◆4月12日(水)の子どもたち
2023年04月12日 水曜日
◆泣いている訳は(つぼみ)
朝の受け入れでは泣かなかったのに朝からつぼみ組は泣き声が響いています。
それには訳があるのです。
その1:入園初の身体測定。
洋服を脱ぐだけでも不安なのに看護師がやって来て身長測ったり体重測ったり・・寝転がるってやだよ そんな心の叫びです。
その2:手形と足形を取りました。
入園早々の手形と足形が追々必要になってくるものですから・・・保育者目線で ごめんね。
その3:お天気が良くて園庭に出たのですが、どうやらお散歩カーに乗るのが嫌だったようで・・ベビーカーの方がよかったかな?
その4:トランポリンに乗って楽しそうに笑顔だったのですが、ふじ組の子がジャンプしたものだから急に揺れた びっくりしたよ。
こんな感じで泣いてしまいました。
でも涙にはちゃんとした理由があってその理由が解消されるとまた笑顔が出てきます。
気持ちの切り替え方が上手で、心地良く過ごせることに安心している表情に気持ちの通わせ合いを感じました。
入室するとすぐ給食ですが食べ始めてすぐにウトウトウト・・・そして「ふぇー。」と泣き出した♡くん。ちょっと遊びすぎたようで眠くなってしまいました。
抱っこしながら何とかごはんを少量食べてそのまま布団に横になりました。
泣いているのには訳があります。
生活してるのだから色んな事があります。その涙の訳に寄り添っていくから安心して泣いてください。
と思います。(N・S)
◆自然と集まってきます (ふじ)
朝のおやつ後の「園庭に行こうか」という保育士の言葉を、待ってましたとばかりに靴下を探しに行く進級児達の姿があります。
「お片付けもよろしくね」と言われて張り切る☆君。あっちの玩具もこっちの玩具も次々にかごにいれていきます。
そして、すべて入れ終わり満面の笑みで保育士に近付きアピール。
「ありがとう」と言われることも嬉しくて、またまた笑顔。
こんなに小さくても、相手が嬉しいと思うことをしっかりと感じ取る姿にこちらも嬉しい気持ちにさせられます。
園庭に出ると、自然と子ども達が集まる場所があります。
そのひとつの砂場。泣いていても、砂場の上に着地するとなぜだか砂を触りたくなるようです。
そして、自然と笑顔が増えていきます。
そして、園庭奥の築山の上も同じく笑顔が増えていきます。
道路を走るバスやトラック、ミキサー車がよく見えることで気も紛れてしまうようです。
これから毎日過ごすこの場所で、もっともっと楽しい場所を見つけていってもらえたらと思います。(M.C)
◆やってみたいがいっぱい(きく、たんぽぽ)
今日は、新年度初めての新体測定。保育士が言ったように脱いで待っていてくる児、場所に集まってくれる児、ふじ組の時は泣いて嫌がっていた児が、泣かずに待っていてくれたり、昨年には見られなかった姿が見られました。
進級と一緒に子ども1人1人、成長していました。
園庭では、自分で、挑戦してるもの、興味ある遊びに取りかかろうと、個々に散らばり始め、少しサポートを受けようと保育士を待っている姿がちらほらと、見えました。
太鼓橋の⭐ちゃんは、自力で出来る力はあるのですが、最初の所だけ足下が安定出来るように、触れてあげるだけで自信をもつと、上へ上へと進み、自信たっぷりです。
ひとつ出来ると次の事に挑戦したくなるものです。
※くんが、先に進み、クライミングもやることを知ると、焦る気持ちが強くなります。
「⭐ちゃんもー」と言い、先にやった※くんのようにやりたいけど、なかなか思うようにはいきせん。手と足の位置を置いて動いてみるものの、なかなか⭐くんのようには行きません。
力が尽きて、途中で降りて、そうこうしているうちに、次々にチャレンジャーが「やりたい」と集まってきました。
何人かを、見送り再び⭐ちゃんも挑戦。
途中まで行くのですが。今日は止めてまた明日やろう。と言って次の遊びへ向かいました。
色々な経験を経て、嬉しい、悲しい、悔しいを知っていき、次の糧になります。
虫探している児も、沢山いました。皆も興味深く観察していました。S/A
◆信じて見守る(うみグループ)
今日も朝から、子どもたちの期待、やる気に満ち溢れた元気な声がたくさん聞こえてきます。
新しい環境にも少しずつ慣れてきたようで、主体的に遊びを見つけることはもちろん、異年齢を含めた子ども同士の関わり合いも増えてきました。
新年度になりまだ日は浅いですが、このような子どもたちの姿、笑顔が増え嬉しい気持ちでいっぱいです。
今日は、室内、園庭遊びを行いました。
室内遊びでは、ビー玉遊びやおままごと、積み木や線路を使った街作り。園庭では、花や石集め、虫探しなどの季節ならではの遊びが主体的に行われていました。
ブロックゾーンでは、年少から年長までの数名が電車遊び。
「僕は新宿線にする」「僕は新幹線にするね」「橋とトンネル作るね」などと協力して線路を組み立てていきます。
途中、電車の数や線路をどのような形にするか等をめぐって互いの気持ちを主張しあう場面もありましたが、最終的には皆笑顔で電車を走らせていました。
集団生活の中では、気持ち、考えの違いからトラブルが生じることもありますが、自分の気持ちを言葉で伝えてみることや相手の気持ちに気づくことなど、子どもは、子ども同士の関わり合いの中で社会性を育み合っているということ。また、自ら学び、成長しようとする子どもの妨げにならないよう「子どもの成長を信じて見守る」ということの大切さを改めて感じた瞬間でした。
(T.N)
◆みんななにしているの?(にじグループ)
ティッシュペーパーを四つ折りにして、ペンでお絵描きしている年長女児がいました。水族館や博物館を描いたそうです。
描いた絵のティッシュを広げるとペンが写り綺麗なことに感動していました。
それを見ていたのは年中女児です。広げたティッシュに色鉛筆で描いてみますが、ティッシュは破れるばかりで全然描くことができません。悩む年中女児です。
そこで朝の集まりにみんなでそのティッシュに描く遊びを共有してみました。
年長女児がどのペンで描くのかやり方を教えてくれると、新たな発見をした様子の年中女児です。
集まりが子どもたちの遊びの共有の時間となり、遊びが広がっていくといいな、と思います。
今日の朝の集まりでは、何人かの児に今日何をしたいか発表してもらいました。
昆虫さがしがしたい
こいのぼりが作りたい(他児がつくったこいのぼりも共有、見せあいました)
ティッシュにお絵描きがしたい
・・・
そんな中、誰かが発表すると、「わたしも、ぼくも一緒にやりたい!!」と手を挙げてくれる児がたくさんいました。
友だちの遊びに興味をもつ大切な時間になったように思います。
e.y
◆ポスト作り(そらグループ)
「先生、お手紙です」
と、お手製のお手紙箱(ティッシュの空き箱)の中から保育者宛の手紙を出して手渡しています。
「この中には色んな人の手紙が入ってるんだ〜」
と話す○くんの箱の中にはたくさんの手紙が詰まっていました。
そんな○くんに聞いてみました。
保:「ポストって知ってる?」
○:「知ってるよ〜お手紙入れて届けてくれるんだよね」
保:「正解!○くんの手紙が届くようにポスト作ってみない?」
○:「いいね!たくさん手紙が入るのがいいな」
・・・・・
と話が進み、どんな箱がいいかな〜と部屋を探し水の箱にしようと決まりました。
「ポストは赤だから赤くしようよ」
と○くんの頭には道端で見るあのポストがイメージされているようです。
赤くする方法は赤画用紙をノリで貼ったり、赤いクレヨンで塗ったり様々です。
「何してるの〜」と女の子が数人やってきて、○くんは意気揚々に何を作っているのか、今は何をしている途中なのか、説明をし数人を仲間に入れ共同制作が始まりました。
朝の集まりでも発表したいという事だったので、紹介をしています。
「わたしも赤くしたい」
「お手紙書いて入れてもいい?」
「私、字かけるからパパとママに書く!」
と聞いていた子達も手を挙げて、身も乗り出して"やりたい"を全身で伝えていて、○くんも「えぇ〜、、じゃあいいよ、、(照)」となんだか恥ずかしそうに返事をしています。
今後ポストが出来上がり次第、子どもたちからの手紙が入ってきます。
書いた人は、お迎えの時に書いたことを伝えてねとも話してあります。
どんな手紙が届くのか楽しみにしていてください。
(I・K)
Posted in 園のこだわり