◆6月30日(金)の子どもたち
2023年06月30日 金曜日
◆一緒にいたい存在(つぼみ)
今日も園庭で遊ぼうとテラスに出るとポツリポツリと雨が降ってきたのですが、木の下なら雨を凌げそうだったので、園庭に繰り出して行きました。
やはりローラー滑り台に集まってくるつぼみ組の子どもたち。つかまり立ちするのにはちょうどいいようです。
しばらくすると、雨が本格的になってきたので、テラスに移動してシャボン玉をしたり、体を動かして遊び、食事前にシャワーを浴びてさっぱりしました。
食後のひと遊びも、やっぱり一か所に集まってくる子どもたち。
まだまだ一人遊び中心なので、集まっても同じ場所で同じ遊びをしている感じではあるのですが、いつも一緒にいる友達が気になり、近づきたくなるのかもしれません。
子どもたち同士で一緒に遊ぶことはもう少し先の話ですが、【一緒にいたい】【一緒にいると安心】と思える存在になってくれるといいなと思います。
そして、保育士も同じように思ってもらえる存在になれるよう、同じ時間を共有していきたいと思います。(E.Y)
◆「もういいかい」「まぁだだよ」のかくれんぼ (ふじ)
今日は体調不良での欠席が多く、18名と少人数での保育となりました。
朝からなんとなく不安定な空模様です。それでも、ミッキー体操が終わると「いこ-う」と嬉しそうに園庭に向かう子ども達の姿がありました。
園庭に出るなり、ポツポツと降りだした雨。
「あめだねぇ」と両手を差し出して雨を確かめていた○ちゃんと☆君。梅雨の雨をしっかりと感じていました。
ポツポツの雨くらいだと、緑いっぱいのいくじえんではほとんど濡れません。
砂場、黒板の前、ハンモック、ログハウスの中、雨の当たらない場所を見つけながら20分ほど戸外遊びを楽しみました。
早めにシャワーを浴びて室内遊びも満喫しました。
廊下では、「うずらちゃんのかくれんぼ」「ねないこだれだ」の絵本を楽しみました。
そこから始まったおばけごっことかくれんぼ。
「もういいかい」「まぁだだよ」
「もういいかい」「もういいよ」
保育士との掛け合いも上手です。
しばらくすると、子ども達だけで「ばぁー」と楽しむ姿も出てきました。
ゆったりとした空間での言葉のやりとりを通し、言葉の成長に繋がるといいなと思っています。
やりとりがますます楽しみです。
(M.C)
◆ジュージューピーマンと、モミモミキュウリ (きく・たんぽぽ)
今日は今にも雨が降り出しそうな曇り空です。降り出す前に園庭に出ることにしました。
予想通り、しばらくするとポツポツと冷たいものが落ちてきました。ミストのような雨だったためか、雨だから中に入ろうという気持ちではなく、雨だ、走ろう!という気分になった子ども達。保育者がお尻に黄色いしっぽ(リボン)をつけると、しっぽを取ろうとして走って追いかけてきました。最初にしっぽをゲットした〇ちゃんがそのしっぽをつけて、鬼交代です。今度はみんな○ちゃんを追いかけます。しっぽ取りの鬼ごっこ遊びのルールも、少しずつ解ってきていて、だんだん長く遊ぶことができるようになってきました。
走りながら樹の下に入ると、地面が乾いていることに気が付きました。園庭には大きな木がたくさんあるので雨宿りしながらのんびりしたり、小雨の中を走ったりと、梅雨ならではの天気を楽しむことができました。
ベランダの菜園のピーマンが、このところの暑さの中で元気に育っています。食べ頃を迎えた4個のピーマンと1本のキュウリを
調理して試食することにしました。
ピーマンを切ります。中に入っていた種の部分とピーマンのへたの部分を、匂いをかいでみたり触ってみて観察してみました。へたを頭にちょこんと乗せて帽子にしていたオシャレさんもいました。
フライパンに油を入れて、ピーマンを入れると、、、ジュー、ジューとピーマンの炒められる音が響きました。子どもたちの耳と目が一斉にフライパンに向けられるのがわかりました。
それからいい匂いがふわーっと漂ってきました。ピーマンの砂糖と味噌炒めができあがりました。音と匂いの効果もあり、すぐに食べてみたい、という子ども達でしたが、出来立てのアツアツだったので、このあとの給食の時のお楽しみとなりました。
輪切りにしたキュウリと塩を袋に入れて、モミモミモミ。子どもたちがリレーをしながらみんなでモミモミして塩もみキュウリをつくってくれました。こちらはすぐに試食でき、おいしそうに食べる姿が見られました。野菜が苦手な☆ちゃんも、よく噛んで味わっていて驚きました。
みんなで育てている野菜たち。たくさん実って、収穫して、楽しく食せるようになってほしいなと感じました。(F.S)
◆心の成長(うみグループ)
今日は〇ちゃんママが保育士体験に来て下さいました。子どもたちはママ先生、パパ先生が大好きです。〇ちゃんや子どもたちの嬉しそうな表情が全てを物語っており、素敵な笑顔をたくさん見ることが出来ました。今後も保育士体験をお待ちしています。
今日は残念ながらプールには入れませんでしたが、子どもたちは好きな遊びを選んで楽しんでいました。
年長の女の子たちはトランプのスピードや7並べを最近よくやります。勝ち負けがあるトランプですが、以前と比べ年長女児たちに変化が見られました。
負けると泣いたり悲しい顔をして保育者を見つめ、自分の気持ちを訴えることが多かったのですが、負けた悔しさは表情に現れているものの、泣いたり悲しい顔をすることなく「負けちゃったよ。くやしい」と言いながら笑っていました。そして気持ちを切り替え次の勝負をおこないます。☆ちゃんは続けて負けてしまいましたが「じゃあ次はこっちのゲームにしよう」と声をかけ、気持ちを新たにしていました。
これまでは負けると誰かしらが気持ちを引きずり、勝った児が申し訳なさそうにするといった姿もあったのですが、勝っても負けても清々しい表情を浮かべる子どもたちを見て、また1つ成長を感じることが出来ました。
その他にも子どもたちと生活する中で、いつのまにか出来るようになったこと、また、しなくなったことなど心の成長や変化に驚かされることがあります。この気付きに立ち会えることは私たち保育者の喜びの1つです。
思い通りにならないと泣いていた年少児の気持ちの切り替えの早さや、絵本や玩具を譲り合って遊ぶ年中児たちの姿など、たくさんの変化や成長をこれからも見守っていきたいと思います。
O・Y
◆お店屋さんみたいだね(にじグループ)
今日も年長児はホールにてお楽しみ会に向けて諸々進めています。
また、気持ちを高めて戻ってきた姿はお楽しみ会に向けてのワクワクを感じます。
保育室では、
「年長さんは何をしてるんだろう…」と興味を持っている子もいます。そんな期待感も大切にしていきたいなと思っています。
保育室でいつもの遊びが盛り上がっている中、ペットボトルでボーリングを支度しました。
準備していると
「なにするの?」
と一緒に支度を手伝ってくれます。
空のペットボトルに少しだけ水を入れて、重りがわりに。
ここまでいれてね。とマジックで線をいれて渡すと、自分たちで調整していました。机に置かずに水の量を確認していた子どもたち、
机に置いて、もう一度水の量を見てみると
「あれ、さっきとちがう!!」
何度も繰り返し…
「わかった、机に置かないとわかんないんだ」と気がついています。
「置くと水がゆらゆらする」
「待つしかないよね」
それぞれに、目盛まで水を入れるという事に色んな工夫をしてやり遂げました。
ペットボトルボーリングがはじまると…
倒れたら、また立てる人がいるねとはじまり…
倒れたペットボトルを立てたい人
ボーリングをしたい人で別れて楽しんでいます。
「なんか…お店の人みたいだねー」
「わぁ!お店やってみたーい」
子どもたちのやりたい気持ちがあふれてきました。
ボーリングでは、どうしたら全部倒れるかな…と考えてます。
友だちの投げたボールがペットボトルに当たって倒れるのを喜んだり、また、倒れないと一緒に悔しがったり…
一緒に楽しんでいました。
そんな経験ができた一日でした。
U.A
◆宝はどーこだ。協力は大切(そらグループ)
今日はゆりぐみがプールの予定でしたが、午前中雨だった為入れず、お部屋でゆっくり過ごしました。
保育者がタックシールで星の型を切っていて、切った後の星型の枠のシールを捨てようとしていたところ、ひまわりぐみの女の子たちが「あ、星だ。使っていい?」と言い。子どもたちが捨てようとしていたその星型の枠を、色鉛筆でなぞったり塗ったり、シールなので、はがして貼ったりと再利用してくれます。保育者が思いつかないような発想を子どもたちから生み出してくれるので、保育者も勉強になります。
ももぐみとゆりぐみで宝探しをしました。
いつもは頼りになるひまわりぐみも一緒に行っていましたが、今日はひまわりはひまわりだけの特別な集まりをやっていたので、ももとゆりだけでの協力が必要です。
二回戦やりましたが、ももゆり両方中々見つからず、7個の宝を6分かけて一生懸命探していました。
見つけた時の嬉しそうな姿、自分の手で宝を取れなかった悔しそうな姿、一緒に手に取って見つけ協力している姿、色々な姿が見えます。
そして、手に取って見つけた人は前に出て、どこで見つけたか発表してもらいました。一人ずつ聞いていきます。的確に場所を答えられる子。一生懸命探して見つけた時のあまりの嬉しさにどこで見つけたか忘れてしまう子。ももぐみの☆くんにも、どこで見つけたか聞いてみました。「四角いあるやつであるところにあった」と。一生懸命答えようとする姿。見つけたことへの喜びが伝わりました。(Y.H)
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