◆4月19日(水)の子どもたち
2023年04月19日 水曜日
◆楽しいなぁ(つぼみ)
少しずつですが、午前中に遊べる子が増えてきました。
今日は園庭の築山に行くと2歳児が「だれ?」「歩かないね」と興味津々に集まってきました。
初めは緊張した表情でしたが、お兄さん達の優しさを感じたのか、声をかけられると笑ったり、自分から手を伸ばしたりしていて、とても楽しそうでした。
その後も、一緒にシャボン玉やトランポリンを楽しみ、少しだけ周りを
見ることが出来るようになってきました。
これからも色々な刺激をたくさん受けて、子ども達と楽しいなぁと思うことをたくさん見つけていきたいと思います。
(E.Y)
◆初めての経験がいっぱいです (ふじ)
昨日でやっとふじ組29名が揃いました。まだ2日目の※ちゃんが泣いていると、心配そうな顔で覗き込む☆ちゃん。そんな☆ちゃんも4月に入園したばかりです。
つい先週までは涙がこぼれていたはずなのに、なんだか先輩のような貫禄も感じさせています。こうした関わりの中で、お友だち、仲間という繋がりができていくのかなと微笑ましく眺めてしまいます。
今日は、園庭遊び中今年度始めての避難訓練がありました。聞き慣れないサイレンが聞こえてきました。不安な顔を見せる児もいれば、キョトンとした顔で保育士に近付いてくる児、何が起こっているのかすらわかっていない児、さまざまです。保育士に誘われてみんなで園庭の中央に集まりました。
人数確認の点呼では、「はい」と返事をし手を挙げてくれる児もいます。集団生活の中ではこうしたたくさんの経験をしている子ども達、どんどん逞しく成長しています。(M.C)
◆「大丈夫かな?」(きく・たんぽぽ)
今日は雲ひとつない青空が広がっていて、子ども達も早く園庭へ行きたいようなウズウズしているような空気を漂わせています。早目に支度を済ませて園庭へと向かいました。暖かさもあって、階段を降りるとすぐさま遊びたいものへ走っていきました。
しばらく遊んでいると、地震を知らせるサイレンが聞こえてきました。
進級児達はふじ組の時にも訓練を受けてきたので、保育士の声掛けに応じて集まってきてくれました。心配していた新入園児の◯君も何かなぁ?と皆につられて集まってきてくれて皆泣かずに避難することが出来ました。
訓練の後は、園庭遊びの再開です。
「こっちに来て」と言われたり、手を引かれ、子ども達からの追いかけっこのお誘いでした。待てーと追いかけるとニッコニコの笑顔で逃げていく子ども達です。「つかまえたー」とムギュッと抱きつくとまたまた笑顔。笑顔溢れる追いかけっこになりました。それにしても足が速くなったなぁとつくづく感じます。
築山ではつぼみ組の子を心配している△君の姿がありました。築山のてっぺんに座っている子を「大丈夫かなぁ。落ちないかなぁ」と心配してくれているのです。頭を撫でてあげたり、優しく接している△君達に、ちゃんと「お兄さん」の気持ちが育まれていることを実感しました。
花壇の所では虫探しも奮闘していました。以前見つけた場所を思い出して探してみると…ダンゴムシが見つかりました。今日もダンゴムシの観察をじっくり堪能出来ました。
昨日見つけたカメムシも「ここだよ」と発見した場所を教えてくれて見に行ってみると、昨日よりも少し小ぶりなカメムシを発見出来ました。
青空の下で、それぞれ関心のある遊びを満喫し、気づけば皆汗だくでした。暖かい→暑いに変わってきました。「お水飲む?」と聞くと、「飲みたーい」「おかわりー」と続々水分補給に集まってきてくれました。
急な気温上昇に身体も疲れてしまいます。休息もしっかり取りながら、子ども達が元気に過ごせるよう、配慮していきたいと思います。
I.Y
◆気持ちと向き合う(うみグループ)
ビー玉のピタゴラスイッチが大人気のうみグループ。今日も積み木等を使ってビー玉をどうすれば転がせられるか、自分たちで積み木の配置やビー玉が転がるコースを考え、意見を出し合い作り上げていました。
そこでは意見のぶつかり合いも度々出てきます。
年長男児○くん「そんなところに積み木を置いても上手く転がらないよ」
年中男児☆くん「でも転がるかも知れないじゃん。1回やらせてよ」
○くん「じゃあいいよ。でも転がらなかったらその置き方は無しだよ」
☆くん「分かった」
このようなやり取りが聞こえてきました。
同じようなやり取りでも今までなら、年長児に自分と違う意見を言われると何も言えなくなり押し黙ってしまった☆くんが、1度試させて欲しいと自分の思いを伝えていました。
そして自分の意見と違うことを言われると全力で阻止していた〇くんが☆くんの提案を受け入れています。
自分の気持ちを伝えること、相手の思いを受け止めること。その中でお互いの気持ちの落としどころを見つけること。大人でも難しいことを人との関わりを通して学んでおり、子どもたちの成長に驚かされました。
相手の立場に立って考えるということは、実はとても高度なことで子どもたちの発達的には難しいことです。ではどうすればその基盤を作れるか。保育者が大切にしなければいけない関りは何か。そこを常に考え大切にしていきたいです。
自分の気持ちと向き合い相手の思いを知る。その学びの経験を丁寧に見守っていきたいと思います。
O・Y
◆ダンゴムシの気持ちで訓練(にじグループ)
絵の具遊びが続いています。
昨日は、自由に絵の具遊びをしたものが、大きな鯉のぼりに変身し、にじグループに飾ってあります。
子どもたちも「鯉のぼりだー」と嬉しそうに眺めています。
デカルコマニーの技法を使って、一人ひとり自分だけの鯉のぼりも制作中です。昨日、一昨日で全員一つは作り終えましたが、「2個目作りたい!」「またやりたい」と集まってきてくれる児がいます。作りたい児は、2匹目、3匹目と楽しんでいます。
はじめは筆を使って行いましたが、筆以外にスプーンや指でもやってみました。
「次は何色にしようかなー」「3個目は違う模様にしよう〜」など子どもたちの中でイメージしながら取り組んでいる姿にデカルコマニーの面白さ絵の具の楽しさが感じられます。
朝の集まりをしていると避難訓練の放送がなりました。
今年度最初の避難訓練です。
地震の後に、給食室からの火災で園庭に避難しました。
地震の放送では、咄嗟に手で頭を覆う年長女児の姿、狭い机の下では「ダンゴムシのように頭守ってね」と伝えてみるとクルっと身体を丸める子どもたち。園庭に避難する際も手で口を覆いながら避難する姿も見られ、訓練の積み重ねの大切さを改めて子どもたちから教えて頂きました。
子どもたちも大人も練習。練習だけどしっかりと取り組むことの大切さ。『おかしも』の合言葉も子どもたちと確認しながら、避難訓練の大切さや身を守ることの大切さを共有しました。(O.Y)
◆様子・姿・成長をどんどん見せてくれる子どもたち(そらグループ)
今日のそらグループはなんと37人と、新年度初めて全員揃って過ごしました。
朝から折紙を切って輪っかを作り繋げています。完成をして、保育者がどうするのか聞いて
みると「誕生日の所に飾る」と。その場所は、お誕生日を迎えた子どもたちが写真を撮る時に使う背景になる所です。
保育者は作ってと今日はお願いしていなかったのですが、子どもたちが進んで
背景をかわいくしたいと思ったのか、おかけで今までより可愛くおしゃれな背景に変身しました。子どもたちから生まれる発想は保育者も勉強になります。
子どもたちの「お誕生日の所に飾る」。この一言に保育者は、「お~」と驚きと感動と
考え方の成長を感じます。
そして今日は地震・火災の避難訓練を行いました。
地震の放送が聞こえると、遊んでいるのはやめてすぐに机の下に潜っています。
放送と保育者の話を聞いてしっかりと行っています。
避難する時にゆり・ひまわりぐみがももぐみのお友達と手をつないでリードしてくれたり
協力している姿が見られます。ここでも成長の一面です。
集まって避難訓練の振り返りをしました。
どこで火災が発生したのか聞いてみると「給食室」と。大正解です。
火災の時に「お・か・し・も」という言葉があるお話をしました。
お・・・おさない
か・・・かけない
し・・・しゃべらない
も・・・もどらない
全部しっかり答えられています。
一つ一つの場面で見られる子どもたちの様子、姿、成長を丁寧に見守っていきたいと思います。(Y.H)
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