◆5月1日(月)の子どもたち
2023年05月01日 月曜日
◆楽しいがいっぱい(つぼみ)
園庭に出る準備をして、窓を開けると、ずり這いで窓まで近づいて、園庭に出て行った◯くんを先頭に、後に続くかのように他の子たちも次々に窓に近づいて来ました。
子どもたちの行動範囲が広がり、今日は砂場まで移動し、そこで砂の感触を味わったり、砂場のおもちゃを手にしたりと、思い思いに楽しんでいるように感じました。
もちろん部屋でも元気いっぱい。
数歩出るようになった◇くんは、おもちゃだなに掴まりながら、時々手を離してお目当てのおもちゃに向かっていく姿があったり、棚のものを全部出してその時に出る音を楽しんだりと、自分で好きな場所に移動して遊んでいます。
行動範囲が広がったことで、日々たくさんのことを経験している子どもたち。
ひとつひとつが楽しいもののようで、日中も笑顔が見られるようになって嬉しいです。
いい笑顔で包まれる環境をこれからも作っていきたいと思います。
(E.Y)
◆涙から笑顔へ (ふじ)
入園、進級し、早いもので1ヶ月が経ちました。
GWでのお出掛け、体調不良でのお休みの児が多く今日は17名と少人数での保育となりました。
少しずつ慣れてきた新入園児は、進級児同様、登園してすぐに自分のやりたいことを見つけて遊ぶ児もいます。安心する保育士の膝の上で気持ちを落ち着かせ、のんびりと過ごす児もいます。
大好きなお父さんやお母さんと離れ、少しずつ自分の居場所を見つけている子ども達の姿に逞しさを感じます。
それでもまだ、涙涙の児もいます。子ども達にとって安全基地になれるよう、しっかりと寄り添っていきたいと思います。
暖かくなってきた園庭では、虫達もたくさん動き始めました。
保育士の手をしっかりと握り、涙をこらえていた○君と△ちゃん。テントウムシやダンゴムシを間近に見て笑顔になります。ちょっと触ってみようかなという気持ちも出てきました。
虫達に助けられました。
別の場所では、☆ちゃんが一粒の実を拾って見せてくれました。
泣いていたお友だちに「はいっ」と差し出します。そして、笑顔。お友だちに助けられました。
笑顔がたくさん増えています。
(M.C)
◆シャボン玉をつかまえるんだ(きく・たんぽぽ)
今日から五月が始まりました。進級、入園して新しい部屋になり一か月が経ちました。新しい担任や、環境にも少しずつ慣れてきているようで、登園してから笑顔を見せにきてくれたり、園庭に出る支度をするとき、帽子と靴下の場所がわかり自分で持ってくる姿も積極的です。
園庭では今日も虫取り網を持ってチョウをつかまえようと探索が始まっています。藤棚の下で小さなシジミチョウを発見しました。薄紫色の小さなチョウは子どもたちを誘うように低空飛行をしていきながら、気が付いて追いかける子どもたちを追いてヒラヒラと空に飛んで行ってしまいました。虫取り網の出番を失い残念そうな子どもたちでした。
ウッドデッキの周りでは保育者がシャボン玉をとばしていました。扇風機のようなプロペラから出てくるシャボン玉は、形や大きさも様々で、おおきなシャボン玉の中に小さなシャボン玉が入っているものもありました。透明なシャボン玉に、光が反射して虹のようにも見えます。
シャボン玉ができると、一斉に大きく手をのばして、触ってみようと夢中になっていました。人差し指でツンツンとシャボン玉をつかまえようとしていた〇ちゃんは、大きなシャボン玉をプツンと割り、「〇ちゃんの勝ち!」と嬉しそうでした。
風にのって飛んでいくシャボン玉を追いかけて走っていく子どもたちは、最後のシャボン玉が消えてしまうまで夢中でおいかけていました。
虫取り網でチョウを捜していた▽くん、□くんも今度はその網でシャボン玉を追いかけていました。
風にのって遠くに飛んで行ってしまうシャボン玉を見送りながら、「どこ行くんだろうね。」と想像してみたり、手でつかまえたとたんにパチンとはじけて消えてしまい、手にいれられそうで入れられない、思い通りにならないことにも、そこに楽しみを感じられているようでした。
今度は自分たちでも、そおっとなどの力加減を楽しみながらシャボン玉をつくって遊べたらいいな、と思いました。楽しみです。(F.S)
◆やってみたい (うみグループ)
ここ数日、ハサミを使った制作が意欲的に行なわれています。
年中の○○ちゃんも登園するとすぐにハサミと糊の入った造形セット、画用紙を取りに行き「今日は、紙でお花作る」と笑顔で取り組んでいました。
画用紙に細かく切ったピンク色の紙を貼り、茎を描いたらきれいなお花のできあがり。
完成した作品を嬉しそうに友だちや保育士に見せる姿が印象的だったので、朝の集まりで発表してもらいました。
制作のなかで工夫したことや大変だったこと、制作を終えての気持ちなど嬉しそうにお話ししてくれる○○ちゃん。
発表を聞いている子どもたちからも「小さく切っているところがすごい」「色が綺麗」「お片付け頑張ったのがえらい」など、温かい言葉をたくさんもらうことができ終始笑顔でした。
朝の集まりが終わると「◇◇もお花作るんだ」「みて、△△は黄色のお花にしたんだよ」「できたら皆んなに見せるんだ」
と、目を輝かせお花作りを始める児がいました。○○ちゃんの発表が制作意欲につながったようです。
やりたい、やってみようという気持ち、主体性を互いに育み合う子どもたち。
改めて子どもたちの世界は、素敵だなと感じさせられました。
(N.T)
◆アリの幼虫見つけたよ(にじグループ)
今日から5月。
ゴールデンウィークの中日ということもあり、お休みの子もちらほらみられます。
登園してくる子どもたちも今日明日頑張ればまたお休みということを知っているようで、カレンダーを見ながら「やったー!おやすみー」と楽しみにしている様子が伺えます。「おばあちゃん家行くんだよ」「ママとパパと3人でヨーヨーとスーパーボールやりに行くんだ」とお休みの予定を教えてくれます。
ゴールデンウィーク明けにまたどんなお土産話が聞けるのか楽しみです。
朝の集まりの後は、すぐに園庭遊びにいきました。
年少の⭐︎ちゃんと○君。2歳児クラスのお友だちと手を繋ぎ、2階のテラスまで送ってくれました。
「先生〜、送ってくるね」
「ありがとう〜よろしくね」
「うん!」ゆっくりゆっくり階段を登り、テラスに着くと靴を脱ぐお手伝いまでしてくれているようでした。
つい最近まで⭐︎ちゃんと○君がいたお部屋。園庭で顔を合わせて自然と年下の子を気にかけてあげられる⭐︎ちゃんと○君の姿に異年齢の触れ合いの温かさを改めて感じました。
虫探しに夢中な年長と年中男児の姿がありました。バケツには蟻の幼虫がたくさん入っていました。
「蟻の幼虫見つけたんだよ!てんとう虫の幼虫も!」はじめて蟻の幼虫を見せてもらいました。探している男子たちは夢中になって土を掘り返しています。
「しろほしてんとうもみつけたよ」@年中男児
「アリのじょうりく〜!アリの穴があるからアリのじょうりくだよ」@年中男児
「ねー!違うアリ入れちゃうと戦って死んじゃうよアリさん!小ちゃいアリさんたち死んじゃうよ!分けようよ!」@年長男児
アリの飼育キットをきっかけにかアリの気持ちを考えてみたり、アリへの愛着を感じるやり取りでした。
にじグループにも生き物がいます。日々身近で観察する中で、少しずつ芽生えはじめてきた生き物への興味や関心の姿を子どもたちの目線を大切に見守っていきたいなと感じます。(O.Y)
◆絵の具を使って手形から咲く花(そらグループ)
今日は29人。
そして、お休みの日に「〇〇に行くんだ」と楽しく話してくれる子どもたちから今日の
一日がスタート。
今日から5月。朝の集まりで「今日は何月でしょう?」と聞いてみると、ちゃんと「5月」と答えてくれます。何日か聞いてみると、ひまわりぐみの☆くんが「いちにち」と。すぐに
「違う。間違え。ついたち」と言い直していました。うっかり間違えてすぐに言い直して
いる姿に可愛らしさを感じます。
最近、花に興味がある子どもたち。
今日は、絵の具を使って花を咲かせてみました。花の茎の部分を手形にして、手形にした指の先に指や筆を使って花を咲かせます。きれいに小さい花や大きい花、筆で色々な色を
混ぜて描いている子もいます。
花を描いていると思いきや色を混ぜて指の上を大きくアーチに描いているももぐみの
☆くん。保育者は、花を描こうと話しているつもりが・・・と思っていましたが、
☆くんに、「これ何描いたの?」と聞いてみると、花「花の上に虹があるんだよ」と。
花だけではなく、子どもたちなりに考えた創造で描いたんだなと感じます。
手形から子どもたちの個性がある咲く花。
絵の具を使って生まれる子どもたちの創造力や成長を見守っていきたいと思います。(Y.H)
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