◆6月2日(金)の子どもたち
2023年06月02日 金曜日
◆やる気元気(つぼみ)
今日は一日雨模様です。
最近ソフトマットを使って遊んでみようと触れる機会が増えていたのですが、今日はいつも遊んでいる遊びのゾーンに出してみました。動ける子達は存在に気付き自分で乗ってみようとしています。まだあまり動けない〇ちゃんはいつもおいてある場所までは保育者が連れて行っていたのですが、今日は近くにあった為自分で手を伸ばし「よいしょ」と力を入れて、つかまり立ちのようにいくかな?と思いきや、まだまだ力が足りないようです。そこでこちらが手を貸すと「よいしょ」と何とかつかまることが出来ました。いつもと違った感じで微笑んでいた〇ちゃんです。
ふじぐみがホールで巧技台の滑り台で遊んでいたので、アクティブな□くんを連れて行ってみました。初めはニコーっと満面の笑みでしたが、□くんより動き回るふじぐみの子達に圧倒されたのと、あまり行ったことのない場所にウルウルと涙が出てしまいました。保育室へ戻るとまたニコニコで遊び出し、保育室が安心できる場所になっているのだなと感じました。
育子園にはいろんな場所があっていろんな人がいることを知って楽しく生活できるといいなと思っています。
(K.E)
◆クレパスでお絵描き(ふじ)
雨の降る音を聞きながら、室内で過ごしました。
今日は、大きな模造紙を用意してクレパスでのお絵描きをやってみました。
クレパスの入っている箱を見せ「お絵描きする?」と声を掛けると、うん、うんと頷いて模造紙が広げられているあたりに座ります。
大きな模造紙に絵を描くのは今年度初めてだったので、はじめはなかなか描きだそうとせず、、、保育者がクレパスを持って「へびさんだよ。にょろにょろ~」と線を描いてみることに。そんな保育者の姿を見て、クレパスを握り始めた子ども達でした。
保育者と同じように「にょろにょろ~」と線を描いてみたり、園庭で黒板に絵を描く経験をしていたからか〇を描いてみたり、とりあえずクレパスを動かして白い紙に色が付いていくのを楽しんだりしていました。
クレパスのまわりについている紙を爪でめくり、紙をはがすことに夢中になる児もいました。「これはめくらないで~」と大人目線では思ってしまったのですが、その児にとってはこれも一つの遊び。「これはめくらないでね~」と言いながらその児がはがしていったクレパスの紙をテープで直していきました。そんな保育者の姿を見てか、途中から紙をはがすのをやめ、直す作業をじーっと見ていてくれました。
そのほかにも、クレパスを爪で削ってみたり、クレパスの欠片を指で潰してみたり、クレパスという素材がどのようなものなのか、研究しているような姿が見られました。
お絵描きを楽しむ姿もありましたが、クレパスというものに興味を持って試して遊んでいる姿がなんとも面白く思えました。
M.S
◆どんな姿も大切に。。。 (きくたんぽぽ)
雨がたくさん降りました。窓から外を見て、「あめ!」「あめ、ふってるねえ。」「あめ、ふってたんだよ。」と、こどもたちから色んな声が聞こえます。大人にとっては、憂鬱なことが多い雨も、子どもにとっては、長靴、傘、水溜まりなど、お楽しみがたくさん。恒例のお天気チェックでも、元気に「あめー!」とこたえてくれました。
雨が好きなお友だちが、たんぽぽぐみにやってきました。カエルさんです。皆がカエルの合唱を歌うと、ピョンピョンジャンプして、踊ってくれます。はじめは保育士が動かしてみました。「やってみたい人?」と聞くと、「はーい!」と手がたくさん挙がりました。
カエルは2匹しかいないので、順番に前に出て、カエルを踊らせてくれます。早くやりたい気持ちが強すぎて、まだ順番じゃないのに前に出てきてしまう子、はりきって前に出てきたのに、恥ずかしくてモジモジしてしまう子と、色々な姿があり、楽しいです。
雨じゃない日は大体外に出るので、朝はあまり、ゆっくりできないのですが、雨だと時間がたっぷり。色探しゲームを、初めてやってみました。赤、黄、青の色を順番に見せ、子どもたちにお部屋のなかにあるそれぞれの色を探してきてもらいます。
初めは、よく理解していなかった子も、保育士が個別に伝えたり、一緒に探すと、段々とわかってきて、2回目、3回目になると、はりきって探しにいきます。
○くんは、ブロックの中から黄色のキリンを見つけると、もう一匹の子どものキリンもわざわざ探して、親子セットでもってきてくれました。
△ちゃんは、赤い柄の包丁を見つけたのですが、全部赤じゃないから、これで合ってるの??と悩んでいる様子。
ここでも、色々な姿が見られ、どの姿も大切だなと感じました。
後半は、きくたんぽぽで一緒に、廊下で体を動かしたり、玉ねぎのスタンピングをしました。
玉ねぎは、皮を剥くところから。真剣な表情で指先を使って、丁寧に皮を剥いていました。目の前で玉ねぎを半分に切ると、「おー!」とちょっとした歓声。切った玉ねぎの断面に絵の具をつけ、ぽんと紙に押します。何重にもなった丸のスタンプが楽しくて、何度も何度も押して楽しむ子どもたちでした。
大盛況の野菜スタンプ、次はまた違う野菜で楽しみたいなと思いました。
(T.M)
◆笑顔もキラキラ (うみグループ)
ここ数日、子どもたちが意欲的に行なっているのがラインストーンを使った制作です。
保育士からの素材提供、アプローチに興味を示した児数人から始まった制作ですが、今では「やりたーい」と自発的に取り組む姿が多く見られます。
今日も、数人の児がそれぞれのペースであそびを選択し、満足の行くまで集中し取り組んでいました。
「キラキラのお手紙作りたーい」と目を輝かせやってきたのは、○○ちゃんと△△ちゃん。
お友だちが作った作品が制作意欲につながったようです。
「○○は、ここにキラキラならべるの」
「△△ちゃんは、ここにつけるー」と想像を膨らませながら笑顔で取り組む○○ちゃんと△△ちゃん。
分からないところを教え合ったり、互いの作品を一つひとつの行程で褒め合ったりと、それぞれの個性を認め合いながら楽しんでいました。
◇◇ちゃんは、折り紙で作ったハートのステッキにデコレーション。一つ、また一つとラインストーンを付ける度に「きれーい」「どんどん可愛くなる」「きっとキラキラのハートになるよ」とニッコリ笑顔。完成したステッキを想像しながら楽しんでいました。
楽しみ方や感じ方はそれぞれですが、今回の制作を通し、想像する楽しさや達成感、自信を持って物事に働きかけることの心地良さなど、たくさんの経験を得た子どもたちです。
(T.N)
◆台風くるよね?! (にじグループ)
6月になり、年中児のお当番活動がスタートします。
にじグループでは、ひと足先に今週から年中児にもお当番をお願いしてました。
そして、年中児も当番表を作ることにしました。年長児と一緒の自分の似顔絵が描かれた当番表です。
朝の集まりの前に年中児に声をかけて似顔絵を描いてもらいました。
「お顔描くー」
「⭐︎ちゃん自分のお顔描けるよ!でも丸は描けないんだぁ」
「まだ◯ちゃん0回だからなぁ」
「かわいい顔描こう」
「◇ちゃんさぁ、パパにお当番やったこと言ったよ」などお喋りしながらも似顔絵を描く姿がとても意欲的でした。
お当番活動に対して、年長児に負けないくらい意欲的な年中児。年長児も「ゆり組さんはデザートからだよね」と自分たちがお当番をやり始めた頃を思い出すかのように話す姿も微笑ましいです。
個性溢れるステキな似顔絵が出来上がったので来週より使っていきたいと思います。
朝の集まりの後は、「キャンプだホイしたい!」と子どもたちからリクエストがあったので、みんなでキャンプだホイをしました。歌に合わせて仲間が増えていく雰囲気、そして何よりも子どもたちが楽しそうにしている姿が微笑ましいです。「ハンカチ落とししたい!」と今度はハンカチ落としへ。「(ハンカチ落としたこと)教えちゃいけないんだよ!」「走ってー!」と子どもたち同士でルールを言いながらこちらも盛り上がっていました。
年少児も見よう見まねでゲームに参加する姿があり、異年齢で行える楽しさを改めて感じました。
先日の泡遊びしたものを紫陽花に見立てているところです。
そして、色とりどりの傘、かわいいカタツムリも出来上がり、にじグループのお部屋が梅雨の雰囲気で溢れています。
今日は泡アートを使って、雨の雫を作ってみようと思い準備しました。やりたい子が集まり、ブクブクブクっと沢山泡アートを作ってくれました。
出来がり次第、こちらもお部屋に飾っていきたいと思います。
「今日台風来るよね⁈」と子どもたちもいつも以上に今日の天気が気になるようです。今日のような雨の日が多く、ジメジメとしてどんよりした気分になりそうですが、室内の装飾と共に楽しく梅雨の時期を過ごしていきたいなと感じる今日この頃です。(O.Y)
◆本日開店! (そらグループ)
団子屋開店に向け準備をしている〇ちゃん。
「今日は何しようか」と声をかけると
「まだやらないよ」
「そっかぁ。いつやろうと思ってるの?」
「△くんが来てからかな〜」
—
「そろそろお店屋さん開けそうだね」
「お団子いっぱいつくったもんね〜」
「並べてみる?」
「△くんがまだ終わってないからさ。終わったら一緒にやろうかな!」
団子屋を準備する〇ちゃん。
かき氷屋を準備する△くん。
2人は同時期にそれぞれがお店屋さんの準備を始めています。売るものは違うけれど、一緒にお店屋さんを開く仲間意識が準備の中で芽生えたようです。
△くんはカメレオンの色を塗っています。
なぜ、かき氷屋にカメレオン?と思われると思いますが、そこにもちゃんと理由があります。
うみGの保育者にかき氷屋さんの絵本を借りました。
その絵本の名前が「カメレオンのかき氷」。
その名の通りカメレオンがかき氷屋さんを開いているお話です。
その絵本を見ながら準備をしてきた△くんには、カメレオンが必要だったのです。
(昨日の話)
早速、描き始めましたがなかなか上手に書けず必要も無いのに鉛筆削りで色鉛筆を削ったり、ボーッとしたりして時間が過ぎていきます。
そんな時に、「何やってるのー?」と☆ちゃんがやってきて〇くんに尋ねます。けれど、書けないのが恥ずかしかったのか、書けないからちょっとご機嫌が斜めだったのか・・・反応しない〇くん。
なので、代わりに
「カメレオンを描きたいらしいんだけど上手に書けないみたい」と代弁。
「ちょっとみせて・・・
これなら簡単だね、描いてあげようか?」
と☆ちゃんの天の声がしました。
絵が得意だということは知っていたので、もしかしたら〜の気持ちもありましたが、保育者がそこまで介入せずとも手伝う選択をしてくれた☆ちゃんは〇くんの救世主になりました。〇くんも「すごい上手だね〜」と機嫌も回復。
そんな色んな過程がありながらも・・
本日、団子屋さん&かき氷屋さんOPEN〜!
いらっしゃいませ〜と同時に列ができ売り切れになることもしばしば・・店員さんの2人は大忙し。
「(お客さんが)いっぱい過ぎるよ」とふぅ〜っと息を吐きますがその表情はいきいきしています。
2つのお店が開くと
「先生、やっぱりクッキーつくりたい」
(朝は、クッキー作りの主要メンバーの一人がお休みで来たらやると話していました)
「これ食べたらお刺身つくろうかな」
(昨日お刺身屋さんをやりたいと発表し明日来たら作ると話していましたが、なかなか作る熱が入らず違う遊びをしていました)
「だんごつくった〜」「かき氷作った〜」
(もも・ゆりの子が自分でも作れるクオリティーのものを見つけて作っています。ex:串に折り紙を巻き付けた団子・紙にかき氷の絵を描く)
などの声があがり、とまっていたお店作りが一気に動き出しました。
おままごとでもアイスとジュースを並べお店屋さんが始まりました。
開店初日は大繁盛で終わり、今後の展開が楽しみなくらいに大きな刺激をもたらしてくれました。
そらグループの遊びに新しい風がゆるやかに吹き始めています。
(I・K)
Posted in 園のこだわり