◆5月26日(金)の子どもたち
2023年05月26日 金曜日
◆気になるなぁ(つぼみ)
少しづつふじ組との交流が増えてきたつぼみ組の子どもたち。
特に一緒のスペースで過ごしているふわふわチームの子どもたちは、気になる存在のようで、近くで遊んでいると、よく様子を観察しています。
今日も園庭で遊んでいると、◯くんが近くにいるのを見つけ、何してるのかなぁと目が釘づけになっていました。
「どうやるのかな?」「こうやって使うの?」と、子どもたちなりに色々と観察をしているんだと思います。
室内では、わくわくチームやきらきらチームの子どもたちがお世話をしたり、玩具を譲ってくれたりと可愛がってくれます。
身近に気になる友達に囲まれて、日々心も体も大きく成長をしている子どもたちです。(E.Y)
◆それぞれの思い (ふじ)
園庭に出て、まず大人気なのが砂場です。
保育者が玩具のカゴが乗っているラックを持ってくると、カゴをラックから取り出す前にいち早く玩具が欲しくて身体を中に入れながら手を伸ばします。
カゴをラックからおろすとカゴの周りに座り込み何個も手に取り、色や形もよく見て選んでいるようです。
好きな玩具を手に取り嬉しそうな子どもたち。
赤いスコップを取ったきらきらの○ちゃん。隣にいたわくわくの□くんもそれが欲しかったようでスコップの取り合いになりました。
まだカゴにはたくさんのスコップ、もちろん同じものも入っていますが、お友だちが持ったものは更に魅力的に見えるのです・・。
お互い譲らずスコップは□くんの手に。
悔しかった様子の○ちゃんは、足をジタバタさせ、欲しいと必死にアピールしています。
声を掛けようか様子を見ていると、○ちゃんの気持ちをなんとなく察したような□くんは、カゴの中から代わりのスコップを取り○ちゃんに差し出しました。
差し出したのは黄色いスコップ。
ちがうちがうと首を振る○ちゃん。
次は青いスコップ。それもちがうと首を振ります。
そして赤いスコップ。取り合ったものと同じです。
ふと固まる○ちゃん。もらおうか悩んだのかもしれませんが、取り合いの時の悔しさもあったようでそのまま受け取ろうとはしませんでした。
「お〜〜・・」「ん〜・・?」と□くん。
いらないのかなぁ・・?そんな素直な気持ちも感じられました。
それぞれの思いがあるのでもちろんまだまだうまく交じらないことがあって当然です。
でもその中でも相手の思いを感じとっている行動にすごいなぁと感じます。
思いを汲みとりながら、お互いがお互いの気持ちを知っていけるよう関わっていけたらなと思います。
I.S
◆今日もたくさんの笑顔。(きくたんぽぽ)
今日は赤チーム2回目の散歩に行き、青、黄色チームは園庭でたっぷり遊びたいと思います。
青と黄色チームは2回散歩に行ったとはいえ、赤チームと散歩に行きたくなるかな?と思い、こっそり赤チーム一人ずつに声をかけながら、ホール前に集合。み仏様にご挨拶をして出発しました。
今回も「歩きたいひとー?」と子ども達の自主的な気持ちを尊重しつつ順番に手を繋いで歩く子、散歩カーに乗る子に分かれて行きました。
今日の行き先は本五ふれあい公園です。道中にぎやかに、そして歩く子の足取りも軽いこと。
工事中の様子や工事車両にも興味津々です。音にも敏感で、「なんの音?」「なんか聞こえたー!」と様々な反応があり、それを言葉に表せているのも赤チームの成長を感じさせます。
手作りの双眼鏡を首から下げ、音がする方向、気になるものがあると双眼鏡を覗き込んで見ている△君。今回の散歩のはりきり具合が嬉しく感じました。
公園に着き、約束事を皆で確認し、遊び始めました。
前回遊んだことを覚えていたのか、この前見つけた木の実を再び見つけた◯君。前回は青い実だったのですが、今回は赤く変化していました。つぶしてみるとじわっと紫色の汁が出てくるのも面白くて、次々実を集めては汁の面白さを体感することが出来ました。
公園にはちょうちょなどの虫もたくさん飛んでいました。虫取り網を持って、広い公園内をたくさん走って追いかけました。「ちょうちょを捕まえる」というよりも、「ちょうちょさん、良かったら網の中に入ってきて」というような子ども達のスタンスが微笑ましく思えました。
しゃぼん玉も盛り上がり、程よい風に吹かれてしゃぼん玉が飛んでいく様が心をウキウキさせてくれます。しゃぼん玉も追いかけながら、今日はたくさん身体を動かした赤チームでした。
青と黄色チームは、築山近くにあった実を発見し、イガイガのように見えて、触るとふわっとした不思議な感覚を楽しんでいました。
今週はたっぷり身体を動かして遊べた一週間でした。
I.Y
◆栽培&感触あそび (うみグループ)
二階のベランダにあるプランターが空いていたため、今日はみんなで夏野菜のひとつであるゴーヤを植えることにしました。
早速、土を取りに行くことに。ゴーヤと聞いて、「やった〜!〇〇くんゴーヤ好きなんだ」と嬉しそうに教えてくれた年長◯くんを筆頭に「一緒に行く!」と志願してくれた年少児数人で園庭奥にある倉庫まで取りに出かけました。
普段は入ることができない場所のため、秘密の探検のようでウキウキしている様子が何とも微笑ましいです。ちょっぴり特別感を味わいながら、協力して無事に土を運んでくることができました。
みんなでプランターに土や肥料を入れ、ゴーヤの苗を植えるところまで行いました。収穫の日を楽しみに、これから子ども達と水やりをしながら大事に育てていきたいと思います。「何にして食べようかなぁ」と今から食べるのが楽しみな様子の子ども達でした。
園庭では、片栗粉を使って感触あそびを楽しみました。まずは、粉だけを触ってみました。
「さらさらしてる」
「ちょっとすべすべする」
「気持ちいいね〜」
「(強く押すと)固くなるよ」
…と色々な感想が飛び交います。粉だけでも十分楽しんでいる子ども達でしたが、水を用意すると「入れてみよう!」と待ちきれない様子です。少しずつ水を入れ、かき混ぜていきます。
すると、「わー!!固まってきた!」と粉から固体へと変化していく様子に驚く子ども達。さらに水を加えると、「とろとろになったよ!」「牛乳みたい」と興奮気味です。
スプーンですくってとろ〜っと垂らしてみたり、手でギュッと固く掴んでみたり押してみたり…と片栗粉の不思議な感触に夢中でした。粉が多いと固まり、水を多く入れるととろとろになる原理を少しずつ理解してきた子ども達は、「粉もう少しくださーい」「水入れてくださーい」と次第に自分たちで分量を調節していく姿も見られました。
最後は絵の具も混ぜて、満足のいくまで感触あそびを楽しみました。今後もさまざまな感触あそびを提供していけたらと思います。
(M・Y)
◆散歩に行きました(にじグループ)
今日は今年度初めての散歩に行きました。
行き先は、大聖堂です。
朝の集まりでムーミンの紙芝居で交通ルールの確認をしました。
•右見て 左見て もう一度右を見て
•手を挙げてわたる
年中、年長児にはすっかり馴染んでいます。
年少児には、どの年長児と手を繋いで歩きたいか選んでもらいました。
少し照れくさそうにしながらも、大好きなお兄さんお姉さんのところにいく年少児。選んでもらって嬉しそうな年長児。年中児も年長児のお兄さんお姉さんと手をつなげて嬉しそうにしたり、年中同士で手を繋げる喜びも感じられました。散歩のペアが決まり、みんなで出発です。
紙芝居で信号機や横断歩道をみていたので、
「ここ横断歩道だよ、そこにもあるし〜」と年少◯君。
交通ルールを意識している姿が見られ嬉しく感じます。
「ここ(街路樹)お化けの道だよね」
「歩こう〜歩こう〜わたしは元気〜」
道中は色んなものが子どもたちの刺激になり、歌も口ずさんでしまうほど。そんな中でも時折、「手をあげるよ」「端っこだよ」とペアを気にかけてくれる姿が頼もしく感じられます。
大聖堂に到着しお決まりの波羅蜜橋ダッシュ。
一生懸命に坂を駆け上がり、ゴールの保育士のところに飛び込んでいく年少児。
「よーい、、ドン」を聞く前に走り出そうとする年中児。
「負けないから」とやる気に満ちている年長児。
子どもたちの笑顔が1番溢れる瞬間です。
そして、み仏様にご挨拶をしました。
「にじぐるーぷです。今年1年間、仲良く元気にがんばります。よろしくお願いします」とお伝えできました。
「(み仏様)笑ってる」
「(み仏様の)声が聞こえた」と子どもたちなりにみ仏様を近くに感じているようでした。
ご挨拶の後は、波羅蜜橋で自由遊び。
「氷鬼しよう」とすぐに鬼決めが始まりました。
落ちているお花を拾って集めたり、追いかけっこしたり、久しぶりに広いスペースで思いっきり身体を動かしました。
「のど渇いた〜」水分補給をして、園に戻りました。
「もも組さん守ってあげてね」という保育者の呼びかけを聞いて年少児を壁側にしてあげる姿が見られたり、帽子を被せてあげたり。ふとした瞬間に年長、年中児の優しさが見られました。優しさの連鎖が子どもたちの触れ合いに繋がっていけると良いなと感じます。(O.Y)
◆子どもたちのアイディアでこんな街を作りたい (そらグループ)
街づくりがブームであるそらグループ。
昨日からまた新しい街を作りはじめました。どんな街にしようか子どもたち同士で考えます。
作っていくとどんどん色々なアイディアが。
ゆりぐみの☆くん、「ここ公園にした方がいいんじゃない?」ひまわりぐみの☆くん、「じゃあ、ブランコと滑り台がいるよね?」、ゆりぐみの☆くん、「ブロックでブランコは作れるけど滑り台はないよ」、ひまわりぐみの☆くん、「僕、ラキューで滑り台作ったことあるから作れるよ」と。公園作りだけで、こんな会話が生まれます。
この子どもたち同士の会話が聞けるのも保育者として一つの楽しみなのです。
さっきまで一緒にやっていたひまわりぐみの☆くんがいなくなり、どこ行ったのかチラッと見てみると、なんと・・・。
街の中に作りたいものを段ボールや紙で大きな駅や家を作っていました。
子どもたちのリクエストで「陸橋もあったらいいよね」と話していて、どうやったら街作りが発展して子どもたちが満足出来て子どもたちでの達成感になるんだろうと。
そして陸橋も作りたいとのことだったので、コンビニ、道路標識、スーパー、みんなが大好きなオオゼキ等のロゴを印刷し、段ボールや空き箱で作ったものに貼るといいかなと思い、印刷したロゴを今日持って行き、街作りをしている☆くん二人に見せてみると・・・
心の中はワクワク、ニコニコの笑顔で「すごい」「やりたい」と言ってくれました。
まずどれを作りたいか聞いてみると、やはり大人気のオオゼキ。
オオゼキを作り始めると、ひまわりぐみの☆くんが「オオゼキってエスカレーターがあって二階にはダイソーがあるよね」と。そこで急いでダイソーのロゴも印刷しました。
街作りから広がる子どもたちの協力、創造力、アイディア、たくさん生まれてきます。
保育者も関わって行く上で、子どもたちから学べることもたくさん。
子どもたちの個性を感じ丁寧に見て関わり、子どもたちの遊びから生まれる何かをもっと見守って見ていきたいと思います。(Y.H)
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