◆4月14日(金)の子どもたち
2023年04月14日 金曜日
◆新たな挑戦(つぼみ)
今日は園庭にマットを敷いて、その上でみんなで座って遊んでみました。
初めは少し緊張した表情を見せていた子どもたちですが、お部屋で使っているおもちゃを持って来ると、自分から手を伸ばして遊ぶ姿が見られるようになりました。
少し遊んだあとは、カートに乗って園庭をお散歩。
お兄さん・お姉さんの遊ぶ様子を見ながら、今日も気持ちよく夢の中へ。
少しずつですが、子どもたちの世界が広がりを見せていて、近くで遊ぶ友達や保育士の様子が気になるようで、じっと見ていたり、声をあげたりしています。
子どもにとって、新しい発見に繋がるよう、大事に関わって行きたいと感じました。
(E.Y)
◆園庭あそび (ふじ)
今日は黄砂の影響も少ないとのことだったので、園庭に出て遊びました。昨日から園庭の空を元気よく泳いでいる鯉のぼりに負けないぐらい元気に遊びました。
ミッキー体操は、今日は鯉のぼりの下のウッドデッキで進級児の3人が仲良く踊っていました。体操が終わるとウッドデッキから上手に下りていました。高い方のウッドデッキなので少し心配になってしまいますが、さすが1年間遊んだ園庭。危なげなく下りていました。下り方も保育者が伝えたり見本を見せてあげたりとしますが、1番は子でも同志で見て真似るのが1番だと思います。
そんな中、少しずつ子ども達の交流も生まれ、微笑ましい場面に出会える様になってきました。
ひとつ目は新入園児同志の触れ合いです。築山の上で座ってバス通りを眺めていたふわふわの◯くん。そこへまだ不安で保育者の側で遊んでいる◇くんが、◯くんの近くに来ると、自分の見つけた小石をそっと手の上に乗せてあげようとして足元に置いてあげていました。見ているだけで微笑ましい光景でこちらも自然に笑顔になってしまいます。
もうひとつは部屋に戻った時の進級児と新入園児の触れ合いです。わくわく△ちゃんかふわふわの新入園児の☆くんに、向かい合っておままごとのお皿など出してあげて一緒に遊んでいました。△ちゃんが離れた後も☆くんは自然に近くの玩具で遊び始め馴染んでいる様でした。
子どもと保育士の触れ合いもありました。園庭でお散歩カーに乗せてもらった◎くん。部屋に戻ろうと帰って来ると、お散歩カーに乗せてくれた保育士に嬉しくて駆け寄ってそのまま部屋に。着替えも手伝ってもらって安心して部屋での遊びを楽しんでいました。
少しずつ色々な出会いや触れ合いが増えてきて新しい環境にも慣れ始めている様です。あっという間の金曜日、月曜日また元気に会えるのを楽しみしています。(y.n)
◆花とだんご虫 (きく・たんぽぽ)
新年度が始まって二度目の金曜日となりました。新しい環境にもだいぶ慣れ、子ども達らしさが垣間見られるようになり、あれがしたい・これがしたい等の気持ちもたくさん伝えてくれています。最近の一番の気持ちのアピールポイントは給食のおかわりの時間…一人が『おかわり〜!』と口火を切ると、これでもかと『おかわりちょーだい!』の合唱が始まります。勢いが良すぎる時もありますが、自分の気持ちを出せることに嬉しさも感じている今日この頃です。
以前、ミッションで行った園庭での虫探し。入れ物を変え、そして虫もダンゴムシに限定して今日も虫探しにチャレンジです。そして今日はお花探しというミッションも加わりました。
2チームに分かれてそれぞれのミッションに取り掛かり、ダンゴムシチームは日々行っているので子どもたちにとっては朝飯前のようなもの。ですが、まだ暖かくなってきたばかりだからなのかやっぱりなかなか見つかりません。どの辺りにいるのかは分かっているのに悔しいものです。そんな中、今日は三匹のダンゴムシを発見。『いたー!』と叫ぶ〇くんと△くん。みんなも釘付けになってダンゴムシを見つめていますが誰が捕まえるかが問題です…みんなが捕まえたいではなく、みんなが怖くて触れないのです。『先生~(どうぞ)』と保育士の手を引っ張ります。『☆くん触れないかな?』と尋ねるとはっきりと『うん!』と一言。潔い返事に好感も持ちました。保育士が容器にダンゴムシを入れるとみんなで覗き込みます。容器の中には土と枯葉がすでに入っていたのでダンゴムシは嬉しそうに土の中へ潜って行くと『あーいない!』と慌てる子どもたち。保育士がかくれんぼしてるねと呟くと『もういいかーい?まーだだよー!』と歌い始め、ダンゴムシが出てくると歌を止めてまた釘付け。また潜ってしまうと枝を使って探して探してみたりとまるで宝探しをしているかのようにわくわくした表情を浮かべていました。
「ダンゴムシさんビックリするから優しくね」と伝えると『(そうだよ)ね!』と同調してくれる◇ちゃん。みんなに『しー!』と声を掛けてくれていました。
お花探しチームは♡ちゃんが生け皿を大事に持ち、保育士と一緒に探してくれています。周りで数人の児がお花探しに精を出し『あった!』と嬉しそうに報告。『♡ちゃんのお皿に入れてきてあげてね』と言うと得意げに入れに行き、それを受け取る♡ちゃんはとても嬉しそう。みんなの協力のおかげで沢山のお花が集まりました。
ダンゴムシ(大きかったので運んだのは保育士です)もお花も部屋まで大事そうに持っていき、見守るその姿になんだか嬉しさを感じました。こういう経験と共に生き物や植物への愛情が育まれていくと素敵だなと思いました。
K・E
◆遊びの発展 (うみグループ)
新年度になり約2週間が経過しました。
少しずつ新しい環境に慣れ異年齢での関わりも増えるなど、年少組も好きな遊びを見つけ集中して取り組んだり、友だちや保育士に声をかけたりと積極性が出てきたように感じます。
今後も安心感を大切に、1人ひとりが居場所を見つけ主体的に過ごせる環境や関わりを大事にしていきたいです。
ビー玉遊びやピタゴラスイッチは現在大人気で、自分たちで考え工夫しながら様々な構成を楽しんでいます。思った通りにビー玉が転がると歓声を上げ、学年入り混じって笑い合ったり話し合っている姿が多くなってきました。遊びを共有することで深まっていく子どもたちの関係性が今後も楽しみです。
年長女児が昨日の夕方に行ったデカルコマニーを蝶々型に切っていました。
それを見た年少〇ちゃんが「蝶々はお花が大好きだよね」と言ってチューリップを折り始めようとしました。でも作り方が分からない〇ちゃん。するとお姉さんたちが折り方を伝え、無事にチューリップが出来上がり作った花と蝶々で遊び始めました。
それを見た年中児が今度は蝶々に触角をつけ始め、更に年少児が真似をして同じように付け出し素敵な蝶々がたくさん出来上がりました。
そんな風に遊びが発展したり広がりを見せ、お互いに影響を受け合っている子どもたち。その姿を大切に見守っていきたいです。
O・Y
◆豪華なお部屋(にじグループ)
「なんかお部屋が変わってるー」
「おぉー豪華〜!」
嬉しい反応が見られました。
にじグループのお部屋のレイアウトが変わりました。
ベランダに続く階段スペースは、絵本ゾーンへ。
階段に座ってゆっくり絵本をみたり、寝転がって友だちと絵本を見たり。机に玩具を持ってきて年長、年中児が遊んだり、じっくりお絵描きを楽しむ姿。積み木やカプラを組み立てて遊んでいる年長児の横で、年少児が電車遊びをしたり。
玩具は変わっていませんが、今までと配置が変わったことによって、椅子に座ってじっくり遊ぶ姿や何があるかなとお部屋の中を見て回ったりと、今までと同じようでちょっと違った子どもたちの姿が垣間見られました。
朝の集まりでは、毎週金曜日のお片付けのお約束と合わせてみんなで室内ツアーもしてみました。
絵本ゾーン、造形ゾーン、LaQやおままごと、電車や積み木の場所などそれぞれのゾーンでの遊び方や使い方を子どもたちと確認し合いました。
レイアウトを変更したことでどんな子どもたち同士の繋がりや遊び方が見られるか楽しみです。
子どもたちの姿に合わせながら環境の設定を考えていきたいなと感じます。
今日は園庭遊びに行くことができました。
昨日は黄砂で園庭遊びができなかったため子どもたちも「やったー!」と大喜び。
園庭では、大きな鯉のぼりが風に揺られて泳いでいるのを「鯉のぼりだー!」「大きいー!」と嬉しそうに見上げていました。虫探しにも夢中になっていて、アリや大きなミミズに幼虫。子どもたちの生き物への好奇心が感じられる時間でした。(O.Y)
◆あり (そらグループ)
「先生見て〜」と言うこども達の右手には割り箸が握られていました。
割り箸?
と左手に目線をやると丸い型紙が握られていました。
「何か作ってるの?」と問いかけると、
「うん、すごいやつ作ってるの」ともも組の◯君が言います。
「私も持ってるよ」
と年長児の◯さんの右手には、やはり割り箸でした。
しかし、その割り箸の先には蝶々がいました。
※蝶々の塗り絵を切ったもの
綺麗な色彩と、綺麗に切り取られたそれは、こども達が一生懸命に時間をかけた過程が想像出来ました。
切るの大変だったでしょう。
塗るの大変だったでしょう。
そう思ってしまいましたが、大変だけど楽しかったという気持ちの方が上回っているのだろうという事がこども達の姿を通して感じられます。
「見て、飛んでる」と割り箸を上下に揺らしていました。
そんな姿から、朝の集まりでは簡単な制作の時間を設けてみました。
※ストローと画用紙とテープ、シール、クレパスを使った簡易的な活動です
魚型に切った紙を見て、
「あ、魚だ」
白シールに黒シールを貼って、
「あ、目だ」
それを魚型の紙に貼って、
「あ、鯉のぼりだ」
それをストローに貼り付けて、
「あ、泳いでる」
集まり前の「こいのぼり」の歌からすぐにインスピレーションを得た様です。
説明は良いから「早くやりたい」とこども達が言いました。
そこから先は、こども達同士で教え合い、こども達同士で刺激し合い、真似したり、インスピレーションを得たり…etc。
「こんな模様にしたよ」
「私は鱗描いた」
「しましまにしたの」
模様さえそれぞれ個性が表れています。
「仲間つくりたい」
の声が次に聞こえてきました。
「もっと欲しい」
の声が聞こえたら、漸く自発的、主体的な姿のスタートです。
そこから先は自分達次第です。
勿論、どうやるの?教えて?には丁寧に寄り添います。
全てやってあげるのは簡単なので、その幅を個々に合わせていきたいと思います。
そうすると、順番待ちが起き、必然的に待つ
時間が設けられます。
その時間をどう有効活用するのか。
年長児や上手な仲間に教えてもらうのか?違う遊びをして待ってみるのか?
こどもが「待つ」事に対してどう「行動」するか。
保障と提案を大切にしたいと感じます。
園庭ではアリ探しに夢中です。
アリの巣キットには沢山の蟻たちが…。
でも様子がおかしいです。
次々に動かないアリが出てきました…。
あれ?どうして?
また新しい不思議は来週のお楽しみです。
※誕生会も行いました。
ママのどんなところが好きですか?の質問にしばし沈黙。
10秒後…
「めがね」
と答えた◯さん。
k★y
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