◆6月8日(木)の子どもたち
2023年06月08日 木曜日
◆それぞれのペースで楽しんでます (つぼみ)
園庭の砂場周辺で遊ぶことが多かったので、今日は木陰を探して築山の方まで行ってみました。
築山の下の木陰を見つけて、そこに座って枝や小石を手にしたり、地面を指でなぞって線が出来るのを不思議そうに見ながら何度もなぞったりと、思い思いに楽しんでいました。
その中でも、1番動き回っていた◯くんは、お兄さん・お姉さんのやることに興味津々で、砂場の入れ物に小石を集めている子を見つけると近くに行って覗き込んだり、2歳児が「おおかみさん、いまなんじ?」の集団遊びをしているのを見つけると同じ場所に行って気持ちだけ参加してみたりと、とっても楽しそうにしていました。
それぞれのペースで気になったことを見つけて遊んだ1日でした。(E.Y)
◆楽しい時間 (ふじ)
今日は園庭に出て過ごそうと、室内でミッキー体操をしっかりと踊ってから園庭へと向かいました。
「園庭行こう」という保育士の声でテラスへ出ると靴箱から自分の靴を出して履こうと挑戦します。上手く靴に足が入らないと靴を保育士に手渡し、「手伝って」とアピールする姿もあり自分の気持ちを表現してくれます。靴が履けると勢いよく園庭へ駆け出ます。
花壇のところに○くん、◻︎くん、△ちゃん、⭐︎くんの姿があり保育士と一緒に虫探しをしていました。「ダンゴムシいたよ」と保育士が声をかけるとキラキラとした目でダンゴムシを見て、ケースの中にダンゴムシを入れて動いているのを何度も触って丸まるのを観察していました。ケースの中でダンゴムシがひっくり返ってしまうと「あっ、ダンゴムシ、コロンしちゃったね」「ダンゴムシいっぱい」とダンゴムシの様子を言葉で伝えてくれました。
ベンチにはたくさんの子どもが座って集まっていました。保育士が◎ちゃんが持っている砂入りの入れ物をケーキに見立てて「ハッピーバースデートゥーユー」と歌い始めると自然とみんなも手拍子をしながら歌い始めます。上手に最後は「ふー」と蝋燭を消すポーズをとって「おめでとう」とするとにっこり笑顔をみんなで浮かべていました。
お友達と一緒に過ごす楽しさを感じる時間となったようでした。
子ども達同士で楽しめる時間も大切にしていきながら今後も子ども達の成長を見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆昨日のつづき (きく・たんぽぽ)
昨日に引き続き、菩提樹の花を使ってオーナメント作りをしました。昨日関心を持たなかった子も、友だちが作ったオーナメントを見て興味を持ったようで『やりたい』と声をあげてくれました。
早速園庭に行き菩提樹の花など自然物探しが始まると、昨日やったメンバーは『あ!これ(昨日)付けたよね!』などと菩提樹の花や枝を見て昨日の経験を元に思い出話に花を咲かす様子がありました。『ここから落ちてくるの?』と昨日は気にならなかった事も今日は気になります。『これ何?』と菩提樹の花の名前も気にし、『これ白いね。こっちは白くない(ちょっぴり枯れてます)』と色の事まで。経験を重ね、余裕ができることで子ども達の視野が広がっていくのだなと感じました。
白い菩提樹の花や枝を散りばめて貼り付けるのも楽しいですが、緑の葉や花の彩りも気になるようで『葉っぱ(お花も)欲しい』というリクエストも多くて聞こえきました。
昨日もそういった場面があり、植物にも命があることや大切にして欲しい気持ちも込めて花や葉っぱを摘む際に「一つくださいってお花さん達にお願いしてみようか?」と声を掛けたことがありました。子ども達はその言葉を聞いてとても優しい口調で『葉っぱさん(お花さん)一つください!』とお願いしてくれていました。「いいよって言ってた?」と聞いてみると『うん!』となんだか誇らしげ。人だけではなく、様々なモノへの思いやりも少しずつ感じていけたらと思う瞬間でした。
昨日のそのやり取りが子ども達の中で印象深かったようで、今日も『あの葉っぱ欲しいな!葉っぱさん、ひとつください!』と◯ちゃん。それを聞いて今日初めて作る△くんや⬜︎くんも『ください!』と同じように声を掛けていました。友だちの行動を見て真似て、、、良い影響を受けているようです。
『付いたよー』『できたよー』『こーんなに貼っちゃった!』
一つ付く毎に嬉しそうに保育者に報告してくれます。小さな菩提樹の花、細い枝、細かい砂…指先を上手に使って拾っては貼ってをくり返す子ども達。何気ない姿ですが、こんな細やかに指先を使えるようになっていることにも成長を感じました。
☆くんは自分が作ったオーナメントを見て「きれ〜い』とうっとり。そんな風に感じることも素敵です。
今日もお部屋に新たに飾らせていただきますのでぜひご覧ください。
そして、2階テラスではミニ大根とミニ人参の種まきも行われました。種を植える穴を保育士が作ると、棚を持った子ども達が次々と入れてくれました。『先生、ここ?』と確認したり『あー上手〜!』と友だちを褒めてあげたりと楽しそうな声が聞こえてきました。みんなで食べられる日が来るのが待ち遠しいです。
K・E
◆ただただ楽しい (うみグループ)
今日も登園後、好きな遊びを選び夢中になって取り組んでいる姿が見られました。
マインクラフトの積み木、ビー玉転がし、塗り絵、お絵描き、折り紙、絵本、ブロックやラキュー等、それぞれ集中して楽しんでいます。
遊び込めるようになった反面、まだ遊ぶ上での約束事が浸透していない部分もあります。
塗り絵はすべて塗り終わってから新しい塗り絵を出す。塗り絵も折り紙もお絵描きも途中のものはお道具に入れる等の約束があり、保育者がその約束を伝えることが多いのですが、時には年長児がお手本になって示してくれたり、気づいて声をかけてくれることも増えてきました。
ルールを守ることで遊びが充実していくことを子どもたちが学んでいき、子ども同士影響を受け合い、より充実して遊び込めるよう環境を整えていきたいです。
園庭では前回行ったシェービングクリームと洗濯糊を混ぜた絵の具遊びをしました。
アイスクリームを描いたり、色混ぜをしたり、画用紙に塗り付けたりと思い思いに楽しんでいました。
ただ生クリームのようにかき混ぜるのが楽しい子もいれば、そのクリーム状の絵の具で絵を描くことが楽しい子もいます。触って楽しむ子、色の調合をする子等、同じ空間で同じものを提供しても遊び方、楽しみ方はそれぞれです。
終了時には、溶けて液状になった絵の具を見て「アイスクリーム屋さんとジュース屋さんをやりたい」とつぶやいた年中女児がいました。
子どもたちは色水遊びが大好きです。その色水とこのクリームを混ぜることで新たな発展が見られそうだと、次の取り組みが楽しみになりました。
O・Y
◆風船おくりゲーム(にじグループ)
年長女児数名を中心に、折り紙でのお花づくりが盛り上がっています。
紫陽花、薔薇、チューリップ
自分たちで何がいいか考え、イメージを膨らませながら作る姿が印象的です。もも、ゆりの女児数名もお姉さんと作るのが嬉しくてたのしんでいます。
ゆり・ひまわり男児数名はドミノがブームです。
木の積み木は構成遊びの駅や街づくりに今まで使ってきましたが、“ドミノ”という新しい遊びを発見したようです。
そんないろいろな遊びに今朝も夢中になっており、自由遊びの時間をたっぷりとりました。
たっぷり遊んでお集まりをし、ぞのあとにゲームをしてみました。
風船おくりゲームです。
もも、ゆり、ひまわりで一列ずつ縦に並び、前の人から順に風船を後ろの人に回していきます。
最後まで風船がいったら、全員が座る。
学年対抗の勝負ごとは大いに盛り上がりました。
ひまわり組はとくに“勝ち”にこだわり、勝ったときの喜ぶ姿はもう大盛り上がりです。
ゆり組は勝てないと思っていたら勝つことが出来、予想外の展開にこちらも大喜びです。
もも組はルールを把握するので精一杯でしたが、やる気は誰よりも負けていませんでした。
学年対抗のあとは、全員がバラバラのチームになりました。バラバラになると、どこも互角の強さで勝敗をつけ難かったです。
ゲームが盛り上がってくると、子どもから「みんなでエイエイオー!がしたい!」とリクエストがあり、みんなで気合いを入れたのも楽しかったようです。
勝敗のあるゲーム。
今日これだけ大盛り上がりだったにじグループ。勝ち負けだけではなく、チームの友だちと協力することの大切さも伝えました。
「◎くんがおそい」
「△ちゃんのせいだ」
今日そんな声が聞こえてきました。
誰かを責めるのは簡単です。責めるのではなく、助けてあげたり、教えてあげたりする思いやりの大切さも伝えました。
まだまだ難しいかもしれませんが、いつか気づいてくれる日がくればと願い、伝え続けていきたいと思います。
e.y
◆いちご屋さんといちご姫によるコラボレーション。子どもたちの輪の広がり(そらグループ)
そらでは、お店屋さんブーム。
そこからいちご屋さんに発展し、どうやってお客さんを呼んでどうやっていちごをもらってもらおうか。子どもたちで考え生まれたアイディアは、アイドルのいちご姫による歌のライブといちご屋さんのコラボレーションです。いちご姫がライブの招待状のチケットを配り、チケットをもらってライブにへ見に来てくれた方にチケットと引き換えにいちごをプレゼント。
昨日歌っていたいちご姫が「いちご姫をやりたい人?」と声を掛けると「やりたい」と言っていました。言った子どもたちは今日の午前中に衣装とマイクを作り始めます。
それを見ていたゆりぐみの〇ちゃん二人も「私もやりたい」と。
キラキラのスパンコールを付けた衣装とマイクが完成。
さあ、今日もいちご屋さんといちご姫によるコラボレーションが始まります。
いちご姫が場所と時間を言いながらお部屋を回りチケット配りです。
時間が近づくとチケットをもったお客さんが集まって来ます。新メンバーの歌姫も急いで準備をして会場に向かいます。
今日いちご姫が歌ってくれた曲は、みんなも知っているあの曲。
・新時代
・推しの子
・かわいくてごめん
の3曲です。
新時代はやはり誰にも人気でサビになると、お客さんも大声で盛り上がっています。
昨日から歌っているメンバーは前に出て歌っていましたが、新メンバーはちょっと恥ずかしかったみたいで後ろに立っていました。1曲目が終わると、前にいたいちご姫が「後ろにいて全然歌ってくれない」と。すると、前にいたメンバーが後ろの新メンバーとみんなで楽しく歌えるよう、前に誘うメンバー。どうやったらメンバーみんなで楽しんで歌えるか話し合いが始まります。
この姿を見て、アイドルのリアルさを感じました。お客さん集め、メンバー集め等リアルだからこそ楽しめる遊びだと思います。歌が終わり、チケットといちごを引き換えたあとはなんと、いちご姫のサイン会が行われました。お客さんはサインをもらいたいいちご姫の列に並び、サインをもらっています。またこれもリアルでいいなと思いました。
いちご屋さんといちご姫、お客さんと保育者にとっても良い経験でした。
これからも子どもたちのアイディアで、子どもたちの中で輪が広がる活動をやっていけたらなと思います。(Y.H)
Posted in 園のこだわり