◆6月13日(火)の子どもたち
2023年06月13日 火曜日
◆色んなこと、やってみる! (つぼみ)
こんなに晴れるなんて・・・暑いなぁ
今日も花壇にはダンゴ虫がわんさかいて 2歳組達は容器片手に張り切っています。
数匹捕まえて見せてみました。 クルリン とまん丸に変身中、やがて沢山の足がわさわさ動き出すとコロンと起き上がって動き出します。
早速その動きに気付きました。
身を乗り出してじっと観察、思わず手が伸びます。
こんなに動くなんて・・・思いもよらない動きに少々びっくりしたものの今度は指先でアタックです。
ふふふ・・動きが鈍ったところで摘まみ上げる。そして観察。
動くものに興味がある・好奇心で触りたくなる・何かな・・とよく見る・つつく・つまむ・・・注目ポイントは沢山ありました。保育者目線での収穫です。
ただ、自分で なんだろう? って思ったり、触ってみようって思ったりは仕向けて出来ることではありません。
小さな体験の先に「好き」との出会いがきっとあります。
季節が夏に向かって行くので園庭の景色も変わってきます。
色々なことを体験していきたいです。
給食後のひと遊び、ここでも発見がありました。
磁石です。 くっつきあって長くなる玩具ですが、なにせ磁石なので N と S があるのです。
ばっちり仲良くピッタンコの時ばかりではないので、ちょっとだけ反発し合う感触を感じる時もあるのです。
? もう一度 ? もう一度・・・そうやっているうちに落としちゃった。
もう一度・・あれ?ピッタンコ。 ニンマリ笑顔になりました。
根気よく何度もやってみる個性の発見です。
6月入園のお友だちも徐々に慣れていくことでしょう。一緒に色んな発見をしたいと思います。(N・S)
◆ねんねしてる? (ふじ)
わくわくグループの子ども達はダンゴムシに興味津々です。カップの中にダンゴムシを入れてあげると、じーっとその様子を観察します。
〇くんは丸まっているダンゴムシを見て、「ねんねしているの」と言っていました。確かに、寝ているようにも見える態勢です。本来、身を守るために丸まっているのだと思いますが、「ねんねしている」といった視点も子どもならではで面白いな、と思いました。
□ちゃんは、「こわい、こわい、、」と言いながらダンゴムシを観察していました。あまりにも怖いと言っているので、「じゃあ、砂場で遊ぼう」と保育者が促すのですが、それでも「こわい、こわい、、」と言いながらダンゴムシ観察の後をついて行っていました。
怖いもの見たさなのでしょうか、、、怖いと言いながらも興味はあるし、友達が面白そうに観察している姿を見て、「私も」というふうになるのかもしれません。
今、ダンゴムシを触れている子ども達も、この間まで「こわい、、」と言って触れられなかった姿を思い返すと、「こわい、、」も興味のはじまりなのかなと思います。
そんな姿もあたたかく見守っていきたい思いです。
M.S
◆うきうきしちゃう! (きく・たんぽぽ)
朝からどんよりした雲が空を立ちこめていましたが、時間が経つにつれ青空が広がってきました。
この大事な晴れ間を逃す手はありません。早速皆で園庭へ行く支度を始めました。自分で帽子や靴下を履ける子が増えてきて、出来ると保育士とハイタッチ。嬉しさの共感が出来ました。
外へ行く前に、マイクでインタビューをしました。
「園庭で何をして遊びますか?」
前回のインタビューでは、上手く喋れなかった子たちも、今回は自分に向けられたマイクを持つほど積極的に答えてくれる姿が印象的でした。
「かけっこ!」
「虫、探すの」「ダンゴムシだよ」
「(クライミングに)のぼる!」
…と様々なやりたいことを発表できる子ども達の姿がとても嬉しく感じました。
園庭へ行く前に、栽培チェックも欠かせません。ピーマンがだいぶ大きく実ってきました。皆で収穫する日ももうすぐです。
園庭では、インタビュー通りかけっこをしたり、虫探しなど、好きな遊びを楽しみました。虫を探していると、不思議な小さな青い実を発見しました。豆のような可愛らしい実を夢中になって集めました。
園庭の真ん中では、かくれんぼ(のような遊び)が始まりました。木の陰に隠れた保育士を見つけては追いかけっこになり、また保育士が隠れると見つけて…と広い園庭中を走り回って、元気よく遊びました。
汗だくの子ども達には水分補給も大切。しっかりとって、また遊びへと向かいました。
そして今日は…、今年初のシャワーを行いました。きくたんぽぽ組になって初めてのシャワー。服を脱ぐ所、待つ所…と流れを少しずつ伝えて行きたいと思います。
なんだかいつもと違うことが楽しくて、◯ちゃんと△ちゃんはニコニコがとまりません。「うきうきしちゃうね〜」と二人で顔を見合わせて笑い合ってました。
シャワーを浴びて、スッキリして部屋へ戻ると、「あー、たのしかったー」とつぶやく◯ちゃん。これからのシャワーが楽しみになりました。
引き続きノートの記入、タオル等のご準備、よろしくお願いいたします。
I.Y
◆お化け屋敷に向けて… (うみグループ)
先週、そらGに招待されてアイドルグループ(いちごひめ)のコンサートを見に行った年長女児。帰り際に、そらGの保育者から「次はうみGさんが招待してくれるかな?」との声を聞いて「うん!分かったー!」と二つ返事で引き受けた子ども達。早速、◯ちゃんが「じゃあ、お化け屋敷やろうよ!!」と提案してくれました。昨年うみGで行ったお化け屋敷を思い出したようです。他の女児達も「いいね!いいね!」と大賛成でした。
そこから、「お化け屋敷計画」と題して会議が始まりました。どのようなお化け屋敷にするか、何を作りたいのか(必要なものは何か)等を紙に書き出していきました。「ドラキュラはこんな感じかな?」とイラストを描いて友だちに提案したり、必要なものを箇条書きにしてまとめたり…と子ども達が主体的になって進めています。
朝、年長女児達がお化け屋敷のチケット作りをしていると、それまで塗り絵をしていた年長△くんと◇くんが「お化け屋敷やりたい!」とやってきました。二人ともお化け屋敷でゾンビ役をやりたいという事で、ゾンビの衣装を作る事に。
マインクラフトあそびが大好きな二人は、ゲーム内に登場する四角形のキャラクターをイメージしているようで、衣装をダンボールで作ることにしました。頭から被せられるようにダンボールに穴を開け、色画用紙を貼るところまで進められました。
△くんと◇くんの姿を見て、それまであまり興味を示さなかった子ども達も「作りたーい!」と集まってきました。はじめは水面下で行われていたものが、少しずつ活動の輪が広まってきています。子ども達のアンテナの高さにはいつも驚かされます。引き続き、お化け屋敷に向けてクラス全体を巻き込みながら準備を進めていけたらと思います。
(M・Y)
◆初シャワー(にじグループ)
梅雨の合間の晴れの日。今日は今年度初めてのシャワーをすることにしました。
朝の集まりでシャワーを浴びるための大事なことを確認しました。
洋服の上からラップタオルを巻いてみて、スナップを留める練習もしました。
シャワーをするときどこをゴシゴシよく洗えばいいのか。自分の手で首筋や脇、関節など汗の溜まりやすいところを洗う真似もしました。
「お風呂でママ(パパ)に身体洗ってもらってる人⁇」
「濡れた身体をママ(パパ)に拭いてもらってる人⁇」
と聞くと自信満々に手を挙げてくれた子どもたち。
育子園のプールやシャワーのときはできることは自分でやること
そして、お家でも少しずつ自分でできるといいね、そんな話しもしました。
湿気が多かったのか園庭で身体を動かすと一気に肌がジトっとして、子どもたちからも「シャワーたのしみだな〜」との声が聞こえてきました。
シャワーを浴びたあとは、「気持ち良かった〜」と「たのしかった〜」が沢山聞こえてきました。
スッキリした身体になると気持ちもスッキリしたようでした。
e.y
◆いちごおやじ (そらグループ)
今日はシャワーに歓喜するこども達が大勢おりました。
※チェック未記入、タオル不備、本人の気持ちが乗らない、×記入等の理由でやっていないこどももおります
園庭遊びの途中で、シャワーする人…っと声をかけると防犯訓練の様なスピードで部屋に戻るこども達。
汗だくの前髪がより一層黒々とし、逞しく、力強くTシャツを脱ぐ姿には力強さがあります。
何かの為に、何かに向かって、一生懸命に取り組む。
たかが、シャワー、されど、シャワーなのだとこども達を見て感じます。
「先生、手伝って」
と、汗びたびたのTシャツがこども達にイタズラをしている様です。
「よいしょー」
と半分手伝うと、残りを自分で脱いでいきます。
「シャワー良い?」
と準備万端の様です。
「じゃぁ、男の子チームと女の子チームで順番に浴びよう」
と伝えると、男の子も女の子も「見ないでね」「ダメだよ」「まだ待ってて」と言い合います。
日頃から、着替えの際やトイレの使用についての話をしている事や、今までの経験も含めて、その様な言葉でこども同士注意喚起をしている姿を見て頼もしく感じます。
皆が皆、「うん、そうだよね。」となれば、地球は今、平和であるのと同じ様に、ふざけたり、順番が守れなかったりと一筋縄ではいきません。
その都度、こども達に伝わりやすい声かけや、分かりやすい伝え方で、安全かつ、お互いを尊重出来る環境を意識したいと感じます。
室内遊びでは朝の時間からアイドルごっこです。
「いちご姫」が路上ライブで無料チケットを配布しています。
今では観客のほうが慣れており、自ら椅子を並べて観覧するという異例のセルフスタイルもお馴染みとなってきました。
リーダーの登園まで時間が読めない為、お客さんは待ちぼうけです。
「先生、音楽流して」といざ、始まったかと思うと、「ごめん、お漏らしの子いてちょっと待ってくれる?」と更なるトラブル。
やっと始まった頃にはお客さんも背中が猫の様に曲がってしまっています。
まだまだ堅苦しいアイドルの自己紹介と、曲フリです。
「え…あの…今日で、解散ですか?」
と思う様な、棒立ち、棒読みのセリフに思わず、ズコーっと体が横に折れてしまった保育者です。
いざ歌ってみると、明るい曲調とは裏腹に、
「わたしがわたしの…ことをあいして…なにがわるいの…しっとでしょうか…」
と直立小声で恨みつらみの曲に変える力を感じました。
一体どうすれば…と考えてみましたが、考えるよりも先にこれしかないと保育者は手作りのマイクをピアノの上から取り出して、
「痛いだとかぁ!かわぁってるだとかぁ!届きませんねぇ?そのリプライ〜!(叫)」
どんな鼓舞よりもどんな盛り上げよりも一番効果的な『乱入』を行いました。
「大好きなお洋服〜!大好きなお化粧でー!お決まりのハーフツイーンマイテー!etc」
と一気に火がつくアイドル達。
乱入してきた「いちごおやじ」に負けてられません。
いちごおやじには高過ぎるキーに「チュ、かわいくてごめーん」で更に体がくの字に曲がるのを見て少し笑いながら、縦ノリで歌ういちご姫達。
お客さんの笑顔も増えました。
「どうもありがとうございました。いちごおやじでした」
簡単な挨拶をして、いちご姫に託します。
今日はたった二曲だけを歌った「いちご姫」でしたが全員汗だくです。
本気で歌うって凄く疲れる事。
「あー、なんか今日の歌楽しかった。またやりたいって思った」とライブ後のアイドルの様なセリフに笑ってしまいました。
明日は、いちごおやじが登場しなくても一皮剥けたいちご姫のライブが見られるのでは無いかと思います。
また殻にこもっていたらいちごおやじが登場する事でしょう。
「金谷先生、凄くうるさかったよ、下手だったし」
と部屋の奥で造形をしていた年長男児。
その割には身を乗り出して見てくれていたので、今度は是非一緒にいかがでしょうかと誘いたいと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり