◆5月9日(火)の子どもたち
2023年05月09日 火曜日
◆眠いな眠いな(つぼみ)
GW明けの子ども達の泣き声がまだ聞こえます。共鳴するかのようにつぼみの子も泣いていました。でも泣き方がちょっと違います。子ども達からは「ねむーい」の泣き声が聞こえてきていました。一人寝て、また一人泣いて寝て、またまた一人泣いて、全員寝てしまいました。こんな日もあるんですね。スッキリしてきた子どもたちと園庭にも行き、日向ぼっこをしました。
◯ちゃんは初めてたくさんハイハイをして長い距離を移動しました。2歳のお姉さんや幼児組のお兄さんたちが声をかけてくれ、名前を教えると呼んでくれます。
育子園のいちばんちいさなつぼみぐみの子どもたち、たくさんの温かい気持ちで包まれています。
(K.E)
◆雨上がり園庭 (ふじ)
昨日の午前中に降っていた雨は午後に上がり、幼児組さんは園庭に出て遊んでいました。
そのため、今日は様々な雨のお土産が残っていました。朝らか良い天気ですがまだまだ日影はヒンヤリとします。子ども達は元気に園庭に出て遊び始めます。早速昨日の午後に幼児組さんが遊んだ置き土産がありました。丸太小屋の中のシンクの中には泥水が出来上がっていました。シャベルを手にバシャバシャと泥水をすくったりパシャパシャと叩いてみたり丸太小屋の中で楽しい遊びが始まりました。
しばらくして丸太小屋の中の様子を見にくると、わくわくの◯くんが一人残って夢中になってシンクの中の泥を集めて蛇口の下に詰めて遊んでいました。
しばらく遊んでいると幼児組さんが園庭に出る時間になりました。出入りは厳しくゆる〜い時間帯なので幼児組さんとの交流もうまれます。そらグループさんがウッドデッキになりやら広げたしています。きらきらの☆ちゃんが気になり近づいていきます。ふわふわの◇くんも保育者と一緒に見に行ってみると、様々な素材を氷に閉じ込めたものを出してきて見ていました。☆ちゃんと◇くんが興味深く見ていると、もも組のお兄さんがボールの中で凍らせた氷を触らせてくれたりボールをクルクル回して見せてくれたり楽しい体験ができました。
様々な異年齢交流、育子園の良いところです。コロナも落ち着き段々と以前のように関わりを戻していけたらと思いました。(y.n)
◆電車を見たよ。電車に乗ったよ。 (きく・たんぽぽ)
太陽が戻ってきました。今日は戸外を楽しめそうです。
先週の青リボンチームに続いて、今日は黄色リボンチームがお散歩に行くことにしました。赤と青は、園庭でたくさん遊んで欲しいのですが、やはり他の子が散歩に行くとなると、、置いていかれた・・・と感じてしまいそうなので、「●ちゃんと▽ちゃんは、明日行こうね。」「※ちゃんと◇ちゃんは、この前行ったから、今日は園庭でたくさん遊ぼうね。」などと、そちらの気持ちのフォローもしっかりおこなっていきます。
それでも、散歩チームが散歩カーに乗り出すと、やっぱり他のチームの子たちもやってきて、「行きたい。」と言ったり、一緒に乗ろうとしたり・・。保育士が縄跳びを出して、遊び始めると、ようやく気持ちが切り替わりました。
散歩チームは、とても気持ちの良いお天気のもと、出発です。「歩きたい人?」と聞くと、数人が手を挙げました。
歩きながら、バスやトラックが通るたびに「あ!あ!」と指をさして訴える☆くん。
「バスいたね。」と話しかける保育士に対して、「ママだよ!」「ママとパパ!」と話してくれる◎ちゃんと○ちゃん。ママと乗った事があるのかな?などと想像しながら、まだつたない言葉や仕草で一生懸命伝えようとしてくれる子どもの気持ちに寄り添います。
電車の見学スポットに到着し、少し待っていると、ゴーッと音が聞こえてきました。「あれ?なんか音がする。」と言う保育士になになに?と反応する子どもたち。赤い電車が地下から上がってきました。音にちょっとびっくりしたり、手を振ったり、指差したり、「でんしゃー!」声を出したりと様々な反応を見せてくれます。交代しながら、のんびり歩き、お花のお土産も両手に握りしめて、帰ってきました。
部屋に戻り、遊んでいると、昨日やった遊びを思い出し、押し入れの下に入り、電車ごっこをする子がいます。窓際に置いてあった長い台が、電車の椅子っぽいかなと押し入れの下に入れてみました。予想通りに、電車っぽくなりました。なんだか楽しそう!とどんどんあつまってきます。あっという間に満員電車になりました。保育士が、車掌の真似をして、「つぎは~、なかのさかうえ~。」と言います。駅に着いて、ドアが開くまでは乗り降りはできません。想像力を使って、遊びが広がっていきます。今日はお散歩に行かなかった子たちも、お出かけ気分、少し味わえたかなと思います。
(T.M)
◆たくさんの成長 (うみグループ)
今日は、朝の集まりで一昨日、誕生日を迎えた年少○○くんの誕生日会を行いました。
本来、昨日、誕生日会を行う予定でしたが、連休明け久しぶりの登園で寂しい気持ちになってしまったこともあり、皆の前に立つことができませんでした。
しかし、今日は「○○ね、4歳になったんだよ」「絵のプレゼントも欲しいな」などと、期待を膨らませながら笑顔で参加していました。
友だちからの質問にも嬉しそうに答える○○くん。プレゼント(色紙)を見返すたびに「ふふっ」と微笑んだり、身体を揺らしてみたり、ポーズを決めてみたり。友だちに見守られるなか安心して一つ大きくなったことの喜びを表現していました。
○○くん、誕生日おめでとうございます。
朝の集まり後は、室内、園庭遊びを行いました。
子どもたちは、思い思いの遊びを満足感の行くまで楽しみます。
園庭遊びの時間、ボール遊びを始めたのは年少の△△くん。「お休みのときにボールで遊んだんだ」とボールを蹴ったり、上手に追いかけたりする姿を嬉しそうに見せてくれました。
しばらくすると「◇◇もやりたーい」「いーれて」と年中◇◇、年長◎◎くんもボール遊びに参加。
年長◎◎くんの提案でサッカーをやることになりましたが、一人がゴールを決めるたびに「じょうずー」「やったね!」などと互いに認めあう…。そんな温かい空間となっていました。
主体的に遊びに向かっていく姿や思いやりの気持ちを持って他者と接する姿など。
今日も、子どもたちの成長にたくさん触れることができ嬉しく思います。
(T.N)
◆どんな色が好き?(にじグループ)
「大根抜きした〜い!」と年長女児たち。
今日は大根抜きゲームから始まりました。
「⭐︎ちゃん抜く人やりたい」と年少⭐︎ちゃん。
「◯も抜く人やるー」と年少◯君。
年少児も積極的にゲーム遊びに参加する姿が嬉しく感じます。「※ちゃんここ空いてるよー」「ここいいよー」と子どもたち同士で声をかけ合う姿もステキな瞬間です。
大根抜きゲームがスタートして、段々と抜く人が増えてくると「わーー!!」「きゃーーーー!」と楽しそうな声で溢れていました。今日はあっという間に大根が全て抜けて「楽しかったー!」「もう1回やりたい」と子どもたちの満足している表情が印象的でした。
朝の集まりでは、ちょっとしたマジックをしてみました。
透明の容器に入れた水を赤、青、黄色に変身させるものです。
「ちちんぷいぷい、赤色にな〜れ!」と子どもたちと一緒におまじないをかけてみると、、、容器に入った水が、赤、青、黄色に変身しました。子どもたちも「おぉー!」と良い反応を見せてくれます。今日はこの3色を使って色水遊びをしました。
「紫になったよー」
「オレンジになったー」
「茶色になっちゃったよー」
「かわいい色が作りたいなぁ」
「先生見てー!黒になっちゃったよー」
透明のカップにさまざまな色を作って楽しみました。
同じ色のようでちょっと違う色の変化を自由に楽しみました。
途中、製氷器を渡してみました。
小さなマスに出来上がった色水を入れてみました。
「色水氷になるかな?」
今日作った色水が氷になるのか子どもたちと引き続き楽しみたいと思います。(O.Y)
◆三人寄れば文殊の知恵(そら)
__氷の実験③__
前回の実験後(4/28)、「今度は木を凍らせてみたい」と話す子がいました。なぜ木にしたのかを聞くと「だってアイスみたいになりそうでしょ」と返ってきました。
アイス棒の氷容器をやってみて、棒でもやってみたいと思ったようです。
☆くんの案に大賛成し、2人で枝集めをしました。
途中、何してるのと声をかけてくる子に対し☆くんは「木を集めてね…」とこれからやることを話しています。
それに対し質問した児は「へぇ〜できたら教えてね」と去っていきました。
なんとも面白いやりとりです。
氷を作る準備の過程から楽しむ☆くん。
出来上がったものを楽しみたい△くん。
そう言われた☆くんも「わかったー!」と言っています。
"楽しむ瞬間・タイミングは人それぞれ違う"
ただそれだけであって、どちらも○なのだなと思います。
そして昨日、やっと氷作りをすることが出来ました。
☆くんは枝を集めた時からやりたいと思っていたことをちゃんと覚えていて、枝を折って水から飛び出るように仕込んでいます。イメージは棒付きアイス。
それをみていた◎くんが
◎「なんかそれ、えんぴつみたいだね」
☆「棒のアイスだよ」
◎「でもえんぴつに見えるよ」
……
のやりとりがあり、同じものでも2人には違うイメージが湧いたようです。
☆くんのイメージも大事にするため、色をつけてみることにしました。
そしてもうひとつ紐つき氷も用意してみました。
そして今日朝の集まりでみんなに声をかけ外で氷をやるとお知らせし園庭に出ました。
今日は何の実験かなぁ とお友達とコソコソ話す姿もあり楽しみにしているのが伝わります。
今日氷がとれない、、、なんてやりとりは全くありません。前回、前々回とやり方を学んでいるからです。取れないと思った児は「ちょっと水に濡らしてくるね」と水道に向かってまっしぐら。
実験は楽しいもの だけで終わることなくそこで得た知識は子どもたちの中にひとつずつ積もっているのだなと感心します。
「この氷、かける!」と年少の子がポロリと呟くと近くにいた年長が「絵の具で色を付けたからね」と教える姿や紐のついた氷を持って「こうやって振ればかけるよ(振り子のように)」と見つけたやり方を教える姿もありました。
♡ちゃんが紐付き氷を空にかざし「きれ〜」と光の反射を見つけています。
「みて、光っててきれいだよ」
「本当だ!すごいきれい」
「やってみたい!」
「一緒にやろうよ」(女の子3人組)
「手がつかれるね」
(かざし続けると手を上げっぱなしで疲れる)
「そうだよね」
「どうする?」
「どこかにつける?」
「いいね!どこがいかな」
……つける場所を探して
「あ!木がいいんじゃない?」
「いいねいいね!」
「でも付けられないや(届かない)」
「先生に言ってみる?」
「先生〜……」
(ここで先生にヘルプ)
……
問題発生→考える→提案→考える→問題発生
保育者はそこで耳を傾けていただけで手も口も出していません。この一連の流れを子どもたちだけでやったことが素晴らしすぎました。
これはひとりだったらここまで発展しなかったはずです。一人ひとりの発想力が合わさりさらに豊かな発想へと変換されたのだと思います。
まさに、"三人寄れば文殊の知恵"ですね。
吊るされた氷をながめ
「クリスマスの飾りみたい♡」
と顔を綻ばせながら言う姿も印象的でした。
溶かす の他に
"書く"と"吊るす"という氷の使い方を発見しました。
(I・K)
Posted in 園のこだわり