きゅうきゅうしゃ」 (ふじ)
今日も園庭に出て遊びました。昨夜降った雨で園庭には水溜りが。泥のお池でパシャパシャと元気に子ども達があそんでいました。雨のお陰で植物も元気です。玄関前の外階段沿いに並ぶプランターのキュウリも生き生きとしています。黄色い花の付け根が小さなキュウリの形になってきました。子どもたちを呼んでキュウリの観察を始めると、大きな葉っぱに隠れて大きく成長した食べ頃のキュウリを発見。わくわくの◯くんが「きゅうり」と大きな声で言うと、救急車のサイレンが聞こえてきました。「ぴぽー」と言うと、救急車が通りそうなバス通りの方を見て救急車が通るのをを待ちました。見えた瞬間「うわー」と歓声が上がり「みた」「きゅうきゅうしゃ」と喜んでいて、たくさんの言葉を話して喜びを表現していました。その後キュウリは収穫されて、子どもたちの目の前で短冊切りになり塩揉みに。保育者の「おいしくな〜れ」の呪文で美味しくなったキュウリに興味津々。みんなで美味しく今年初の園庭に成ったキュウリをいただきました。(y.n)
◆初収穫&試食 (きく・たんぽぽ)
不安定な天気ではありますが、雨も降っておらず、過ごしやすい気温で、園庭で思いきり遊べそうです。
園庭へ行く前に、一人ずつ名前を呼んでみました。
「◯◯ちゃん」
「はい!」
「◯◯くん」
「はい!」
以前に比べて格段に返事が上手になっていて驚きました。子ども達から自信すら感じるほどです。
成長を感じる嬉しい一コマでした。
園庭へ行く前に恒例の栽培チェック。ピーマンも大きくなってきましたが、1つだけ実っているきゅうりが食べ頃です。今日はきゅうりを初収穫し、皆で試食したいと思います。
きゅうりを収穫し、まずは観察してみます。採ったばかりのきゅうりはトゲトゲしていて、触ってみるとチクッとした感触。子ども達には驚きの感触です。「きゃ!」と驚いたり、その様子で手を引っ込めている子もいました。
そして、収穫したきゅうりを大事に持って、園庭で試食会です。デッキの上で、保育士がトントンっと包丁で切っている様子を待ちきれなくてソワソワしている子ども達。△君は「大好きなんだよ〜」と早く食べたそうにしています。切ったきゅうりを袋に入れて、塩でもみもみ。皆にも手伝ってもらっておいしくなーれのおまじないをかけました。
出来たきゅうりをパクっと食べてみると、美味しくて思わずニコニコ笑顔になりました。□君はもらった後ペロッと舐めてみると塩の味。思いがけない塩の味にビクッと驚いたものの、きゅうりはしっかり食べてくれました。
普段野菜が苦手な◯君も皆につられてパクっと頬張り、完食したのには驚きました。皆で育てたきゅうりの味は格別だったようです。
1つでは物足りない子達はおかわりタイムもありました。そこにまた◯君も参加。またまた食べて「おいしー!」という一言を聞けて、感動の試食会になりました。
自分達で育てることで野菜がより身近な存在になってくれたようです。
今日は嬉しい一日になりました。次回の収穫も楽しみです。
I.Y
◆遊びのヒント (うみグループ)
お化け屋敷のなかに迷路を取り入れたいと意欲的に準備を進める子どもたち。
準備を進めるなか「迷路のなかにクモの巣あったらびっくりするよね」「黒猫も置いたらいいよ」などと期待に満ち溢れた声がたくさん聞こえてきますが、なかには「迷路ってどうやって作るんだろう」「簡単だとおもしろくないよね」と悩みを共有し合う姿も見られます。
そこで今日は、今後の迷路制作のヒントとして、ランチルームの空間を使い迷路遊びを行いました。
迷路を作る段階から「すごーい、どんな迷路になるんだろう」と大喜びの子どもたち。
今回の迷路は、保育士からの提供となりましたが「ここに分かれ道作ったらどう?」「クモの巣ここに貼れるね」などとたくさんの児が主体的に働きかけていました。年少の◯◯くんも笑顔で参加。「ここにヒラヒラ(スズランテープのカーテン)つけたいな」と素敵なアイデアをいただきました。
迷路が完成すると、大喜びでスタート地点に向かう子どもたち。
「すごーいトンネルだー!」「おもしろいね!」と嬉しそうに繰り返し行う年少の◯◯くん。「もっとはやくゴールするんだ」と目標をたて楽しむ年中の□□くん。
「ここにヒラヒラつけたら?」 と迷路の形や装飾を考える年長の◎◎くんなど、一人ひとりが満足の行くまで楽しんでいました。
迷路遊びが終わると、喜びや達成感を共有し合う姿はもちろん「やっぱりクモの巣あったほうがいいね」「迷路の壁増やさないとだめだね」などと自分たちで課題を見いだそうとする姿がありました。
今日の活動を通し、改めて子どもが主体的に働きかけていける環境設定(活動への意欲が湧く空間づくりや子どもと大人の相互の関わり)の大切さを教えていただきました。
今後、どのように遊びが広がっていくのか。また、子どもたちがどのような姿を見せてくれるか楽しみです。
(T.N)
◆オオカミとネズミとねことうさぎと犬 (にじグループ)
今週初めにブームが始まった、動物のなりきり遊び。さまざまな動物が登場しています。
ねこ、オオカミ、ネズミ、うさぎ、いぬ。
年長女児を中心に、登場動物に合わせた話しを考える姿がありましたが、子どもたちだけではなかなか難しく、題名は決まりましたがそこから進まずにいました。
大人が手伝いながら話しを進めようとしたものの、たくさんの児がコスチュームを作りたい思いがあり、そちらにかかりきりになると充分に一緒にできなかったこともあり。
でも、作ったコスチュームでお話し遊びをしたいという気持ちを、毎日子ども達からひしひしと感じていました。
そこで、オオカミと7匹の子ヤギのストーリーに合わせて、“オオカミと ねずみとねことうさぎと犬”の劇をすることにしました。
子どもたちに配役をどうするか尋ねてみると
オオカミ→オオカミ
お母さんヤギ→ネズミ
子ヤギ→ねこ、うさぎ、いぬ
に決まりました。
あらすじを確認するために大型絵本を読みながら、ここで○役はどうするか、を伝えていくと、だんだんと気持ちが盛り上がる子どもたち。
絵本を読み進めるたびに今すぐにでも演じたい思いに溢れてました。
いざ始まると、子どもたちのやりたい気持ちが一つになっているように感じました。
みんなを引っ張るようにセリフや演技を率先してくれる児がいたり
周りの様子を見ながら合わせてセリフを言おうとする児がいたり
オオカミに食べられるシーンでは、部屋の半分をお腹の中に見立てて、みんなで部屋に逃げ隠れました。
逃げるときの早いこと。
そして笑顔にあふれてました。
みんなでオオカミのお腹を切ったり、石を詰めたり
最後のバンザーイ!の場面では盛り上がりは最高潮でした。
おわったー‼︎
と保育士がホッとしたのも束の間、
「ホールでやりたい!」と子どもたちからの熱い思いがありました。
嬉しい思いにお応えして、場所を変えてホールでもう一度“オオカミと ネズミとねことうさぎと犬”を演じました。
舞台を使うと同じ劇でも一味ちがったおもしろさがあるようでした。
舞台の上でセリフを言うのも、みんなとだから楽しく堂々とできていました。
本日のにじグループの2公演は大盛り上がりでした。
コスチュームを作ることで演じることがより一層楽しくなったのでしょう。
小さなきっかけから、グループみんなで劇あそびが楽しめたことをとても嬉しく思います。
e.y
◆初披露と討論 (そら)
「なんで僕達はライブしないの?」
「歌、歌えるんだけど・・」
朝一番で声がかかりました。
もちろん相手は忍者blackのメンバーです。
まだお披露目したことが無く練習生の彼ら。
そろそろいいんじゃないか・・そんな思いがヒシヒシと伝わってきました。
『よし、やろうか。チケットはどこ?』
(以前LaQで作った手裏剣をチケットにすると作り貯めていました)
「えっと、、、あ〜こわしちゃった(てへ)」
『こわしたんかーい!』とズッコケました。
急いで10コ作ろうとチケット作りからもう一度やり、
なんとかできたものを握りしめ、
「忍者blackで〜す。来てください!」
とようやくチケットの手渡しがはじまりました。
舞台の下には椅子もちゃんと並べています。
「ぜんぜん貰ってくれないんだけど」
となかなか苦戦している様子。
いちご姫の時はあんなに湧いていたのに・・と思うほどの正反対さにリアルさを感じます。
「3人しかいないじゃん」
と3人だけだったお客様も次第に増え、始まる頃には満席を通り越し立ち見のお客様まで。
メンバー念願のお披露目会を無事開催することが出来ました。
園庭ではゆり組の子達が固定車に集まって討論中。
テーマは"車に乗ってどこへいこうか"
○「公園にいこう!」
♡「大阪がいいよ」
☆「沖縄にいきたい」
♡「でも沖縄は車では行けないよ、飛行機乗らないと」
etc・・・
行きたい場所はそれぞれあるようですが、その話を聞いているとそれぞれが行きたいと言っていた場所は、GWなどで出かけた場所だと気づきました。
結局、
♡「♡は大阪で生まれたんだよ」
☆「☆はどこで生まれたと思う?東京でーす」
何故か生まれた場所の話になり、
「じゃあ、出発〜!」と行先も決まってないのに出発をし、どこへ行こうかの話はどこへやら・・・
面白い空間でした。
初めての給食当番が来るのを楽しみにしている◎ちゃん。(ゆりぐみ)
今日は待ちに待った給食当番に張り切り、いつも長めにかかる着替えもあっという間に終わらせ準備万端。
年長の子がお味噌汁、◎ちゃんがフルーツで、横並びで配膳をしています。
年長の子がお味噌汁を入れるのが苦手で「あってる?」
と確認しながらよそっている姿を見て、心配のあまり
「こうだよ、こうやってやるの」と手を添えて一緒にやってくれました。
年長だから、年中だからとかではなく
不得意な事がある子は得意な子に教わりながらゆっくりと身につけ、得意な子は不得意な子を助けながら、自分の得意なことを伸ばしていければいいのではないかなと思います。
助け合いと思いやりが必要、子どもも大人も一緒ですね。
(I・K)
Posted in 園のこだわり