◆5月16日(火)の子どもたち
2023年05月16日 火曜日
◆行こか戻ろか(つぼみ)
「これ知ってるー・・・」 後期食になった子が朝のおやつが始まったのですが、すでに知っていたかのような食べっぷり。
「これこれー 知ってるよ、赤ちゃんせんべいでしょ。」そんな顔で上手に手に持ち食べる姿は立派です。
3人で一緒に食べました。
途中のエネルギー補給の威力は凄くて、その後の遊ぶ姿がいきいきしています。
今日は晴れ。昨日までの雨が嘘のような日差しでした。
太陽の光を少し浴び、砂場辺りの日陰で少し遊び、ちょっとしてからまた太陽を浴びて・・・と繰り返し時間ぎりぎりまで園庭で過ごすことができました。
園庭に出る時のことです。出入り口の窓を開け、ベランダの扉も開けて 園庭側から名前を呼びかけました。
「〇ちゃーん おいでー。」 名前の呼びかけに反応して目が合います。
ここからが頑張りどころです。
今までにないくらいの勢いで自力で進んできました。
第一関門:ベランダの段さがなかなか手強いです。一旦止まって様子を見ました。しばらく考えてそろりそろり・・・成功です。
第二関門:扉。開いたり閉まったりはしません、だって誰かがちゃんと押さえているから。でも急に手の平に当たる感触が変わった。もう外にいるのかも・・
そこで立ち止まって考えました。 行こか戻ろか
しばらく考えてもなかなか答えが出せない様子に保育者が「がんばったねー。」と声を掛けて太陽の下へ運びました。
砂場の囲いの辺りで体をのばして 「うーん、うーん・・・」と頑張っている子がいます。
砂場の囲い、やや難関です。 「手をのばすと届くんだけどなー・・・」 行こか戻ろか
今日の所は戻ることにしたようです。
砂場の中でも挑戦者がいます。
一人座りが倒れなくなってきた△ちゃん。 今日は足元がやや高くなっていました。
「たおれない・たおれない・・たお・れ・な・・・いー」と腹筋を使って踏ん張っています。
目が合うとにっこりするものの時々みせる ヒヤッとした顔をちゃんと見ていました。
頑張ってるなぁ、楽しんだかなぁ、やり切ったかなぁ
そんな思いで給食を食べに部屋に戻りました。
行こか戻ろか。 行こうと決めたら手を貸します。 戻ろうと決めた時も手を貸します。
踏ん張ってやり切った時は拍手を贈り一緒に共感します。
その自分で選択したことが尊いのです。(N・S)
◆まる、まる、、(ふじ)
天気が良いと心まで明るくなるような気がします。
週末から雨模様が続いていたからか、外で遊べるのが『久しぶり』の感覚になりました。
○ちゃんは保育者からチョークを受け取ると、黒板に向かって何かを描きはじめました。
○ちゃんに近づいてみると、小さな声で「まる、、まる、、」と言っています。指先でチョークを持ち、ぐるぐると手首を動かして実際にたくさんの〇を描いていました。
「わーすごい!本当に〇を描いてる!」保育者もビックリです。
黒板に書くスペースがなくなると、別の黒板に移動して、また○を描き続けます。
○ちゃんの姿を見て、一緒にチョークを持ち始める児もいました。
友達から受ける影響って素晴らしいなと思います。
花壇のところでは、砂場玩具のふるいを持っている□くんがいました。
「何か見つけた?」と聞いてみると、保育者の声に振り返り「ん!ん!」とふるいの中を見せてくれました。そこには2匹のダンゴムシ。
土の表面上にはアリしかいなかったのに、土をほじっていたらダンゴムシが出てきたようです。
保育者にダンゴムシを見せるとまた花壇のところに戻り土を触ります。
花壇の中に入っている状態だったので、普段だったら「降りてね〜」と声をかけがちですが、⬜︎くんの宝物を見つけたかのように夢中になってダンゴムシを探す姿に暫く様子を見守りました。
M.S
◆やってみよう (きく・たんぽぽ)
朝の集まりでは、「がらがらどん」を読み聞かせのリクエストが、ありましたので、読んでみました。
3びきのヤギが、トロルという化け物に食べられてしまうかもしれないお話なのですが、最後に皆に「どうだった?」と聞いてみると「こわかった」と教えてくれました。
話の内容,気持ちを自分の言葉で表現出来るようになったのだと成長を感じる瞬間でした。
今日からスッキリ晴れた良い天気。
太鼓橋は前からチラホラ挑戦する児がいるのですが、今日はいつもより更に挑戦しようとする児がとても多く感じました。
挑戦する児の後ろに回って、お尻を押してあげ手伝ってあげようとする姿だったり、友だちを応援したい気持ちが溢れていました。
少しの休みの間に体力がついて、やってみようと意欲的な児が多く、嬉しくなりました。
他に虫探しをして「てんとう虫」を見つけたりも。
良い季節になりました。S/A
◆子どもたちの成長 (うみグループ)
今日は健康診断がありました。
うみグループは1番早い時間からだった為、集まりは後にして個別に集まりどんなことをするか伝えていきました。
「痛くない?」と聞く年少児たち。少し緊張の表情でしたが何をするか事前に聞いたことで安心できたようです。
もも組列車になって出発し、ホールでは素早く着替えをし並ぶなど成長が感じられます。
泣いてしまう子もいましたが終わればニコニコの表情を浮かべとても頑張っていました。
ゆり組も「泣かないよ。もうこわくないもん」と笑顔を見せ余裕が感じられました。
ひまわり組は「もも組さん泣かなかった?」と心配するなど誰かを気遣う姿も見せてくれました。ここにも大きな成長が感じられました。
その他にも成長を感じる場面がありました。
園庭に出る時に言い合いをする年長児の〇くんと☆くん。
1番に出たい思いから2人は競うように並び、〇くんの手が☆くんに当たってしまったようです。泣きながらも「〇くんの手が当たって痛いよ。なんで叩くの?」と伝える☆くん。その言葉を受け止め「1番に並んでた僕のことを抜かそうとしたから慌てちゃったんだよ。でも手が当たっちゃったならごめんね」と〇くんは涙ぐみながら謝まりました。「いいよ」と言って☆くんは泣き止みます。
これまでは気持ちを訴える手段として手が出てしまったり泣き続けることもあった2人ですが、泣きながらも自分の気持ちを伝え、相手の言葉にも耳を傾けることができていました。
それは素晴らしい成長です。そのことを〇くんと☆くんに伝えると2人は顔を見合わせて笑い、そのまま追いかけっこが始まり走っていきました。
子どもたちは日々成長しています。でも成長は必ずしも真っ直ぐ伸びるだけではなく、戻ったり立ち止まることも経験しながら進んで行きます。
今の子どもたちの姿をそのまま認め受け止めていくこと、丸ごと信じることを大切に、これからも見守っていきたいと思います。
O・Y
◆みんなの身体は元気かな? (にじグループ)
久しぶりの晴れの日。
昨日までは上着が必要なくらい肌寒い気候でしたが、今日は一変して半袖でも暖かいくらいの陽気です。
何日かぶりの園庭が嬉しくて、外に出る時間にまだずいぶん早いというのに帽子を準備して待ちきれない様子の年少児です。そうかと思えば、思ってたよりも暑かったのか、園庭にまだ出たばかりだというのに、「お部屋に入りたい」という児もいました。
水分補給をしたり、他の遊びに誘ってみたり子どもたちの様子を見ながら、早くお部屋に入る選択もしつつ体調に留意していきたいと思います。
そんな今日は健康診断の日でもありました。
朝の集まりで聴診器を準備して、予行練習をしてみました。やることも一緒に確認しました。
(お医者さんの前で)
一、 「おはようございます」と挨拶をする
二、 自分の名前を言う
三、 終わったら「ありがとうございます」
それに加えて、
四、 肌着 Tシャツは脱ぐ(ズボン パンツ 靴下は脱がない)
五、 青いシートの上で着替える
六、 シートの脇に上履きを脱ぐ
七、 脱いだ洋服は畳む
覚えてやらなければならないタスクばかりです。ワーキングメモリーをフル活用させなければなりません。
もも組
四~七はほぼ完ぺきです。洋服もきっちりとは畳まれていませんが、畳んだ風になっているので一応○です。自分一人でお医者さんに言うのは恥ずかしかった“ありがとうございます”も、最後お部屋に帰るときにみんなで言うことができました。褒めてもらって満足そうで得意気なもも組です。
ゆり組
みんなよりも早く着替えたいという思いが先だってしまいズボンを脱ぎ始める児がちらほらいました。
でもお医者さんの前に立つとしっかり挨拶と名前を言うゆり組に成長を感じました。
ひまわり組
着替えはしっかり済ませて並びますがおしゃべりがちらほら多いひまわり組。余裕の表れでしょうか。
挨拶、名前の他に今日食べてきた朝ごはんも聞かれ、自信たっぷりに答える姿が印象的でした。
どの児も泣くことなく笑顔で終われた健康診断となりました。
e.y
◆子どもたちみんな考ることは一緒 (そらグループ)
今日は健康診断の日でした。
そらの順番が来るまでの朝の集まりの時間に、ビニール袋を使ってボール送り競争を
やりました。もも・ゆり・ひまわりの対決。
1回戦は、上から渡していきます。頭の上から渡していくのですが・・・。
後ろにいるお友だちへ渡すのに必死で、頭の上からではなく、横を向いてパスを送っています。どうしても横送りになってしまうももぐみ。可愛らしいです。
ゆり・ひまわりは慣れていてとても上手に早く送っています。さすが。
二回戦は、足の間から送ります。
もも・ゆりを見ているうちに、ひまわりぐみは往復をして大優勝。
勝ったひまわりぐみは、笑顔で大喜び。負けたもも・ゆりはちょっと悔しそうな表情。
その後も、ひまわりぐみのリクエストで「かごめかごめ」や「ハンカチ落とし」をみんなでやり、園庭に行く前から大盛り上がりです。「かごめかごめ」では、どうしても後ろの正面に
になりたい子どもたち。その為、段々回るペースが遅くなりみんな後ろになりたい気持ちが見え見えな「かごめかごめ」でした。(Y.H)
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