◆4月13日(木)の子どもたち
2023年04月13日 木曜日
◆いろんな人(つぼみ)
「今日は園庭に出ないでください」と朝連絡が来ました。中国からの黄砂が飛んできているのででないでほしいとのことだったので室内で過ごしました。
今日はふじのふわふわ(低月齢)の子達と室内の同じゾーンで遊びました。笑顔も増えてきたのですが、不安になると泣いてしまう子ども達。保育士にしがみついてみたり、近くの物に手を伸ばして遊んでいます。泣きながらも色んなものに興味を持ち遊ぼうとする子ども達はとても頑張っているんだろうなと感じます。
色んな環境の変化の中でお父さんお母さんや兄弟、おじいちゃんおばあちゃん以外に、新しく一緒にすごす友達や保育士の存在があり、今までの空間とは違っていろんな声が聞こえてきます。そんな変化や刺激もありながら子ども達が気持ちよく過ごせるように関わっていきたいなと感じます。
(K.E)
◆室内で遊びました(ふじ)
黄砂の影響で、今日は室内で過ごすことになりました。
朝おやつを食べ終わった児から、わくわく・きらきら・ふわふわグループそれぞれの保育室に分かれて遊びます。
わくわくグループは集まって絵本の読み聞かせをしました。
保育者が絵本を見せるとその周りに集まって座ってくれます。保育者とのやりとりを楽しみながら聞いている姿が可愛くてパシャリ。廊下に出て遊ぶ事を伝えると、喜んで移動する子ども達でした。
わくわくグループの子ども達は音楽が好きで、『はたらくくるま』などの音楽をかけてあげるとノリノリでした。泣いていた新入園児の子も、泣きやんで遊ぶ事ができました。
きらきらグループはおひさま広場で遊びました。
きらきらグループの新入園児の子たちは、園庭に出ると気持ちが切り替わり泣き止んで遊ぶ子が多いのですが、今日は園庭に出ることができないので外を見ながら残念な様子。
おひさま広場に移動すると少し気分転換になり、泣きながらもボールを抱っこしたり、ソフトマットを登ったりしながら遊んでいました。
ボールを投げるときに「そーれ!」「おー」と言葉を出そうとする姿もありました。
廊下から聞こえるわくわくグループの楽しそうな声に気付き、廊下の方が気になっている児もいました。
ふわふわグループはふわふわの保育室で過ごしました。
保育者の膝の上にいると落ち着き、泣き止んで自ら遊びはじめました。ぐいぐい歩いてつぼみ組の方までいく児もいました。
安心できる保育者を求めて落ち着いて過ごす姿が見られ、嬉しい思いです。
M.S
◆クレヨンあそびと絵の具あそび (きく・たんぽぽ)
今日はとても良い天気です。園庭に出ようと思ったのですが、黄砂の影響を配慮して室内で過ごすことにしました。きく組、たんぽぽ組はそれぞれの部屋で、それぞれの活動になりました。
園庭に出たら虫探しをしたいと思っていたので、チョウとカタツムリのぬりえをしてみました。絵をみて「でんでんむし!」と手をのばした○ちゃんは、薄橙色と緑色でクルクルとぬっていました。カタツムリの色のイメージと葉っぱの印象と仕上げにかわいくピンク色も加えていました。同じくカタツムリを選んだ□ちゃんはカタツムリの目玉をクリクリっとぬっていました。歌や絵本からのイメージを膨らませていたのかもしれません。
チョウを選んだ△くんは「紫のちょうちょ。」と、紫色が中心のアゲハのようなチョウ。▲ちゃんは色々な色をチョウの形からはみ出さないでぬっていました。
いつも見ているチョウやカタツムリの、それぞれの印象や好きなところが知れたようで、楽しいぬりえ遊びになりました。
後半は廊下できく、たんぽぽ組一緒に遊びました。ローラーはしごの上を歩いて渡り、小島を渡るミニミニ冒険や、ロフトにのよじ登ってからのジャーンプ。ボールのプールで休憩をしていると、ザバーっとボールのシャワ―がかかってきたり、と体をいっぱい動かして遊ぶことができました。
室内でじっくりと好きな遊びをたのしんだ後は、元気いっぱいに体を動かして、歓声をあげていた子どもたちでした。やはり最後は達成感を得られることなのだなと感じました。(F.S)
◆試行錯誤 (うみグループ)
今日は黄砂飛来ということで園庭には出ず、室内でじっくり好きな遊びを楽しみました。
先日行った草花あそびでたくさんの作品が出来上がったのですが、日が経つにつれどんどん草花が萎れていました。せっかくみんなで摘んだ草花だったため、捨てるのは勿体なく何かに使えないかなと悩んでいたところ、年長〇ちゃんと△ちゃんが気になったようで「何やってるの?」と集まってきました。
「お絵描きしてそこにお花を貼るのはどう?」と提案してみると、「いいね!」と二人が賛同してくれ、使いやすいように花の部分と茎を分別することに。そして、花の種類ごとに、色ごとに細かく分別してみると「このピンクの花多いね!」「花の形違うね」などと摘んでいるときには気付かなかったであろう発見がたくさんありました。
分別作業を終えたら、ダンボールにマジックペンで好きな絵を描いてもらいました。ワンピースや蝶々、ママとパパの顔、〇や△など…自分の思うがまま自由に描き進めていました。
描き終わったら、好きな花を一つずつボンドで貼っていきます。花が萎れてしまっているため、ほとんどが小さいサイズで細かい作業となったのですが、黙々と真剣に取り組んでいました。「こっちがいいかな?」「やっぱりこれにしよう…!」などと花の大きさや色、形、配置を考えている姿も見られ、ステキなものを作りたいという意欲が伝わってきました。
室内では他にも、ビー玉転がしに夢中になっている子どもたちの姿があります。既存のビー玉転がし用の積み木だけではなく、牛乳パックやトイレットペーパーの芯といった廃材や机、板など室内にあるものを上手く利用し、友達と一緒にビー玉コースターを試行錯誤しながら作り上げていました。
これからも子どもたち自身の発想を大切に、「作りたい」「やりたい」意欲を満たせるような素材、環境を提供していきたいと感じさせていただきました。
(M・Y)
◆あげようかなぁ…(にじグループ)
黄砂がひどくなりそうだと、情報がありました。戸外で遊ぶのは難しいとのこと。このところ、戸外を駆け回ってきたので、室内でたくさん楽しみました。
「きんぎよがにげた」の絵本からきんぎょがにじグループににげました。8匹のきんぎょ、みんなでさがしますが、やっぱり年長さんがはやいことはやいこと。すぐに見つけてきました。ももぐみさん、きく.たんぽぽ組さんで経験してきましたが、悔しい気持ちでいっぱいです。
2回目。やっぱり手には入りませんでしたが…欲しくて泣いてる子を見つけた※ちゃん
「あげよっか…」
と手渡ししようとおもいましたが
「いらないもん」自分で手に入れたかったもも組の◎ちゃんは、素直には受け取れません。
しょぼんとした表情の※ちゃんですが、周りの友だちが
「どんまい」「やっぱり見つけたかったんじゃない」など色々言葉をかけてくれます。
友だちっていいですね。改めて感じます。色んな出会いを、色々な色に変えてくれます。
大人の言葉より、浸透していくような気がしています。
友だちの輪が、みんなが伸び伸びと気持ちよくいられるようにと願って見守っていきたいと思いました。U.A
◆ジャンケンと自由画(そらグループ)
朝の集まりや寝る前に絵本の読み聞かせをしています。
子どもたちが読み聞かせが好きだというのもそうですが、
場面の切り替えであったり、心が少し落ち着く時間を作ることが狙いでもあります。
「動・動・動」の生活より
「動・静・動」の生活の方が
気持ちや身体をリセットすることが出来ます。
今日も、朝の集まりの声掛けをすると「先生〜、今日の絵本選んでもいい?」と△ちゃんが声を掛けてくれました。
リクエストを受けたじゃんけんの絵本を読むと、「じゃんけんしたい!」の声が…
○勝ち抜きバトル
(あいこと負けの人は座り勝った人が残っていくバトル)
○ジャンケン列車
をしました。
ジャンケン列車は負けた人が勝った人の後ろへ繋がっていくゲームです。1回戦で負けた人は悔しそうな顔をして「もっとじゃんけんしたかった、、」と呟きますが、自分の列車の先頭の子がじゃんけんする時には「がんはれ」「絶対勝ってね」と自分の時以上に応援する姿が見られました。
例え、自分の列車が負けても次はくっついた先の列車が…と気持ちをシフトし、ポジティブにポジティブに考える子どもたちの心情は見習わなければいけないものですね。
もちろん時には"負けたくない"気持ちも必要になってくる場面もあると思いますが、今日みたいな気持ちの有り様も同時に大切にしていきたいなと感じます。
また今回勝ち抜いたのは1回戦がひまわり、2回戦がもも。
ももが上のお兄さん・お姉さんに勝てるものは限られてくると思うのでジャンケン(運勝負)ならではの結果になったなと思いました。
今日は、黄砂の影響で園庭遊びは控えました。その為、室内遊びになったのですが、室内ならではのゲーム遊びや制作などレパートリーをたくさん用意していければと思います。(I・K)
Posted in 園のこだわり