◆4月15日(土)の子どもたち
2023年04月15日 土曜日
◆気になる存在 (低年齢)
のんびり時間が流れている土曜日。保育室にはつぼみぐみと2歳児クラスの子ども達が同じ時間を過ごしています。
「おはよ〜」と保育室に入るとたんぽぽぐみの◯ちゃんが『赤ちゃんいるよ』とつぼみぐみの△くんを紹介してくれました。「ほんとだね!◯ちゃんより小さいね」と言うと、なんだかお澄まししてお姉さん力を発揮する◯ちゃん。玩具を渡してあげたりとお世話してあげたい気持ちが増しているようで色々気にかけてくれていました。
たんぽぽぐみの□くんもつぼみぐみさんが気になります。じっと見つめていると□くんが使っている玩具につぼみぐみの☆くんの手が伸びてきました。どんな反応をするのかな?と思っていると☆くんが使いやすいように玩具をスーっと近づけ、遊びが終わるまで見守ってあげる□くん。自分も使いたい気持ちはあるはずなのに☆くんの為にという思いやる気持ちに触れ、驚きと共に嬉しさが溢れました。
遊びの場面はもちろん、他の場面でもたくさんつぼみぐみの存在が気になります。つぼみぐみの♡ちゃんがボールをカプカプ食べようとしていると「何してるの?」と気にし、ボールがどこかへ転がって行ってしまうと急いで追いかけて♡ちゃんの元へ戻してあげたりつぼみぐみの子ども達の食事が始まると『見たい!』と言って見学ツアーも始まりました。
『これ何?』と軟飯を気にし、普段食べている白米との違いに驚愕しているようでした。
自分達が大きくなったからこそつぼみぐみという小さな存在への意識が少し変化しているようです。そんな優しい眼差しを送ってくれる2歳児クラスのお兄さん・お姉さんに見守られ、つぼみぐみの子ども達は自分のペースでゆったり過ごし、お互い良い距離感で楽しんでいるように感じた一日でした。
K・E
◆寄り添う (幼児組)
今日は朝から雨が降っていたため、室内で過ごしました。
それぞれ、電車やブロック、LaQなど好きな遊びをじっくり楽しんでいると、突然年長〇ちゃんが「今日さ、雨降って園庭行けないからお部屋でクモの巣ゲームとか椅子取りゲームしたい!」と提案しに来てくれました。他の子ども達も賛成し、みんなでササッと片付けて、今日は椅子取りゲームをすることに。
今まで何度も経験してきた年中・年長児が率先して椅子を丸く並べてくれたり、「こっちに回るんだよ」とルールを年少児に教えてあげたりとゲームを進めていってくれます。お兄さんお姉さんと一緒に遊べること自体が嬉しそうな年少児は少しドキドキしながらも楽しそうに参加していました。
ですが、いざ椅子取りゲームが始まると、座れないこともしばしばあります。座れなくて毎回悔し涙を流す年少△くん。そんな△くんに、「あともうちょっとだったね」「悔しかったね」と声を掛けて慰めてあげる年中・年長児。そんな関わりがとっても微笑ましく、温かい気持ちになりました。
気持ちを受け止めて共感すること、寄り添うことの大切さを改めて子ども達の姿から学ばせていただいた瞬間でした。
(M・Y)
Posted in 園のこだわり