◆5月29日(月)の子どもたち
2023年05月29日 月曜日
◆久し振りの(つぼみ)
先週は体調を崩していた子ども達ですが、今日は全員登園することができ、久しぶりの全員集合となりました。
天気は雨の為室内遊びとなりましたが、病み上がりの子や休み明けなのでゆったり室内で遊ぶことにし、今日はふじぐみまで開放したのですが、保育士が行くまで様子を伺っていたり、自分から進んで行ってみたりの子ども達でした。いつもは手前で止まってしまう子もおひさま広場まで行って肋木の滑り台に上ってみたり、プチ探検をして楽しみました。
(K.E)
◆子どもたちのアンテナ(ふじ)
今週がスタートしましたが、あいにくの雨。
咳や鼻水が出ている児が多いので、ゆったり室内で過ごしました。
前回の室内遊びのようにつぼみ組の保育室からおひさま広場の空間を繋げて、自ら好きな遊びが出来る環境設定にしました。
保育者がおひさま広場を開放する準備をしていると、そんな姿にいち早く気づいて扉の前にスタンバイする児がいました。まだ遊べないのか、、、と分かると一旦扉の前から離れて玩具の元へ戻る児もいますが、根気強く扉の近くに待機する児もいます。何気ない時間でも一人ひとりその子らしい行動が見られて面白く思います。
もっと体を動かして遊びたそうな児が見られたので廊下でも遊びました。
ここでも子ども達のアンテナは素晴らしく、友だちが廊下に出ていく姿に気がつくと、「私も!」「僕も!」と保育者にアピールします。
1か月前まで涙を流して、遊ぶどころではなかった児が「僕も遊びたい!」と手を伸ばしている姿を見ると嬉しい気持ちでいっぱいになります。
M.S
◆雨の日でも (きく・たんぽぽ)
今日はあいにくの天気ですが、変わらず、元気いっぱい。お部屋ではお絵描き、シールあそびをしました。お絵描き、シールあぞび共に色とりどりの色を使ってきれいに描いていました。お絵描きでは、「アンパンマン「丸の内せん」「ばいきんまん」とバリエーションが増えて沢山書いて上手に描けるようになっていました。シール遊びでは、台紙から器用に剥がしてペタペタ貼って楽しんでいました。
廊下ではロフトによじ登ろうとして挑戦する児がいっぱいでした。よじ登れなくて困っていると感じると、自然と後ろからお尻を持ち上げて、助けようとする姿が至る所でみられました。S/A
◆雨の色 雨の音 (うみグループ)
今日も登園すると「絵の具して良いですか?」と何人かが聞いてきました。
「何か絵の具でやりたいな」と話す子もいます。
今日は絵の具をスポイトで垂らして雨を表現してみました。画用紙に傘をさしている子どものシルエットを貼って上からガードし、そこに絵の具を垂らしていきます。
絵の具は今まで子どもたちが調合して作ったもので、さらにその絵の具を混ぜて自分のイメージに合った色を作って垂らす子もいました。
「これは甘い雨だからピンク色なんだよ」
そんな言葉も聞こえてきました。
垂らした絵の具が枝分かれしていく様子に関心を示した年中〇くん。「2つに分かれた」と不思議そうに見つめ、次はどんな風に流れていくか何度も試していました。
枝分かれしなかったり途中で止まったりと、思うようにならなこともむしろ楽しく「どうしてこんな形になるの」と笑い声をあげていました。
その後の集まりで作品を見せると「〇君の雨はシトシトって感じだね」と年長☆くんが呟きました。
そこで今日行った9人の絵をみんなで見ていき、どんなイメージかを共有してみました。
「傘の上に雨が溜まってるから『ドバドバ~』の雨かな」
「横に流れてるから『ビュービュー』だね」
「ジャージャー」
「ザー、ゴロゴロビッチャンの雷っぽい」
「晴れたら虹が出てきそうな雨」
「ゴー、台風になりそう」
「ボトンボトン」
「ザーザー」と、垂らした絵の具を見ながら1つひとつ感じたままを言葉にしていました。
「今日の雨の音は何だろう?」
「今日のはポツポツかな」と窓の外を見に行く子もいます。
色や音を感じ、見たまま感じたままを表現する子どもたちの素敵な感性に触れ、雨が降ることを楽しく感じられました。
また子どもたちと一緒に楽しい色や音を探していきたいと思います。
O・Y
◆豆苗できたよー (にじグループ)
朝からの雨模様。今日は、保育室でのんびり過ごす事になります。
登園した子どもたちから、
「豆苗がー!!」と驚きの声がたくさん聞こえてきていました。
そうなんです。この週末でぐんぐん伸びて、食べ頃をむかえました。
どんな味で食べる?と子どもたちの会話も弾んでいました。
「しょうゆがいいんじゃない?」
「さつまいもの味ってできるかなぁ」なんてユニークな発想も。
フライパンを温めて、
ジューといい音が鳴りました。
わあーと歓声が上がります。
「美味しい音ー」
なるほど、美味しくなる音ですね、素敵な感性だなと思いました。
豆苗は、塩としょうゆ、さらっとみりんで味つけました。
給食の献立に出てきていたら、
「ちょっとにする…」と聞こえてきそうですが、
ほとんどの子が「食べてみる」と口にしていました。
最後に味付けに使った塩を紹介しました。塩だけでほんの少し味見をしてみました。
「しょっぱい!!」
「さっきと違う!」
と味の違いにも触れ発見していました。もっと食べたかったなあとリクエストもありましたが、今日はもうなくなってしまった事を伝えると
「じゃあ、また育てよう」と意見があがりました。次回も楽しみです。U.A
◆猫見たの (そらグループ)
「◯君も◯ちゃんも休み?◯君は?」
こども達の残念そうな声が聞こえてきました。
「僕も咳が出るの」
「私も」
「お休みの時お熱だった」
こどもは正直なので何でも包み隠さず話してくれます。
そこにどれだけの信憑性があるかは分かりませんが、数ヶ月前の出来事を昨日と言う事もある為、
「あら、大変、熱を測らなきゃね」
と真実と現実を確かめる唯一の方法を提案します、
誰か一人の熱を測ると、
「◯◯も熱いけど測らないの?」
と言います。
ここぞとばかりに測ってもらおうとするこども達。
「36.8ぶ。平常運転でございます」
熱がない事を知ると、元気に遊び出すこども達。
大人もこどももも同じであるとその姿を見て感じます。
朝の時間はアリの観察やダンゴムシの観察にひとだかりが出来ていました。
「ダンゴムシさん、うんちいっぱいしすぎだよ」
「ダンゴムシさん、四角のうんちするんだよね」
「こんなチビっこいダンゴムシは僕が捕まえたやつなんだよね」
「アリさんが死んでる」
「死んだアリがアリのお家の奥にいるんだよほら」
よく観察しているからこそ言葉に自信と確信を持っている様に感じます。
「お休みの時ね、遊園地行ったんだよ?」
「花屋敷?」
「うんそう」
「虫のガチャガチャしたらカブトムシが出てきちゃったんだよ。」
「虫のガチャガチャあるよね」
「あと、お化け屋敷行こうと思ったんだけど、お休みだったんだよ。」
※本当に花屋敷かもしれません
「先生あのね、私ね…猫何度も見たことがあるの…」
というこどもがいました。
きっと私だって何か話したいなぁと思っていたのかもしれません。
猫を何度も見た事がある事に対してのアンサーが「先生も猫は何度も見た事があるなぁ、どこで見たの?」です。
それに対するアンサーが、
「猫はどこにでもいるよ」
でした。
アリやダンゴムシを観察している時にたわいもない話が出来る事も成長の様に感じます。
自分の事を話してみる。
どんな事でも良いです。
悲しかった事でも楽しかった事でも、人の事でも良いです。
今日保育園どうだった?の前に、今日、ママのお仕事ではね…今日、パパの会社ではこんな事が…と話してみるのも一つの方法かもしれません。
そんな何気ない会話をしながら朝の時間を過ごしていきました。
それぞれのゾーンで集中して遊ぶこども達。
LEGOの机で並ぶ四人組がごっこ遊びを展開しています。
構成遊びゾーンでは異年齢混合で遊んでいます。
朝の集まりの後に、ゲーム遊びや、造形遊びを用意していたのですが、各ゾーンでの遊びが途切れなかった為、ランチ前に行う事にしました。
「むすんでひらいて」の替え歌を3つほど作り皆で大笑いした後、すぐにランチが届きました。
午後も室内遊びが予想される為、さまざまな活動を提供出来たらと思います。
k★y
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