◆5月8日(月)の子どもたち
2023年05月08日 月曜日
◆通常運転(つぼみ)
長い連休があけました。
一週間ぶりの子もいて、どんな様子で登園して来るかな?と楽しみにしていました。
泣いてしまってもいいんだよ・・・いいのいいの・・って思っていたのですが、保育室に入るとみんなケロリと遊んでいました。
ふじ組(ふわふわ)の子の中に紛れているものだから、どこにいるかな?と思う位普通に遊んでいました。
なんと逞しい。
最後に登園した子もさっぱりとママと離れて遊びだします。
そんな調子で一日がスタートしました。
嬉しいことに、「はじめまして」と記憶がリセットされてしまった子は誰もいなくてホッとしたところです。
生憎の雨で外遊びは出来ませんでしたが、お部屋でゆっくり園生活の再スタートができました。
じっくり観察して感じた事は、玩具や保育者に対して前のめりな姿勢です。
これ何・ちょっと触ってみたい・抱っこしてよ・・・・そんな思いが体に伝わり思わず前のめりになっている、そんな違いを感じました。
給食の時は更に意欲的です。
今日はふじ組も室内で遊んでいたためいつもより給食の始まり時間に差があったので、ふじ組のランチコーナーではなく つぼみ組で食べる事にしました。
なかなか自分で食材を口に入れようとしていなかった子は目の前に給食が並ぶと早速手を伸ばしてつまんでいます。 お皿に手を掛けるとクルってひっくり返してしまいました。
でも大丈夫。お代わりがいっぱいあるから もう一度仕切り直して食べ始めました。
そこにも注目です。 指先にあるつまんだサラダを自分の口に運んでいます。
スプーンを手渡すとご機嫌な子はお茶碗のご飯目がけてつつき始めました。
食べる時に使う道具、という事がちゃんとわかっていて しかも使おうとしているのです。
お代わりもペロリと食べてしまいました。
朝からご機嫌なのは朝ご飯を食べてきたから。 離乳食の段階が進んで朝ごはんを食べてきました。
どうりでよく動くしよく遊ぶし・・・目が合うたびニッコリです。
今日は5人揃っての登園、みんな元気です。
通常運転が何より素晴らしいのです。(N・S)
◆久しぶりのいくじえん (ふじ)
GW前に体調を崩していた子たちの体調も整ってきました。今日は24人の登園とお部屋に賑やかさが戻ってきました。
連休明けということもあり、しばらく大泣き・・という子もいましたが、最初泣いても保育士に気持ちを受け止めてもらうと自分から遊び始める子が多く、笑顔がみれるとこちらまで嬉しくなります。
残念ながら雨で園庭に出られなかったので、今日は室内・廊下で遊びました。
朝、パパと離れてから泣いていたわくわくの○ちゃんでしたが、お友だちが遊び始めるといろいろなところに目が向き、机上遊びをやってみたり、おひさま広場ではウェーブバランス平均台にも興味津々です。
最初は不安気でしたが、何度も繰り返すうちに一人でも挑戦する姿が見られました。
手を付かずに一人で立てた瞬間、少し口角が上がるような表情を浮かべていて、『できたぞ・・!』という気持ちが伝わってきました。
お友だちと一緒に、興味の幅を広げていってほしいなと思います。
寂しくて泣いていた子たちも、大好きなカレーライスを見ると涙もぴたり。おかわりもしてよく食べています。
休み明けは疲れてしまうのは大人も子どもも同じです。一日よく頑張りました。
今週も始まったばかり…。安心して楽しく過ごせるように関わっていきたいと思います。
I.S
◆やってみよう。(きく、たんぽぽ)
連休明けの今日は、長いお休みを満喫できたからか、元気に登園する児、モジモジして恥ずかしそうに登園する姿もあり、今日から新たにスタートです。
朝の集まりを終えて、「廊下とお部屋で遊びますよ」と伝えた言葉を、ちゃんと聞いていた児が何人か、早速入り口ドア付近で待っていました。
それくらいに、廊下には楽しい事がいっぱい詰まっているようです。
始めに部屋に大きな紙とクレパスを用意すると、早速紙の周りに興味深々の児が、クレパスを持って、思い思いのお絵描きを楽しんでいました。
⭕と、まん中に⭕でアンパンマン。
多種類のキレイな色でなぐり書き。
大きな紙だからかダイナミックに描いて楽しんでいました。
いくつかの色水を使って、保育室で色水遊び。
容器に移してみると、「きいろ」「ミルクティー」色を言葉で表現していました。
休み明けの今日は、言葉数も増えていました。棚の下でバックと、飲み物をいっぱい詰め込み、「電車でーす」と楽しそうです。
まるでお休み中に電車で出掛けた事を再現してるのでしょうか?
廊下には、身体を動かせるようにしていきました。
背丈より高いロフトに、全身の力を使ってよじ登ったり、クライミングに挑戦したり頼もしい姿が沢山見られました。S/A
◆待っていました (うみグループ)
連休明けの今日は子どもたちの元気な笑い声と笑顔にあふれていました。
「おばあちゃんの家に行ったんだよ」
「スパリゾートハワイアンズに行ってきた」
「キャンプしたんだよ」
「公園に行って遊んだんだ。ママやパパといっぱいお話したよ」と、顔を見るなり嬉しそうに報告する子どもたち。家族で過ごす休日はどんな過ごし方をしても喜びが感じられる特別なものだということが感じられます。
今日は35人の登園でしたが、連休中リフレッシュしたことや久しぶりに友だちに会えた嬉しさがある為か、とても落ち着いて過ごしており、好きな遊びを選び集中して取り組むなど1つひとつのゾーンが充実しているのが感じられました。
「お休み中、絵の具ずっとやりたいと思ってたんだ」と年長〇ちゃん。ダイナミックに遊んだり色々な技法を楽しめることが魅力のようです。そこで今日はマーブリングをしてみました。
水と洗濯糊を入れ、その中に専用液を落とします。竹串で引っ掻きそこに画用紙を浸けるのですが、どんな模様が浮き出てくるか分からない楽しさがあります。
「この模様、地球みたい」
「じゃあ次は海になるよう色を混ぜてみよう」
「あれ?なんかお花畑になった」
「これはこれできれいだね」
「青が足りなかったのかな。もっと青を入れたら海になるよきっと」
「海になった。次は湖にしよう」と、回数をこなすうちに浮き出た模様に驚くだけではなく、イメージ通りの模様になるよう自分たちで考え取り組む姿が見られました。
毎回、浸けた画用紙を取り出す時にはワクワクの表情を見せ、感想を伝え合う子どもたちの素敵な感性に触れることができました。また次回も楽しみたいと思います。
その後は園庭へ。同じグループの子や仲良しのお友だちを見つけると声をかけ一緒に遊び出す様子に、日常に戻る楽しさもしっかりと味わっている子どもたちでした。
O・Y
◆へー…先生はそんな風に過ごしたの。(にじグループ)
G.Wが明けて、みんなの元気な顔や元気な声が飛び交う保育室です。連休が終わって、子どもたちから
「○○したよー!」
「○○に行ったよー!」
と嬉しいそうな報告をたくさん聞かせてもらいました。
朝の会では、何人かの子に連休で楽しかった事を教えてもらいました。
身振り手ぶり、全身を使って…知ってる言葉を一生懸命に伝えてくれました。楽しかったなぁで溢れてる報告は聞いているだけでも楽しくなりました。
保育者がなにをして過ごしていたのかも尋ねてみました。
みんな身を乗り出して聞いてくれました。
わたしたち大人が、子どもたちの言葉を楽しく聞かせてもらえるのと同じで先生たちがどんな風に過ごしていたかに興味を持ってくれた子どもたち。会話に花が咲きました。
昨日は、雨模様でなかなか外も出られない日だったのでは?と思い、今日は園庭に行ってきました。
雨上がりの園庭にちょうどいい水たまりができていて…長靴を履いている子たちはジャブジャブと楽しそうにしていました。
また休み中の晴天と、昨日の雨、そして雨上がりのタイミングで虫たちにもたくさんたくさん出会えて、保育室の虫の仲間がまたまた増えました。観察したり、お世話したりと楽しんでいきたいです。U.A
◆カレーは好き? (そらグループ)
ヤギのいるキャンプ場。
大好きなおばあちゃんのいる実家。
仲の良い友達の住んでいる街。
大混雑の原宿。
町田のこどもの国。
千葉の夢の国。
日本には様々な場所があると同時に、思い出になる場所は個々に違い、それぞれの時間をその場所でいかに楽しく過ごした事がこども達の発言から読み取れます。
「お風呂屋さんに行った後に、テントで寝た。ヨールグトと牛乳を食べたの。ヤギはいたけど虫はいなかった。」
「おばあちゃんがお金くれた。元気だった?って聞いたの。そしたら元気だった?って言われたの。」
「行く時の電車はすっごく多かったけど、帰りの電車はちょっと多かった。◯ピーと言ったんだよ。わたあめは箱のやつ買ったよ。駄菓子。駄菓子屋さんでしか買わないから。その後カラオケかな」
「◯ちゃんに久しぶりって言った。ケンカはしてない。」
「こどもの国で◯ちゃんと会ったんだよ。皆、待ってた」
「美女と野獣の野獣さん怖くなかったよ。野獣さんに乗った時、最初は泣かなかったの。その次に乗ったら泣いたんだよ。」
etc。
様々な会話が飛び交い、次から次に新しい言葉が出て来ます。
◯さんに尋ねた事を、「私はね?…etc」と話し出す⬜︎さんがいたりもします。
一通り話し終えると、
「ねぇ先生、塗り絵やりたいな。パフェの塗り絵が良いなぁ…描いてくれない?」
と◯さんが保育者に言いました。
人数も少なかった時間という事もあり、すぐに対応出来ました。
すると、次から次に塗り絵のリクエストが止まりません。
保育者同士目を合わせ、久しぶりに保育園に来てやりたい事が、保育士に描いてもらう塗り絵?どうして…?と苦笑いしながら話してみると、お休み中フル稼働していたのかもしれない事、ゆっくりじっくりリラックスしたいんじゃないかという事etc
前向きに捉えながら室内の時間が流れて行きました。
「園庭まだ?」
の声も上がる前、エプロンシアターやペープサートが得意な保育者が張り切ってこども達に楽しい時間を提供してくれました。
だるまさんのペープサートとだるまさんが転んだをしたり、絵本の真似をしたりとケラケラ笑いながら楽しい時間を過ごしています。
絵本では、幸せなら手をたたこうや、様々なキャラクターとのハイタッチをする本などでふれあいの時間を手と手を通して楽しみます。
※途中に出てくるお化けや、宇宙人に驚くこども達もおりました。
園庭では虫探しや泥遊び、園庭散策を楽しんでいました。
雨に濡れるだけで不快と感じる大人の感覚とはまるで違うという事が姿がこどもを見ているとよく分かります。
水たまりにボチャン。
足だけじゃなく服だけじゃなく顔にまで飛び散る泥水に歓喜の表情です。
それを横目に、自分は汚れない様に遊ぼうとするこども達もおります。
汚れたくはないけど、水たまりには泥を投入したい…。
その為にはどうすれば良いか?試行錯誤しながら遊ぶこども達に思わず、賢さを感じます。
園庭から帰ったら、
「なんか良い匂いする」
と◯君。
カレーライスでした。
「カレーかぁ…」
と嘆くこども達が増えました。
日本も豊かになったものだ…と、昔は全員で「カレーよっしゃぁ」と喜び合った事を思い出したのと同時に、本当はあの時も「カレーかぁ…」と嘆くこども達が同じくらいいたのかもしれないと哲学の日々です。
k★y
Posted in 園のこだわり