◆6月5日(月)の子どもたち
2023年06月05日 月曜日
◆月曜日らしい日 (つぼみ)
お休みの子が多くて今日は3人です。
朝の受け入れ時、ふじ組との棚が開いて行き来が子ども主体となってから積極的に移動する姿を見るようになっています。
今までここにいたのに・・・と思っても、ふじ組の方に移動して遊んでいるのです。
逆にふじ組の高月齢の子達が今日は3人もつぼみ組の方に来ていて、自分の意思で遊ぶ場所を決めていることがわかります。
目的をもって自分の遊びたいことに向かう姿はこの先の成長が楽しみです。
午前寝をたっぷりした子がいました。逆に園庭遊びが始まってから眠ってしまった子もいました。
つぼみ組はまだまだリズム通りにはいきません。
それぞれが気持ちよく過ごせるのがいちばんです。 おかげでみんな給食はしっかり食べる事ができました。
レンガの道沿いに並んだプランター、今年もキュウリが元気よく育っています。
根本辺りに黄色い花が咲いているけど実をつけるにはまだ早いかなーと思って見ていると、〇ちゃんが茎から伸びた つる と戦っていました。
はじめは手でちょっと触ってみただけだったのです。でも元気な つる はビヨーンってはね返ってくるのです。
もう一度ちょっと触ってみた・・・ビヨーン の繰り返し。
少々困った顔になってきてしまいました。
日差しも強くなってきたので日陰の砂場に退散です。
砂場の土がしっとり固まっていたのでスコップで サクサク と柔らかくほぐすと、早速 「美味しそう」と手をのばしています。
今日こそ・・と見張っているものの、やっぱりいつの間にか口の周りは砂まみれです。
ふじ組や2歳児組の子達も加わって、サクサクの砂の周りは賑やかになってきました。
周りの様子を見ていたのか、同じようにスコップとバケツを確保して砂いじりを楽しみました。
誰かが持ってきた木の枝(葉っぱ付き)を同じようにフリフリ振ってみたり、ズリズリ移動して遊ぶので、入室時にはふじ組達と一緒に石鹸で手を洗いました。
廊下に近々始まるシャワーの準備が出ています。
今日の給食、フルーツはスイカでした。(つぼみ組はミカン)
いつの間にか季節が変わっています。(N・S)
◆じっくりと散策していると (ふじ)
園庭に出るとてくてくと探検に出かけたふわふわの○くんと☆ちゃん。一緒に出かけたわけではありません。でも行き先は偶然にも同じ方向でした。
二人が同時に足を止めたのは、アトリエゾーンの中でした。
台風の風で棚から飛んだのか、バケツの蓋が地面に落ちていてそこに水が溜まり葉っぱや砂がぷかぷかと浮いていました。
その状態が気になったようで二人でしゃがんでじーっと眺めています。
☆ちゃんは落ちている葉っぱを拾い、水の中に入れて何やら実験中・・・
いろいろと試しています。
その様子を見てから、○くんはまた別の場所へ行き、落ちている石を拾ったりと探索を楽しんでいました。
トランポリンの方へ行くとモミジバフウの実がたくさん落ちていました。
トゲトゲした見た目に興味を示す子もいれば、なんだそれ・・と後退りして触ろうとしない子。
○くんの手のひらにちょんと当ててみると、とげとげした感触に明らかに嫌そうな表情を浮かべます。
でもその場を動かず目線もモミジバフウの実に釘付けです。
何度かちょんちょんしているうちになんだかくすぐったいと笑えてきたようで、自分から茎の部分を持ちました。
そしてコンビネーション遊具からちょうど出てきたきらきらの△くんの服をちょんちょんとつついたのです。
ソフトタッチでしたが、何かされたと分かってニコニコの△くんを見て○くんも大満足のようで、足をジタバタしておりとても微笑ましい姿でした。
育子園の園庭には探索しているといろいろな出会いがあります。
子どもたちが見つけた面白い発見、気付き、小さなことも大切にしていきたいなと思います。
I.S
◆お休みの日の出来事 (きく・たんぽぽ)
週末の天気が嘘のような良い天気。昨日の気持ち良い天気が今日も続いてくれました。『今日はお外行けるねー!』と喜ぶ◯くん。雨の日の楽しさもありますが、やっぱりお日様が出ていると子ども達も嬉しさが沸き立つようです。
連絡帳を拝見すると、この土日で色々な場所へ行ったことや楽しかったことがたくさん書いてありました。こんなことしたよ〜等、ぽろっと話してくれる姿もあったので朝の集まりでお休みの日に何をしたかインタビューをしてみました。今日の5日にちなんで発表者は5人です。
誰かお話ししてくれる人はいないかと募ってみると、最初はまだ子ども達の中でイメージが湧いていなかった為にきょとんとする様子がありました。その中で△ちゃんが『はーい!』と手を挙げてくれました。皆の前へ出てくると一気に顔が赤くなり緊張感が漂っています。「お休みは何をしましたか?どこに行きましたか?」と聞いてみると『、、、。』もう心臓がバクバクしているのが伝わってきました。自分の言葉で話すのは難しそうだったので保育士が色々質問する中で『うん』と首を縦に振ったり『ううん』と横に振ってみたり…△ちゃんなりに頑張って答えてくれました。
△ちゃんの頑張りを見た皆はやっとインタビューのイメージが付き、そこからは次々と元気に手が挙がり始めました。
⬜︎くんはバスに乗ってお出掛けしたこと…☆くんは公園で太鼓橋をがんばったこと…◎くんはお父さん・お母さんと公園に行って楽しかったと教えてくれました。
どんなことをしたのか子ども達が思い出せるように、答えやすいようにと「誰と行きましたか?」等と保育者が思い出を引き出しながらも、保育者の問いをしっかり頭の中で整理して自分の言葉で伝えてくれる様子がとても頼もしさを感じました。また、発表する側だけでなく友だちの発表を聞く姿も笑顔が出たりとよく聞いてくれてるなーと感心しました。
今日はお休みの日の出来事を聞いてみましたが、他にも様々な発表の場を設けてみたいと思います。こういった経験をたくさんしながら自分の思いや考えを言葉で伝えるといった言葉で表現する力や相手の話に耳を傾け、理解したりという聞く力が更に育まれていったら素敵だなと感じました。
発表が終わったらみんなで拍手、とても素敵な時間でした。
K・E
◆くさ〜い (うみグループ)
新しい週が始まりました。
朝、子ども達に会うと「○○に行ってきたんだー!!」と嬉しそうにお休み中の出来事をお話してくれます。
そこで、今日は朝の集まりでお休み中にしていた事を数人に発表してもらいました。
「2回もプールに行ってきた」
「パパと自転車に乗って公文に行ってきた」
「おうちでプラレールで遊んだ」
「潮干狩りとプールに行ったんだ」
…など、一人ひとり楽しかった思い出を自分の言葉で発表することができました。発表したいという気持ちはもちろん、楽しかったことをみんなと共有したいと思える気持ちがステキだなと感じた場面でした。
朝の集まり後は、先週に引き続き実験あそびを行いました。今日使うものは、重曹・食器用洗剤・お酢・水・食紅です。これら全て混ぜてみるとどうなるのかという実験です。
子ども達にはあまり馴染みのない重曹を見てもらうと、
「白い粉!」
「塩?」
「片栗粉!(以前行った感触あそびを覚えていたようです)」
「お砂糖?」
…などと次々にそれぞれが知っているものの中から似たようなものを思い出して答えてくれました。
早速実験の準備に取り掛かります。
透明のカップに水と重曹と洗剤を入れてそーっとスプーンで混ぜていきます。すると、水がだんだん濁っていきました。色付けに食紅を少し加え、さらに混ぜていきます。これで準備完了です。
ここまではほとんど変化のない水溶液です。ここに、お待ちかねのお酢をドバーッと入れていきます。
その前に、お酢を入れたらどうなるかな?と子ども達に聞いてみると、「噴火するんじゃない??」と年長◯くんが答えてくれました。先週行ったお湯とベビーオイルと入浴剤の実験を思い出したようです。しっかりと子ども達のなかに記憶として残っているのだと感じ、嬉しく思いました。
◯くんの予想は当たるのか…
みんなでカウントダウンをして、お酢を入れていきます。
すると、お酢を入れた瞬間、◯くんが言っていた噴火のように、もの凄い勢いで泡が上へ上へと溢れ出てきました。子ども達も予想を上回ったのか大興奮です。同時に、お酢のすっぱいにおいが部屋中に充満し、驚きながらも「くさ〜い」と鼻をつまみ出す子ども達。においに耐えながら「もう一回!」という姿に思わず笑ってしまいました。
重曹(アルカリ性)とお酢(酸性)が混ざり合うと、泡(二酸化炭素)が発生するという原理を利用して、もう一つ実験あそびを提供してみました。色付きのお酢をスポイトですくって、重曹に垂らしていくと、垂らした部分がしゅわしゅわと泡立ちます。泡の音を聞きながら、色が混ざっていく様子や泡が小さくなっていく様子をじっくり見ながら楽しみました。色々な五感を刺激した実験となりました。
(M・Y)
◆お絵描き(にじグループ)
にじグループはお絵描きが好きな児がたくさんいます。描く絵はその子によってさまざまですが、大好きな家族を描いたり、お気に入りのマークやキャラクター、おばけを描いたり、色鉛筆を使ってたのしんでいます。
そんな姿から今日は、絵を描くために大きな紙を用意してみました。
画用紙の倍くらいの大きさのものを何枚もセロテープで貼り合わせ特大なものにしました。紙を貼り合わせる作業は年長女児数名が手伝ってくれました。
紙の準備が整うと、描きたい児が集まりクレパスでお絵描きタイムの始まりです。
いつもとちがい枠にとらわれないことで伸び伸びと描く姿が印象的でした。
友だちと協力して一つの絵を描く
友だちと同じものを並行して描く
自分の思いのままに描く
どんな描き方でも決まりはありません。いろんな楽しみ方がありました。
気温が高くなる予報の今日です。集まりでは、水の入ったコップをみんなで乾杯してから水分補給をしました。
“3.2.1 カンパーイ!”
とみんなで掛け声をしてから飲むと、なんだかいつもより美味しく楽しく飲めたようです。
水分補給の大切さを子どもたちに伝えながら、私たちも積極的に子どもたちの体調に気をつけていきたいと思います。
園庭では、先日植えた野菜の苗に花がついてることを教えてくれた児がいました。
菩提樹の実に花が咲いたことを教えてくれた児もいました。
花が咲くと誰かに教えてあげたくなる、そんな気持ち大切にしていきたいな、と思いました。
e.y
◆子どもたちの成長がみられる部屋あそび(そらグループ)
4月より部屋あそびが上手になっている子どもたち。
子どもたちそれぞれで工夫しながら遊んでいます。
まずはお店屋さんごっご。先週作ったかき氷屋さん、お団子屋さん、アイス屋さん、パフェ屋さんを引き続きやっている姿。「いらっしゃいませ」と声を掛け、注文が入ると作ったかき氷を削る機械でかき氷を作ってお客さんに渡しています。お客さんも、席に座りお友達と買ったものを食べながら「美味しいね」とほほ笑んでいます。
そして街作り。
段々街の中に必要な建物やお店がたくさん出来てきています。
朝から空き箱を持ち、何かを作りだすひまわりぐみの☆くん二人。自分の力で作っている姿を見ていると、「ねえ、あのお店のマークは?」と声を掛けてくれます。金曜日に出来なかったので渡すとコツコツと一人で作っていきます。お店の中は電気がなく暗い。じゃあどうすればいいか。前に作ったお店の電気は、黄色の紙だけ使って貼っていましたが今回は同じではく、素材を探しに歩き回る☆くん。黄色の毛糸を持って来て、毛糸と丸シールを使いました。前回と同じもので同じやり方ではなく、違うものを使い「これいいんじゃない?」と言いながらまた違う電気が出来上がりました。
お店も出来てきたので、実際街を作ってみながらあとは何がなくて何が必要かやってみたいと子どもたちから言ってくれたので、午後に子どもたちとやってみようと思います。
一つの空き箱で何が出来るのか分からない保育士も子どもが作っている姿を見て、「なるほどね」と思えることがたくさんです。子ども一人ひとりと関わっていくなかで子どもから学ばせてもらうこともあります。(Y.H)
Posted in 園のこだわり