◆6月6日(火)の子どもたち
2023年06月06日 火曜日
◆それぞれのペースで(つぼみ)
今日はそれぞれのペースでゆっくりと過ごした1日となりました。
〇ちゃんは朝から元気いっぱい。
保育室をハイハイで移動しながら、ふじ組の子ども達の様子をじっと見て、同じような遊びをしようとしてみたり、声を上げて笑ったりしていました。
△ちゃんはマイペースに好きな玩具を手にして、振ってみたり、時には口に入れたりしながら、自分のペースで遊んでいました。
◇くんはお友だちの玩具に興味津々で、腹ばいで近くに行き「貸して!」と言わんばかりに手をのばしていました。
◯ちゃんと△ちゃんは遊び疲れて、ご飯前に少しお昼寝。
その間、◇くんは園庭に出て、砂場に入ったり、お兄さんにシャボン玉を見せてもらったりと、戸外でも遊んできました。
遊びたいことも、寝たいタイミングもひとりひとり違う子どもたち。
これからもそれぞれのペースでゆっくり過ごしていきたいと思います。(E.Y)
◆白い絨毯(ふじ)
今日も園庭に出て遊びました。
園庭に出ると菩提樹の白い小さな可愛らしい花が地面に落ちています。一面真っ白にとは言えませんが子ども達が興味を惹かれるぐらいには地面もちらほらと白色に変化しています。早速気になったわくわくの◯ちゃんは小さなお花を一生懸命に保育者と集めます。とても小さなお花なのでなかなか容器にいっぱいとはなりませんが頑張って集めたお花をお友だちに見せに行っていました。
菩提樹の花が咲くと匂いに誘われてたくさんの虫達も飛んで来ます。いろいろな季節の変化も楽しめるのが育子園の園庭の楽しいところです。いろいろな変化を感じつつその時々の季節の遊びを楽しみたいです。(y.n)
◆砂場で大きいお山作り(きく・たんぽぽ)
朝の集まりで名前を呼ばれしっかりお返事出来るようになり、日々成長を感じています。お天気の確認もして「雨降ってない」イコール外遊びに行かれると繋がっているようで「わーい」と大喜び。自分で準備したい意欲が出てきておりすぐに椅子から立ちロッカーへ帽子を取りに行っていました。以前の○ちゃんは帽子がなかなか被れず「手伝って」と保育士に伝えてきましたが一緒にやってみようと毎日繰り返し保育士と一緒に挑戦しているとついに被れるようになりました。「先生、自分で出来たよ」と満面の笑みの○ちゃん。その様子をみて保育士もとても嬉しい気持ちになりました。
園庭に行くと虫さがしをする子どもたち。
◇君は黄色いちょうちょを見つけ虫取り網を持って追いかけているうちに蝶々の速さに追いつけず、見失ってしまい、きょろきょろ。見失った方向ではなく後方の少し離れたところから「ちょうちょがいる~」と声がして振り向き蝶々を確認すると蝶々目掛けて一気にハイスピ―ドの駆け足で向かって行きました。道路の方へに消えていった蝶々を見送り、「蝶々帰っちゃったね」と切ない表情の◇くんでした。
砂場では大きな山作りをしました。保育士がやる気満々で大きいスコップを持ち出すと「何するの?」と砂場で遊んでいた子どもたちは興味津々。「大きいお山作ろうと思っているよ」と伝えると「やる」と仲間が増えて行きました。「よいせ」の掛け声で土を盛っていくと子ども達も一緒に「よいせ」と小さいスコップで盛っていってくれました。よいせという掛け声が面白かったようで「よいせ」と言いながら土を盛ると笑いが起こっていました。
途中山登りが始まり、一人登れば次々と。少しずつ山は小さくなっていきましたが山の上を車を走らせたりと遊びの変化もありつつ土いじりを楽しみました。
もうすぐ梅雨。外で遊べる春を思う存分楽しんでおきたいと思っています。
(K☆H)
◆氷みたい (うみグループ)
最近、子どもたちの関係性に変化が見られます。今までは年長・年中組にお世話をされていた年少児たちも少しずつ自分の気持ちを言葉にしたり、遊びを通して対等に言葉を発する場面も増えてきました。また、その姿を受け止め気遣いつつ、はっきりと自分の意見を返す年長・年中児たち。小さい子にやさしく接する、お世話をするという姿は変わらずですが、お互いに仲間という感覚が芽生えてきているように感じます。
一緒に何かに取り組む時間が増えるほど、対等な仲間に近づいている子どもたちの関係性が今後も楽しみです。
今日は昨日の実験の続きをしました。
重曹とクエン酸を混ぜ食紅を入れます。そこにスポイトで水を垂らすとジュワジュワと泡が浮かぶ実験ですが、これまで様々な実験をしてきた為か子どもたちは何かが起こる事は分かっており予想を立てていました。
「ブクブクしてくると思うな」
「色が変わるのかも」
予想通りと予想外の2つの結果に歓声が上がりました。泡と色が変わったのは予想通りでしたが、吸熱反応で氷のように冷たくなったのです。
「何で水道の水を入れたのにこんなに冷たくなるの?」
「かき氷みたい」
「冷たくて気持ちいい」
たっぷりと触って冷たい感触を味わっていました。
色や感触等、見て触って不思議さを感じたりと楽しい実験となりました。
その後はシェービングクリームと洗濯糊と食紅を混ぜてトロトロのクリームのような絵の具を作り、色塗りをしました。
初めての感触にこちらも大興奮。触ったり塗ったりと楽しみながら様々な刺激を味わうことが出来たようです。
色水や実験に興味を示している子どもたちですが、これからも子どもたちの興味関心に沿った活動を繋げていきたいと思います。
O・Y
◆どうすればうまくいくのかな… (にじグループ)
保育室で遊びの支度をしていると「なにしてるの?」と興味を持って手伝ってくれたりします。好奇心でいっぱいの子どもたちの気持ちに応えていきたいといつも思います。今日は、遊びの支度もたくさん手伝ってくれましたが、お掃除のお手伝いもしてくれました。
雑巾を手に床をピカピカにしてくれました。子どもたちが発信してくれるのが、また嬉しいです。
3階のベランダを使って、シャボン玉アートをしてみました。吹く加減で上手くシャボン玉にならない事もありますが、「紙のそばだとうまくいくよ」「そっと吹くといいのかなー」などそれぞれに体験した事を参考にして友だち同士で情報交換しています。実際には根拠はない情報もあったりしますが、それもご愛嬌です。
上手くいかない場面で、どうしたらいいのかなと、求める姿がとても嬉しく、そして逞しく感じました。
それぞれに、工夫しながら楽しんでくれていたように思います。
園庭も楽しみました。やっぱり、人気は虫探し。ダンゴムシを大量に捕まえていたり、その他にも手裏剣作りから芽生えた忍者ごっこから忍者になって園庭を駆け回ったりする姿もありました。
それぞれに伸び伸びと楽しんでいました。なにより、嬉しい姿でした。U.A
◆それぞれ (そらグループ)
ロフトの下で遊ぶこども達が、自分達の世界観で遊びを展開しています。
何もない場所だからこそ、何かを見立てたり、何かの役になりきったり、無限大の力を発揮するのかもしれません。
積み木を運んで滑り台風に変えてみたり、ジャンプ台にしてみたりとこども達が試行錯誤しています。
造形遊びや、LEGOや構成遊びなども、何かを作ってはごっこが始まり、他との交流が生まれている様に感じます。
登園したこどもが、「あ、ちょっと待って」と保育者に伝え、お道具箱から何かを取り出しました。
「アイドルやってるの」
と、右手には可愛い装飾が施されたマイクが握られていました。
「園庭に行く時間だけど…」と、言わない限り部屋でずっと遊びが展開されるであろうこども達の遊びはそれぞれの場所でそれぞれの遊びが広がっている証拠でもあります。
k★y
Posted in 園のこだわり