◆6月1日(木)の子どもたち
2023年06月01日 木曜日
◆砂の味(つぼみ)
ふじ組の子達との交流が進んで、よくお世話をしてくれる子が近づくと どこか嬉しい表情になるのです。
小さいながらも縦割り保育っぽい関係が見られる事がちょっと嬉しい姿です。
今お世話してもらっているつぼみ組の子達は、来年・再来年・・・もっと後かもしれないけれど必ず「手伝ってあげる」子になるからです。
そういえば今せっせとお手伝いしてくれる子は、去年2歳児クラスの女の子たちにいつもお世話してもらっていて、そのことを思い出します。
優しくされると優しくしてあげる子になるし、助けてもらった子は助けてあげる子になるから、今の関わりがすごく嬉しい姿なのです。
それにしても砂場の ある部分 の砂はよく口に入れてしまいます。
これはもしかしたら恒例なことかもしれません。
その ある場所 とは、ツリーハウスの角の辺りの一角です。
どうゆうわけかその部分の砂は口に入れてしまう事が多いです。だから注意して見ているのですが、いつの間にか口の周りは砂まみれ・・・になっているのです。
美味しいのか? 試してみることが出来ないのですが、人気のスポットです。
もう少し大きくなったら是非聞いてみたいところです。
そんな砂まみれの口を、ふじ組のお姉さんが拭いてくれました。
じっと見つめているからきっと気持ちよかったのでしょう。
保育園の生活は、ほのぼのが一杯です。(N・S)
◆大きなカメラ (ふじ)
保育室に、大きなカメラを持った見慣れない男の人が来ました。
興味を持って近づいて行き、遊び相手になってもらおうとする男児2人。何が始まるのか、不安になって泣いてしまう女児2人。
対照的な姿でした。
今日は、パシャライフの撮影が入りました。嬉しそうに笑った顔、ドキドキして泣いてしまった顔、いつも通り砂場で遊ぶ楽しそうな顔、虫に怯える顔、たくさんの子ども達のベストショットを撮影してくれていました。
公開を楽しみにしていてください。
保育士の姿をよく観察する子ども達。
砂場の固まった砂を、スコップで掘り起こす保育士の真似をして、小さなスコップを持ってくる○君。
伸びた枝を伐採する姿をじっと見つめ、「すごいねぇ」と呟く☆君。
砂場の遊び道具を運ぶ保育士に近づき、「よいしょっ」とお手伝いする※ちゃんと○ちゃん。
大人がしていることをよく見ています。そして、聞いています。
時々、子ども達から聞こえてくる言葉にドキッとさせられることもあるほどです。
真似をされても恥ずかしくない、そんな姿を見せられるよう日々を過ごしていきたいと感じます。
(M.C)
◆園庭遊びでの姿 (きく・たんぽぽ)
今日は一回目のパシャライフ撮影の日。カメラマンの人が保育室に入ってくると「だぁれ?」「これなぁに?」とカメラマンの周りに集まり質問攻めにしていましいた。「とれた?」撮ってくれた写真をチェック。普段から写真を撮られ慣れている子どもたちは、カメラを向けられるとポーズも決める姿もありました。自然な遊んでいる姿を撮りたいカメラマンさんは奮闘していました。
きくの朝の集まりでは、一人ひとりの名前を呼ぶと「はーい」と手を挙げたり声を出して返事をしたりと、反応がちゃんと返って来るようになりました。日々経験と成長です。
園庭あそびでは、たたきの所でよーいドンでかけっこをしました。「まてまてまて~」と保育士も一緒に走ると手を繋いでくれる○ちゃん。リードして走ってくれるのかと思ったら逆に引っ張ってとばかりに手を引いて走っていました。何度も繰り返してかけっこをしているうちに、だんだんと仲間が増え2人だったとところ6人程になり、「もっともっと」とリクエストがきました。
何度も走り息切れすると「暑い」「水飲みたい」とみんなで休憩タイムを設け。潤うとまた走り出す元気いっぱいの子どもたちでした。
固定車に乗ってバスを見ていた☆君と◎ちゃん。2人で道路を走っている車やトラックをみておしゃべり中。やはり1番テンションが上がったのがバス。「あ~」と見つけるとそれぞれが高いテンションでおしゃべりがはじまり、言葉は喃語でお互い通じなくても気持ちで話している感じで、バスに会えた喜びを共有しているようでした。
咲き残っていたツツジを見つけた◇くんと▽ちゃん。保育士がビニール袋を準備すると花を袋に、水を入れてモミモミ。どのようになるのか観察しました。あまり水に色は出ず色水あそびにはならなかったのですが、モミモミすることが楽しくてずっとモミモミ。友だちもその様子に気付き一緒にモミモミ。「こうしたらいいんじゃない?」「ちょっと貸して」とどうやったらいいか等自分たちの今まで経験を思い出しながら話し工夫していました。毎日虫取り網を持って園庭に行く子どもたち。自然物に触れながら沢山の経験をしています。
(K☆H)
◆五感を刺激する (うみグループ)
色や感触遊びの実験が続いているうみグループですが、今日は先日行った水と油の実験の続きをしました。
今日はお湯とベビーオイルに食紅を混ぜ、そこに炭酸入浴剤を入れていきます。
前回の実験後に泡が出たり色が変わる実験もしたいという声が上がったため、今回の実験へと繋がっていきました。
湯気が立っているお湯を見て「何やるの?」と期待の表情を見せます。
1つひとつの工程を子どもに順番に振り分け実験スタートです。
「水とオイルだけでも少し泡が出るね」
「水と油は混ざらないんだよね」
前回の実験で覚えたことを確かめるように話す子たちがいます。
ゆっくり食紅が溶けていく様子に笑い声が起こりました。でも本番はここからです。
最後に果物の香りの炭酸入浴剤を入れるとブクブクと泡が噴き出し、途中から泡がコップの中から溢れ出してきました。それを見て大歓声が起こり「どうしてこうなるの?」と不思議で堪らない様子です。
その結果を見て「早く次もやってみよう」と意欲が更に刺激されたようでした。
入浴剤は数種類の色と香りがあるため、何の果物の香りなのか、食紅の色と入浴剤の色は混ざるとどうなるのか等、実験を進める度に子どもたちの中に次々と色々な『?』が生まれていきました。
その『?』に沿って次の実験が行われていき、目や匂いで感じる不思議さをたっぷり楽しむことが出来たようでした。
終了と同時に他の遊びを楽しんでいた子たちも興味を示してやってきました。
「次はもっと泡がいっぱいにするにはどうしたらいいかな~」と年長児たちが考えていました。
次回に繋げていきたいと思います。
O・Y
◆小さな先生、ありがと!(にじグループ)
昨日のバブルアート。あじさいに変身するとのことだったので、カタツムリ制作を用意してみました。花紙を4色支度して、3色選んでもらいました。色とりどりに選ぶ子もいれば、3色同じ色にする子も…組み合わせはそれぞれです。花紙をくしゃくしゃと丸めて、くるくると巻いてカタツムリの甲羅をイメージしました。工程をよく聞いていてくれた⚪︎ちゃん。自分の分をやり終えた後もみんなの様子を見ていました。
「カタツムリつくってるんだぁ」と興味を持って見に来てくれた子に説明もしてくれます。
助かります。
制作中も私の手が間に合わないと、
「ここは、くしゃくしゃってして…」と変わりに説明もしてくれます。
助かります。
そのうちに、
「せんせー、⚪︎ちゃんがつくりかた
みんなにはなそうか?」
ついに、先生も変わってくれると言ってくれました。
頼もしいです。制作を始めた時は、色々と説明しながら進めていきましたが、2回、3回と説明するうちに
子どもたち同士で教えあうようになっていきました。
私は目玉は支度していなかったのですが、子どもたちから目をつけたいとのリクエスト。表情も自分たちでつけました。活動を進めていく中で、子どもたちの色々な姿を見つける事ができました。カラフルな甲羅を背負ったカタツムリを保育室に飾りたいと思います。U.A
◆野菜を感じる遊び (そらグループ)
今日も街づくりと、先日に引き続き団子屋さんやかき氷屋さんごっこの造形遊びが展開されています。
部屋の一画では野菜スタンプの場所を設け、「やさいのおなか」の本を読んだ後にスタンピングを楽しむワークショップの様な活動も展開されています。
朝の時間に野菜の準備をするとすぐに駆けつけるこどもたちは観察力に長けていると思います。
匂いや音や色彩、そして「何かの予感」という第六感が今日も研ぎ澄まされています。
野菜の形や中身、匂いに感動するこども達。
保育者と一緒に包丁で切ってみると、
「家でもやってるよ」と教えてくれました。
スタンピングは、ディスプレイの様に並べたり、重ねて色の混じりや形の重なりに「見てみて」と感動を共有してくれます。
スタンピングの後は、ナイフとフォークで切ってみる事にしました。
「これやった事ある」
「サイゼリヤ」
「レストランで使ってる」
と外食の出来事を思い出して教えてくれました。
今度は何の野菜が良いかな?と尋ねると、ブロッコリーが良いと返ってきました。
「匂いがやだ」というこどもも多かった為、次回はフルーツを検討したいと思います。
k★y
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