◆6月21日(水)の子どもたち
2023年06月21日 水曜日
◆キター!! ヤッター!! ウシシシ・・・・ (つぼみ)
キター。 ハイハイを今か今かと待っていた〇ちゃんが遂に前進。
前のめりの姿勢から両手をついて前後にゆらゆら・・・そんな動きが続いていたのですが、遂にその時がきました。
右手、左手、もう一度右手・・と交互に手を前に進めて少しづつ前進、ハイハイ大成功。
目がけていたのは靴下です。
自分の靴下 という事がわかり、靴下を履いて外遊び、という事もわかり(これはちょっと怪しいですが) とにかく目がけた物に向かって自分で行こうとする思いが遂に体を動かしました。
ここまで来たらあとは場数を踏むのみ。どんどんスムーズに進むようになり、さらに自分の意思で自分の体を色々動かせるようになり、遊びがどんどん広がって行くことでしょう。
つぼみ組の特徴の一つに 『目に見える成長』 の姿があります。
その瞬間 「キター!」とガッツポーズをとってしまうのです。
さあ、どんどん動いてください。「待てー・・」と追いかける日が楽しみです。
明日で1歳になる◇くんはちょっと余裕の表情が出てきました。
朝のことです。
午前寝をした子がいたので 午睡チェック表 を棚に置いてチェックできるようにしていたのですが、それを見つけてしまった◇君はついつい触りたくなったようです。
気持ちはわかります。でもまだ背の高さが届かないから大事にはならないなぁと高を括っていたのです。ところが裏技を使われてしまいました。
なんと、背伸びをするとちょっと背が高くなることを知っているようで、ふじ組の子と一緒に「エイ!」と棚の向こう側に落としてしまいました。
そして振り向いて ニンマリ すごく嬉しい笑顔でした。
(イエーイ!ヤッター!) 心の声がはっきり聞こえたような瞬間です。
いたずらをした という事がわっかっているその笑顔にも『目に見える成長』を感じました。
ヤッター でも ウシシシ・・・でもいいです。
いろんな事をやっちゃって、色んな顔を見せて下さい。
そんな一日でした。(N・S)
◆お友だちと一緒に (ふじ)
園庭に出るとテーブル付きのベンチに座ったふわふわの○くんと△くん。
スコップやカップなどは何も持ってきていなかったのですが、向かい合わせに座って「わー!」「あー!」と声を発したり手を伸ばしたりと、言葉にはならなくても思いを通わせているようでお互いなんだか楽しそうです。
その雰囲気につられてきらきらの◇くんもやってきました。
すると机の上にアリがのぼってきました。
目で追うのも忙しいほど素早い動きに大盛り上がり。
ひゃー!と逃げてみたり指で追って触ろうとしたり、目がキラキラしています。
大盛り上がりな様子に更に何人も集まってきました。アリがいるんだと分かるとみんな顔を近づけている姿が可愛らしかったです。
その近くで楽しそうな声が聞こえてきます。
どうやら花壇の所で白いちょうちょを見つけたようです。
「わー!ちょうちょー!」と追いかけていると、ベンチの所で集まっていた子たちも、みんなにつられてちょうちょを追いかけていきます。
ちょうちょの行方は見えているのかいないのか・・・
見つけた子たちはちょうちょを追い、後から来た子たちは、お友だちの楽しそうな背中を必死に追っているようにも見えました。
あっという間にちょうちょは空高く飛んでいってしまいましたが、そのあともみんなでわいわい賑わっており、友だちって素敵だなぁと感じる場面でした。
I.S
◆虫探しの宝庫 (きく・たんぽぽ)
園庭は木陰もあり、暑さは感じられましたが、風が心地よく吹き、気持ちの良い外遊びになりそうです。
園庭に下りると、そこにふじ組の⭕ちゃんが。
たんぽぽの児が⭕ちゃんを優しく取り囲むように手を繋いで歩いて行きました。
誰か大人に教えてもらったのでしょうか。
自然と年下の児を想う心が感じられ、見てるこちらも、優しい気持ちになりました。
恒例になった虫探し。虫取り網と虫カゴを持っている児は、今日も遊ぶ意欲に満ち溢れています。そこに綺麗な蝶が飛んできました。
あの手この手を使って、何とか捕まえたい。だけど、手に持っているこの虫取り網を、どうやって動かしたら良いのか。 悩んで見ていると◇くんが来て「捕まえるよ」と言って、3度目にして虫取り網を使って捕まえる事ができました。
他にもミミズを見つけたり、ダンゴ虫を見つけ、手で持ってみたりと。
とにかく発見が沢山。
じーっと観察して見ている姿が可愛くて、つい見とれる瞬間です。
シャボン玉も器用に道具を使って、空いっぱいに出して、遊んでいました。
シャボン玉を、手を丸くして捕まえようとする姿も。
子どもの発想が、何とも言えなく可愛いです。
テラスに野菜を育てて、皆で水やりも出来ました。
「ピーマンおっきい!」と喜んで水やりも、ジョーロを使って、張り切ってやってくれました。
沢山の発見があり、明日はどんな発見が見られるか楽しみです。S/A
◆協力 (うみグループ)
今日も登園するなり、「お化け屋敷作ろー!」と合言葉のように友達と声を掛け合い、意欲的に制作へと向かっていく子ども達。ある程度、衣装作りが進んできた為今日は迷路に使う壁を作ることにしました。
お化け屋敷といったら、何色かな?と子ども達に聞いてみると、「黒とか赤じゃない?」と年長◎くん。そこで、『壁を黒くして、赤い手形をつけるのはどうかな?』と提案してみると、「いいね!」と◎くん含め他の子ども達も賛成してくれました。
早速、大きなダンボールの端を切り絵の具の準備に取り掛かりました。絵の具は年長児が率先して慣れた手つきで準備しています。道具が揃ったところで、筆で塗っていきます。
絵の具あそびを何度も経験してきた子ども達ですが、ダイナミックに色を塗るのはやっぱり楽しいようで、夢中になって取り組んでいます。年長児が主体的に行っていましたが、「何やってるのー?」と気になって見に来た年少・年中児も途中から加わりました。
「こっちもうちょっと塗った方がいいよね?」「ちょっと汚れてるとこ拭いておくね!」「筆洗うねー!」などと、自然と役割分担しながら協力して壁作りを行うことができました。絵の具が乾いたら子ども達と一緒に迷路を作っていく予定です。引き続き、子ども達のイメージを大切にしながら準備を進めていきたいと思います。
(M・Y)
◆ぼくもわたしも(にじグループ)
保育室に入るとネコ、ネズミ、うさぎ、オオカミなどかわいい耳をつけた子どもたちの姿がちらほら見られました。
昨日、集まりで紹介した女児たちのネコの姿を見て、僕も私もと子どもたちが作り始めています。
ネズミを作った年中〇君。
今日は尻尾をつくりたいと教えてくれました。
何が必要か聞いてみると「新聞紙でしょ、画用紙!色は、ピンクだよ。ネズミの尻尾ってピンクなんだよ」と〇君の中でイメージができていることに感心します。
一緒に材料を取りに行き、尻尾を作り終えていた年長⭐︎ちゃんに作り方を聞いて作っていきました。
何となく尻尾の形になってきたところで、
「ネズミの尻尾ってさ、シマシマ模様が入ってるんだよ。ペンで描いていい?」と忠実に再現しようとしていました。
尻尾が出来上がると嬉しそうに尻尾をつけて、ネズミになりきっていました。
今日の集まりでも昨日の午後から作り始めた子どもたちに前に出てきてもらいました。
「尻尾を作ってないからつくりたい」
「※ちゃんは、ピンクの猫ちゃんが良いの」とまだ作っていない児も刺激を受けているようです。
子どもたちがお話を作ってくれるのも楽しみです。表現する楽しさをまた新たな形で子どもたちから生まれてきそうな予感。
今後の展開が楽しみです。(O.Y)
◆類似率70% (そらグループ)
今日は耳鼻科検診がありました。
誰一人泣く事なく受診している姿に驚きました。
「なくわけないじゃん」
と笑っている年長児。
鼻に器具を入れる時は、
「うっ」
と頭を後ろに反らせるも、すぐにフゥーと笑顔になりすぐさま退出していきます。
泣いてしまうかもしれない…と心配していた数人のこども達も、堂々と受診しており成長を感じます。
身体測定をするにも一苦労だった1ヶ月前が嘘の様です。
心と体の成長を計測しなければと感じます。
室内では「うつしがみ」ブームです。
好きな絵本を選んでうつしがみを置き黙々と転写します。
「先生見て」
と類似率70%の絵を笑顔で見せてくれます。
「これ自分で描いたんだよ」
と自分自身でも上手に描けて驚いた事、嬉しい事が伝わってきたと同時に、こども達の自己効力感に繋がっているのだろうと感じます。
「私はこれが得意」「これは僕に任せて」を園生活の中で育んでいけたらと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり